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「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」(香取市)
 本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「香取市」「町並み観光駐車場特設会場」「小野川」で4月6日(土)・7日(日)に開催されます「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」です。

 「佐原の町並み」は、「香取市」「佐原」の「市街地」にある「歴史的」な「建造物」が残る「町並み」で、「商家街」の「歴史的景観」を残す「町並み」は「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されています。
 「水運」を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた「佐原」では、「江戸」の「文化」を取り入れ、更に「独自」の「文化」に昇華していました。
 「お江戸見たけりゃ佐原へござれ 佐原本町江戸優り」
 と「戯歌」に唄われるほど「隆盛」を極めた「佐原の町並み」は、「商都」の「面影」を今に残し、「北総の小江戸」と称されています。

 上記のように「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)沿いなどが「物資」の「集散地」として栄え始めました。
 そして、「小野川」には「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多く作られました。
 その後、明治以降もしばらく繁栄は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年頃までにかけて、「成田」から「鹿嶋」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっていたそうです。
 「佐原の町並み」は、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵作りの店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の町並み」は「重要伝統的建造物群保存地区」内の、「市街地」を「東西」に走る通称「香取街道」、「南北」に流れる「小野川」沿い、及び「下新町通り」などにその「町並み」を見ることができます。

 「小野川」は、「香取市」を流れる「一級河川」で、「利根川水系」「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)の「支流」です。
 「小野川」は、「香取市」「織幡」付近に「源(みなもと)」を発し「北西」に流れ、「香取市」「牧野」で「香西川」を合わせ、「佐原市街地」を北上し、「香取市」「佐原」で「利根川」に合流します。
 「佐原市街地」では「大雨時」にたびたび冠水し「被害」をもたらしたことから、「小野川放水路」が「市街地」を迂回するように造られています。

 「小野川」「下流部」の「忠敬橋」付近の「佐原の町並み」には、上記のように「伝統的建造物」が多数残り、「河岸(かし)」の「歴史的景観」が残ることから「香取市佐原伝統的建造物群保存地区」の「名称」で「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されています。
 「小野川」の「流れ」と「歴史的」な「町並み」の「風情」が「評価」され多くの「観光客」が訪れています。
 「小野川」は「香取市」「佐原」の「市街地」を二分して流れており、その「右岸」(東)を「本宿」、「左岸」(西)を「新宿」と呼び、「祭礼行事」「佐原の大祭」(2011年7月13日のブログ参照)は別々に行われているなど、「佐原市街地」内の「地域区分上」大きな「役割」があります。

 「小江戸佐原春まつり」は、「小江戸」「佐原」に「春」の「訪れ」を告げる「イベント」として開催されます。
 「小江戸佐原春まつり」は、「伊能忠敬記念館」(2011年3月8日・2012年1月29日・4月21日のブログ参照)近くに「特設会場」を設け開催され、「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)の「演奏」や「手踊り」の「披露」、「ブラスバンド」の「演奏」が行われるほか、「佐原」の「山車」の「特別展示」もあり、「水郷地鶏」・「マッシュルーム」・「水郷いちじく」(2012年9月2日のブログ参照)などの「ご当地食材」を使った「一品料理」の「販売テント」が並ぶそうです。
 「小江戸佐原春まつり」「特設ステージ」では、上記のように「千秋会下座連」による「佐原囃子」の「演奏」と「祭遊會」による「手踊り」、「片野聡」の「篠笛演奏」などが行われ、「特産物販ブース」では、「水郷地鶏」を使った「地鶏丼」、「水郷いちじく」を使った「いちじくシャーベット」他が出品されているそうです。

 また「小江戸佐原春まつり」が行われる当日は、「さわら雛めぐり」(2011年2月5日・2012年2月2日・2013年2月16日のブログ参照)の「イベント」の「一環」として、「さわら雛舟」が行われます。
 「さわら雛めぐり」は、今年(2013年)で「8回目」を迎える「催し」で、「佐原の町並み」、「佐原の商家」などを「会場」にして行われる「佐原まちぐるみ博物館」(2011年12月26日のブログ参照)の「季節」毎に開催している「イベント」のひとつです。
 「佐原まちぐるみ博物館」は、「佐原」の「商家」の「おかみさんたち」により結成された「佐原おかみさん会」(2011年2月5日のブログ参照)によって運営されています。
 「第八回さわら雛めぐり」では、「佐原の町」の「商店」「商家」を中心に江戸時代から現代までの「お雛さま」が飾られており、今年は例年に増して「佐原のまち」の「皆さん」の協力により、約60か所100組以上の「お雛さま」が「展示」されています。

 今年の「さわら雛めぐり」は「佐原観光復興推進会議」との「合同主催」されており、その中で「さわら雛舟」が開催されます。
 「さわら雛舟」ですが、煌びやかな「雛衣装」に「身」を包んだ「お内裏様」と「お雛様一行」が、「雅楽」の美しい「音色」とともに「小野川」を「水上パレード」する「水郷のまち」ならではの「雛まつりイベント」となっています。
 「さわら雛舟」は、「7艘」の「舟」を「ひな壇」に見立て運航されます。
 「さわら雛舟」では、「お雛様」と「お内裏様」は「一般公募」で選出し、「ミスあやめ」(2012年5月27日のブログ参照)が「三人官女」に扮するそうです。
 「さわら雛舟」は、両日の11時・13時半・15時半の「3回」(各回・約30分)運航されます。

 「関東地方」で初めて「国」の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された「佐原の町並み」と「佐原の町並み」を流れる「小野川」を「会場」にして行われます「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「小江戸佐原春まつり」「さわら雛舟」詳細

 開催日時 4月6日(土)・7日(日) 10時〜16時

 開催会場 町並み観光駐車場特設会場 香取市佐原イ1725

 問合わせ 水郷佐原観光協会 0478-52-6675

 備考
 「さわら雛めぐり」は、4月14日(日)まで開催されています。













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