本日ご紹介するのは、近隣市「印西市」「千葉ニュータウン中央駅」前で4月21日(日)に開催されます「2013ほくそう春まつり」です。
「北総鉄道株式会社」は、「東京都」「東部」から「千葉県」「北西部」を結ぶ「北総線」を運営する「日本」の「鉄道会社」です。
「北総鉄道株式会社」は、「京成グループ」の「企業」のひとつで、「京成電鉄」が「筆頭株主」であるほか、「千葉県」や「松戸市」など「沿線」「地方公共団体」が出資しており、「本社」は「千葉県」「鎌ヶ谷市」「新鎌ヶ谷」4丁目に所在しています。
「北総鉄道」は、「千葉ニュータウン」の「建設開始」に伴い、1972年3月の「都市交通審議会」(現在の「運輸政策審議会」)「答申第15号」が示した2本の「東京都心直結ルート」のひとつを運営するために、「京成グループ主体」により設立されたものです。
(なお、もうひとつについては「千葉県営鉄道#計画路線(北千葉線)」(ただし計画凍結)となっています。)
その後、「京成電鉄」の「経営悪化」に伴い、「千葉ニュータウン建設」の「事業主体」である「千葉県」、1973年に「事業」に参加した「宅地開発公団」(後に「住宅・都市整備公団」、「都市基盤整備公団」を経て現在は「都市再生機構」)および「沿線」の「地方公共団体」や「金融機関」が「出資者」として加わり、「第三セクター会社」となったそうです。
現在では「京成電鉄」の「経営改善」が実現しており、また「北総鉄道」は「第三セクター会社」ではありますが、「京成グループ」として、「グループ統一ロゴ」等を「車両」等に掲示しています。
「北総鉄道」の「営業利益」は毎年100億円以上(2011年度は154億円)あり、2000年度より「12期連続黒字」です。
しかし、「建設関連」に伴う「借入金」の「額」が多く、2012年3月の時点で「固定負債」が909億円あり、約8.94億円の「債務超過」となっており、「債務超過額」は、かつては「日本全国」の「第三セクター鉄道」の中で「第3位」(2006年3月末現在のデータ)だったそうですが、2012年度の「中間決算」にて、「開業」以来の「債務超過」を解消しました。
「北総鉄道」は、その「設立」の「経緯」から「千葉ニュータウン」の「建設」と密接な「つながり」を持ち、その「社史」は「千葉ニュータウン建設」の「歴史」の「一部」でもあります。
また「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)と「都心部」の「アクセス手段」は、「東日本旅客鉄道」(JR東日本)の「成田エクスプレス」および、それまで「京成本線」を経由していた「京成電鉄」の「スカイライナー」が担ってきましたが、「北総鉄道」の保有する「北総線」が、「成田スカイアクセス」の「一部区間」を担うことになったことも、「千葉ニュータウン建設」の「歴史」と共に「重要」な「要素」となっており、「千葉ニュータウン開発」が収縮した後は、「沿線開発」と「空港連絡鉄道」としての「役割」が「北総鉄道株式会社」の「社史」となっています。
「千葉ニュータウン」の「建設」は1966年に「千葉県」が「構想」を発表し、1969年に「都市計画」を決定しました。
1970年に「小室地区」から「事業」が着手されたものの、「用地買収」が「計画通り」に進まず、その間に「東京圏」への「人口集中」が鈍化し、「住宅確保」の「緊急性」が薄れたこともあって、当初の「計画」から大幅な「変更」・「縮小」を余儀なくされていました。
これにより、当時「都心」への「唯一」の「鉄道アクセス手段」であった「北総開発鉄道」の「旅客数」低迷にも直結し、「北総鉄道株式会社」の「経営」が悪化する「主因」となったそうです。
そのような「動き」により、2004年7月に、「都市基盤整備公団」の「資本撤退」に伴い、「開発」の「名」を「社名」より外して「北総鉄道株式会社」とし、「北総・公団線」と呼ばれた「路線名」も「公団」を外して「北総線」としました。
上記のように2010年7月17日より、「北総線」を経由して「都心」と「成田国際空港」を結ぶ「成田スカイアクセス」の「開通」により、「第2種鉄道事業者」として「京成電鉄」が運行する「スカイライナー」や「アクセス特急」が「北総鉄道」の「線路」を理由することになり、「京成電鉄」から得られる「路線・施設使用料収入」が「収益改善」に貢献し、2012年に「債務超過状態」を「会社設立」から40年かけて解消しました。
「千葉ニュータウン中央駅」は、「千葉県」「印西市」「中央南」1丁目にある「北総鉄道」・「京成電鉄」(京成)の「駅」です。
「千葉ニュータウン中央駅」は、「北総鉄道」の「北総線」と、「京成電鉄」の「成田空港線」(成田スカイアクセス線)が乗り入れていますが、「千葉ニュータウン中央駅」を含む「区間」では「両線」が「施設」を共有し、「成田スカイアクセス線列車」として「スカイライナー」(「千葉ニュータウン中央駅」は通過)と「アクセス特急」が、「北総線列車」として「特急」・「急行」・「普通」がそれぞれ運行され、実用上は「同一」の「路線」のような形で運用されています。
ただし「千葉ニュータウン中央駅」を含む「区間」においては、「北総」・「京成」とも「線路」や「施設」を保有しない「第二種鉄道事業者」となっており、「施設」を保有している「第三種鉄道事業者」は「千葉ニュータウン鉄道」です。
なお「千葉ニュータウン中央駅」は、「北総鉄道」・「京成電鉄」の「共同使用駅」ですが、「駅」の「運営」は「北総鉄道」が行っており、「駅番号」は「北総鉄道」に対してのみ付与されており、「HS12」です。
「千葉ニュータウン中央駅」の「駅構造」ですが、「島式ホーム」1面2線の「地上駅」で、「橋上駅舎」を有しています。
「千葉ニュータウン中央駅」には、「ホーム」と「コンコース」を連絡する「上りエスカレーター」と「エレベーター」が設置されており、「ホーム」上には「待合室」が設置されています。
「千葉ニュータウン中央駅」「駅構内」は広く、「イベント開催時」には「イベントスペース」として使用されています。
なお、「コンコース」には「定期券売り場」、「ファミリーマート」、「ドラッグストア」があり、「改札内」には「車椅子」対応「多目的トイレ」および「らーばんねっと」(ケーブルテレビ)の「モニター」が設置されています。
「千葉ニュータウン中央駅」では、2013年3月29日から「NTTdocomo」の「公共無線LANサービス」「docomoWi-Fi」が利用できるようになっています。
「北総鉄道」では、「千葉ニュータウン中央駅」で「ほくそう春まつり」を開催しています。
「ほくそう春まつり」は、日頃「北総線」を愛顧している「皆様」へ「感謝」の「気持ち」を込めて、1996年から毎年「春」に開催している「イベント」です。
「ほくそう春まつり」は昨年(2012年)も行われ、上記のように「千葉ニュータウン」の「交通網」の「中軸」に位置する「北総鉄道」が、「会社設立40周年」を記念し盛大に開催され、「鉄道グッズ即売会」や「北総沿線物産展」、「ビンゴゲーム」、「鉄道模型運転会」他が行われたそうです。
「2013ほくそう春まつり」は、昨年(2012年)と同様に「千葉ニュータウン中央駅」「自由通路」「コンコース」「ロータリー広場」を「会場」に行われます。
「2013ほくそう春まつり」「駅前特設ステージ」では、「総合司会」を「CS放送」の「鉄道チャンネル」等で活躍中の「フリーアナウンサー」・「久野知美」さんが務め、2011年にデビューした「九州初」の「アイドルグループ」「LinQ(リンク)」を始め、「谷本知美」さん、「浜博也」さん、「やや」さんといった「プロ」の「歌手」が「ゲストライブ」を開催し、「ステージ」を盛り上げるそうです。
さらに、地元の「学生」による「演奏会」や、「京成パンダ」「おしなりくん」などの「人気キャラクター」達による「マスコットショー」、毎年「恒例」の「ビンゴ大会」も開催、小さな「お子様」にも楽しんでもらえる「ステージ」となっているそうです。
また「千葉ニュータウン中央駅」「コンコース」では、「親子駅長撮影会」や、「頑張ろう東北」「鉄道写真展」を開催。
そして「自由通路」から「ロータリー広場」にかけては、「北総鉄道株式会社」を始め20社局が集結した「鉄道グッズ即売会」のほか、「模擬店」、「沿線特産品販売コーナー」では、「ご当地グルメ」を活用して「まちおこし」を行っている「八戸せんべい汁研究所」(青森県八戸市)、「熱血!!勝浦タンメン船団」(千葉県勝浦市)も出店され、「お子様」に「大人気」の「北総7500形ミニ電車」も運行され、「魅力的」な「コーナー」が「盛り沢山」な「イベント」となっています。
「千葉ニュータウン」の「玄関口」「千葉ニュータウン中央駅」前で開催されます「春恒例」の「イベント」「2013ほくそう春まつり」。
この機会に「印西市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「2013ほくそう春まつり」詳細
開催日時 4月21日(日) 10時〜15時
開催会場 千葉ニュータウン中央駅前 印西市中央南1-1390-1
問合わせ 北総鉄道株式会社 047-445-1901
備考
「2013ほくそう春まつり」は、「荒天」の「場合」「中止」となるそうです。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1630 |
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地域情報::成田 | 10:17 AM |