本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「伊能忠敬記念館」で1月29日(火)〜4月14日(日)の期間開催されます「伊能家のお雛さま展」です。
「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)は、「佐原の偉人」で今から200年前の江戸時代中期に、初めて「実測」による「正確」な「日本地図」を作製するという「大事業」を達成した「人物」です。
「佐原」の「人々」は、「伊能忠敬(いのうただたか)」のことを、「尊敬」と「親しみ」を込めて「いのうちゅうけい」また「ちゅうけいさん」と呼ばれています。
このことは「佐原小学校」の「校歌」の中でもみうけられ、「ちゅうけい」と歌われています。
「伊能忠敬」は、上記のように「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」を完成させ、「日本」の「歴史上」はじめて「国土」の正確な「姿」を明らかにした「人物」で、江戸時代の「商人」・「測量家」です。
「伊能忠敬」は「九十九里」で生まれ、その後「佐原」の「伊能家」に「婿養子」に入り、その「才覚」をいかし、「伊能家」の「再興」に尽力し、「佐原の役職」を勤めるなど「商人」として「成功」をおさめていたそうです。
しかし50歳の時、「隠居」し「江戸」に出て、「測量・天文観測」などを修め、56歳から「測量」を開始し、「大日本沿海輿地全図」を完成させた「功績」を遺しています。
「伊能忠敬」は、「生涯学習時代」や「高齢化社会」を迎えた「現在」、その「生きざま」は「日本人」の「生き方」に「希望」を与え、「アントレプレナー(起業家精神の持ち主)」(新しい分野でリスクを取り事業を始める意味合い)として注目を集めている「歴史的人物」です。
「香取市」では、平成10年5月22日に、「伊能忠敬」の「業績」と「生涯」を展示した「伊能忠敬記念館」を開館しました。
「伊能忠敬記念館」(2011年3月8日・2012年1月29日・2012年4月21日のブログ参照)は、昭和36年に建設されましたが、「展示面積」が狭く、「佐原の偉人」「伊能忠敬」を十分に紹介することができなかったそうです。
また「伊能忠敬記念館」は、「伊能忠敬旧宅」(2012年2月24日のブログ参照)の隣にあり、「建設」から相当な年数がたったことから、「伊能忠敬旧宅」の「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)を挟んだ「対岸」に新しく「伊能忠敬記念館」を開館したそうです。
「伊能忠敬記念館」には「伊能忠敬関係資料」が多く所蔵されており、平成22年6月には、「資料」2345点が「国宝」に指定されています。
「伊能忠敬記念館」では様々な「企画展」を「季節毎」に行っており、「人気」を博しています。
この度(たび)「伊能忠敬記念館」では「伊能家のお雛さま展」と題し「企画展」を開催するそうです。
「伊能家のお雛さま展」ですが、「伊能家」には、「伊能忠敬」から数えて「5代目」にあたる「子孫」の「ひな人形」が「2組」と「ひな道具」が伝わっており、今回その「ひな人形」とともに、「佐原の旧家」に伝わる「ひな人形」を展示されています。
「伊能家のお雛さま展」は、「五節句」のひとつである「ひな祭り」の時期に合わせて展示しており、「伊能忠敬」の「ひな人形」は江戸時代、明治時代の「人形」なのだそうです。
「佐原の偉人」「伊能忠敬」の「伊能図」をあますところなく展示された「」記念館「伊能忠敬記念館」で行われる「企画展」「伊能家のお雛さま展」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「伊能家のお雛さま展」詳細
開催期間 1月29日(火)〜4月14日(日)
開催会場 伊能忠敬記念館 香取市佐原イ1722-1
開館時間 9時〜16時半 (入館は〜9時)
休館日 月曜日(祝日の翌日)
入館日 大人 500円 小中学生 250円
問合わせ 伊能忠敬記念館 0478-54-1118
備考
「香取市」では2月9日(土)から「佐原の町並み」の「さわら町ぐるみ博物館」(2011年12月26日のブログ参照)で「さわら雛めぐり」(2012年2月2日のブログ参照)が開催されます。
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