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「神幸祭」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で4月15日(日)に開催されます「神幸祭」です。

 「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「下総国一之宮」、「旧官幣大社」、「全国」の「香取神社」の「総本社」です。
 「香取神宮」の「御祭神」は「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」(又の「御名」は「伊波比主命(いはひぬしのみこと)」)です。
 「香取神宮」「御祭神」の「経津主大神」は、「天照大神」の「命」のもと「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」とともに、「大国主命」に「国譲り」を迫った「神」として「日本書紀」に記されています。
 (「古事記」には、その名の「記述」がありません。)

 「香取神宮」の「創建」は、紀元前643年、「肥後国造」の「一族」だった「多氏」が「上総国」に上陸し、「開拓」を行いながら、「常陸国」に「勢力」を伸ばしました。
 この際、「出雲国」の「柘殖氏族」によって「農耕神」として祀られたのが、「香取神宮」の「起源」とされています。
 「香取神宮」は、かつては「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)と共に「蝦夷」に対する「大和朝廷」の「前線基地」であり、平安時代には「神宮」の「称号」で呼ばれていました。
 「延喜式神名帳」によりますと、「伊勢神宮」・「鹿島神宮」・「香取神宮」の「三社」のみだそうです。

 「香取神宮」は、古くから「国家鎮護」の「神」として「皇室」からの「御崇敬」がもっとも篤く、上記のように「神宮」の「御称号」を以て奉祀されており、中世以降は「下総国」の「一宮」、明治以後の「社格制」では官幣大社
に列し、昭和17年、「勅祭社」に治定され今日(こんにち)に至っています。
 「香取神宮」は、「奈良」の「春日大社」、「宮城」の「鹽竈神社(しおがまじんじゃ)」を始めとして、「香取大神」を「御祭神」とする「神社」は「全国各地」に及んでいて、広く「尊崇」を集めています。
 「香取神宮」は、一般からは「家内安全」、「産業(農業・商工業)指導の神」、「海上守護」、「心願成就」、「縁結」、「安産の神」として深く信仰されています。
 さらにその「武徳」は「平和・外交」の「祖神」として「勝運」、「交通安全」、「災難除け」の「神」としても「有名」だそうです。

 「香取神宮」は、12万3千平方mに及ぶ「広大」な「境内」には「老杉」がうっそうと茂る「千葉県」の「県天然記念物」に指定されている「香取の森」で、「別名」「亀甲山」と呼ばれる「森」の中に鎮座しています。
 「香取の森」には、「四季折々」の「花」が咲き、「風情」ある「散策スポット」となっており、「春」の「桜」、「夏」の「新緑」、「秋」の「紅葉」と「四季」を感じる「荘厳」な「風格」ある「空間」が広がっています。
 今時分、「香取神宮」では「桜」が咲いており、「香取神宮」の「桜」は「美人桜」と呼ばれ、「香取神宮」「境内」には「染井吉野(ソメイヨシノ)」、「ボタンザクラ」、「大島桜」、「山桜」などのたくさんの「種類」の「桜」が「花」を咲かせます。
 「美人桜」の「競演」を「比較的」長い「期間」楽しめるそうです。
 (幾度かの「爆弾低気圧」によりある程度「桜」は散っているようです。)

 「神幸祭」は、約800年前から伝わる「祭事」で、「香取神宮」の「御祭神」である「経津主大神」が「東国」を平定した際の「様子」を模して行われ、「氏子」が平安時代さながらの「装束」を「身」にまとい、「行列」を組んで「神宮」の「周り」を歩く、「香取」の「神さま」が「年」に一度「里」に下りられる「祭事」です。

 「神幸祭」では、上記のように「香取神宮」「氏子」約200名が平安時代さながらの「白丁」・「黄衣姿」で「行列」を組んで「神宮」の「周り」を練り歩きます。
 「行列」は、主に「甲冑武者」の「装い」や「盾(たて)」・「矛(ほこ)」を持つ「人」、「御神輿」を担ぐ「人」など、「総勢」約200人で、途中、「香取神宮」「表参道入口」の「駐車場」で「祭典」を行い、「香取神宮」「社殿」へ戻ります。
 また「神幸祭」の「祭典」前には、「千葉県」の「県指定無形文化財」に指定されている「香取神道流」の「奉納演舞」や、「おらんだ楽隊」の「演奏」なども披露されます。

 「香取神宮」で行われる「時代絵巻」さながらの「伝統的行事」「神幸祭」は、「例年」3万人の「人出」で賑わうそうです。
 なお「香取神宮」で12年に一度、「午年」に行われる「式年神幸祭」では、3000人にも及ぶ「氏子」が「甲冑」そのほかの「歴史的装束」で約4kmの「大行列」を組み、圧巻なのだそうです。

 「春」まっさかりの「香取神宮」で催行されます約800年前から伝わる「祭事」「神幸祭」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「神幸祭」詳細

 開催日時 4月15日(月) 13時〜

 開催会場 香取神宮 香取市香取1697

 問合わせ 香取神宮 0478-57-3211

 備考
 「香取神宮」「神幸祭」前日4月14日(土)には「香取神宮」「例祭」(2012年4月13日のブログ参照)が催行されます。
 「香取神宮」「例祭」は、「香取神宮」の「年間祭典」の中で、最も「重儀」を以て斎行する「祭典」だそうです。
 「香取神宮」「例祭」は、「天皇陛下」からの「御幣物」を奉じ、「皇室」、「国家」の「安泰」と「国民」の「安寧」を祈願する「祭典」で、「祭典中」、「香取神宮巫女」による「悠久の舞」を奏すそうです。













| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1613 |
| 地域情報::香取 | 10:15 AM |
「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」(酒々井町)
 本日ご紹介するのは、近隣市「酒々井町(しすいまち)」にある「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」です。

 「酒々井町」は、「千葉県」の「北部中央」に位置し、「印旛郡」にある「まち」で、2010年「印旛村」・「本埜村」の「印西市」編入により、「印旛郡」は「栄町」と「酒々井町」のみとなりました。
 「酒々井町」は、上記のように「千葉県」の「北部」の「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)に位置し、「東京都心」から50kmの「圏内」にあって、「北西部」には「印旛沼」、「東南部」には「北総台地」(下総台地)を配し、「緑」豊かな「自然環境」と「温暖」な「気候」に恵まれています。

 「酒々井町」の「特徴」ですが、「交通体系」が充実しているということがあげられます。
 「酒々井町」は、「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)の10km圏内に位置し、「鉄道」は、「3線4駅」あり、「JR酒々井駅」(JR成田線)、「JR南酒々井駅」(JR総武本線)、「京成酒々井駅」、「京成宗吾参道駅」があり、「道路」も「国道51号線」、「国道296号線」が交差しているほか、「県道」が「3路線」、さらに「東関東自動車道」が「町南部地域」を通過しており、「酒々井IC(インターチェンジ)」の「設置」が決定され「事業」が進められています。
 「酒々井町」は、これらの「交通網」により、「県東部」、「千葉市」、「東京方面」への「アクセス」が大変「便利」な「位置」にあります。

 「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」は、「潤い」と「健康」をもたらす「ハーブ」を、より多くの「人」に慣れ親しんでもらおうと「開園」された「観光施設」で、「観賞用ガーデン」は常時「開園」しておりますので、鑑賞できるそうです。
 「酒々井町」では、「ハーブ」を「特産品」にしようと「商品化」に向けた「研究」を重ね、「ハーブのまち酒々井」をPRするために作られた「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」は、その「試験栽培」を兼ねた「町営施設」として運営されており、「本格的」な「ハーブ園」となっています。
 「園内」を散策して「ハーブ」の愛らしい「花」を見たり、触れたり、「個性的」な「香り」を体験しながら、「自分の好み」の「ハーブ」を探せる「施設」なのだそうです。

 「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」は、上記のように「酒々井町」が管理している「施設」で、1800平方mの「敷地」に「世界各種」の「ハーブ」150種を植栽しています。
 「春」から「秋」にかけてそれぞれの「季節」の「ハーブ」の「花」や「香り」を楽しめますが、特に「5月下旬」〜「6月中旬」、「9月中旬」〜「10月中旬」が「見頃」です。
 「ガーデンハウス」内では「苗」の「直売」を「ハーブショップ」では「加工品」の「販売」や「ハーブティー」の「サービス」を行っています。
 「ハウス&ショップ」では、上記のように「ハーブ苗」及び「ハーブジャム」、「ハーブクッキー」、「ハーブティー」、その他「ハーブ関連商品」を多数揃えているそうです。

 「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」では、「酒々井町」の「土壌」と、何より「手入れ」がよく、どの「ハーブ」もこんもりと大きな「株」に育ち、「季節ごと」の「香り」が心地よく、珍しい「ハーブ」はもちろん、「身近」に見かける「ハーブ」の「自然本来」の「姿」が分かり、「ガーデニング」をやる「人」にはいい「勉強」になるそうです。
 「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」で特に「目」を引くのが新しい「ハーブ」の「デイ・リリー」で、1日だけ咲く「ゆり」のような「花」というのが「語源」といわれています。
 「デイ・リリー」は、見た「目」にも美しい上、「ビタミン」・「鉄分」を「豊富」に含んでおり、「スープ」や「炒め物」等の「食用」として利用されているそうです。

 「ハーブのまち酒々井」をPRするため150種類以上の「ハーブ」を植栽した「本格的」な「ハーブガーデン」「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」。
 この機会に「酒々井町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」詳細

 所在地  印旛郡酒々井町墨1549-1

 開園時間 10時〜16時

 休園日  毎週月曜日 12月〜3月末まで冬季休園

 入園料  無料

 問合わせ しすいハーブガーデン 043-496-1171
 しすいハーブガーデンショップ 043-496-4909

 備考
 「しすいハーブガーデン」「ハーブの丘」では、「雨天」の「場合」など都合により「ハウス&ショップ」を休むこともあるそうですので、事前にお問い合わせ下さいとのことです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1612 |
| 地域情報::成田 | 10:37 AM |
「第17回そうさチューリッブ祭り」(匝瑳市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「のさか花の広場」で4月7日(日)〜21日(日)の期間開催されます「第17回そうさチューリップ祭り」です。

 「匝瑳市」は、「千葉県」「北東部」の「市」で、2006年(平成18年)1月23日に「八日市場市」と「匝瑳郡野栄町」が合併して誕生、発足時の「人口」は約4万2000人でした。
 (現在は39590人(平成24年3月31日現在))
 「匝瑳市」という「名称」を「選定」した「理由」ですが、「八日市場市・野栄町合併協議会」において、15歳以上の「住民」を「対象」に「両市町名」の「名称」を除いて行った「アンケート調査」で「1位」であったこと、また「両市町」の(旧)「郡名」でもあり「住民」が共有して「一体感」の持てる「名称」であったことから決定したそうです。

 「匝瑳市」は、上記のように「千葉県」「北東部」に位置し、「首都」「東京」からは70km圏、「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)からは「車」で30分の「距離」にあります。
 「匝瑳市」の「中心部」を「JR総武本線」と「国道126号線」が「東西」に走り、「成田方面」とは「国道296号線」で結ばれています。

 「匝瑳市」の「総面積」は、101.78平方kmで、「緑」豊かな恵まれた「大自然」と「歴史」のある「まち」です。
 「匝瑳市」の「北部」は、「谷津田」が入り組んだ「複雑」な「地形」の「台形部」となっており、「里山」の「自然」が多く残されています。
 「匝瑳市」「南部」は、「平坦地」で「市街地」を除いてほとんどが「田園地帯」となっており、「白砂青松」の続く「九十九里浜」(九十九里海岸)(2012年5月11日のブログ参照)に面しています。

 「のさか花の広場」(2012年3月20日のブログ参照)は、「匝瑳市」「今泉」にある「チューリップ」が咲き誇っている「おすすめスポット」です。
 「のさか花の広場」では、「チューリップ」7万本が4月上旬から4月中旬に「見頃」を迎え、「見頃」を迎える4月に「チューリップまつり」が開催されています。
 ちなみに「チューリップ」は、「匝瑳市」の「花」として平成18年10月31日に決定しています。

 「そうさチューリップ祭り」は、旧「匝瑳郡野栄町」で行われていました「のさかチューリップまつり」として平成9年(1997年)から始められ、「野坂いきいき農業塾」の「主催」する「お祭り」でした。
 当時から「チューリップまつり」期間中の「日曜日」に「イベント」が行われ、「イベント」では、「野栄太鼓」を聞きながら「餅投げ大会」・「ミニ動物園」・「ビンゴ大会」なども行われ一日楽しく過ごせ、旧「野栄町民」はもとより「近隣」からま多くの「見物客」が訪れていたそうです。

 「匝瑳市」の「春」の「訪れ」を告げる「第17回そうさチューリップ祭り」は、上記のように4月7日(日)から21日(日)の「期間」開催され、「会場」の「のさか花の広場」(「匝瑳市野栄総合支所」南側)は常時開放されているそうです。
 「第17回そうさチューリップまつり」では、期間中の4月14日(日)10時から「イベント」を開催するそうです。
 「第17回そうさチューリップまつり」「イベント」の「内容」ですが、「ピアダンス」、「よさこい鳴子踊り」(楽天舞)、「ハリキリ戦隊ソーサマンショー」(2012年3月16日のブログ参照)、「歌謡ショー」(ふじのみさ出演予定)、「小動物ふれあいミニ動物園」(ポニーに乗って園内散策)、「もち投げ」となっています。

 「匝瑳市」では、「第17回そうさチューリップまつり」開催に伴い、「春のそうさ花めぐりバス」(無料シャトルバス)を運行します。
 「春のそうさ花めぐりバス」(無料シャトルバス)は、「黄門桜」()と「そうさチューリップまつり」(のさか花の広場)「会場」を結ぶ「シャトルバス」で、4月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日)に運行されます。
 「運行ルート」ですが、「JR八日市場駅」、「野栄総合支所」(「そうさチューリップまつり会場」)、「飯高檀林跡」(2011年4月22日・10月7日・2012年4月28日のブログ参照)、「黄門桜」に近い「小高」と「ふれあいパーク八日市場」(2010年9月11日・2012年5月1日・6月16日・2013年3月6日のブログ参照)を結ぶ「ルート」になっており、「匝瑳市」では「花めぐりバス」で「春の一日」をお楽しみ下さいとのことです。
 (春のそうさ花めぐりバスの運行時間は下記「詳細」参照)

 「匝瑳市」の「花」「チューリップ」が咲き誇る「のさか花の広場」で開催される「春」の「風物詩」「第17回そうさチューリップ祭り」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第17回そうさチューリップ祭り」詳細

 開催期間 4月7日(日)〜21日(日)

 開催会場 のさか花の広場 匝瑳市今泉6525-1

 「春のそうさ花めぐりバス」運行時間

    1便   2便   3便   4便
 出発 9時15分 10時35分 12時40分 14時20分 JR八日市場駅

 到着 9時30分 10時50分 12時55分 14時35分
 出発 9時30分 11時00分 13時05分 14時45分 野栄総合支所

 到着 9時45分 11時15分 13時20分 15時00分
 出発 9時50分 11時20分 13時25分 15時05分 JR八日市場駅

 到着 10時05分 11時45分 13時40分 15時20分
 出発 10時05分 11時40分 13時45分 15時25分 飯高檀林跡駐車場

 到着 10時10分 11時45分 13時50分 15時30分
 出発 10時10分 11時45分 13時50分 15時30分 小高(黄門桜入口)

 到着 10時15分 11時50分 13時55分 15時35分
 出発 10時15分 12時20分 14時00分 15時40分 ふれあいパーク八日市場

 到着 10時30分 12時35分 14時15分 15時55分 JR八日市場駅

 問合わせ そうさチューリップ祭り実行委員会事務局 0479-67-3114

 備考
 「春のそうさ花めぐりバス」の「停車場」「飯高檀林跡」「飯高寺」では、「シャトルバス」の「運行」に合わせて、普段見ることのできない「講堂」「内部」を「公開予定」だそうです。
 (4月14日(日)の予定です。)

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1610 |
| 地域情報::匝瑳 | 10:48 AM |
「山倉の白川流十二座神楽」(香取市)
 本日二つ目にご案内するのは、となりまち「香取市」「山倉大神」で4月7日(日)に開催されます「山倉の白川流十二座神楽」です。

 「山倉大神」(2010年12月3日のブログ参照)は、「香取市」「山倉」(下総国香取郡)にある「神社」で、「社格」は「村社」です。
 「山倉大神」の「御祭神」は、「高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)」、「建速須佐男大神(たてはやすさのおおおかみ)」、「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」を祀っています。

 「山倉大神」の「由緒」ですが、弘仁2年(811年)の「創建」で、「大六天王社」の「総社」として古くから「人々」の「信仰」を集めており、「山倉大神」の現「本殿」は安永7年(1778年)に建立されたものだそうです。
 江戸期までは「真言宗」「山倉山」「観福寺」「別当」でありましたが、明治の「神仏分離令」により「大六天王」を「観福寺」に遷座、明治3年(1871年)「山倉大神」と改め、上記のように「高皇産霊大神」、「建速須佐男大神」、「大国主大神」を「御祭神」としました。
 「山倉大神」の「本殿」は、「間口」、「奥行き」共に4.5mの「木造」・「銅板葺き」・「権現造り」で、「山倉大神」は、「香取市」の「市指定文化財」に指定されています。

 「山倉の白川流十二座神楽」は、「香取市」「山倉」の「山倉大神」で行われている「伝統芸能」です。
 「山倉大神」の「神楽」の「はじまり」は定かではありませんが、明治の中期から「村」をあげて「天下太平」、「万民法楽」、「五穀豊穣」を願って「白川流十二座神楽」を奉納し、現代に至っています。

 「山倉の白川流十二座神楽」は現在、昭和42年に結成された「山倉芸能保存会」により受け継がれています。
 「山倉の白川流十二座神楽」は、長い間、4月3日に奉納されていましたが、今は「4月」の「第1日曜日」に奉納されています。

 「山倉の白川流十二座神楽」の「演目」ですが、以下の通りとなっています。

 1 猿田彦

 2 稚児(幣束)舞

 3 天鈿女之命

 4 手力男之命

 5 八幡

 6 三宝荒神

 7 稚児(扇)舞

 8 恵比寿・火男

 9 田神(稲荷)

 10 保食之命

 11 種播

 12 〆切(須佐男之尊)

 「神楽」「白川流」については「第65代花山天皇」の「王子」・「清仁親王」の「王子」「延信王」が、「神祇伯」(大宝令に制定された神祇の祭祀を司り、諸国の官社を総管した神祇官の長官)に任じられ、「明治維新」までその「後胤」が世襲してきた「白川家」に伝わる「神道」の「流れ」と考えられています。

 「歴史」ある「古社」「山倉大神」に伝わる「伝統芸能」「山倉の白川流十二座神楽」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「山倉の白川流十二座神楽」詳細

 開催日時 4月7日(日) 13時〜17時頃

 開催会場 山倉大神 香取市山倉2347-1

 問合わせ 香取市生涯学習課 0478-50-1224

 備考
 「山倉の白川流十二座神楽」の現在演じられている「舞」の「原型」を確立させ、「指導」されたのは、「菅谷新之助」氏なのだそうです。
 「山倉の白川流十二座神楽」は、「香取市」の「市指定無形民俗文化財」にも指定されています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1608 |
| 地域情報::香取 | 06:41 PM |
「旭市袋公園桜まつり」(旭市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「旭市」「袋公園」で4月1日(月)〜4月14日(日)の期間開催されます「旭市袋公園桜まつり」です。

 「袋公園」は、「旭市」にある「桜」の「名所」として知られる「公園」で、「旭市民」の「憩いの場」として親しまれています。
 「袋公園」内にある「溜池」は、「椿の海」(2011年4月17日のブログ参照)を干拓して現在「干潟八万石」と呼ばれる「耕地」をつくる際、「椿の海」に流れ込む「水」を制御し、またその「水」によって「下郷村々」の「用水」もまかなうのを「目的」につくられた「13」(14)の「溜井堰」のうちのひとつです。
 現在では「袋公園」は「都市公園」として整備され、「溜池」の「周囲」1400mの「遊歩道」沿いには約500本の「桜」「ソメイヨシノ」をはじめ、「躑躅(つつじ)」、「皐(さつき)」など植えられています。
 「袋公園」の「溜池」は、「へら鮒」の「釣り場」としても「有名」で、毎年「春」(2011年4月15日のブログ参照)と「秋」(2010年10月22日・2011年10月22日・2012年10月26日のブログ参照)に「釣り大会」も行われています。
 「袋公園」「北側」には「アスレチック」も整備され、「袋公園」は「旭市民」の「憩いの場」として賑わっています。

 「旭市袋公園桜まつり」は、「桜の名所」となっている「袋公園」で「恒例」の「イベント」で、約500本の「ソメイヨシノ」が「ピンク色」に染まり、「公園」は「絶好」の「花見スポット」になります。
 「旭市袋公園桜まつり」では、「夜」に「ライトアップ」され、「幻想的」な「雰囲気」も楽しめます。
 「袋公園」の「ライトアップ」は3月下旬〜4月14日(日)の17時から22時までで、「ちょうちん」、「ぼんぼり」が点灯するそうです。
 また「旭市袋公園桜まつり」では、「袋公園」の「湖上」で、80匹の「鯉(こい)のぼり」が「桜」を見下ろしながら、元気に泳ぎます。
 「鯉のぼり」は、4月1日(月)〜14日(日)および、4月20日(土)〜5月6日(祝・月)に掲揚されるそうです。

 「旭市袋公園桜まつり」では、期間中の4月6日(土)に「イベント」を行うそうです。
 「旭市袋公園桜まつり」「イベント内容」ですが、「開会式」、「野だて」、「ステージショー」、「ミス七夕撮影会」、「風船無料配布」、「こどもゲーム大会」、「ふじのみさ歌謡ショー」となっており、「模擬店」や「物産販売」などが行われる「まるごと旭わくわく市場」も同時開催されます。

 「旭市袋公園桜まつり」「イベント」の「会場」は、「袋公園イベント広場」(さくら橋南側)で9時〜開催されます。
 「旭市袋公園桜まつり」「イベント」「開会式」は、9時から行われ、「野だて」は9時30分から行われるそうです。
 「ステージショー」ですが、「第1部」(9時30分〜12時15分)「第2部」(13時〜14時30分)の「2部制」で行われ、「お囃子」、「よさこい」、「ダンス」が披露されます。
 「ミス七夕撮影会」は、10時から行われ、「ミス七夕」(2012年7月8日のブログ参照)と「撮影」が出来、「風船無料配布」は10時30分から、「こどもゲーム大会」も10時30分から開催されます。
 「ふじのみさ歌謡ショー」ですが、12時15分から行われ、「まるごと旭わくわく市場」は9時30分から行われます。

 また「旭市袋公園桜まつり」では、昨年(2012年)12月に「旭市」の「イメージアップキャラクター」に決定した「あさピー」(1月20日のブログ参照)が遂にデビューし、「着ぐるみ」となって、皆さんの前に登場するそうです。
 (11時〜)

 「旭市民」の「憩いの場」で「桜の名所」「袋公園」で行われる「恒例」の「桜まつり」「旭市袋公園桜まつり」。
 この機会に「旭市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「旭市袋公園桜まつり」詳細

 開催期間 4月1日(月)〜4月14日(日)

 開催会場 袋公園 旭市鎌数4013

 問合わせ 旭市商工観光課 0479-62-5338

 備考
 「旭市袋公園桜まつり」「イベント」は、「荒天」の場合は4月7日(日)に順延されます。
 また「旭市」では、「あなたのベストショットをぜひ」「袋公園 春のフォトコンテスト」を行うそうです。
 (詳しくは「広報あさひ」3月15日号(No.186)を参照下さい。)

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1607 |
| 地域情報::旭 | 08:46 AM |
「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」(香取市)
 本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「香取市」「町並み観光駐車場特設会場」「小野川」で4月6日(土)・7日(日)に開催されます「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」です。

 「佐原の町並み」は、「香取市」「佐原」の「市街地」にある「歴史的」な「建造物」が残る「町並み」で、「商家街」の「歴史的景観」を残す「町並み」は「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されています。
 「水運」を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた「佐原」では、「江戸」の「文化」を取り入れ、更に「独自」の「文化」に昇華していました。
 「お江戸見たけりゃ佐原へござれ 佐原本町江戸優り」
 と「戯歌」に唄われるほど「隆盛」を極めた「佐原の町並み」は、「商都」の「面影」を今に残し、「北総の小江戸」と称されています。

 上記のように「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)沿いなどが「物資」の「集散地」として栄え始めました。
 そして、「小野川」には「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多く作られました。
 その後、明治以降もしばらく繁栄は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年頃までにかけて、「成田」から「鹿嶋」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっていたそうです。
 「佐原の町並み」は、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵作りの店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の町並み」は「重要伝統的建造物群保存地区」内の、「市街地」を「東西」に走る通称「香取街道」、「南北」に流れる「小野川」沿い、及び「下新町通り」などにその「町並み」を見ることができます。

 「小野川」は、「香取市」を流れる「一級河川」で、「利根川水系」「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)の「支流」です。
 「小野川」は、「香取市」「織幡」付近に「源(みなもと)」を発し「北西」に流れ、「香取市」「牧野」で「香西川」を合わせ、「佐原市街地」を北上し、「香取市」「佐原」で「利根川」に合流します。
 「佐原市街地」では「大雨時」にたびたび冠水し「被害」をもたらしたことから、「小野川放水路」が「市街地」を迂回するように造られています。

 「小野川」「下流部」の「忠敬橋」付近の「佐原の町並み」には、上記のように「伝統的建造物」が多数残り、「河岸(かし)」の「歴史的景観」が残ることから「香取市佐原伝統的建造物群保存地区」の「名称」で「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されています。
 「小野川」の「流れ」と「歴史的」な「町並み」の「風情」が「評価」され多くの「観光客」が訪れています。
 「小野川」は「香取市」「佐原」の「市街地」を二分して流れており、その「右岸」(東)を「本宿」、「左岸」(西)を「新宿」と呼び、「祭礼行事」「佐原の大祭」(2011年7月13日のブログ参照)は別々に行われているなど、「佐原市街地」内の「地域区分上」大きな「役割」があります。

 「小江戸佐原春まつり」は、「小江戸」「佐原」に「春」の「訪れ」を告げる「イベント」として開催されます。
 「小江戸佐原春まつり」は、「伊能忠敬記念館」(2011年3月8日・2012年1月29日・4月21日のブログ参照)近くに「特設会場」を設け開催され、「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)の「演奏」や「手踊り」の「披露」、「ブラスバンド」の「演奏」が行われるほか、「佐原」の「山車」の「特別展示」もあり、「水郷地鶏」・「マッシュルーム」・「水郷いちじく」(2012年9月2日のブログ参照)などの「ご当地食材」を使った「一品料理」の「販売テント」が並ぶそうです。
 「小江戸佐原春まつり」「特設ステージ」では、上記のように「千秋会下座連」による「佐原囃子」の「演奏」と「祭遊會」による「手踊り」、「片野聡」の「篠笛演奏」などが行われ、「特産物販ブース」では、「水郷地鶏」を使った「地鶏丼」、「水郷いちじく」を使った「いちじくシャーベット」他が出品されているそうです。

 また「小江戸佐原春まつり」が行われる当日は、「さわら雛めぐり」(2011年2月5日・2012年2月2日・2013年2月16日のブログ参照)の「イベント」の「一環」として、「さわら雛舟」が行われます。
 「さわら雛めぐり」は、今年(2013年)で「8回目」を迎える「催し」で、「佐原の町並み」、「佐原の商家」などを「会場」にして行われる「佐原まちぐるみ博物館」(2011年12月26日のブログ参照)の「季節」毎に開催している「イベント」のひとつです。
 「佐原まちぐるみ博物館」は、「佐原」の「商家」の「おかみさんたち」により結成された「佐原おかみさん会」(2011年2月5日のブログ参照)によって運営されています。
 「第八回さわら雛めぐり」では、「佐原の町」の「商店」「商家」を中心に江戸時代から現代までの「お雛さま」が飾られており、今年は例年に増して「佐原のまち」の「皆さん」の協力により、約60か所100組以上の「お雛さま」が「展示」されています。

 今年の「さわら雛めぐり」は「佐原観光復興推進会議」との「合同主催」されており、その中で「さわら雛舟」が開催されます。
 「さわら雛舟」ですが、煌びやかな「雛衣装」に「身」を包んだ「お内裏様」と「お雛様一行」が、「雅楽」の美しい「音色」とともに「小野川」を「水上パレード」する「水郷のまち」ならではの「雛まつりイベント」となっています。
 「さわら雛舟」は、「7艘」の「舟」を「ひな壇」に見立て運航されます。
 「さわら雛舟」では、「お雛様」と「お内裏様」は「一般公募」で選出し、「ミスあやめ」(2012年5月27日のブログ参照)が「三人官女」に扮するそうです。
 「さわら雛舟」は、両日の11時・13時半・15時半の「3回」(各回・約30分)運航されます。

 「関東地方」で初めて「国」の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された「佐原の町並み」と「佐原の町並み」を流れる「小野川」を「会場」にして行われます「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」詳細

 開催日時 4月6日(土)・7日(日) 10時〜16時

 開催会場 町並み観光駐車場特設会場 香取市佐原イ1725

 問合わせ 水郷佐原観光協会 0478-52-6675

 備考
 「さわら雛めぐり」は、4月14日(日)まで開催されています。













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| 地域情報::香取 | 06:56 PM |
「取香(とっこう)の三番叟(さんばそう)」(成田市)
 本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「側高神社」で4月6日(土)に開催されます「取香(とっこう)の三番叟(さんばそう)」です。

 「側高神社」は、「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)を見渡す「高台」に鎮座し、「本社」は「香取市」に鎮座する「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)で、「摂社」になるそうです。
 「側高神社」「拝殿」頭上に「側鷹神社」の「表示」があり、その昔「側高神社」のある「取香地区」では、「鷹」が「神聖な鳥」として捕らえることを禁じていたことの「名残」と伝えられています。

 「取香の三番叟」は、「側高神社」「花見祭り」(「花見法楽」)に奉納される「郷土民俗芸能」です。
 「三番叟」は「式三番(しきさんば)」ともいわれ、「笛」・「小鼓」・「太鼓」の「伴奏」に合わせ、「翁(おきな)」・「千歳(せんざい)」・「三番叟」の「三翁」による「五穀豊穣」を祈った「舞」です。
 「取香の三番叟」は、「成田市」「成田国際空港」に隣接する「取香地区」の「農業」を中心とした約50戸の「集落」で行われてきました。
 そして「取香の三番叟」は、平成10年まで毎年4月3日に行われる「側高神社」の「祭礼」に奉納されてきましたが、現在は「4月第1土曜日」に開催しているそうです。

 「取香の三番叟」は、どこからどのように伝わったのか、いつ頃から行われているものなのかを示す「資料」が残されていませんが、「取香の三番叟」の「お面」を入れてある「箱の裏」に、
 「下総植生郡 取香邑(むら) 若者世話人 茂吉佐市 天保11年(1840年)庚子三月 大工林蔵」
 と記されており、今から約160年前には「取香地区」に伝えられ、演じられていたことが推定されています。

 「側高神社」「祭礼」当日ですが、「取香共同利用施設」(旧「円勝寺」)に集合し、「衣裳」を整え、「側高神社」へ向けて出発します。
 「行列」は「万灯振り」2人を「先頭」に、道中では「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)が演奏されます。
 また「大太鼓」、「小太鼓」、「笛」、「小鼓」、「太鼓」の「囃し方」が「バカ囃子」、「アンバ囃子」、「大漁節」などを囃しながら、「側高神社」に練り込むことから始まるそうです。

 「側高神社」での「神事」が済みますと、「側高神社」「拝殿」で「三番叟」の「舞」が奉納されます。
 この「三番叟」の「特色」は「舞手」の「足の動き」にあり、「足の動き」が大きく軽快で躍動感溢れる「舞」なのだそうです。
 また「取香の三番叟」の「囃し方」は、「笛」1名、「太鼓」1名、「小鼓」2名となっており、「歌舞伎」の「式三番叟」という「祝福舞」に「源」を持つ「芸能」で、「庶民的な芸能」として受け継がれ「旧態」をよく留めているそうです。

 「取香の三番叟」は、「高速道路」の「建設」や「側高神社」の「移転」などで一時中止されていたそうですが、「藤崎定雄」さんの「呼びかけ」で昭和49年(1974年)に「保存会」が結成され、平成12年には「全国民俗芸能大会」でも披露され、「全国」に「その名」を広められています。

 「取香地区」の「神社」「側高神社」で奉納される「郷土民俗芸能」「取香の三番叟」。
 この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「取香の三番叟」詳細

 開催日時 4月6日(土) 13時〜15時30分

 開催会場 側高神社 成田市取香276

 問合わせ 成田市生涯学習課 0476-20-1534

 備考
 「取香の三番叟」は、昭和62年(1987年)2月27日に「千葉県」の「県指定無形民俗文化財」に指定されています。

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| 地域情報::成田 | 10:37 AM |
「御田植祭(おたうえさい)」(香取市)
 本日二つ目にご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で4月6日(土)・7日(日)に開催されます「御田植祭」です。

 「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「北総地域」はもとより「関東地方」を代表する「パワースポット」で、「日本全国」に約400社ある「香取神社」の「総本社」です。
 「香取神宮」の「御祭神」は「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」です。
 「経津主大神」は、「刀剣」の「威力」を「神格化」した「神様」で、「海上守護」・「国家鎮護」の「神様」です。

 「経津主大神」は、神代の昔、「神々」が争い「国中」が乱れていた時代、「天照大御神」が「国」を平定する為、「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」(「鹿島神宮」の「御祭神」)と共に選抜され、「出雲の国」に送られ、「出雲」の「大国主神」と「交渉」の結果、「円満」のうちに「国譲り」が行われることになり、またその後も、「諸国」を「行脚巡行」し、「神々」を平定、「日本建国」の「基礎」を築くことに大きな「功績」をあげた「神様」です。
 以上のことから「経津主大神」は、古来から「国民」の「崇敬」は非常に厚く、「国家鎮国」、「国運開発」の「神」、また「民業指導」の「神」、「武徳」の「祖神」として広く仰がれています。
 更には、「平和」・「外交」の「祖神」として、また「勝運」、「交通安全」、「災難除け」の「神」として「有名」となっています。

 「香取神宮」は、「茨城県」「神栖市」の「息栖神社(いきすじんじゃ)」(2010年11月7日のブログ参照)と「茨城県」「鹿嶋市」の「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)と共に「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)のひとつとして親しまれています。
 「東国三社」は、「二等辺三角形」で結ばれており、「東国三社」である「香取神宮」、「息栖神社」、「鹿島神宮」を巡ることで、「伊勢神宮」一回の「参拝」に相当するとも言われています。
 また「香取神宮」の「森」は、遠く「霞ヶ浦(かすみがうら)」から覗いた時、「亀」の「甲羅」の「姿」に似ていることから、「亀甲の森」と呼ばれ、敬われてきたそうです。

 「御田植祭」ですが、その年の「五穀豊穣」を祈る「祭事」で「通称」「かとりまち」ともいわれ、「大阪」「住吉大社」・「三重」「伊勢神宮」とならび「日本三大御田植祭」のひとつに数えられています。
 「香取神宮」「御田植祭」は、「史料」によりますと、明徳2年(1391年)には既に行われていたと言われています。
 「香取神宮」の「御田植祭」は、4月の「第一土曜日」と「第一日曜日」に行われ、「1日目」の「耕田式」と「2日目」の「田植式」からなります。

 「耕田式」ですが、「香取神宮」「拝殿」前で行われます。
 「耕田式」では、「苗長」を「先頭」に、「牛方」が「五色絹」に彩られた「牛」の「耕機」をつけて牽き、その後ろから「緋」の「袴」をつけ「鎌」を「手」にした「少女」、「直垂」を着け「鋤」を「手」にした「男」、同じく「鍬」を持った「男」、そして「白衣緋袴」に「模様」の入った「襷」をかけ「背」に「花笠」を背負った「田舞」の「少女」8人が、「庭上」に入ります。
 「鎌入れ」の「所作」、「鋤入れ」・「鍬入れ」の「所作」に続き、「牛」により「代掻き」が行われ、「少女」8人が「苗長」から受け取った「早苗」を「手」に「田舞」をし、「年配者」の「早乙女手代」による「田植え」の「所作」をもって「耕田式」は終わるそうです。

 「田植式」は、「2日目」に行われ、「前日」(1日目)と同様、「香取神宮」「拝殿」前にて「露払」・「鍬取」・「老姥」や「花傘」の「稚児」が「庭上」へ進み、「少女」の「田舞」の後、「田植え歌」によって「早乙女手代」が「田植え」の「所作」を行います。
 「香取神宮」「拝殿」前の「神事」が終わると「参道」から「斎田」へと向かい、「献餞」、「祝詞(のりと)奏上」などの「神事」が執り行われた後、「早乙女手代」が「田植え歌」を唄いながら「斎田」の「田植え」をするそうです。

 「歴史」ある「日本建国」の「大功神」「国土開発」の「祖神」「経津主大神」を奉祀する「名大社」「香取神宮」で行われる「日本三大御田植祭」のひとつ「御田植祭」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「御田植祭」詳細

 開催日時 4月6日(土)・7日(日) 13時〜

 開催会場 香取神宮 香取市香取1697

 問合わせ 香取神宮 0478-57-3211

 備考
 「御田植祭」の行われる「香取神宮」は、この時期は「佐原のさくら祭り」(3月31日のブログ参照)の期間中にあたり、「夜」になると、「ライトアップ」された「境内」や「桜」の「参道」が「幻想的」な「雰囲気」を醸し出し、「昼間」とは一味違った「風情」を味わうことができます。













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| 地域情報::香取 | 06:25 PM |
「諏訪大神春季例祭」「笹川の神楽」(東庄町)
 本日ご案内するのは、となりまち「東庄町」「諏訪神社」で4月5日(金)・4月6日(土)に開催されます「諏訪大神春季例祭」「笹川の神楽」です。

 「諏訪神社」は、「香取郡」「東庄町」「笹川」(下総国香取郡)にある「神社」で「旧社格」は「郷社」、「東庄町」では「諏訪大神」と呼ばれており、「通称」「諏訪さま」とも呼ばれ親しまれています。
 「諏訪神社」の「御祭神」は、「建御名方命(たけみなかたのみこと)」・「事代主命(ことしろぬしのみこと)」・「大国主命(おおくにぬしのみこと)」を祀っており、「諏訪神社」は、「農耕」・「漁業」・「武道」・「商業」の「神様」として広く信仰されています。
 「諏訪神社」の「創祀」ですが、大同2年(807年)に「坂上田村麻呂将軍」が「東征」の折に「武運長久」・「海上安全」を祈願し勧請したと伝えられています。

 「諏訪神社」内には、「相撲の神様」「野見宿禰命(のみすくねのみこと)」の「石碑」があることでも知られています。
 「野見宿禰命」ですが、「土師氏」の「祖」として「日本書紀」などに登場する「人物」です。
 「野見宿禰命」は、「天穂日命(あまのほひのみこと)」の14世の「子孫」であると伝えられる「出雲国」の「勇士」で、「垂仁天皇」の「命」により「当麻蹴速」と「角力」(相撲)をとるために「出雲国」より召喚され、「蹴速」と互いに蹴り合った末に「腰」を踏み折って勝ち、「蹴速」が持っていた「大和国」「当麻の地」(現「奈良県」「葛城市」「當麻」)を与えられるとともに、以後「垂仁天皇」に仕えたといわれています。

 「諏訪神社」の「例大祭」は「4月」と「7月」の「2回」行われ、「4月」の「例祭」「春季例大祭」には「笹川の神楽」(2012年4月5日のブログ参照)が奉納され、「7月」の「例祭」「秋季例大祭」(2012年7月26日のブログ参照)では「奉納相撲」と「山車」の「曳き廻し」が盛大に行われています。
 「諏訪大神春季例祭」では、上記のように「諏訪神社」「境内」の「神楽殿」で「笹川の神楽」が行われます。
 「笹川の神楽」は、近郷でも有名で、昭和40年(1965年)4月27日に「千葉県」の「県指定無形民俗文化財」に指定されています。

 「笹川の神楽」の「由緒」ですが、建久2年(1191年)「千葉成胤」が「源頼朝」の「武運長久」を祈り、「千座神楽」を奏したのが始まりといわれています。
 現在「笹川の神楽」は、7つの「区」が「回り番」で担当し、「練習」を重ねた「若者」によって毎年「4月第1土曜日」に開催されます。

 「笹川の神楽」は、800年以上続く「源氏」ゆかりの「神楽」で、「古今和歌集」の「語句」を解説する「古今伝授(こきんでんじゅ)」で有名な「東常縁(とうつねより)」は、「千葉氏」の「直系」にあたり、その「東常縁」によって、「総社」「信州諏訪大神」の「神楽」と融合させた形で、文明7年(1475年)に今の「十六座神楽」が誕生したそうです。
 「笹川の神楽」は、上記のように「十六座神楽」で「土師流」から出たもので、「お能」と呼ばれる「謡」が特徴となっています。

 「笹川の神楽」の「種目」は、「天狗の面(猿田彦大神)」・「小屋根の面」・「太玉の命の面」・「乙女の面(おかめ)」・「手力の面」・「八幡太郎の面」・「榊原の面」・「宇受女命(うずめのみこと)の面」・「恵比寿の面」等で「神楽種目」の「間」に「巫女舞」が加わります。
 「笹川の神楽」は、毎年「4月第1土曜日」を「本神楽」、「前日」を「宵神」といい、「本神楽」の「翌日」に「神納」といって、7つの「区」によって、「回り番」で開催されています。
 今年(2013年)の「当番区」は「仲内区」となり、「能面」を取って舞う「神納」は「仲内区集会所」で行われるそうです。

 「地域」の「人々」に親しまれている「古社」「諏訪神社」で催される「諏訪大神春季例祭」、800年以上続く「源氏」ゆかりの「神楽」「笹川の神楽」。
 この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「諏訪大神春季例祭」「笹川の神楽」詳細

 開催日時

 4月5日(金) 宵神楽 13時〜20時
 4月6日(土) 本神楽 11時半〜22時

 開催会場 諏訪神社 香取郡東庄町笹川い679

 問合わせ 東庄町観光協会 0478-86-6075

 備考
 「笹川の神楽」が開催される「諏訪神社」「境内」には「スダジイ」が生い茂り、「諏訪神社」の「スダジイ」は、「千葉県」の「巨樹・古木200選」に選定されています。
 また「諏訪神社」「境内」の「入口」には「天保水滸伝遺品館」があります。

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| 地域情報::香取 | 10:36 AM |
「芝山仁王尊花まつり」(芝山町)
 本日二つ目にご案内するのは、近隣市「芝山町」「芝山仁王尊」「観音教寺」で4月6日(土)〜8日(月)の期間開催されます「芝山仁王尊花まつり」です。

 「観音教寺」(2011年4月25日のブログ参照)は、「天台宗」の「寺院」で「正式名称」を「天應山観音教寺福聚院」です。
 「観音教寺」の「創建」は奈良時代末期天応元年(781年)「光仁天皇」の「勅命」により「征東大使」・「藤原継縄」公が、「守り本尊」である「十一面観世音大菩薩」を安置した事に始まります。
 中世には、「千葉氏」の「祈願所」として繁栄し、近隣に八十余宇の「子院」を置く「大寺」となります。
 江戸時代になると「徳川幕府」の「庇護(ひご)」のもと、「十万石」の「格式」を持つ「伴頭拝領寺院」として「管内十州」(「関八州」に「出羽」・「陸奥」を加える)の「天台寺院」を統括しました。
 また、「庶民」の間では「火事・泥棒除け」の「お仁王様」の「通称」で親しまれ、「火消し衆」や「商家」の篤い「信仰」を得て、

 「江戸の商家で火事泥棒除けのお仁王様のお札を祀らないお店(たな)はない」

 とまでいわれました。
 「観音教寺」では、今日(こんにち)でも「一万坪」に及ぶ「境内」に「千葉県」の「県指定文化財」の「三重塔」など「七堂伽藍」が「甍」を競い、「ご利益」を求める多くの「参詣者」で賑わっています。
 「観音教寺」では、上記のように「仁王門」に安置される「仁王尊」が「火事・泥棒除け」の「仁王尊」として知られ、「芝山仁王尊」とも呼ばれています。

 「芝山仁王尊花まつり」は、「芝山仁王尊」「観音教寺」で行われる「行事」です。
 「芝山仁王尊花まつり」ですが、「お釈迦様」の「誕生」を祝い、「芝山仁王尊」「観音教寺」「本堂」前に色とりどりの「花」を飾った「花御堂」を設け、「誕生仏」に「甘茶」を潅(そそ)ぐ「灌仏会」が行われるそうです。

 「芝山仁王尊花まつり」期間中、「芝山仁王尊」「観音教寺」では「参詣者」の「皆様」に「甘茶」の「接待」があり、また「はにわ博物館」への「入館」が「無料」となるそうです。

 「芝山」の「古刹」「芝山仁王尊」「観音教寺」で開催される「行事」「芝山仁王尊花まつり」。
 この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「芝山仁王尊花まつり」詳細

 開催期間 4月6日(土)〜8日(月)

 開催会場 芝山仁王尊 山武郡芝山町芝山298

 問合わせ 芝山仁王尊 0479-77-0004

 備考
 「芝山仁王尊」「観音教寺」は、「新上総国三十三観音霊場33番」(結願)の「寺」で、「上総国薬師如来霊場28番」(結願寺)、「東国花の寺百ヶ寺」(千葉16番)となっています。













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| 地域情報::成田 | 06:16 PM |

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