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「高村光太郎」「犬吠の太郎」(銚子市)
 本日ご紹介するのは、地元銚子市にゆかりのある作品を残された「高村光太郎」の「犬吠の太郎」です。

 「高村光太郎」は、日本の彫刻家・詩人・評論家です。
 本職は彫刻家・画家でありますが、今日(こんにち)では「道程(どうてい)」「智恵子抄」等の詩集が著名で、教科書にも多くの作品が掲載されているため、詩人として知られていることが多い。
 著作には、評論や随筆、短歌もあります。

 彫刻家の「高村光雲」の三兄弟の長男として生まれた「高村光太郎」。
 東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科に入学後、文学にも関心を寄せ、在学中に「与謝野鉄幹」の「新詩社」の同人となり、「明星」を寄稿。
 「彫刻科」卒業後、「西洋学科」に移った後、留学に出て帰国後、「パンの会」に参加し「スバル」などに美術批評を寄せています。

 彫刻家・詩人の「高村光太郎」は大正元年(1912年)に犬吠に写生に来て、宿をとりました。
 そこに「長崎の太郎」
と呼ばれる男性がいるのを知り、それを題材にして作ったのが「道程」に収録された「犬吠の太郎」という詩なのだそうです。
 「太郎、太郎 犬吠の太郎、馬鹿の太郎」というフレーズから始まるこの詩のモデルは実在の人物の本名「阿部清助」、地元では「長崎の太郎」と呼ばれ人々に親しまれていたのを「高村光太郎」が「犬吠の太郎」と変えて創作したものだそうです。
 ちなみに「犬吠の太郎」は、「銚子市観光協会」の「銚子百選」に選ばれています。

 銚子にゆかりのある「高村光太郎」の足跡を訪ねに春の犬吠路にお出かけください。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=411 |
| 地域情報::銚子 | 12:58 PM |
「空から日本を見てみよう」ふたたび(銚子市)
 本日二つ目のブログは、手前みそですが、TV東京の人気番組「空から日本を見てみよう」(3月10日(木) 夜19時58分放送)で当館が放映していただけることになりましたので、そちらを紹介します。

 今回の「空から日本を見てみよう」ですが、タイトルが「千葉ローカル線」です。
 千葉を走る3つのローカル線を大特集!
 「銚子電気鉄道」、「千葉モノレール」、「小湊鉄道」の上空をひとっ飛び!
 ユニークな建物やローカル私鉄の風情のある街並みを堪能するような内容なのだそうです。

 ちなみに当館(犬吠埼観光ホテル)は、番組中の「銚子電気鉄道」の場面で放映されるようです。

 「空から日本を見てみよう」では、番組冒頭「もしもし、そこのあなた。たまには空から日本を眺めてみるのはどうじゃろう。」というナレーションの通り、ヘリコプターによる空撮映像を用い、2つの雲が空を散歩する設定で日本各地の名所・建物や自然・風景などを探索する番組です。
 空から気になるポイントなどは地上での取材と合わせて紹介されます。
 雲を模したキャラクターの掛け合いを軸に番組は進行。
 くもじい(声・伊武雅刀さん)とくもみ(声・柳原可奈子さん)の面白い掛け合いは必見です。

 TV東京「人気バラエティ・紀行番組」「空から日本を見てみよう」を見てみませんか?

 備考
 「空から日本を見てみよう」は「2009年11月度」の「月間」「ギャラクシー賞」を受賞されたそうです。
 放送時間は、木曜日19時58分〜20時54分(56分間)です。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=407 |
| 地域情報::銚子 | 09:52 AM |
「青柳畳店」(銚子市)
 雨の犬吠埼。
 昨日の暖かさが一転し肌寒い陽気で、この時期は季節の変わり目で猫の目のように陽気が変わります。

 さて、本日ご紹介するのは、地元銚子市「青柳畳店」です。

 当館では、今回(3月2日・3日)に館内の磨き上げ設備投資の一貫として「宴会場」の畳替えと、「大浴場」「脱衣所」のリニューアルとも、「青柳畳店」さんに仕上げてもらいました。
 (下記に写メにてアップしてあります)

 ちなみに、当館は「犬吠埼観光ホテル」と言う名称通り「ホテル」の機能は有していますが、天然温泉や客室(和室)、宴会場と「旅館」の要素を多大に持つ施設なので、和の要素を持つ「畳」をふんだんに取り入れています。

 「畳」のもととなる、日本の風土に最も適した床材「藺草(いぐさ)」。
 「藺草」には「空気浄化」などの機能を持っています。
 「藺草」の「二酸化炭素」の吸着率は、和室に使われる「障子紙」や「襖紙」、「木綿」に比べると約5〜9倍になることがわかっているそうです。
 また「藺草」の特性として「断熱効果」もあるそうです。
 更に「藺草」の吸収作用により、室内の湿度を快適に保つのにも役立っています。
 また「畳」は適度の弾力があり、転んでも安心です。
 弾力性に優れた「畳」は、発育期の子供のバランス感覚を養うのに効果的だと言われています。

 たくさんの「好機能」がある「藺草」「畳」。
 そんな「畳」のスペシャリスト「青柳畳店」は、創業大正十五年の畳店。
 初代店主「青柳平八」氏より継承され、四代続く地元老舗企業です。
 現在は三代目店主「青柳治雄」氏と、東京で修行された四代目「健太郎」氏が引き継ぎ経営されています。

 現在の「青柳畳店」ですが、三代目「青柳治雄」氏は、健康で快適な畳替えを提案され、四代目「健太郎」氏は、畳の付加価値を高めるための研究などを行い、「畳店」として日々精進されています。

 そして四代目「健太郎」氏は、近年「藺草ファブリック」を考案。
 「藺草ファブリック」とは、畳屋さんが作る「エコクッション」。
 畳の製造過程で出る「藺草」の廃材に目をつけ、「藺草ファブリック」に活用したそうです。
 「藺草ファブリック」は何といっても「香り」が特徴なクッションです。
 「畳」「藺草」の特徴のひとつは何といっても香り。
 畳表の匂いは、「藺草」が本来持っている「干し草の香り」に「泥初め」の時に使う「染土」がブレンドされたもの。
 この香り、「快(こころよ)い」と「自然な」の中間に当たり、「嗅覚的」にも優しいと言われていて、香りによる「鎮静効果」(アロマテラピー)があるようです。

 四代続く老舗「青柳畳店」。
 伝統と革新の「青柳畳店」の「藺草ファブリック」を買い求めてみてはいかがでしょうか?

 「青柳畳店」詳細

 所在地  銚子市長崎町10744-3

 営業時間 8時〜20時

 休業日  日・祭日

 備考
 四代目「健太郎」氏は、ツイッターやブログを展開しています。









| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=406 |
| 地域情報::銚子 | 09:50 AM |
「菅原大神」「子宝石」「春の例祭」(銚子市)
 本日二つ目にご案内するのは、当地銚子市「菅原大神」で今週の金曜日に開催される「春の例祭」です。

 銚子市の西部、となりまち東庄町にほど近い銚子市桜井町に「菅原大神」はあります。
 「菅原大神」は、通称「天神様」、学問の神様として知られている「菅原道真」公をお祀りされていて、地域の人々に親しまれています。
 「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春を忘るな」の和歌で有名な「菅原道真」公にちなんでか、「菅原大神」の宮にも「梅の木」が植えられているそうです。
 敷地187坪の境内には本殿(萱葺流造) が建っています。

 古来より「桜井の鎮守」として遠近の信仰が厚く、別名「子宝神社」と呼ばれています。
 「子宝」に恵まれない婦人が、「菅原大神」に奉納されている約90個の大小様々な「子宝石」をお腹に当て祈念すると「子宝」に恵まれる(授かる)と伝えられています。
 尚、石を抱くことができるのは、毎年2月25日の「春の例祭」と11月25日の「秋の例祭」に限られています。

 また、銚子を舞台にしたNHKテレビドラマ「澪つくし」で、ヒロインの「かをる」(沢口靖子)がこの神社で祈願して「子宝」を授かったことから一躍有名になり、境内には記念碑も建てられているようです。

 この機会に、銚子の西「菅原大神」「春の例祭」に参詣してみませんか?

 菅原大神・詳細

 所在地  銚子市桜井町60

 問合わせ 菅原大神(東大社) 0479-86-4405

 「春の例祭」詳細

 開催場所 銚子市桜井町60

 開催日時 2月25日(金) 10時半〜

 受付日時 2月25日(金) 8時〜

 問合わせ 銚子市観光商工課 0479-24-8707

 備考
 「例祭」には、「子宝祈願」に来た女性やご夫婦だけでなく、前に「例祭」で祈願された方が「御礼参り」に来られるようです。
 (祈願成就された方々が再訪されているようです)
 「秋の例祭」は、11月25日に行われるそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=389 |
| 地域情報::銚子 | 12:46 PM |
「水準原標(すいじゅんげんひょう)石」(銚子市)
 曇り空広がる犬吠埼。
 所々晴れていますが、風か強く肌寒い陽気です。

 そんな中、本日ご紹介するのは、当地銚子「飯沼観音」境内にある「水準原標(すいじゅんげんひょう)石」です。

 「早春観光キャンペーン」の一環で本年2月15日に開催された「飯沼観音 圓福寺」お宝めぐりの会場になった「圓福寺 飯沼観音」。
 その境内に、柵に囲まれ保護コンクリート中央の13cm角の「水準原標石」があります。
 「水準原標石」は1872年(明治5年)にオランダの土木技師である「リンド」が設置しました。

 「水準原標石」の正式名称は「飯沼水準原標石」。
 詳しく紹介すると「飯沼水準原標石」は、明治政府の招聘(しょうへい)により来日した「ドールン」を代表とするオランダ人技師団の一人、「リンド」により設置されたそうです。

 「利根川」、「江戸川」の水準測量を開始するときに「リンド」は、千葉県銚子市にある「飯沼観音」内に設置し、これを基準に「飯沼水位尺(量水標)」の「基本水平面」を(J.P.)「日本水位尺」と名付けたそうです。
 ここから、「利根川」、「江戸川」の「基本水平面」(Y.P.0.0m)の高さや「荒川」の「基本水平面」(A.P.0.0m)の高さが決まり、現在のそれらの河川における河川計画の基準高となっています。

 ちなみに、この当時(明治5年前後)、明治政府は、「利根川」、「江戸川」、「荒川」や「信濃川」、「淀川」等の河川を治水(河川の氾濫から町を守ること)や利水(舟運のための運河の建設や農業・工業用水や上水の確保)等の「河川改修」のために「デムーレ」や「ムルデル」に代表されるたくさんのオランダ人技師を招いたそうです。

 「水準原標」は、河川工事の水準基準面となるもので、「飯沼水準原標石」は「日本最初の水準原標」です。
 平たく言うと全国の山の高さや川の深さをはかる基準となるもので、水準測量(高さを測る測量)を行う時の原点となる点のことです。

 観光名所「飯沼観音」に、日本の河川測量の原点になっている「水準原標」の「飯沼水準原標石」あり。
 まち歩き観光に適したエリアにありますので、「飯沼観音」周辺の観光の際は立ち寄ってみてはいかかでしょうか?

 水準原標石・詳細

 所在地  銚子市飯沼293-1 飯沼観音境内

 備考
 「リンド」の残した、「飯沼水準原標石」は日本における「河川測量の原点」や「日本水準原点設置の原点」であり、その功績は、「デムーレ」や「ムルデル」の功績に勝るとも劣らないものといえるようです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=388 |
| 地域情報::銚子 | 09:50 AM |
「カレー・アクション・千葉」(銚子を含む千葉県内)
 晴れが続き、ひと安心の犬吠埼。
 この時期、寒暖が激しく本日は暖かい陽気です。

 そんな中、本日は千葉県の取り組みのひとつ「カレー・アクション・千葉」を紹介します。

 「カレー・アクション・千葉」とは、「フード・アクション・ちば」の取組の一環として行っている「千葉県」の活動です。
 盛りだくさんの県産食材の活用を図れる「カレー」をテーマに「カレー・アクション・ちば」が実施されています。
 第1弾として、「全農千葉県本部」・「ハウス食品(株)」と連携し、千葉県産の農林水産物を使った「ご当地カレー」の開発・プロモーション等を展開するそうです。
 ちなみに県で担当している部署は「千葉県農林水産部生産販売振興課」で、千葉県を挙げ盛り上げています。

 「カレー・アクション・ちば」の実施内容ですが、大きく分けて5つです。
 1つ目は、「森田知事も太鼓判カレー・アクション・ちば おすすめレシピ」のPR。
 (当地銚子では「銚子つみれまつり」での提供 内容は「いわしのつみれのスープカレーを販売」 会場は「銚子セレクト市場」(土・日・祝日販売)ほか)
 2つ目は、「ちばのご当地カレー大集合!」イベントの実施。
 (1月31日実施 終了)
 3つ目は、「学校給食での利用促進」PR。
 (近隣では匝瑳市教育委員会による学校給食カレー月間(本年度6月に実施))
 4つ目は、「ちばのご当地カレー」のPR。
 (各種会場での販売イベント フェア PR)
 5つ目は、「教えてちばの恵み通信」ちばのご当地カレーのプレゼントだそうです。

 なお、「カレー・アクション・ちば」の実施期間は、平成23年1月から平成24年3月までだそうです。

 「ちばの大地と海の恵みがたっぷり詰まったおいしいカレーを紹介!」とキャッチコピーがあるように「千葉県」には様々な「ご当地カレー」があります。
 銚子市では、「コーチのサバカレー缶」、信田缶詰の「サバカレー缶詰」「イワシカレー缶詰」の3商品がエントリーされています。
 手前みそですが、当館でも信田缶詰の「サバカレー缶詰」を販売しています。

 「地産地消」を推奨する千葉県の取り組み「カレー・アクション・ちば」。
 この機会に、「ちばの恵み」を使った「ご当地カレー」を取り寄せ、「ちばの恵み」にふれてみてはいかかでしょうか?

 備考
 今月末(2月28日)まで、県産品常設展示場4店舗で「千葉県物産協会によるカレーフェア」を開催し、「ちばのご当地カレー(レトルト・缶詰)」を販売。
 「千葉県観光物産センター1階」(千葉市)、「プレナ幕張2階 物産工芸館」(千葉市)、「海ほたる4階 房総の味と匠」(木更津市)、「ローソン横浜住吉町四丁目店内 千葉県アンテナショップ」(横浜市)の4会場にて開催しています。






| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=387 |
| 地域情報::銚子 | 09:57 AM |
「灯台キャベツ」(銚子市)
 天気が良い週末を迎えた犬吠埼。
 日本晴れで空気が澄んで、肌寒い陽気です。

 さて、本日ご紹介するのは、当地銚子を代表する農産物のひとつ「灯台キャベツ」です。

 「灯台キャベツ」は、銚子の温暖な気象条件と、ミネラル分を豊富に含んだ「関東ローム層」の土壌が生み出した「キャベツ」です。
 年間平均気温約15℃で太平洋に面した海洋性気候により、冬暖かいという土地の条件を生かしたやわらかい「春キャベツ」が生産され、今では全国一の生産量を誇っています。
 銚子における「キャベツ」の栽培は昭和28年から開始され、今では「灯台キャベツ」としての一大産地となっています。

 詳しくご紹介しますと、昭和28年(1953年)に高神地区を中心に東部地区で始まった「キャベツ栽培」ですが、「灯台印かんらん」の盛名は、「銚子農業振興会議20年の歩み」(1986年)によれば、昭和32年7月、産地体制、販売体制の確立をはかるため「灯台印」をマークとする「銚子市蔬(そ)菜出荷組合連合会」を結成し、「集団栽培」の第一歩をふみ出したことに始まるそうです。

 また昭和50年頃からは、「キャベツ」の畝間(うねま)にさらに「キャベツ」の作付けする「二番ざしの方法」が普及するようになり、作付け面積の一層の拡大が図られるようになったそうです。

 さらに「灯台キャベツ」は、葉がやわらかく味の良い春系品種「金系201」を中心に作期が拡大したことにより、10月下旬から翌年6月まで切れ目のない長期安定出荷が図られるようになったそうです。

 そして保存方法に新しい技術を取り入れて11月から翌年6月頃までの長期間の出荷に対応しているそうです。

 銚子市のキャベツ作付け面積は約1800町歩、年間600万ケース、約6万トンに及んでいるそうです。(平成17年データ)

 春に収穫される「灯台キャベツ」は厳冬期を越したため、甘さが多くやわらかいのが特徴です。

 銚子の町中から海(外川)まで延びる「銚子電鉄」に乗ると「本銚子(もとちょうし)駅」から、一面に「キャベツ畑」の間を抜けるように走る車窓からの風景はこの時期ならではの風景です。
 (特に、「君ヶ浜駅」から「外川駅」まで一面キャベツ畑が広がっています。)

 銚子の春の風物詩「春キャベツ畑」を車窓から見て愛でるも良し、旬の食材「灯台キャベツ」をAEON銚子などでお買い求めてみてはいかかでしょうか?

 「灯台キャベツ」詳細

 問合わせ JAちばみどり営農センター銚子 0479-23-9666

 備考
 「灯台キャベツ」は直接、小売・通販は行っていないそうです。
 「灯台キャベツ」を作ってきた「銚子市蔬(そ)菜出荷組合連合会」は、平成6年に「銚子農協大根部会」・「銚子農協とうもろこし部会」の2組織と統合して「JAちばみどり銚子野菜連合会」が発足し、現在会員数は729人だそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=386 |
| 地域情報::銚子 | 10:00 AM |
「常世田薬師」「解体修理開始」(銚子市)
 昨日は都心部で雪が降り積もり、「ホワイトバレンタイン」であったようですが、当地銚子では雨で雪は降りませんでした。
 本日の犬吠埼は天候が回復し、晴れています。

 そんな中、本日お伝えするのは、先(1月3日・11日)のブログでご紹介しました「常世田薬師」の名で知られる「常灯寺」の「本堂」の保存整備事業(全面解体修理)についてです。

 「県指定有形文化財」である「本堂」ですが、建立から338年経た木造なので、老朽化が著しいうえ、破損箇所が多く、これまで部分修理が行われてきましたが、この度(たび)地元町内会、世話人会「常世田薬師奉賛会」などの尽力により、修復事業費の問題も見通しが立ち、先月8日の「常世田薬師御開帳」後から修復解体作業が始まったそうです。

 なお、工事開始に伴い「常世田薬師奉賛会」は「常灯寺本堂保存修理委員会」(永井研英委員長)に名称を換え、今後工事を見守っていくそうです。

 工事計画は、今年中に状況を調べ、修復計画をたて「本堂」を全体を風雨から守る「素屋根」で覆い、本格的な工事に入るようです。
 「文化財」なので元の部材を出来る限り再使用する事を原則に、すべての部材に位置や名称を書いてひとつずつはずしていくそうです。
 しかし保存管理上から「本堂」の屋根は、「茅葺き(かやぶき)屋根」から「銅葺き屋根」に換えるそうです。

 建物の基礎工事や木材の組み立て、屋根葺き、防災設備などの本体工事は、2013・2014年度に行い、2015年3月末に修復されるそうです。

 備考
 「常世田薬師」「常灯寺」では、毎年1月8日に「国指定重要文化財」「木造薬師如来坐像」を開帳していますが、修復工事中も「御開帳」は行われるそうです。



| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=382 |
| 地域情報::銚子 | 11:31 AM |
千葉ブランド水産物認定マーク「銚子つりきんめ」(銚子市)
 本日二つ目にご紹介するのは、千葉県の取り組み「千葉ブランド水産物認定品」です。

 皆さんご存知の方もいらっしゃると思いますが、「千葉ブランド水産物認定品」は、千葉県が取り組みんでいる「認定制度」です。

 目的は、「千葉のさかな」の認知度を高め、広く県内外にアピールするために、平成18年6月に創設されました。
 「千葉県農林水産部水産局水産課」が担当し、優良な「県産水産物」を認定し、重点的にPRすることで、「千葉のさかな」の消費拡大及びイメージアップを図り、「千葉県水産業」の振興と「観光立県」「千葉」の推進に寄与しています。(千葉県HPより抜粋)
 なお、平成22年11月現在、21品目が認定されているそうです。

 当地銚子では、3品目が認定されています。
 ご紹介しますと「生鮮水産物」で「銚子つりきんめ」(銚子市漁業協同組合)が認定。
 「水産加工品」で「いわしのふっくら煮」(「(株)兆星」)、「銚子産いわししょうゆ味」(「信田缶詰(株)」)の2品目です。

 その他認定されている「千葉ブランド水産物認定品」は「生鮮水産物」で、「勝浦産ひき縄カツオ」、「外房イセエビ」、「外房あわび」、「大佐和漁協江戸前あなご」、「房州黒あわび」、「太東・大原産真鮹」「銚子つりきんめ」の7品目。

 「水産加工品」では、「九十九里いわしのごま漬」、「手入れ海苔(焼きのり)」、「一番摘み青とびのり(焼のり)」、「房州ひじき」、「さばてり焼きスモーク」、「いわし野菜漬」、「金田産一番摘みあま海苔(焼海苔)」、「九十九里いわしのみりん干」、「いわしのふっくら煮」、「銚子産いわししょうゆ味」の10品目。

 「ふるさと品」では、「房州和田浦つち鯨」、「房州産鰹節・花かつお」、「房州産鯖節・鯖花削り」、「天然あわび海女の味噌焼き」の4品目が認定されています。

 千葉県の水産業に関わるすべての皆さんの伝統の継承、創意工夫、不断の努力により厳選された逸品、素材を厳正な審査を実施し、認定された「千葉ブランド水産物」。

 認定マーク目印の「千葉ブランド水産物」をご愛顧、ご活用してみてはいかかでしょうか?

 備考
 「銚子つりきんめ」の認定概要ですが、北限といわれる「銚子沖漁場」(通称台形場及びその周辺海域、犬吠埼から145度40キロメートル付近)で、釣り(立縄漁業)により漁獲される。
 漁獲量は毎年700トンで安定している。
 脂ののりが周年抜群で、漁獲時から1尾ずつ丁寧に扱うため、鮮やかな色と傷のないきれいな魚体が特徴。
 築地等の卸売市場では、県外産のものよりも高値で取引されている。
 これまでに15回の「きんめだいまつり」を開催し、PRに努めている。
(平成21年度45000人集客) 以上により認定されているようです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=381 |
| 地域情報::銚子 | 09:21 AM |
「浄国寺」のお宝めぐり(銚子市)
 曇り空の広がる犬吠埼。
 本日2月14日(月)は「バレンタインデー」ですが、肌寒くまだ冬の季節を感じさせる陽気です。

 さて本日ご案内するのは、地元銚子の名刹「浄国寺」で明後日(2月16日)開催される「お宝めぐり」です。

 「浄国寺」は、先(2月4日)のブログで紹介しました「銚子の梅の開花標準木」のある「浄土宗」の寺社です。
 境内に広がる凛とした空間は、寺社のみならず庭園にも「浄国寺」の品を感じさせます。
 古くは「松尾芭蕉」から「小林一茶」「渡辺華山」など、文人・墨客が多く訪れていることからも伺い知ることが出来ます。

 今回は「浄国寺」のお宝めぐりと銘打ち、「釈迦涅槃図」をはじめ、「浄国寺」ゆかりの「小林一茶」氏、「渡辺華山」氏直筆の書など、通常一般公開されていない、寺所蔵の貴重な宝物が特別に公開されるようです。

 また「浄国寺」境内に「松尾芭蕉」の句碑があります。
 「枯枝に からすのとまりけり 秋の暮はせお」とあり、この句は「古池や 蛙飛び込む 水の音」とならび称されるほど名高いものだそうです。
 広大な「浄国寺」の境内に立つと今でもこの句の情景に浸る気分が味わうことが出来るでしょう。

 数多くの文化人が訪れた銚子の名刹に拝観してみませんか?

 「浄国寺」のお宝めぐり・詳細

 開催日時 2月16日(水)10時〜15時(宝物の公開は、15時で終了)

 案内   銚子ボランティアガイド観光船頭会の皆さん

 所在地  銚子市春日町23

 問合わせ 銚子市観光商工課 0479-24-8707

 備考
 見頃を迎える境内の梅もお楽しみのひとつ。
 一足早い春の訪れを感じてみてください。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=380 |
| 地域情報::銚子 | 09:17 AM |

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