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「植木まつり」「第40回千葉県植木共進会」(匝瑳市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「八日市場植木センター」で今週末の10月26日(金)〜28日(日)の期間開催されます「植木まつり」「第40回千葉県植木共進会」です。

 「匝瑳市」は、平成18年1月23日「八日市場市」と「野栄町」が合併して「匝瑳市」が誕生しました。
 「匝瑳市」は「千葉県」の「北東部」に位置し、「東京」からは70km圏、「成田国際空港」からは「車」で30分の「距離」にあります。
 「匝瑳市」の「中心部」を「JR総武本線」と「国道126号線」が「東西」に走り、「成田方面」とは「国道296号線」で結ばれています。

 「匝瑳市」の「総面積」は、101.78平方kmで、みどり豊かな恵まれた「大自然」と「歴史」のある「まち」です。
 「匝瑳市」の「北部」は、「谷津田」が入り組んだ複雑な地形の「台地部」となっており、「里山」の「自然」が多く残されています。
 「南部」は、「平坦地」で「市街地」を除いてほとんどが「田園地帯」となっており、「白砂青松」の
続く「九十九里浜」(5月11日のブログ参照)に面しています。

 「匝瑳市」の「花」・「木」・「鳥」は、「市民」を対象に平成18年8月1日(火)から9月15日(金)まで「募集」を行い、333人の方々(うち「市の花」323人、「市の木」319人、「市の鳥」321人)から応募があり、「応募結果」をもとに、「匝瑳市」在住の15人の「委員」で構成される「匝瑳市市の花、木、鳥選考委員会」で「協議」をした「結果」、「市の花」には「チューリップ」、「市の木」には「イヌマキ」、「市の鳥」には「ウグイス」が選考され、決定しています。

 「市の花」「チューリップ」ですが、色鮮やかで「子ども」から「お年寄り」まで癒される「花」です。
 毎年4月に開催されています「のさかチューリップまつり」(4月8日のブログ参照)では毎年きれいな「チューリップ」が見られます。
 「市の木」「イヌマキ」ですが、「匝瑳市」の「特産」で、「日本一の植木のまち」(2011年9月30日のブログ参照)にふさわしい「木」です。
 「観賞用」としても「人気」があり、「市域」には「生垣」も多く見られます。
 「市の鳥」「ウグイス」ですが、身近で親しみやすく、「鳴き声」がきれいな「鳥」で、鳴き始める「季節」が「早春」であることから「春告鳥」とも呼ばれています。

 「匝瑳市」は「日本有数」の「植木のまち」ですが、一般の方がぶらりと立ち寄ってもそれがあまり感じられないかもしれません。
 しかし「植木」に「興味」がある方は「匝瑳市役所」の「西隣り」にある「八日市場植木組合」がお勧めだそうです。
 「八日市場植木組合」には、「展示即売場」があり、「一般消費者」向けに「小ぶり」の「木」や「造園材料」がいろいろ展示されています。
 また「植木の即売」のほかにも「採れたて野菜」や「加工食品」の「直売所」も併設されており、人気を集めています。

 「千葉県植木共進会」は、「県内植木生産者」の「技術向上」と「消費者」に「千葉県」の「植木」に親しんでもらうことを目的に開催しています。
 「全国有数の植木のまち」として県内外で知られている「匝瑳市」は、明治時代より「植木生産」が始まり、現在では「日本有数の栽培面積」を誇っており、「植木」の「一大産地」となっています。
 また「匝瑳市」には「千葉県」が認定している「植木伝統樹芸士」が多く「市内」に在住しています。
 更に「匝瑳市」には「千葉県」認定の「植木銘木100選」に認定された「44本」中「23本」が「市内」にあり、「銘木」が「まち」に多く点在する「緑」豊かな「まち」です。

 「植木まつり」「第40回千葉県植木共進会」は、「日本有数の植木のまち」「匝瑳市」で恒例となっている「催し」です。
 上記のように「全国有数の植木生産県」である「千葉県」では、「県内植木生産者」の「技術向上」と「消費者」に「千葉県」の「植木」に親しんでもらうことを「目的」に、「千葉県植木共進会」を開催するそうです。

 「第40回千葉県植木共進会」では、「県内各地域」の「植木生産者」が丹精こめて生産した「植木」が多数「出品」され、「植木」の「鑑賞」もできるそうです。
 「第40回千葉県植木共進会」の「内容」ですが、「植木の即売」、「簡単」にできる「植木の手入れ実演」、「プロ」が教える「庭木」の「手入れ相談会」(27日(土)、28日(日に開催))、「植木の苗木プレゼント」(各日先着50人)となっています。

 「植木生産地」の「メッカ」「匝瑳市」で行われる「人気」の「催し」「植木まつり」「第40回千葉県植木共進会」の行われるこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「植木まつり」「第40回千葉県植木共進会」詳細

 開催期間 10月26日(金)〜28日(日)

 開催時間 10時〜16時 (初日26日(金)は12時〜)

 開催会場 八日市場植木センター 匝瑳市平木3916

 問合わせ 千葉県農林水産部 生産販売振興課 043-223-2871

 備考
 「日本有数の植木のまち」「匝瑳市」では、5月にも「植木まつり」(2012年5月2日・2011年5月1日のブログ参照)も行われており、人気を集めています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1356 |
| 地域情報::匝瑳 | 11:11 AM |
「第34回よかっぺ祭り」(匝瑳市)
 本日二つ目にご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「八日市場本町通り」ほかで明日、10月21日(日)に開催されます「第34回よかっぺ祭り」です。

 「匝瑳市」は、「千葉県」「北東部」の「市」は、2006年(平成18年)1月23日に「八日市場市」と「匝瑳郡野栄町」が合併して誕生、発足時の「人口」は約4万2000人だったそうです。
 2012年9月30日現在の「匝瑳市」の「人口」は39745人(男19524人、女20221人)で「世帯数」14321世帯となっています。

 「市名」の「由来」は旧「八日市場市」と旧「野栄町」が「匝瑳郡」に属していたことからだそうで、「竹内正浩」さんの「日本の珍地名」(文春新書)で「難読」・「誤読地名番付」の「東の横綱」と紹介されています。
 「匝瑳市役所」「本庁」は旧「八日市場市役所」を使用、「匝瑳市域」のうち、旧「八日市場市」は「植木」(苗木)の「産地」として有名であり、「匝瑳市」は「植木」の「栽培面積」が「日本一」(2011年9月30日のブログ参照)となっています。

 「八日市場本町通り」は、「JR八日市場駅」から「北」へ5分の所に位置しています。
 「八日市場本町通り」には、「八日市場本町通り商店街」があり、その「範囲」は全長400m程あり、現在「商店街協同組合」には「加盟店舗数」は31店舗加盟しています。
 「八日市場本町通り商店街」では、「町おこし運動」としては、「売り出し」(3月・10月・12月)「八重樫市場」「よかっぺ祭り」(2010年10月16日・2011年10月12日のブログ参照)「市場まつり」(2011年7月21日・2012年7月22日のブログ参照)などを実施しています。

 「よかっぺ祭り」は、「市民参加」の「お祭り」として長年親しまれている「匝瑳市」の「お祭り」で、「市民手作り」の「祭り」として昭和54年からはじまり、今年(2012年)で「34回目」を迎える「心のふれあいの場」を「テーマ」に始められました「イベント」です。
 「よかっぺ祭り」は「開催」以来、「市民」の方々の「創意工夫」により、共に喜び合い、「心」に残る「郷土」の「祭り」として「発展」を遂げてきました。
 「よかっぺ祭り」では、「神輿」の「渡御」や「太鼓演奏」、「新鮮野菜」や「うまいもの販売」、「餅つき」や「プレゼントコーナー」、「出店」に、「ご当地ヒーロー」登場等々、どこを歩いても楽しく「祭り気分」を味わえます。
 ちなみに「よかっぺ祭り」の「よかっぺ」とは、「匝瑳市」の「方言」で、「良いだろう」「良いことだ」という「意味」だそうです。

 「第34回よかっぺ祭り」は、9時30分頃から、「中央地区中心街」(八日市場本町通りを中心に開催)を「会場」とし、「小学校児童」による「たるみこし」の「パレード」を皮切りに、「各種団体」による「踊りパレード」、そして「よさこい鳴子踊り」と続き、「お祭り広場」では「バザー」や「ゲーム」が繰り広げられます。

 「第34回よかっぺ祭り」では、「スペシャルゲスト」として、「兵庫県」「宍粟市(しそうし)」から「ゆるキャラ」の「森の妖精」「しーたん」が登場。
 また「東北復興支援企画」として、「福島県」から「道の駅たじま」と「ネモト物産」が「ふくしま」の「旬」の「味」を届けるそうです。

 「ゆるキャラ」「森の妖精」「しーたん」は、「ササユリ」の「帽子」をかぶった「女の子」で、「宍粟(しそう)」の「森の豊かさ」と「明るい未来」をイメージした「宍粟市」の「マスコットキャラクター」で、2008年10月1日生まれで、「宍粟」のみんなのことが大好きだそうです。

 「匝瑳市」と同じように、「読みにくく書きにくい地名」を持つ「兵庫県」「宍粟市」で、「匝瑳市」の「ご当地ヒーロー」「ハリキリ戦隊ソーサマン」(3月16日のブログ参照)が今年(2012年)6月3日、「兵庫県」「宍粟市」「山崎町中広瀬」で開かれた「さつき祭り」の「会場」で、「ステージショー」を披露、「しーたん」と「共演」、「悪役」を退治し、子どもたち約300人を楽しませたそうです。
 「匝瑳市」と「兵庫県」「宍粟市」は、上記のように「全国」の「ユニーク」な「地名」を紹介した「竹内正浩」著「日本の珍地名」(文春新書、2009年)の「難読・誤読地名番付」で「東西」の「横綱」に選ばれた「縁」で「交流」を始め、今回が初めての「企画」となったそうです。

 「ハリキリ戦隊ソーサマン」は、「匝瑳市」をPRするため、昨年(2011年)誕生、「テレビ」で活躍する「ヒーロー達」のような派手な動きは苦手ですが、「地元」と「正義」を愛する「心」は「誰」にま負けないとされています。
 「兵庫県」「宍粟市」「さつき祭り」で行われた「ステージショー」では、「宍粟」が「穴粟(あなぐり)」と読み間違えられることが多いことから、「怪人」「アナグリ男」が「悪役」として登場しました。
 「ステージショー」では「ハリキリ戦隊ソーサマン」は、「仲間割れ」をしたり、あっさりと「敗北」したりと、「笑い」あふれる「ステージ」を披露し、最後は「宍粟」の「子どもたち」の「声援」を受け、「しーたん」と「一緒」に「アナグリ男」を撃退したそうです。

 「道の駅たじま」は、「栃木県」の「日光」と「福島県」「会津若松」を結ぶ「国道121号線」沿い、「町」の「南玄関」である「山王峠」の「頂上」付近にあります。
 「道の駅たじま」には様々な「イベント」が行われる「お祭り広場」や、「清流」の流れる「敷地内」をめぐる「散策路」があり、「ふれあい」と「やすらぎ」の「場」として活用されています。
 「道の駅たじま」の「物産販売所」「会津の関」や「屋外テント」では、「山菜」、「木工品」、「会津もめん」など「町の特産品」を販売しています。

 「第34回よかっぺ祭り」「よかっぺ大通り」では、「みこし&囃子パレード」、「御輿渡御」、「よさこい鳴子踊り」、「かわいい園児のストリートパフォーマンス」、「踊りパレード」(みんなで踊ろう!よかっぺ音頭・大漁節・スカイツリー音頭)、「歌と踊りの競演」(山野みどり歌謡ショー)、「復興!愛どるライブ」(「つくも99SP」の派手派手ライブ)、「ダンスフロアINよかっぺ」(HIROE'S STADIOの子どもたちによるカッコかわいいダンス)、「ハリキリ戦隊ソーサマンショー」(「森田千葉県知事」と「ラジオ」出演した「超人気者ソーサマン」、今回は「宍粟市」の「森の妖精」「しーたん」の「ラブコール」にハラハラドキドキ)、「ご当地アイドル」「S☆cute」(2011年11月5日のブログ参照)ライブ(結成から一周年 各地の舞台に出演し匝瑳市をPR)が「出演」、「開催」されます。
 (「よかっぺ大通り」スケジュールは下記「詳細」記載)

 「第34回よかっぺ祭り」「お祭り広場」では、「よかっぺお楽しみ抽選会」、「健康イベント」、「チャリティー餅つき大会」、「ユートリーカードポイントサービス」、「八重垣市場」(伝統の市場がよかっぺ祭りに初登場!)、「八重垣神社祇園祭写真展」、「CHIBA ROCK'12」、「フィッシュセラピー」(「社団法人八日市場青年会議所」出店、参加費「大人」200円、「中学生以下」100円 全て義捐金(ぎえんきん)として寄付するそうです。)、「がんばろう福島!応援ブース」(旬のリンゴやイカ焼きを食べて復興支援)、「わくわくファミリーパーク」、「フリーマーケット」、「祈!晴天テルテル坊主大集合」が開催されます。
 (「お祭り広場」スケジュールは、下記「詳細」記載)

 「市民手作り」の「祭り」で「市民」の「創意工夫」で「心」に残る「郷土の祭り」として発展してきた「イベント」「第34回よかっぺ祭り」。
 「よかっぺ祭り」の開催されるこの機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第34回よかっぺ祭り」詳細

 開催日時 10月21日(日) 9時半〜

 開催会場 八日市場本町通り ほか

 「よかっぺ大通り」スケジュール

 9時30分〜12時00分 みこし&囃子パレード
 11時00分〜16時30分 よさこい鳴子踊り
 11時30分〜13時45分 かわいい園児のストリートパフォーマンス
 11時50分〜12時35分 歌と踊りの競演
 12時35分〜12時55分 復興!愛どるライブ
 13時00分〜16時30分 御輿渡御
 13時05分〜14時05分 踊りパレード
 14時05分〜14時25分 ダンスフロアINよかっぺ
 14時25分〜14時45分 ハリキリ戦隊ソーサマンショー
 15時05分〜15時25分 ご当地アイドルS☆cuteライブ

 「お祭り広場」スケジュール

 9時30分〜16時30分 健康イベント
 9時30分〜16時30分 フィッシュセラピー
 9時30分〜16時30分 がんばろう福島!応援ブース
 9時30分〜16時30分 わくわくファミリーパーク
 9時30分〜16時30分 フリーマーケット
 9時30分〜16時30分 祈!晴天テルテル坊主大集合
 10時00分〜16時00分 八重垣神社祇園祭写真展
 11時00分〜12時30分 チャリティ餅つき大会
 12時30分〜16時30分 八重垣市場
 12時30分〜16時30分 CHIBA ROCK'12
 15時30分〜16時00分 よかっぺお楽しみ抽選会

 問合わせ よかっぺ祭り実行委員会 0479-73-0089

 備考
 「第34回よかっぺ祭り」は「雨天時」は、「八日市場ドーム」などにて「一部行事」のみ「実施」されます。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1351 |
| 地域情報::匝瑳 | 09:20 AM |
「第17回飯高檀林コンサート」(匝瑳市)
 本日ご案内するのは、近隣市「匝瑳市」「飯高檀林」「飯高寺(はんこうじ)」で明日、10月7日(日)に開催されます「第17回飯高檀林コンサート」です。

 「匝瑳市」は、平成18年1月23日、「八日市場市」と「野栄町」が合併して誕生しました。
 「匝瑳市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「東京」からは70km圏、「成田国際空港」からは「車」で30kmの「距離」にあります。
 「匝瑳市」の「中心部」を「JR総武本線」と「国道126号線」が「東西」に走り、「成田方面」とは「国道296号線」で結ばれています。

 「匝瑳市」の「総面積」は、10178平方kmで、みどり豊かな恵まれた「大自然」と「歴史」のある「まち」です。
 「匝瑳市」の「北部」は、「谷津田」が入り組んだ「複雑」な「地形」の「台地部」となっており、「里山」の「自然」が多く残されています。
 「匝瑳市」の「南部」は、「平坦地」で「市街地」を除いてほとんどが「田園地帯」となっており、「白砂青松」の続く「九十九里海岸」に面しています。

 「飯高寺」(飯高檀林)(2011年10月7日・2012年4月22日・4月28日のブログ参照)は、「匝瑳市」の「中心」から「北方」約8kmの「舌状台地」に造られた「法華宗」(日蓮宗)の「学問所」です。
 「飯高寺」は「敷地」67667平方mを有し、うっそうとした「杉林」が「歴史」の「重み」を感じさせてくれます。
 「飯高寺」(飯高檀林)ですが、天正元年(1573年)、「要行院日統」が「匝瑳市飯塚」の「光福寺」に「学室」を開いたことが「檀林」の「全身」とされています。
 後に「京都」から「教蔵院日生」を招いて、天正7年(1579年)、「土地」の「有力者」「平山刑部」の「後援」を得て、「学室」を「当地」の「妙福寺」に移しました。
 これが「飯高檀林」の「発祥」で、「僧侶」の「教育」と「宗学」を研究し、極めることを「目的」として開設され、翌年(1580年)には現在の「土地」に移っています。
 その後、「全国」に「諸檀林」ができはじめ、「関東八大檀林」、「関西六大檀林」へと発展していったそうです。

 ちなみに「檀林」とは「栴檀林(せんだんりん)」の「略語」で、「僧侶」の「集まり」を「栴檀」の「林」に例えた、つまり「寺院」の「尊称」であるとともに「仏教」の「学問所」を意味します。
 このように「学問所」として開かれた「飯高檀林」も、明治5年の「学制」発布により明治7年に「廃檀」となり、294年間の「歴史」を閉じることとなりました。
 その後、いくつかの「建物」は、「売却」や取り壊されたものの「廃檀」当時のままの「状態」で、よく保存されています。
 「飯高寺」のなかでも「講堂」・「鐘楼」・「鼓楼」は、昭和55年に「国」の「重要文化財」に指定されています。
 「国指定」の「4棟」は、平成の2度の「修理」ど当時の「姿」に復元されているそうです。
 また「飯高檀林」跡として「飯高寺」「境内」全体が「県指定史跡」(昭和50年指定)となっています。

 「飯高檀林コンサート」(2010年10月9日・2011年10月7日のブログ参照)は、「国指定重要文化財」である「飯高寺」の「講堂」で毎年行われている荘厳な「コンサート」です。
 「飯高檀林コンサート」は、今年(2012年)で「17回」を数える「イベント」で「匝瑳市」の「秋」の「恒例行事」となっています。

 「第17回飯高檀林コンサート」は、「檀林の森でふる里の心を見つけよう。」の「サブタイトル」をつけ行われます。
 「第17回飯高檀林コンサート」は、「立正大学」「ハンドベルクラブ」の「オープニング」に続き、「ヴァイオリン」・「声楽」・「ピアノ」を「国指定重要文化財」の「建造物」「講堂」の「広縁」を「ステージ」に、その「前面」の「境内」に「仮設」の「観客席」を設置し、「コンサート」が行うものです。
 「第17回飯高檀林コンサート」には、「立正大学」「ハンドベルクラブ」「キンコンカン・バンド」、「ジョン・チャヌ(丁讃宇)」さん(ヴァイオリニスト)、「幸福未央(こうふくみお)」さん(声楽家)、「武田香奈子(たけだかなこ)」さん(ピアニスト)が「出演」されます。

 「ヴァイオリニスト」の「ジョン・チャヌ」さんは、1950年「岡山県」生まれで、5歳より「ヴァイオリン」を始め、「桐朋学園大学」を経て、1969年「パリ国立高等音楽院」に入学、「ミシエール=オークレール」女史に師事、「同音楽院」を「首席」で卒業、「東京交響楽団」、「韓国国立交響楽団」、「韓国KBS交響楽団」等の「首席コンサートマスター」を歴任、1988年より「韓国延世大学教授」就任、「ニューヨーク」「カーネギーホール」など「世界各地」で「演奏」を行い、絶賛を博し、2000年には「朝鮮半島」で初めて実現した「南北首脳会談」を記念して「南北統一コンサート」(ユニティーコンサート)を開催し大きな「反響」をよんだそうです。
 その後、「広島」と「長崎」で「原爆犠牲者追悼コンサート」など、常に「いのち」「愛」「平和」への「願い」を込めた「演奏活動」を続けており、「第14回」、「第15回飯高檀林コンサート」に出演されています。

 「幸福未央」さんは、「神戸市」出身の「声楽家」・「ソプラノ」で「大阪音楽大学」在学中、「ミュージカル・オペラ」の「経験」を積み、卒業後「母校」である「兵庫県立宝塚北高等学校」にて「音楽講師」を勧め、その後「サンテレビ」主催「神戸震災追悼記念式典」に「ソリスト」として「出演」、2006年「スポーツニッポン」主催「全国ゴスペルコンクール」にて「最優秀賞」を受賞、2008年「東京湾アクアライン」主催「コンサート」、2010年〜「NHK教育テレビ」「みんなのうた」「グラスホッパーからの手紙」出演、2011年「ソロコンサート」「HanaうたLive」を上演しています。

 「武田香奈子」さんは、「ピアニスト」で、7歳より「ピアノ」を始め、「桐朋学園大学」「音楽科」「ピアノ科」を卒業、「ビティナヤングピアノコンペティション」および「茨城県ピアノコンクール」入賞、また「蓼科高原音楽祭」において「奨励賞」を受賞、「NHK団友オーケストラ」と共演し、「ジョン・チャヌ」さんの「ビアニスト」の「かたわら」、「室内楽」や「ソロ活動」に活躍中です。
 「ジョン・チャヌ」さんと同様に「第14回」・「第15回飯高檀林コンサート」に出演されています。

 「立正大学」「ハンドベルクラブ」「キンコンカン・バンド」は、「立正大学」「社会福祉学部」「人間福祉学科」(現「子ども教育福祉学科」)の「1期生」によって結成されてから今年(2012年)で14年目を迎え、「ハーモニー。力をあわせて、心はひとつ」を「モットー」に、「ハンドベル」や「トーンチャイム」の「音色」の「美しさ」を「学内」・「学外」の「コンサート」等で披露されているそうです。

 「第17回飯高檀林コンサート」では、「愛と平和」への「思い」を込めて「世界各地」で「演奏活動」を続けている「ヴァイオリニスト」「ジョン・チャヌ」さんが「檀林の森」で「ヴァイオリン」と「ピアノ」、そして「声楽」で奏でる「演奏」を心ゆくまで鑑賞できるそうです。
 「第17回飯高檀林コンサート」の「曲目」「カンタービレ」・「スマイル」・「見上げてごらん夜空の星を」・「秋の歌メドレー」ほかとなっています。

 「歴史」ある「匝瑳市」の「古刹」「飯高寺」(飯高檀林)で行われる「クラッシックファン」から「ポピュラーファン」まで幅広い方々が楽しめる「コンサート」「第17回飯高檀林コンサート」。
 「コンサート」が行われるこの機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第17回飯高檀林コンサート」詳細

 開催日時 10月7日(日) 13時〜 (15時30分終了予定)

 開催会場 飯高寺 匝瑳市飯高1789

 問合わせ 匝瑳市教育委員会生涯学習室 0479-67-1266

 備考
 「飯高寺」(飯高檀林)の「境内」には「徳川家康」の「側室」「お万の方」ゆかりの「楓(かえで)」の「木」があり、往時を偲ばせています。
 「第17回飯高檀林コンサート」では「鑑賞中」、「天候」によっては「肌寒く」感じることもあるそうなので、「上着」の「準備」を呼びかけています。
 「第17回飯高檀林コンサート」は、「雨天決行」の「コンサート」で、「雨天」の「場合」は「飯高寺」「講堂」内で開催するそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1326 |
| 地域情報::匝瑳 | 08:35 AM |
「此木三紅大の風神雷神展」(匝瑳市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「松山庭園美術館」で明日、9月14日(金)から10月28日まで開催されます「此木三紅大の風神雷神展」です。

 「匝瑳市(そうさし)」は、「千葉県」「北東部」の「市」で、2006年(平成18年)1月23日に「八日市場市」と「匝瑳郡野栄町」が合併して誕生しました。
 「匝瑳市」の「市名」の「由来」は旧「八日市場市」と旧「野栄町」が「匝瑳郡」に属していたことからで、「竹内正浩」の「日本の珍地名」(文春新書)で「難読・誤読地名番付」の「東の横綱」と紹介されているそうです。
 「匝瑳市」の「市区域」のうち、旧「八日市場市」は、「植木」(苗木)の「産地」として有名であり、「匝瑳市」は「植木の栽培面積」が「日本一」(2011年9月30日のブログ参照)となっています。

 「松山庭園美術館」(2011年2月25日のブログ参照)は、「芸術家」「此木三紅大(コノキミクオ)」氏の「アトリエ」を公開した「美術館」です。
 「松山庭園美術館」の「展示品」は、数々の「名画コレクション」と「茶道具」を中心に展示しています。
 「松山庭園美術館」「庭園内」には「地域」の「文化交流の拠点」としての「企画展示館」、「長屋門」、「見晴らし亭」、「茶室」などが点在し「四季折々」の「自然」を愛でながら「野外彫刻」も楽しめます。

 「松山庭園美術館」の「収蔵作品」は、「ヨーロッパ絵画」、「国内著名作家作品」、「茶道具」、「琴コレクション」などがあります。
 「松山庭園美術館」「庭園」の裏には、「大桑」(高さ、11m、根回り、3.1m)が聳(そび)えており、「樹木」(黒松、枝垂れ萩、紅葉の林)や「草花」(さつき、椿、桜、百日紅(さるすべり)、桔梗(ききょう))など「四季」を通して楽しめるそうです。

 「此木三紅大」氏は、「絵画」にとどらまず「ガンダ彫刻」や「彫刻」など多彩な「才能」を発揮し、「公共施設」にも多数の「作品」を制作設置されています。
 近年、「中国」「上海」でも注目され、二つの「国立美術館」で買上収蔵されているそうです。
 「此木三紅大」氏の「略歴」ですが、1937年「東京」生まれの「芸術家」で、「中学1年」より「油彩画」を始め、「武蔵野美術大学」、「ローマ・アカデミア美術大学」卒業。
 1976年「美術団体」「青枢会」創立、1995年「那須高原私の美術館」開館、常陳。
 1998年「匝瑳市」に「松山庭園美術館」設立されています。

 「松山庭園美術館」では、「企画展示館」にて「定期的」に「企画展」を開催しており人気を博しています。
 今回開催される「企画展」ですが、「此木三紅大の風神雷神展」と題し行われます。
 「古来、風神雷神図は、俵屋宗達(たわらやそうたつ)、尾形光琳(おがたこうりん)などにより名作が残されており、このたび先達の傑作に魅せられ、長年挑んできた「風神雷神」の絵画と彫刻を展示します。
 7年ごしに仕上がった彫刻「風神」は、今回初公開で、ご多忙の折りとは存じますが、是非ご覧ください」
 と「松山庭園美術館」「オーナー」「此木三紅大」氏は、呼びかけているそうです。
 「此木三紅大の風神雷神展」では、「古(いにしえ)の名作に挑む」を「テーマ」にし、「自然現象」を「神格化」した「風神像」・「雷神像」を初公開するそうです。

 「風神雷神」は、「古代インド」の最古の「聖典」にある「自然現象」を「神格化」した「神」で「中国」の「敦煌(とんこう)」にもその「姿」は見られます。
 「日本」では、「京都市」の「蓮華王院三十三間堂」に、鎌倉時代の「仏師」「湛慶」が関わって造られた「国宝」・「風神雷神像」があり、それは全く「日本化」された「造形」であるといわれています。
 その「姿」を「元(もと)」として前述の「俵屋宗達」が「屏風」に「風神雷神図」を描き、その後「尾形光琳」も描き、それら「名作」は後々の「画家」に大きな「影響」を与えてきたそうです。

 「風神雷神像」は、現代も多くの「画家」、「彫刻家」が挑む大いなる「テーマ」になっています。
 「此木三紅大」氏も1999年、「風猫雷犬図」を発表して以来、幾たびもこの「テーマ」に挑戦してきたそうです。
 「風神雷神」は、「扇面画」にも現われ、「鉄」の「彫刻」・「ガンダ」でも挑んできました。
 中でも7年前に制作した「雷神像」と対峙する「風神像」が、今年ようやく「完成」に至り、上記のように「風神雷神像」を初公開するそうです。

 「風情」ある「庭園」の中での「美術鑑賞」のできる「美術館」「松山庭園美術館」の「企画展」「此木三紅大の風神雷神展」。
 「企画展」が行われるこの機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「此木三紅大の風神雷神展」詳細

 開催期間 9月14日(金)〜10月28日(日)

 開催会場 松山庭園美術館 匝瑳市松山630

 開館日  金・土・日・祝日

 開館時間 10時〜17時

 入館料  大人 800円 小・中学校 400円

 問合わせ 松山庭園美術館 0479-79-0091

 備考
 「松山庭園美術館」では、「此木三紅大の風神雷神展」の「併催展」として「」、「村山槐多」の「作品」など20点を集めた「近代物故作家デッサン展」も開かれるそうです。

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| 地域情報::匝瑳 | 09:20 PM |
「中台風祭り」「中台梯子獅子舞」(横芝光町)
 本日ご案内するのは、近隣市「横芝光町」「大宮神社」で明後日(あさって)の8月26日(日)に開催されます「中台(なかだい)風祭り」「中台梯子獅子舞」です。

 「横芝光町」は、「千葉県」「北東部」の「町」、2006年3月27日に「山武郡横芝町」と「匝瑳郡光町」が合併し、新たに発足しました。
 「横芝光町」の「発足時」の「人口」は約2万6000人、「町役場」は旧「光町役場」です。
 「横芝光町」は、「千葉県」の「太平洋」側、「九十九里平野」(7月6日のブログ参照)のほぼ「中央」に位置し、「町」の「北部」は「標高」の高い場所もありますが、起伏は大きくなく、「中央部」を「九十九里平野」最大の「河川」である「栗山川」(2月18日のブログ参照)が流れています。
 「横芝光町」に隣接している「自治体」ですが、「山武市」、「匝瑳市」、「山武郡芝山町」、「香取郡多古町」となっています。

 「大宮神社」は、「横芝光町」の「鎮守の森」の「奥」にある「神社」です。
 「大宮神社」の「創建」ですが、「文献」はありませんが、大同年間(806〜810年)と言われており、「大宮神社」の「御祭神」は「大己貴命(オオナムチノミコト)」で、一般的には「大国主命(オオクニヌシノミコト)」として知られている「神様」です。

 「大宮神社」では、毎年8月最終日曜の「風祭り」に、「五穀豊穣」、「悪霊払い」、「息災延命」を祈願して「獅子舞い」が行われています。
 この「お祭り」は「二百十日」(立春から数えて210日目)は、「台風」などの「時期」なので「風」を鎮め、「五穀豊穣」と「家内安全」を祈念するもので「地名」の「中台」をつけて「中台風祭り」といわれています。

 「風祭」は、「日本各地」において、毎年「二百十日」前後に行われる「嵐」を鎮めるための「祭り」で、「二百十日」は「台風来襲」の「特異日」のため、「収穫」前の「農産物」が「被害」に遭わないよう「祈願」することを目的としています。
 「風祭」の「代表例」は、「おわら風の盆」等があげられ、「二百十日」の「台風」の「災害」が起こらないように「祈願」されています。
 「地方」によっては「屋根」や「竹竿」の「先」等に「風上」に向けて「鎌」を立てる「風切り鎌」の「風習」も見られ、「風祭」は、「風祭り」とも書きます。

 「大宮神社」の「風祭り」は、「梯子獅子舞」や「中台梯子獅子」とも呼ばれています。
 毎年「210日」の「風祭り」に、「大宮神社」の境内で「豊作祈願」、「害虫予防」として「獅子舞」が奉納され、「7間半」(13.5m)もの「大梯子」の上で勇壮に舞われることから「中台梯子獅子」といわれています。
 「中台梯子獅子」では、「大宮神社」境内の「大銀杏」に「7間半」(13.5m)もの「大梯子」をかかげ、「梯子」の上で、ひとりが「頭」、ひとりが「体」を演じて、「お囃子」にあわせて「コンビネーション」よく「逆立ち」したりと勇壮に舞う「伝統的」な「行事」で江戸時代から続くといわれています。

 江戸時代の中期に「浅間山」が噴火した1782年に69日間「太陽」(日)が出なかったと言われ、そのために有名な「天明の飢饉」が発生時、全国的に「大凶作」となり、多くの「餓死者」が発生しました。
 江戸時代は、全体に「寒冷な気候」で、他にも寛永19年(1642年)、享保17年(1732年)、天保4年(1839年)〜17年等でも、「冷害」、「台風」、「虫害」、「干魃(かんばつ)」等大きな「被害」があったそうです。
 「中台地区」では、文化11年(1814年)に「大凶作」に見舞われ、「稲」の「開花期」に「風雨」が続き、「日照時間」が不足し、連日の「北風」で「主食」の「ヒエ」や「粟」まで「風」に倒され、「食料」がなくなり、その上8月末に「季節外れ」の「大霜」にあい、「米」、「そば」は皆無となったそうです。
 幾度かの「冷害」や「干魃」、「台風」などの「状況」をたび重ね、村人たちは「神頼み」で「日常生活」の「平穏」を「祈願」し、「獅子舞」などを「神社」に奉納したものと考えられています。

 「中台梯子獅子舞」は、「二人立ち伎楽系」の「獅子舞」で、「演目」は「玉じゃれ」と「梯子獅子舞」です。
 「玉じゃれ」は、「ヒョットコ」が寝ていた「獅子」を「玉」で釣るという「演目」です。
 「梯子獅子」では、「獅子」は、「舞台」の「四隅」の「榊」を食(は)むように舞った後、「舞台」から「地面」に飛び降り、「獅子」は「地上」で舞いながら、「梯子」に向かいます。
 「大宮神社」境内の「大銀杏」に立て掛けられた33段の「大梯子」を「獅子」は登りながら、横になったり、「逆立ち」したりと「曲芸舞」を披露するそうです。
 「梯子」の「頂上」では、「獅子」が大きく「体」を反らし、「獅子」の「演技」が決まるたび、「梯子」下で見ている「見物客」の大きな「声援」と「拍手」が湧き起こるそうです。
 この「演技」の後、「獅子」は「口」から「紙吹雪」を撒き、徐々に「梯子」を降りていきます。
 「地上」に飛び降りた「獅子」は、「大宮神社」「拝殿」を回ると「正面」の「柱」を噛む「仕草」をして「舞」を終えます。

 なお「中台梯子獅子舞」では、「大宮神社」境内の「周り」を「獅子」が舞う際に、「子供」の「頭」を「獅子」に食べてもらうと丈夫に育つといわれています。

 「中台地区」で伝承されている「五穀豊穣」、「悪霊払い」、「息災延命」を祈願して行われる「大宮神社」の「獅子舞」「中台風祭り」「中台梯子獅子舞」。
 「伝統的な行事」が行われるこの機会に「横芝光町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「中台風祭り」「中台梯子獅子舞」詳細

 開催日  8月26日(日)
 (「玉じゃれ」は午前中から正午ころ 「梯子獅子舞」は午後)

 開催会場 大宮神社 山武郡横芝光町中台1211

 問合わせ 横芝光町産業振興課 0479-84-1215

 備考
 「中台梯子獅子舞」は、2009年4月に「横芝光町」の「町指定無形民俗文化財」に指定されています。

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| 地域情報::匝瑳 | 11:55 AM |
「納涼子供まつり」(横芝光町)
 本日ご紹介するのは、近隣市「横芝光町」「光文化の森公園」で明日、8月18日(土)に開催されます「納涼子供まつり」です。

 「横芝光町」は、「千葉県」の「東部」、「県立九十九里自然公園」の中央に位置し、「県庁所在地」「千葉市」から約40km、「成田国際空港」から約20kmの「距離」にあります。
 「横芝光町」の「東」は「匝瑳市」、「西」は「山武市」、「北」は「山武郡芝山町」、「香取郡多古町」に隣接し、「町」の「総面積」は66.91平方kmあります。

 「横芝光町」の「北部一帯」はゆるやかな「丘陵地帯」が継続し、「台地」は「畑」、「低地」には「水田」が広がっています。
 また「中央部」以南は、「土地改良事業」によって整然とした「田畑」がならんでおり、それが「白砂青松」の「九十九里浜」(5月11日のブログ参照)へ続いています。
 「気候」は、「黒潮」の影響を受けて、「夏」涼しく「冬」暖かい「海洋性」です。

 「光文化の森公園」は、「光・水・緑」を「テーマ」に作られた「横芝光町」にある「公園」です。
 「光文化の森公園」は、広い「敷地」(約4000平方m)の「空間」を、「マロニエ」と「樹木」の「緑」が「フランス風」の「庭園」に仕上がっています。
 「光文化の森公園」園内には、「図書館」、「屋外ステージ」、「芝生広場」、「四季折々」に花咲く「フランス庭園」、「噴水」などがあります。
 「芝生広場」は「夜間照明付き」の「多目的」な「広場」となっています。

 「納涼子供まつり」は、「横芝光町商工会青年部」が主催している「地域」の「お祭り」だそうです。
 「納涼子供まつり」には、「横芝光町」出身の「お笑い芸人」「園田先生」をはじめ様々な「出演者」が「夏」の「夕暮れ」のひとときを盛り上げるそうです。

 「納涼子供まつり」の「主な出演者・イベント」ですが、「園田先生」(お笑い芸人)、「少林寺演武」、「横芝敬愛ブラスバンド演奏」、「Hip Hopダンス」、「こどももちなげ」ほかとなっています。
 「横芝光町」出身の「園田先生」は、1983年7月14日生まれ、「血液型」「O型」で「コント」中心の「お笑い芸人」で、「座右の銘」は「大盛無料」、「芸名」の「由来」は「中学高校」「社会科」の「教員免許」を持つことからで、「芸人を志した理由」は、「おもしろい先生」というのが「生徒」に人気があり、面白くなるため、「お笑いの道」に進んだら、こうなった(いや、こうなってしまった)のだそうです。

 また「納涼子供まつり」には、「横芝光町」の「ご当地グルメ」「滋養めし」(3月1日のブログ参照)の「販売」や「横芝光町商工会青年部」による「各種販売」も行われるそうです。

 「横芝光町」には100年を超える「歴史」ある「町営食肉センター」があり、「十数万頭」の「豚」や「牛」が「食肉用」として加工されています。
 また「横芝光町」では「農業」も盛んに行われており、「特産」の「長ネギ」をはじめ、新鮮で「美味しい野菜」や「お米」などが豊富に作られています。
 この「宝」である「食材」を使い、「ご当地グルメ」で「町おこし」を試みようと「機運」が高まり、そこで「商工会員」を中心に「町の活性化」を目指すために、「実行委員会」を立ち上げ、「横芝光町」の「食文化」、「歴史」、「いわれ」などを研究し、「試行錯誤(しこうさくご)」の末、「地元」で親しまれている「もつ」と「地元特産」の「長ネギ」を使用した「滋養めし」にたどり着いたそうです。

 「滋養めし」の「名前の由来」ですが、遠く大正時代まで遡ります。
 「横芝光町」出身で、「横浜」で「ドイツ人」から「ハム・ソーセージ」の「製造技術」を学び、「食肉加工技術」の「伝承」や「普及」に尽力した「大木市蔵」氏が、大正12年9月1日に発生した「関東大震災」において、被災した方々にふるまった、「塩漬け肉」と「野菜」を使った「汁かけ丼」「滋養飯」から名付けられたそうです。

 「園田先生」はじめ、地元の「出演者」たちが様々な「パフォーマンス」・「演奏」等を行い、「ご当地グルメ」「滋養めし」が出品される「イベント」「納涼子供まつり」。
 「イベント」が行われるこの機会に「横芝光町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「納涼子供まつり」詳細

 開催日時 8月18日(土) 15時〜18時 (14時半 開場)

 開催会場 光文化の森公園 芝生広場 横芝光町宮川11905

 問合わせ 横芝光町商工会 0479-82-0434

 備考
 「納涼子供まつり」は「雨天」の場合は「中止」となりますので、ご注意下さい。

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| 地域情報::匝瑳 | 11:18 AM |
「大浦花火大会」(匝瑳市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「匝瑳市保育園」周辺で明日、8月15日(水)に開催されます「大浦花火大会」です。

 「匝瑳市」は、平成18年1月23日、「八日市場市」と「匝瑳郡野栄町」が合併して誕生した「市」です。
 「匝瑳市」の「市」の「名称」については、「八日市場市・野栄町合併協議会」において、15歳以上の「住民」を対象に「両市町」の「名称」を除いて行った「アンケート調査」で「1位」であったこと、また「両市町」の旧「郡名」でもあり「住民」が共有して「一体感」の持てる「名称」であったことから決定しました。

 「花火大会」が行われる「匝瑳市」「大浦地区」では、「大浦ごぼう」(2011年1月10日のブログ参照)という「大浦地区」だけで生産されている「直径」30cm、「長さ」1mにも及ぶ「巨大ごぼう」が生産され、11月に収穫されています。
 「大浦ごぼう」は、「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)だけに毎年奉納されており、「全国」から「参詣」に訪れる「信徒」に出す「精進料理」の「縁起物」として使われています。
 「大浦ごぼう」は、非常に珍しく「文化財」として指定されており、「匝瑳市」の「指定天然記念物」になっています。

 「大浦花火大会」は、毎年8月15日、「大浦」の「堀之内地区」の「実行組織」により開催される「花火大会」です。
 「大浦花火大会」は、「東総広域農道」沿いの「眺め」は「良好」で「絶景」です。
 「打ち上げ数」は100発前後と少ないですが、「収穫」間近の「水田」を照らす「花火」は「風情」があるそうです。

 「東総広域農道」は、「匝瑳市」と「旭市」を結ぶ「農道」であり、2007年9月に「ツール・ド・ちば2007」という「房総半島」を一周する「サイクリングイベント」が行われ、この「道路」も経由しました。
 「東総広域農道」は、平成元年に「開通」、「起点」・「終点」及び通過する「自治体」ですが、「匝瑳市」(起点)〜「旭市」(終点)となっています。
 「東総広域農道」は、「総距離」18.9km、「正式名称」は「東総台地地区広域営農団地農道」です。

 「東総広域農道」は、「成田空港」方面と「鹿嶋」方面を結ぶ「道路」として日中は平日、休日問わず「交通量」が多く、「抜け道」として使う人が多く、「県道73号線」を経由して「銚子新大橋有料道路」(利根かもめ大橋有料道路)を利用するために一段と「交通量」が増しています。
 また「東総広域農道」は、「国道126号線」の「バイパス」的な「道路」としての「役目」を果たして(特に「佐倉」・「成田空港」方面)、「路面」も比較的に良く「国道126号線」の「北側」にあることもあって、「北の国道126号線」の状態になっています。
 「東総広域農道」の両サイドの「風景」はほとんどが「田園風景」であるので、「夏」の「今頃」は「緑の絨毯(じゅうたん)」が引きつめられているような「風景」が広がっています。

 「緑の絨毯」に咲く「打ち上げ花火」が鮮やかな「大浦花火大会」。
 「東総地区」の「行楽」の「帰り道」に、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

 「大浦花火大会」詳細

 開催日時 8月15日(水) 20時〜21時

 開催会場 匝瑳保育園周辺 匝瑳市大浦堀之内

 問合わせ 匝瑳市産業振興課 0479-73-0089

 備考
 「匝瑳市」の「市名」ですが、その「難読さ」から「難読」・「誤読地名」「番付」の「東の横綱」と紹介されました。
 (「竹内正浩」氏の「日本の珍地名」(文春新書)参照)
 「東総広域農道」は、「秋」に入ると「稲」に「実」がなりはじめ、辺り一面が「金色」(黄色)の「絨毯」が広がる素晴らしい「田園風景」になります。











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| 地域情報::匝瑳 | 04:04 PM |
「鬼来迎(きらいごう)」(横芝光町)
 本日二つ目にご案内するのは、近隣市「横芝光町」「広済寺(こうさいじ)」で明明後日(しあさって)の8月16日(木)に開催されます「鬼来迎(きらいごう)」です。

 「横芝光町」は、「千葉県」「北東部」の「町」で、2006年3月27日に「山武郡横芝町」と「匝瑳郡光町」が合併し、新たに発足しました。
 「横芝光町」は、発足時は約2万6000人で、「町役場」は旧「光町役場」です。
 合併前の「横芝町」と「光町」は「別の郡」(歴史的にはそもそも「上総国」と「下総国」という別の「令制国」)に所属していましたが、現在の「横芝光町」は「山武郡」に属しています。

 「横芝光町」は、「千葉県」の「太平洋」側、「九十九里平野」(7月6日のブログ参照)のほぼ中央に位置し、「町」の「北部」は「標高」が高い場所もありますが「起伏」は大きくなく、「中央部」を「九十九里平野」最大の「河川」である「栗山川」(2月18日のブログ参照)が流れています。
 「横芝光町」と隣接する「自治体」ですが、「匝瑳市」、「山武市」、「山武郡芝山町」、「香取郡多古町」となっています。

 「広済寺」は、「山武郡横芝光町虫生」にある「真言宗智山派」の「寺院」で、「山号」は「慈士山」で、「御本尊」は「地蔵菩薩」です。
 「広済寺」は、鎌倉時代初期、「薩摩」の「僧侶」「石屋和尚」が「諸国」の「遊行」の途中「虫生の里」に立ち寄り。「辻堂」を「仮の宿」とした時、「妙西信女」という17歳の「新霊」が「地獄」の「鬼」どもに攻め立てられる様子を目の当たりにし、「地獄絵」さながらの「凄まじさ」に驚いたといいます。
 そして翌日「娘」の「墓参」に来た「新霊」の「父母」であるこの地の「領主」「椎名安芸守」「夫婦」にこの様子を話したところ、「領主」「椎名安芸守」は自分の「悪行」を悔い「娘」の「菩堤」を弔うため「寺」を建立し、「石屋和尚」が開山することとなりました。
 建久7年(1196年)のこととされ、「娘」の「法名」「妙西」を「広西」と改め「慈士山地蔵院広西寺」(現在は「広済寺」)と称したとのことです。

 ところがその年の「夏」「虫生の里」に突然「雷雨」が起こり、開山した「寺」の「庭」に、「青鬼」・「黒鬼」・「赤鬼」・「白鬼」・「祖老母」の「面」などが「天」から降って来て、「青鬼」と「白鬼」の「面」は失われたものの、「石屋和尚」は残りの「面」を「寺内」に止め置いたとされています。
 一方、当時「鎌倉」に住む、「運慶」・「湛慶(たんけい)」・「安阿弥(あんなみ)」(快慶)の3人の「仏師」が、ある夜
 「和尚と夫婦が辻堂に塔婆(とうば)を立ててこもっていたところ、いろいろな鬼が出て来て、亡者を攻めたてているのを、菩薩がご覧になられている。」
 という同じ「夢」を見て、「夢」の「舞台」である「虫生の里」を尋ねることになりました。
 そして3人の「仏師」は「虫生」に至り、「石屋和尚」に逢って「話」を聞いて、「閻魔大王」、「倶生神(くしょうじん)」、「老母」、「菩薩」などの「面」を彫り献納したい旨を申し出、「面」が整ったといわれています。
 3人の「仏師」は自ら作った「面」を「顔」に当て、「石屋和尚」もまた「面」を当て、すさまじい「舞」を舞って、集まった「壇徒一同」に披露しました。
 ちょうどその日は「お盆」の7月16日であったそうです。
 そしてその後も「地獄」の様、「菩薩」の「救い」を示す「鬼来迎」は毎年7月16日(旧暦)に行われるようになったと言われています。

 「鬼来迎」(または「鬼舞」ともいわれています)は、「山武郡横芝光町虫生」の「広済寺」に伝わる、「地獄」の「様相」と「菩薩」の「救い」を「仮面狂言」にした「日本唯一」の「民俗芸能」です。
 「鬼来迎」は、「月遅れ」の「お盆」の8月16日に演じられています。

 「鬼来迎」の「内容」ですが、「地獄」を再現し、「因果応報」・「勧善懲悪」の「理法」を説く「仏教劇」で、すべて「地元民」の「手」によって、毎年「地獄の釜」の開く「日」といわれる「月遅れ」の「お盆」の8月16日に演じられます。
 「地獄」を「舞台」とし、「死者」が「閻魔大王」の「裁き」を受け「鬼ども」の「責め苦」に遭うものの「菩薩」によって救われるという「内容」で、「大序〜賽の河原〜釜入れ〜死出の山」の「四段」と、「広済寺建立縁起」を物語る「和尚同行〜墓参〜和尚物語」の「三段」、全「七段」からなり、「所要時間」は、約1時間30分で、現在は「大序」・「賽の河原」・「釜入れ」・「死出の山」の「四段」のみが上演されています。

 「鬼来迎」は、「農村信仰」の「原型」とも言われ、「衆生救済」を描く他に類例の少ない「民俗芸能」であり、「農村」と「信仰」、そこにあらわれる「鬼」とは何かなどが語られるそうです。
 また「地獄」の「恐ろしさ」と「菩薩」の「慈悲」を間近で感じることができるとも言われています。

 「鬼来迎」は、1975年(昭和50年)の「文化財保護法」の改正によって制定された「重要無形民俗文化財」の「第1回」の指定を受けたそうです。

 「日本唯一の地獄芝居」「鬼来迎」が行われる「横芝光町」「広済寺」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「鬼来迎」詳細

 開催日時 8月16日(木) 15時頃〜

 開催会場 広済寺 山武郡横芝光町虫生483

 問合わせ 横芝光町産業振興課 0479-84-1215

 備考
 「鬼来迎」は、かつては「利根川」沿いの「香取郡下総町」(現「成田市」)や「香取郡小見川町」(現「香取市」)などでも行われていましたが、現在は「広済寺」のみとなったそうです。
 「成田市」「迎接寺」にはその時の「鬼面」・「亡者面」など、「香取市」「浄福寺」には「鬼来迎問答引接踟供養記」が「寺宝」として残っているそうです。

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| 地域情報::匝瑳 | 10:05 AM |
「八坂神社祇園祭」(横芝祇園祭)(横芝光町)
 本日ご案内するのは、近隣市「横芝光町」「JR横芝駅前通り」で明明後日(しあさって)の8月4日(土)・5日(日)に開催されます「八坂神社祇園祭」(横芝祇園祭)です。

 「横芝光町」は、「千葉県」「北東部」に位置し、「東京都心」から約70km、「県庁所在地」「千葉市」から約40km、「成田国際空港」からは約20kmの「距離」にあります。
 「横芝光町」の「形状」は「東西」約5km、「南北」約14kmと「南北」に細長く、「面積」は66.91平方kmで、「北」は「香取郡多古町」と「山武郡芝山町」、「東」は「匝瑳市」、「西」は「山武市」に接し、「南」は「白砂青松」の続く「九十九里浜」(5月11日のブログ参照)に面しています。
 「横芝光町」の「地勢」は、「中央部」から「南部」にかけては「平坦部」が続き、「北部」は穏やかな「丘陵地帯」を形成しています。
 また、かつて「上総」、「下総」の「国境」でもありました「九十九里平野」(7月6日のブログ参照)における最大の「河川」「栗山川」(2月18日のブログ参照)が、「中央部」を「北」から「南」に向けて流れています。

 「JR横芝駅」は、「山武郡横芝光町」にある「東日本旅客鉄道」(JR東日本)「総武本線」の「駅」です。
 「JR横芝駅」の「構造」ですが、「駅舎」に接して「単式ホーム」1面1線、「北側」に「島式ホーム」1面2線と、あわせて2面3線をもつ「地上駅」で、「ホーム」はかさ上げされていません。
 「線路」はほぼ「南西」から「北東」に走り、「駅舎」は「線路」の「南東側」に設けられています。
 2つの「ホーム」は「駅舎」の「飯倉」方にある「屋根なし」の「跨線橋」で結ばれており、「島式ホーム」の中ほどに「待合所」が設けられています。
 「JR横芝駅」は「側線」を1本持っており、これは「ホーム」の「松尾」方で「1号線」の「線路」から分岐しています。
 「単式ホーム」は「駅舎」の「松尾」方で切り欠かれており、ここにこの「側線」が入っています。

 「JR横芝駅」「駅舎」は、1998年(平成10年)に「屋根」の葺き替えや「壁面」の「塗装」等が行われ改装されてはいますが、1897年(明治30年)6月1日の「総武鉄道」「本所駅」(現在の「錦糸町駅」)〜「銚子駅」間「全通時」の「建物」が今も使われています。
 「JR横芝駅」の「駅舎」は、「木造平屋建」で「入母屋造」の「屋根」が特徴で、内部には「待合所」や「自動券売機」などがありますが、「磁気券」に対応した「自動改札機」はありません。
 「有人」の「出札窓口」(みどりの窓口)は2006年(平成18年)に閉鎖され、「もしもし券売機Kaeruくん」が設置され、また「簡易Suica改札機」「設置駅」でもあります。
 しかし、「もしもし券売機Kaeruくん」は、本年(2012年(平成24年))3月8日限りで廃止され、翌3月9日の「初電時刻」からは「指定席券売機」に置き換えられました。

 「JR横芝駅」周辺ですが、旧「横芝町」の「中心地」で、2006年(平成18年)の「合併」までは「横芝町」の「中心駅」でありましたが、「栗山川」の「対岸」の「光町」には「駅」がなく、「横芝町」との合併前から「JR横芝駅」を「玄関口」としていました。
 「横芝光町役場」(旧・「光町役場」)は、「JR横芝駅」の「北東」約1.5kmの「場所」にあり、かつては「駅」の「南西」約1.2kmの「線路」沿いに「横芝光町横芝行政センター」(旧「横芝町役場」)がありましたが、「横芝光町役場」に統合されています。
 「JR横芝駅」「駅前」には「タクシー」の「待ち合い」があり、「駅」から少し離れた「道路」沿い(線路脇)には「大型のショッピングセンター」がいくつかあります。

 「八坂神社祇園祭」(横芝祇園祭)は、「夏」の「土用」の「祓い」の「行事」で、「京都」の「祇園祭」の「流れ」をくむ「八坂神社」の「祭礼」で、毎年8月の「第一土曜日」に「宵祭り」が、「日曜日」に「本祭り」が行われています。
 8月5日(日)の「本祭り」では、「本町」の「八坂神社」で「家内安全」、「産業の発展」、「子孫繁栄」を祈願した後、「上町」・「本町」・「東町」の「三地区」の「神輿」が18時頃に「ショッピングモールサピア」に集結し、「お囃子」に合わせて交互にもみ合います。
 その後、「神輿」は19時に「JR横芝駅」前に移動し、そこで「三地区」の「神輿」が一斉にもみ合う勇壮な「お祭り」です。

 また「八坂神社祇園祭」(横芝祇園祭)の8基の「神輿」は、「禊(みそ)ぎ」のために「栗山川」に入り、「山車(だし)」と共に「笛」や「太鼓」の「囃子」によって「町内」を練り歩くそうです。
 しかし現在「東町区」の「山車」は、昭和58年を最後に引退し、「彫刻物」は「倉庫」に、「車輪」は「消防機庫」下の「貯水槽」に保存されているそうです。

 「横芝光町」の「夏」を彩る「八坂神社祇園祭」(横芝祇園祭)。
 「祇園祭」が開催されるこの機会に「横芝光町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「八坂神社祇園祭」(横芝祇園祭)詳細

 開催期間 8月4日(土)・5日(日)

 開催会場 JR横芝駅前通り 山武郡横芝光町横芝

 問合わせ 横芝光町産業振興課 0479-84-1215

 備考
 「JR横芝駅」は、「JR成東駅」管理の「JR千葉鉄道サービス」(2009年(平成21年)4月1日より。それ以前は「京葉企画開発」)による「業務委託駅」で、「委託化」は2005年(平成17年)のことで、それまでは「直営駅」であったそうです。
 「八坂神社祇園祭」(横芝祇園祭)では、「神輿」が「禊ぎ」のため「栗山川」に入ると「祭り」は最高潮に達するそうです。

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| 地域情報::匝瑳 | 11:54 AM |
「八重垣神社祇園祭」(匝瑳市)
 本日二つ目にご案内するのは、近隣市「匝瑳市」「八重垣神社」で今週末の8月4日(土)・5日(日)に開催されます「八重垣神社祇園祭」です。

 「匝瑳市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「東京」から70km圏、「成田空港」からは「車」で30分の「距離」にあり、「匝瑳市」の「中心部」を「JR総武本線」と「国道126号線」が「東西」に走り、「成田方面」とは「国道296号線」で結ばれています。

 「匝瑳」の「由来」・「語源」ですが、「匝瑳」という「地名」は、現存のものでは、「奈良」「東大寺」「正倉院」に伝わる「庸調(ようちょう)」(朝廷に納めた「特産物」)に見られる天平13年(741年)の「記録」が最も古いとされています。
 「匝瑳」という「地名」の「由来」は、平安時代前期の「歴史書」「続日本書紀」によりますと、5世紀の終わり頃から6世紀のはじめにかけて、「畿内」(現在の近畿地方)の「豪族」であった「物部小事(ものべのおごと)」という「人物」が、「坂東(ばんどう)」(現在の関東地方)を征した「勲功」によって、「朝廷」から「下総国」の一部を与えられ、「匝瑳郷(さふさごおり)」とし、「小事」の「子孫」が「物部匝瑳(ものべのそうさ)」氏を名乗ったと伝えられています。
 「匝瑳」の「語源」については、「諸説」あって定まっていませんが、「発音」での「さふさ」という「地名」があり、「さ」は「狭」で美しい、「ふさ」は「布佐」で「麻」の「意」で、「美しい麻のとれる土地」であったとする「説」や、「さ」は「接頭語」で、「ふさ」は「下総国」11郡中で「最大の郡」であったことを由来するという「説」があります。
 「匝瑳」は、「さふさ」に「縁起」のよい「漢字」を充てたものと考えられています。
 なお、「漢和辞典」によれば、「漢字」の「匝」は、「訓読み」で「匝(めぐ)る」と読み、一巡りして帰るという「意味」があり、「瑳」は、「訓読み」で「瑳(あざ)やか」あるいは「瑳(みが)く」と読み、「あでやかで美しい」という「意味」があるそうです。

 「八重垣神社」は、「匝瑳市八日市場東本町」に鎮座している「神社」で、「旧社格」は「旧村社」で「御祭神」は「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」・「事代主命(ことしろぬしのみこと)」・「倉稲魂(うがのみたま)」を祀っています。
 「八重垣神社」は、「嵯峨天皇」の弘仁2年(812年)に「物部朝臣匝瑳連足継」公が「鎮守府将軍」としてこの地を廻り、「祖神」たる「物部小事(ものべのおごと)」(「物部匝瑳連の祖」)直筆に係わる「八雲の神詠」を奉祀するために「出雲の神」を奉載し「牛頭天王社」として祀った事に始まるといわれています。
 正中2年(1314年)、永徳元年(1381年)に「社殿」を改修、享禄3年(1666年)と「社殿」を改築し「社名」を「福岡明神」と改め、「神輿」を新造して「祇園祭」を執行したのが、今日の「八日市場の祇園祭」の「創始」とされています。

 「八重垣神社祇園祭」の「歴史」ですが、残っている「文献」が少なく、「歴史資料」が乏しいようですが、「見徳寺」に所蔵する「古文書」によりますと、
 「祇園会は元禄十年(1697年)の頃なり、別当見徳寺始め毎年天王宮免田米をもって祭礼す」
 とあり、これを「祇園祭」の「起源」とみることができます。
 さらに別の「古文書」によりますと、
 「正徳三年(1713年)六月十九日、門前へ初めて神輿を本振りなり」
 とあり、この頃に「神輿」が担がれるようになったようです。
 「祇園祭」特有の「お囃子」が登場するのは明治中期以降でその「伝承」の「経過」から通称「三川囃子」と呼ばれています。
 また「神輿渡御」が盛り上がると「匝瑳市」では「町どおし」の「紛争」が絶えなかったそうです。
 そこで解消する「方策」として大正時代からは「神輿連合渡御」が行われるようになり、それが現在も承継されています。

 「八重垣神社祇園祭」は、毎年8月4日・5日に行われます「匝瑳市」きっての「お祭り」で、「八重垣神社」を中心に10町内から合わせて20数基の「神輿」が繰り出されます。
 「笛」や「太鼓」の軽快な「お囃子」に合わせ、担がれる「神輿」はこの地方特有の「スタイル」で、「あんりゃぁどした」という威勢のいい「かけ声」で練り歩く「姿」は、見ている者も心が踊ってしまうそうです。
 また「八重垣神社祇園祭」は、「神輿」の「行列」に「冷水」を浴びせかけるのも特徴です。

 従来「女性」は「神輿」を担ぐことは許されませんでしたが、「八重垣神社祇園祭」では、「女人禁制」の「旧例」が緩和されて、「女神輿」が繰り出されるようになりました。
 この「女神輿」は、全国でも極めて珍しい「女性」だけが担ぐ「神輿」として注目を集めています。
 4日の「夕方」から威勢のいい「女性達」により「男達」に負けじと「各町内」から10基の「神輿」が渡御されます。

 「八重垣神社祇園祭」の「ハイライト」は何といっても「神輿連合渡御」です。
 5日の「午前」に「八日市場小学校」に10町内から集まった20基以上の「神輿」と「囃子連」は、延々と連なって「匝瑳市」の「市街」を練り歩きます。
 「夕刻」になり「八重垣神社」に次々と入る前には「活気」が「最高潮」に達し、「担ぎ手達」の「力」の入った「渡御」がみられるそうです。
 ちなみに「八重垣神社祇園祭」の「昨年」(2011年)の「人出」は50000人だそうです。

 「八日市場」の「夏」を彩る「神輿の祭典」「八重垣神社祇園祭」。
 熱気溢れる「祇園祭」が行われるこの機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「八重垣神社祇園祭」詳細

 開催日時 8月4日(土)・5日(日) 10時半〜22時

 開催会場 八重垣神社 匝瑳市八日市場イ全域

 問合わせ 匝瑳市産業振興課 0479-73-0089

 備考
 「八重垣神社祇園祭」の平成24年(本年度)の「年番町」は、「萬町」だそうです。
 なお「八重垣神社祇園祭」は、「チバテレ」(千葉テレビ)にて放送される予定で、「本放送」は8月19日(日)19時00分〜19時55分(予定)となっており、「再放送」は8月24日(金)14時00分〜14時55分(予定)となっています。
 (なんらかの事情により放送時間が変更になる可能性もありますので、あらかじめご了承下さい。)

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| 地域情報::匝瑳 | 09:11 AM |

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