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2013,04,28, Sunday
「玉崎神社大祭」(旭市)
author :
犬吠埼観光ホテル
本日二つ目にご案内するのは、となりまち「旭市」「玉崎神社」で5月5日(祝・日)に開催されます「玉崎神社大祭」です。
「玉崎神社」(2012年1月1日のブログ参照)は、「旭市」「飯岡」(下総国海上郡)にある「神社」です。
「玉崎神社」は、「下総国二宮」(論社)で、「旧社格」は「郷社」です。
「玉崎神社」の「御祭神」ですが、「主祭神」は「玉依姫尊(たまよりびめのみこと)」で、「日本武尊(やまとたけるのみこと)」を配祀しています。
「玉崎神社」の「由緒」ですが、「社殿」によりますと、「景行天皇40年」の「創建」とされています。
「日本武尊」が「東征」の折、「相模」より「上総」に渡ろうとした際、「海難」に遭い、「弟橘媛(おとたちばなひめ)」が
「これは海神の御心に違いない」
と言って入水したことにより、無事に「上総国」に着くことができ、「葦浦」(「鴨川市」「吉浦」)を廻り「玉の浦」(九十九里浜)に渡ることができたと言われています。
そこで、「日本武尊」は、その「霊異」を畏み、「海上平安」、「夷賊鎮定」のために、「玉の浦」の「東端」「玉ヶ崎」に、「海神」の「娘」であり「神武天皇」の「母」である「玉依姫尊」を祀ったと伝えられています。
後世「玉ヶ崎」を「竜王岬」というようになったのは、「海神」を「竜宮の神」に付会して「竜王の鎮まり坐す崎」としたためといわれています。
「神道集」に「玉崎大明神者、此国二宮」「同本地十一面観音」とあり「下総国二宮」とする「説」もあり、また「永録期」に「上総国一宮」である「玉前神社」が「戦火」を避けて「神体」を移したとも伝えられています。
「玉崎神社大祭」ですが、5月5日(祝・日)に行われる「例大祭」で、「玉崎神社大祭」「当日」は、「神社本庁」より「幣帛供進使」が参向し、「磐楠雅楽会」による「雅楽」が奏でられ、「舞姫」による「磐楠の舞」・「浦安の舞」が奉納され、「荘重」な「祭典」を執行しています。
「玉崎神社大祭」では、午後、「玉崎神社」「神楽殿」におきまして「水神社永代大御神楽」(2013年1月28日のブログ参照)が奉納されます。
「水神社」の「氏子」は800年ほど前に「海蝕」にあい、「当地」から移住した「人々」の「子孫」で、以来「連綿」と奉納されているそうです。
「由緒」ある「玉崎神社」で催行されます「例大祭」「玉崎神社大祭」。
この機会に「旭市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「玉崎神社大祭」詳細
開催日時 5月5日(祝・日) 10時(祭典) 11時頃(神楽)
開催会場 玉崎神社 旭市飯岡2126
問合わせ 玉崎神社 0479-57-2278
備考
「玉崎神社大祭」で奉納されます「水神社永代大御神楽」は、「千葉県」の「県指定無形文化財」に指定されており、栄えある「県指定無形文化財」「第一号」に指定されていたそうです。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1652 |
|
地域情報::旭
| 06:03 PM |
2013,04,28, Sunday
「小御門神社春の例大祭」(成田市)
author :
犬吠埼観光ホテル
今回ご案内するのは、近隣市「成田市」「小御門神社」で4月29日(祝・月)に開催されます「小御門神社春の例大祭」です。
「小御門神社」は、「成田市」(旧「下総町」)にある「神社」で、「旧社格」は「別格官弊社」で「建武中興十五社(けんむちゅうこうじゅうごしゃ)」の「一社」です。
「建武中興十五社」とは、「建武中興」(「建武の新政」)に尽力した「南朝側」の「皇族」・「武将」などを「主祭神」とする15の「神社」で、これらの「神社」で「建武中興十五社」を結成しています。
「後醍醐天皇」による「建武の中興」は、それまでの「武家中心」の「社会」を戻そうとしたもので、「明治維新」によって「江戸幕府」から「実験」を取り戻し「明治政府」を樹立した「明治天皇」にとって意義深いものであり、明治以降、「建武の中興」に関わった「人々」を祀る「神社」がその「縁地」などに作られました。
「建武中興十五社」の「社名」、「主祭神」、「所在地」ですが、以下の通りです。
「社名」 「主祭神」 「所在地」
「吉野神宮」 「後醍醐天皇」 「奈良県吉野郡吉野町」
「鎌倉宮」 「護良親王」 「神奈川県鎌倉市」
「井伊谷宮」 「宗良親王」 「静岡県浜松市北区」
「八代宮」 「懐良親王」 「熊本県八代市」
「金崎宮」 「尊良親王」 「福井県敦賀市」(「恒良親王」)
「小御門神社」「藤原師賢」 「千葉県成田市」
「菊池神社」 「菊池武時」 「熊本県菊池市」
(「菊池武重」、「菊池武光」)
「湊川神社」 「楠木正成」 「神戸市中央区」
「名和神社」 「名和長年」 「鳥取県西伯郡大山町」
「阿倍野神社」「北畠親房」 「大阪市阿倍野区」
(「北畠顕家」)
「藤島神社」 「新田義貞」 「福井県福井市」
「結城神社」 「結城宗広」 「三重県津市」
「霊山神社」 「北畠親房」 「福島県伊達市」
(「北畠顕家」、「北畠顕信」、「北畠守親」)
「四條畷神社」「楠木正行」 「大阪府四條畷(しじょうなわて)市」
「北畠神社」 「北畠顕能」 「三重県津市」
(「北畠親房」、「北畠顕家」)
となっています。
「小御門神社」は、上記のように「後醍醐天皇」の「側近」「藤原師賢(ふじわらもろかた)」公を祀っています。
「藤原師賢」公は、元弘元年(1331年)、「後醍醐天皇」の「身代わり」に「比叡山」で「討幕」の「挙兵」(「元弘の変」)をしましたが、捕えられ、元弘2年(132年)に「下総国」に流されて、その「3ヶ月」後に32歳で歿しました。
「藤原師賢」公は、後の「建武の中興」の際に、「太政大臣」に追贈され、「文貞公」の「諡号」が与えられました。
明治10年(1877年)、「住民」により「藤原師賢」公を祀る「神社」の「創建運動」が起こり、明治12年(1879年)に「神社」「創建」の「許可」が下りて「小御門神社」の「社号」が決定、明治15年(1882年)に「藤原師賢」公の「墓跡」に「社殿」を造営し、同年4月29日に「鎮座祭」が行われ、同年6月14日に「別格官弊社」に列格しました。
「小御門神社」は、祀られています「藤原師賢」公が「後醍醐天皇」の「身代わり」になったことから「身代わりの神」として、「交通安全」・「航空安全」に「御利益」ありとして信仰されています。
「小御門神社」「境内」は、「千葉県内」「最大規模」の「常緑広葉樹林」で覆われ、「小御門神社の森」として「千葉県」の「県の天然記念物」に指定されています。
「千葉県」の「県の天然記念物」に指定されている「小御門神社の森」は、「小御門神社」の「社殿」が造られた時に植栽された「人工林」が中心ですが、今では「樹齢100年」を超え、「自然林」への「移行過程」にある「珍しい森」なのだそうです。
また「小御門神社」「境内」には、「千葉県内」で「最大規模」の「高さ」25mにある「シカラシ林」のほか、「タブ」の「自然林」、「杉林」、「クスノキ」、「黒松」の「混成林」などをみることができます。
「小御門神社」「敷地」5286坪の「境内」には、「本殿」(神明造)、「弊殿」(檜造)、「拝殿」(檜造)、「社務所」(瓦葺)、「中門」(檜造)、「神餞所」(瓦葺)、「神庫」(瓦葺)、「手水舎」(銅板葺)が立ち並んでいます。
「小御門神社春の例大祭」ですが、「小御門神社」で毎年4月29日に行われる「春の例祭」で、10時より「竹林派大的射礼(ちくりんはおおまとじゃれい)」が執り行われた後、「立身流剣術居合奉納行事(たつみりゅうけんじゅついあいほうのうぎょうじ)」が行われます。
また「小御門神社春の例大祭」では、「成田市土室獅子神楽」の「奉納」、「舞楽」「奉納」が行われ、「茶道」(裏千家)が振る舞われます。
「竹林派大的射礼」ですが、「竹林流(ちくりんりゅう)」の「弓の儀式」で、江戸時代に行われていた「大的」を射る「古式弓道」の「歩射神事」となっています。
「立身流剣術居合奉納行事」ですが、「立身流(たつみりゅう)」「宗家」の「指南」のもと、「門弟」が「佐倉藩」に伝わる「立身流居合」・「試し切り」などの「演武」を披露します。
「成田市土室獅子神楽」ですが、「成田市」「土室地区」の「獅子神楽」の「奉納」が行われます。
「舞楽奉納」ですが、古来より伝わる「雅楽」・「舞楽」を奉納するもので「舞楽」の「演目」は毎年入れ替わりで行われているそうです。
「建武の中興」の「礎石」となった「藤原師賢」公を祀る「別格官弊社」「小御門神社」で行われる「例祭」「小御門神社春の例大祭」。
この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「小御門神社春の例大祭」詳細
開催日時 4月29日(祝・月)
開催会場 小御門神社 成田市名古屋898
問合わせ 小御門神社 0476-96-0449
備考
「小御門神社」「社殿」の周りは「土手」に囲まれており、これは鎌倉時代の「千葉一族」の「奈古屋氏」の「館」の「跡」とされ、「小御門神社」の「住所」の「名古屋」の「由来」となっているようです。
また「小御門神社」「社殿」の「南方」(約150m)の「十日屋敷」と呼ばれるところは、「公の館の跡」といわれています。
「立身流剣術居合奉納行事」の「立身流」は、「千葉県無形文化財」に指定されています。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1640 |
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地域情報::成田
| 10:09 AM |
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