本日ご案内するのは、近隣市「鹿嶋市」「鹿島神宮」で2月3日(日)に開催されます「節分祭」です。
「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)は、皇紀元年(紀元前660年)の「建造」と伝えられ、「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)のひとつにも数えられる「名社」です。
「鹿島神宮」の「御祭神」は「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)の「経津主神(ふつぬしのかみ)」とともに、「天孫降臨(てんそんこうりん)」に先立ち「国譲り」の「交渉」をしたといわれる「武甕槌神(たけみかづちのかみ)」です。
「武甕槌神」は「武の神」として古くから「皇室」や「藤原氏」の「崇敬」を受け、さらに鎌倉時代以降は「武家政権」の「信仰」も得て、「社殿」・「楼門」・「宝物類」の「奉納」や「所領寄進」が繰り返されてきました。
「鹿島神宮」「楼門」は、寛永11年(1634年)、「徳川頼房」公が奉納した「楼門」で「日本三大楼門」のひとつとして知られています。
「鹿島神宮」「楼門」は、「緑」の中にひときわ「朱色」が鮮やかな「楼門」で、「鹿島神宮」「楼門」の「扁額」は「東郷平八郎元帥」の「直筆」によるものだそうです。
また「鹿島神宮」では80以上もの「年中行事」を行っており、「年中行事」の中では「祭頭祭」(2012年3月2日のブログ参照)、「神幸祭」(2012年8月26日のブログ参照)、また12年に一度「午年」ごとに行われる「御船祭」が特に有名です。
「鹿島神宮」「節分祭」では、「鹿島神宮」の「本殿」前に特別に設置された「特設舞台」の上から、「福は内」の「掛け声」とともに「年男年女」が盛大に「豆まき」を行います。
「鹿島神宮」「節分祭」は、15時からと18時からの「2回」行われ、2回とも「神事」、「追儺(ついな)」の後に「豆まき」が行われます。
なお「鹿島神宮」「節分祭」は、「外」での「行事」のため、「温かい格好でお集まり下さい。」と呼びかけています。
ちなみに「追儺」とは「射たりや射たり」と叫び「鏑矢」を打ち、「鬼」を払う「所作」をし、「鹿島神宮」「境内」には「鬼」がいないとされます。
そのため、「豆まき」では「福は内」とだけ「声」をかけ、「鬼は外」とは言わないそうです。
また「1回目」・「2回目」ともに、「塚原卜伝(つかはらぼくでん)」(2011年11月29日のブログ参照)「キャラクター」「ぼくでん」が「特別年男」として「豆まき」に参加するそうです。
「新春」を迎え「四季」が始まる「節目の日」「節分」に行われる「行事」「鹿島神宮」「節分祭」。
この機会に「鹿嶋市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「節分祭」詳細
開催日時 2月3日(日) 15時〜
開催会場 鹿島神宮 本殿前特設会場 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
問合わせ 鹿島神宮 0299-82-1209
備考
「鹿島神宮」「節分祭」には、例年「Jリーグ」「鹿島アントラーズ」の「選手」も参加され、賑わうそうです。
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地域情報::鹿島 | 09:34 AM |