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「第57回旭市七夕市民まつり」(旭市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「旭市」で明日8月6日(土)から7日(日)に開催されます「第57回旭市七夕市民まつり」「のぼる旭 祈りを込めて」です。

 「旭七夕市民まつり」は、昭和29年(1954年)から開催された「旭市民」のお祭りです。
 毎年趣向をこらした「七夕飾り」の下で、様々な催しが行われています。

 今年の「旭市七夕市民まつり」ですが、目玉のひとつとして「旭市民総踊り」「旭音頭でおどりゃんせ!」を行うそうです。
 8月6日(土)・7日(日)の両日(夜の部)に、初めの曲(18時〜)と終わりの歌(20時5分〜)を「旭音頭」として、会場内全員での「旭市民総踊り」を行うそうです。
 復興への祈りを込めて、行われる催し「旭市民総踊り」では、スペシャルゲストとして「椎名佐千子」さんが会場全体を大きく盛り上げてくれるようです。

 また今年の七夕では、会場の各所に「竹飾り」を展示するそうです。
 被災された方の復興への祈りや、子供たちの将来への夢を書いた「短冊」を竹に飾るそうです。

 また「旭駅前ロータリー」に「砂の彫刻」をPR活動の一環として展示。
 今回「砂の彫刻」を彫るのは、「サンドアートクラフト」の世界大会で三位に輝いたことのある「保坂俊彦」氏。
 世界的に有名な「保坂俊彦」氏の「砂の彫刻」を身近に堪能できるようです。

 さらに毎年恒例となっています「ミス七夕パレード」も開催。
 本年のパレードは、6日(土)14時55分から「千葉県警察音楽隊」の先導によって行われ、16時半からは、「中央イベント広場」にて「千葉県警察音楽隊」による本格的な演奏が行われます。

 その他に、「高校生復興屋台 in 七夕復興市」、「軽トラ市 in 七夕復興市」(14時〜20時半)など実施されます。

 「旭市」の季節を彩る「真夏の祭典」「第56回旭市七夕市民まつり」に訪れてみませんか?

 「第57回旭市七夕市民まつり」「のぼる旭 祈りを込めて」詳細

 開催日  8月6日(土)・7日(日)

 開催会場 旭市ロ JR総武線「旭駅前」 中央商店街周辺 旭中央イベント広場

 「旭市七夕市民まつり」イベントスケジュール

 8月6日(土)

 14時   開会式開始

 14時2分 つるまき保育園児による和太鼓演奏

 14時30分 開会式終了

 14時40分 千葉県警察 カラーガード隊

 14時50分 ミス七夕紹介

 14時55分 千葉県警察音楽隊先導「ミス七夕パレード」スタート (15時55分)

 15時   旭農業高等学校 コーラス

 15時30分 旭市立矢指小学校 ブラスバンド

 16時   旭市立第二中学校 ブラスバンド

 16時30分 千葉県警察音楽隊 演奏

 17時   SUGA JAZZ DANCE STUDIO

 18時   旭市民総踊り「旭音頭でおどりゃんせ!」 踊りパレード開始

 18時45分 ハッピィキャッツ

 19時15分 椎名佐千子 歌謡ステージ

 20時5分 旭市民総踊り「旭音頭でおどりゃんせ!」

 20時30分 交通規制解除 全体清掃開始

 21時   終了

 8月7日(日)

 14時   姉妹年 茅野市PR

 14時10分 SUGA JAZZ DANCE STUDIO 新潟KIDS (ストリートダンス)

 14時25分 ビックバン・KIDS (ストリートダンス)

 15時10分 Age Of Bronx (ストリートダンス)

 15時20分 エレキギター演奏

 16時   旭市立海上中学校 ブラスバンド

 16時30分 旭市立第一中学校 ブラスバンド

 17時   旭すみれ会 (フラダンス)

 18時   旭市民総踊り「旭音頭でおどりゃんせ!」 踊りパレード開始

 18時15分 旭御囃子保存会

 18時45分 青山祐太 歌謡ステージ

 19時15分 安来節保存会旭教室

 20時5分 旭市民総踊り「旭音頭でおどりゃんせ!」

 20時30分 交通規制解除 全体清掃開始

 21時   終了

 問合わせ 旭市七夕市民まつり実行委員会 0479-62-7537

 備考
 「旭市」では「第57回旭市七夕市民まつり」を通じて、県内最大の被災地である「旭市」から、「旭市民」の元気な姿と復興への決意を全国に向けて発信する意義を持ち開催するそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=632 |
| 地域情報::旭 | 10:50 AM |
「太田のエンヤーホー」(旭市)
 本日ご案内するのは、となりまち「旭市」で毎年7月27日に開催されている「八坂神社」祭礼の「太田祇園祭」「太田のエンヤーホー」です。

 「太田のエンヤーホー」は、「旭市太田」にある「八坂神社」の「祇園祭」で演じられる「民族芸能」です。
 「旭」の「つく舞」は、「八坂神社」の祭礼で「津久舞」とも「橦枚」とも書き、通称「エンヤーホー」(陰陽ホー、ホーは掛け声)と呼ばれる神事が披露されます。
 (「陰陽法(いんようほう)」の掛け声が転化したものともいわれています)
 「陰陽ホー」(なまってエンヤーホー)とは、万物の成長発展は「陰」と「陽」から成り立ち、「子孫繁栄」も、「五穀豊穣」も「陰」と「陽」の合致にもとずくという考え方です。
 「旭市」の「八坂神社」では毎年7月26日(火)・27日(水)に「太田祇園祭」が行われ(26日は宵宮)、27日の「本祭」の夜20時頃、地区内を練り歩いた「御輿」が「神社」に戻る(日没後行われる)と「境内」の「仮設舞台」で「無言劇」が奉納されます。
 「無言劇」は、「赤獅子」「おかめ」等の張り子の面を付けた「演じ手」が「八坂神社」境内に組まれた舞台上で演ずる「芸能」です。

 「無言劇」の最終演目として「つく舞」が演じられ、「赤獅子」のお面を付け「獅子」に扮した「若者」が、高さ16メートルの「つく柱」の上で「軽業」を披露し最後に紙吹雪を撒くそうです。
 これは「利根川」の「高瀬舟船頭」が、帆柱の上で曲芸を演じたのが始まりといわれています。
 また「軽業」の演じ手は「昇り獅子(のぼりじし)」と称され、「つく柱」上で曲芸を演じますが、江戸時代頃から「地元の祭礼」と「曲芸」が結びついて独自に伝承されてきた希少なものとされています。

 「旭市」に伝わる「民族芸能」「太田のエンヤーホー」。
 「旭」の「太田八坂神社」にお出かけしてみませんか?

 「太田のエンヤーホー」詳細

 開催日時 7月27日(火) 20時〜

 所在地  旭市ニ2089 八坂神社

 問合わせ 旭市生涯学習課 0479-55-5728

 備考
 「太田のエンヤーホー」は平成11年に国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民族文化財」に選択されています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=613 |
| 地域情報::旭 | 11:28 AM |
「ミス七夕コンテスト」(旭市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「旭市」で明日(7月16日)「東総文化会館小ホール」で開催されます「ミス七夕コンテスト」です。

 「旭市」の「夏」の一大イベント「旭七夕市民まつり」。
 毎年多くの人手(2日間で約10万人)で賑わう人気の催しで、心待ちしている「旭市民」の皆さんや近隣市町村の方も多くいらっしゃいます。

 「ミス七夕コンテスト」は、「旭七夕市民まつり」に先立っておこなわれる「コンテスト」。
 近隣市町村より集まった美女の中から「ミス」・「準ミス」3名が選ばれます。
 ちなみに「ミス七夕」の応募資格ですが、旭市内および近隣市町に在住・在勤の18歳以上の「未婚女性」で、「旭市」の「復興」に伴う「広報活動」に積極的に取り組んでくれる人だそうです。
 (募集は6月28日(火)に終了しています)

 「ミス」(「ミス七夕QUEEN」)「準ミス」(ミス七夕)3名は、「旭七夕市民まつり」(8月6日(土)・7日(日)開催)期間中、「ミス七夕パレード」(8月6日(土)14時〜)に参加します。
 また、その後1年間(平成23年7月16日〜平成24年のコンテスト開催日まで)は「旭市」の「顔」として「各行事」(「旭市七夕市民まつり」、「行政」・「経済団体」などの「諸行事」)に参加するそうです。

 「ミス七夕コンテスト」は、「第一次審査」が7月9日(土)13時〜「旭市商工会」にて「面接選考」が行われました。
 「第二次審査」として、7月16日(土)13時半〜「東総文化会館小ホール」にて「ゆかた審査」を行い、今年の「ミス七夕」が選出されます。

 「ミス七夕コンテスト」で表彰されるのは、「入賞」は「ミス七夕QUEEN」1名・「ミス七夕」(「準ミス」)2名で、「賞金」一人10万円、「副賞」として「トロフィー」・「協賛会社副賞」がもらえるようです。
 なお「ミス七夕コンテスト」では「コンテスト」出場者全員にプレゼント「QUOカード5000円分」を進呈しているそうです。

 年に一度の「ミス七夕コンテスト」、今年は誰が選ばれるのでしょうか?

 備考
 昨年(2010年)の「ミス七夕」に選ばれたのは、「銚子市」の「ビューティーアドバイザー」をしている「石井希美」さんと「旭市」の「NOPスポーツアカデミー」勤務の「石井紗弥香」さん、そして「ミス七夕QUEEN」は「匝瑳市」の「学生」「神庭りの」さんだったそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=598 |
| 地域情報::旭 | 07:46 AM |
「第57回旭市七夕市民まつり」開催決定(旭市)
 本日お知らせするのは、となりまち「旭市」で毎年開催されています「旭市七夕市民まつり」の今年度開催決定です。

 「旭市」では「東日本大震災」からの復興を祈願するとともに、「旭市民」の皆さんに「元気と勇気」を届け、復興への決意を全国に発信する祭りにするとプレスリリースされました。
 以上の事を踏まえ「第57回旭市七夕市民まつり」の本年度のテーマを「のぼる旭 祈りを込めて」に決定されたそうです。

 「第57回旭市七夕市民まつり」の開催日は8月6日(土)・7日(日)に決定し、場所は中央商店街パレードコース、各イベント会場などで開催されます。

 「旭市」では開催に伴い、「参加団体」を募集しているそうです。
 「踊り」や「ダンスチーム」、「みこし」、「お囃子」、「ステージ」での「パフォーマンス」、「七夕復興市」への「出店団体」など、「旭」を盛り上げてくれる人たちを募集しています。
 「踊り」や「ダンス」で参加される場合、共通曲として「旭音頭」を使用すること。
 そのほかの選曲は自由だそうです。

 申込期限は7月5日(火)となっており、申し込み・問い合わせ先は「旭市七夕市民まつり実行委員会」(0479-62-7537)まで。

 「旭市」の「夏」の「風物詩」「のぼる旭 祈りを込めて」「第57回旭市七夕市民まつり」に参加してみませんか?

 備考
 「旭市七夕市民まつり」に伴い開催されます「2011年ミス七夕コンテスト」(6月28日(火)締切済み)が行われます。
 「2011年ミス七夕コンテスト」日時は7月16日(土)13時〜、会場は「東総文化会館小ホール」にて開催されるそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=577 |
| 地域情報::旭 | 10:49 AM |
「蛇園出清水(へびそのでしみず)地区の自然環境」(旭市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「旭市」の「蛇園出清水(へびそのでしみず)地区の自然環境」です。

 「蛇園出清水地区」は、海上地区の最南端に位置し、約4haの面積を有しています。
 その名の通り清水が出る自然豊かな地区で「蛍(ほたる)」や「希少植物」などが今なお残る貴重な環境を守っている地区です。
 海上地区を南北に縦断する「斜面林」(旭市指定天然記念物)に隣接していて、「棚田」で水稲の栽培をしていました。
 その後、土地改良事業により水田の基盤整備を行いましたが、休耕により水田は荒廃寸前の状況となったそうです。
 こうした中、地主31名が水田の管理と周辺の環境保全活動に立ち上がり、平成14年に「蛇園出清水管理組合」を組織しました。
 町(海上町)や「海上町自然保護協会」(当時)の支援を受け、この地区に生息する「源氏蛍(げんじぼたる)」(生息地として「市指定天然記念物」)や「シラン」や「食虫植物」等の「希少植物」の保護、「秋桜」、「菜の花」の景観形成作物の栽培や桜並木の形成を目指した「河津桜」の植樹を行っているそうです。

 「蛇園出清水地区」には、宝暦8年(1758年)に建立された「還来寺(げんらいじ)」という「真言宗智山派」の寺院があります。
 「還来寺」は、「七宝工芸」の最高峰と称され、明治時代の「帝室技芸員」を務めた芸術家「濤川惣助」(1847〜1910年)の生家の「菩提寺」として知られています。
 「蛇園」の農家に生まれた「濤川惣助」は、やがて「無線七宝」というぼかしを基調とした「日本画」そのままの「七宝焼」を完成し、国内外の人々を驚かせたそうです。
 「迎賓館大食堂」(旧赤坂離宮・花鳥の間)に残る「花鳥七宝」は、国宝的名品と評価されているそうです。
 また「還来寺」周辺の道路脇にも「蛍」が舞うのが見られるようです。

 上記のようなことから「蛇園出清水地区」は「ホタルの里」として知られ、自然に溢れ「蛍」の生息地として適しています。
 「蛍」鑑賞に特に適しているのは「還来寺」の近辺で、お堂の裏は建物の陰になっていることもあり、発光する「蛍」を見受けられるそうです。
 気温が高く曇りで風がない日、月明かりのない暗い夜などたくさんの「蛍」が発光しながら宙を舞う幻想的な光景が見られるようです。
 「蛇園出清水地区」では「養成池」を設置するなど、貴重な「蛍」の保護活動に取り組んでいて、地区の地権者が共同で管理している区域なので、一般の立ち入りを制限している場所もあるそうです。

 「人」と「自然」が共生している「ホタルの里」となっている「蛇園出清水地区の自然環境」。
 自然溢れる「旭市」「蛇園」に訪れてみませんか?

 「蛇園出清水地区の自然環境」詳細

 所在地  旭市蛇園612

 連絡先  蛇園出清水管理組合 0479-68-1174

 「蛇園出清水地区」の見所・見頃

 「河津桜」 (2月下旬〜3月中旬)

 「菜の花」 (2月〜4月頃) 3.7ha

 「源氏蛍」 (5月下旬〜6月中旬)

 「シラン」 (6月中旬) 41a

 「彼岸花」 (8月下旬〜9月中旬) (別名「曼珠沙華」)

 「秋桜」  (8月下旬〜10月中旬) 3.7ha

 備考
 「蛇園出清水地区」では地域を上げ保護活動に取り組んでいます。
 「ホタル鑑賞」の際は、「海上野球場」近くから「還来寺」に向かう間に駐車場がいくつかあるので、そこから徒歩で向かうのがおすすめだそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=551 |
| 地域情報::旭 | 11:43 AM |
「がんばろう旭!旭市復興支援イベント」(旭市)
 本日三つ目にお知らせするのは、となりまち「旭市」で明日(5月22日)開催されます「がんばろう旭!旭市復興支援イベント」です。

 3月11日に起こった「東日本大震災」で大きな被害を受けました「旭市」。
 震災から2ヶ月が経ち「飯岡福祉センター」隣接地に建設された「仮設住宅」(200戸)への入居も行われ、復興に向けた歩みが一歩ずつ進んでいます。

 今回開催する「がんばろう旭!旭市復興支援イベント」で、「銚子はね太鼓保存会」(宮崎義政代表)が伝統郷土芸能を披露するそうです。
 また「銚子大漁節」では「花柳寿々三奈」師匠も参加。
 円熟の舞踏で「被災者」を元気づけるそうです。
 会場は「仮設住宅敷地内」で11時〜開催されます。

 「銚子」の「伝統郷土芸能」「銚子はね太鼓」「銚子大漁節」で、旭の皆さんの元気を与える催しのお知らせでした。

 「がんばろう旭!旭市復興支援イベント」詳細

 開催日時 5月22日(日)11時〜

 開催会場 飯岡仮設住宅敷地内(飯岡福祉センターとなり)

 タイムスケジュール

 11時〜   開会(主催者挨拶 旭市長)

 11時5分〜 銚子の伝統郷土芸能「銚子はね太鼓」

 11時45分〜 IZANAIよさこい踊り (スガジャズダンススタジオ)

 12時20分〜 皇宮警察音楽隊・千葉県警察音楽隊による吹奏楽

 問合わせ 旭市秘書広報課 0479-62-5306

 備考
 雨天の場合は、「飯岡福祉センターホール」にて開催されます。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=523 |
| 地域情報::旭 | 11:25 AM |
「長禅寺」の「猫」・「大鼠(おおねずみ)」(旭市)
 本日二つ目にお伝えするのは、先だってブログにアップしました「旭市」「長禅寺」に伝わる逸話(伝説)「長禅寺の猫」「長禅寺の大鼠(おおねずみ)」です。

 「長禅寺」には、この寺で飼っていた「猫」とその「兄弟猫」が、「長禅寺」に住み着いていた「大鼠」を退治したという言い伝えが残されています。
 「長禅寺」境内にある「池」は、その「大鼠」に槍(やり)でとどめを刺した「住職」が、その「槍」についた「大鼠」の血を洗ったという伝承があります。

 下記の二つが、「長禅寺」に伝わる逸話(伝説)です。

 「長禅寺の猫」

 「戦国時代」の末頃、「長禅寺」には大きな「化け鼠」が棲みつき、人に危害を加えることもあって、皆困り果てていました。

 ある日、寺の「飼い猫」が「和尚」の夢枕に立ち、あの「鼠」は神通力があって、自分だけでは歯が立たない、「横根」の里にいる自分の兄と弟と三匹で力を合わせて退治したい、と云いました。
 「和尚」が「横根」に行くと、確かに寺の「猫」の兄弟がいたので、二匹を借りて帰りました。

 それからしばらく経ったある夜、「本堂」で激しい戦いが始まりました。
 「飼い猫」は「大鼠」の喉に噛みつき、「大鼠」は「飼い猫」の頭に噛みつき、「横根」の二匹の「兄弟猫」は「大鼠」の背中を噛みつきました。
 それには、さすがの「大鼠」もたまらずに逃げ出しました。
 その戦いにより二匹の「兄弟猫」は無事でしたが、「飼い猫」は頭の傷が深手で、明け方に死んでしまいました。

 「大鼠」の行方はわかりませんでしたが、村人たちと探したところ、奥の間の天井は節のない板のはずなのに、天井に斑点があったそうです。
 そこに目がけて「槍」を突き上げると、大きな悲鳴と共に「大鼠」が落ちてきたそうです。

 「大鼠」にとどめをさしたこの「槍」を洗ったのが、「長禅寺」の境内の池であったため、以後「血の池」と呼ばれるようになったそうです。

 「長禅寺の大鼠」

 「長禅寺」の近在に年を経た「大鼠」が棲んでおり、村の「美しい娘」を見染め、「嫁」を所望しました。
 「娘」も「親」も絶望したが如何ともし難く、ついに「祝言の日」を迎えました。

 この話をある「浪人者」が聞き込み、祝宴の席に紛れ込んで、「大鼠」が現れるのを待ち伏せました。
 夜が更けて、辺りも静まり返った頃、天井から「大鼠」が現れるや、それまで正体もなく酔い潰れていた「浪人者」が、突如「槍」を天井に鋭く突き上げました。
 無気味な悲鳴が鳴り響いた後、天井から血が滴り落ちて、床に溜まりました。

 「娘」は運良く難を避け、後に良縁を得たと云われています。

 以上二つが「旭市」「長禅寺」に伝わる「逸話」です。

 備考
 「長禅寺」には、池がいくつかあり、伝説の「血の池」であると言われていますが、どの「池」をさすのかはわからないそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=517 |
| 地域情報::旭 | 10:08 AM |
「長禅寺」と「長禅寺」の「文化財」(旭市)
 本日ご案内するのは、となりまち「旭市」「長禅寺」と「長禅寺」の「文化財」です。

 「長禅寺」は、「旭市野中」にある「真言宗智山派」の寺院。
 「山号」は「金剛山」、「本尊」は「愛染明王」。
 応永8年(1401年)9月に創建されました。

 「長禅寺」は、山城国宇治郡醍醐山金剛王院の「大僧正」「実賢」6代の法孫、「長範」和尚が開基しました。
 1565年には「正木時忠」らの軍勢によって、「本尊」はじめ「堂塔」が焼失。
 1568年に再建し、翌年には「本堂」が完成しましたが、1789年再び火災、「本尊」は避難しましたが、「本堂」が焼けてしまったそうです。
 そして1799年、「本堂」が完成し、現在に至っています。
 立派な屋根が特徴で、築200年以上のその姿は正に壮観です。

 「長禅寺」本尊の「愛染明王像」は伝統的技法を忠実に伝えた仏像で木造寄木造りの座像です。
 「愛染明王像」は男女の縁結びの仏様といわれ、胎内から「墨書銘文」が発見され「京仏師小河浄慶」の作です。
 永禄12年(1569年)に完成したことも「墨書銘文」に記されています。
 この「愛染明王像」は明王であるので念怒形を示していますが、内心は慈悲深く衆生を憐れんで血の涙を流しているそうです。
 また「愛染明王像」全体が赤いのはその為だといわれています。
 「愛染明王像」は旭市の「指定文化財」に指定されています。
 (昭和45年(1970年)9月19日指定)
 また「本堂欄間彫刻」も同じく指定を受けています。
 (平成11年(1999年)4月10日指定)

 「長禅寺」は、東総地方の「新四国88か所」「第1番」の寺として、春の「遍路巡礼」でも賑わっています。

 男女の縁結びの「仏様」といわれる「愛染明王」を本尊とする「旭市」の古刹「長禅寺」。
 新緑の季節にお出かけしてみませんか?

 「長禅寺」詳細

 所在地  旭市野中2042

 問合わせ 旭市生涯学習課 0479-55-5728

 備考
 「長禅寺」には、2つの「伝説(伝承)」が伝えられています。
 また「長禅寺」には、「新四国88か所霊場」を縮小した霊場も設置され、境内いっぱいに八十八個の「石仏」が、「讃岐・阿波・土佐・伊予」の四国に分けられて勧請されています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=516 |
| 地域情報::旭 | 10:08 AM |
「汗かき地蔵」(旭市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「旭市」に伝わる「汗かき地蔵」です。

 「汗かき地蔵」は、むかし「延寿寺」の井戸から発見されたものが部落の中心に建てられ「汗かき地蔵」といわれてきたものです。 (「延寿寺」で出土したという説もあります。)
 「延寿寺」には、光輝く井戸から「本尊」の「延命地蔵菩薩」が出現したという「縁起」があり、このことから「井戸野」という地名の由来になったとされています。

 「水生岩」(通称「飯岡石」)の高さ95cm、幅35cmの「板碑」に線刻で「地蔵尊」と周囲に「梵字」で「地蔵菩薩」と刻まれています。

 「汗かき地蔵」ですが、村の異変を汗で知らせるという伝承があります。
 言い伝えでは「板碑」の上部に汗をかくと「井戸野」の上通りに異変があり、中央部に汗をかくと中央通りが異変があり、下部に汗をかくと下通りに異変があると伝えられていたようです。

 村の異変を汗で知らせる珍しい「地蔵像」「汗かき地蔵」は、昭和56年(1981年)11月13日に「旭市」の「市指定有形文化財」に指定されています。

 「旭市」「井戸野」に伝わる村の異変を汗で知らせる「汗かき地蔵」。
 現在も「井戸野」の地で村の異変を知らせているようです。

 「汗かき地蔵」詳細

 所在地  旭市井戸野地先

 問合わせ 旭市生涯学習課 0479-55-5728

 備考
 「汗かき地蔵」は現在、小さな「覆い」の中にひっそりと立っているそうです。
 近隣の人たちにより、野花が飾られています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=515 |
| 地域情報::旭 | 09:09 AM |
「龍福寺」と「龍福寺の森」(旭市)
 本日二つ目にご案内するのは、となりまち「旭市」の「龍福寺(りゅうふくじ)」と「龍福寺の森」です。

 風薫る5月、新緑の季節にぴったりのおすすめスポットのひとつが「龍福寺」です。
 「龍福寺」は、旭市(旧海上郡海上町)にある「真言宗智山派」の寺院で、山号は「仏滝山」。
 「龍福寺」境内には「滝」があり、また地名(岩井)から「岩井の滝不動」、「岩井の不動堂」などとも称されています。

 「龍福寺」の歴史ですが、寺伝によりますと788年(延暦7年)「弘法大師」「空海」が東歴の際に、「龍福寺」で「不動明王」を彫り安置したことに始まり、創建されたそうです。
 戦国時代には「龍福寺」の南方にあった「見広城」の城主「島田」氏の帰依を得ましたが、その後兵火にあって焼失したそうです。

 また「龍福寺」周辺一帯が、県の「郷土環境保全地域」(昭和50年6月13日指定)及び「鳥獣保護区域」(昭和50年10月26日指定)に指定されている豊かな自然に囲まれた寺院です。
 不動信仰の対象として、九十九里の漁師や近隣の人々の信仰が厚いお寺で、本尊として「不動明王」とその使いである「制叱伽(せいたか)」、「矜伽羅(こんから)」の「二童児」をまつっています。

 「龍福寺」は、通称「滝山」とも呼ばれ、社寺林には「湧水」が非常に多く「本堂」裏には「独鈷の滝」があります。
 その滝の真下には、「昇り竜」と「不動明王立像」が置かれています。
 土壌が常に湿潤であるため、自然林の中にも「湧水」による「滝」がいくつも見られます。
 「夏期冷涼」、「冬期温暖」という環境から「暖地性植物」と「寒地性植物」が混在する貴重な区域になっています。

 また「龍福寺の森」は、JR飯岡駅の北方約4kmの「飯岡台地」に袋状に入り込んだところに発達した森です。
 この森は、「スダジイ」や、「タブ」、「ヤブツバキ」などからつくられている自然林で、「仙滝山」「龍福寺」に対する人々の信仰に支えられ、歴代の住職の努力によって残されてきた森なのだそうです。
 「龍福寺の森」は、単に「スダジイ」の「極相林」として特徴的であるだけではなく、非常に「湧水」が多いために土壌が常に湿潤にたもたれ、北東に「飯岡台地」を背負い南西に開いた地形が、この「湧水」の効果とあいまって、「冬期温暖」、「夏期冷涼」な気候をつくりだしています。
 そのため、「寒地性植物」と「暖地性植物」とが混在して生育しており、学術上貴重な植物のあつまり(植生)を示しています。

 「ゴマナ」、「アケボノソウ」、「ハイチゴザサ」、「オタカラコウ」、「アマクサシダ」、2mに及ぶ「コモチシダ」、「キヨスミイトゴケ」や「モミ」の残存林など貴重な植物がみられます。
 「龍福寺の森」の特徴として、「シダ」や「コケ」の種類も豊富さ、「スダジイの極相林」、伐採跡地に生じた「クヌギ林」(陽樹林)、「スダジイ林」への移り変わり(遷移)の途中にある「アラカシの林」、「スギ」や「クロマツ」の人工林を観察することなどが上げられます。
 「龍福寺」「参道入口」にある「溜池」には、水辺に生える植物の「すみわけ」(帯状分布)が観察でき、生体学上とても貴重な自然が残されています。
 以上のことから「龍福寺の森」は「千葉県指定天然記念物」になっています。

 「龍福寺の森」内には「岩井滝不動」があります。
 海匝の丘陵西端に位置し、丘陵に育まれた水が「龍福寺」「本堂」の裏から流れ落ちています。
 流れ出た「湧水」はがけ下に流れ落ち、「湧水池」をなしています。

 また「千葉県滝郷鳥獣保護地区探鳥路」として、この付近では「コゲラ」、「ヒヨドリ」、「エナガ」、「シジュウカラ」、「メジロ」、「アオジ」などの鳥が見られます。

 さらに5月末から6月初めにかけて、「奥の院」、「大滝」付近にて「源氏ホタル」が幻想的に飛び交う様子を見ることができます。

 「旭市」に、新緑の季節に「森林浴」できるスポットあり。
 自然溢れる「龍福寺」「龍福寺の森」にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

 「龍福寺」「龍福寺の森」詳細

 所在地  旭市岩井120

 問合わせ 0479-55-3021

 備考
 「龍福寺」の「寺宝」「御厨子」、「須弥檀」、「前机の一式」(天明2年(1782年))は、「旭市」の「有形文化財」(昭和46年(1971年)の制作)は「旭市」の「有形文化財」(昭和46年10月1日指定)となっています。。

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