雨の犬吠埼。
昨日の暖かさが一転し肌寒い陽気で、この時期は季節の変わり目で猫の目のように陽気が変わります。
さて、本日ご紹介するのは、地元銚子市「青柳畳店」です。
当館では、今回(3月2日・3日)に館内の磨き上げ設備投資の一貫として「宴会場」の畳替えと、「大浴場」「脱衣所」のリニューアルとも、「青柳畳店」さんに仕上げてもらいました。
(下記に写メにてアップしてあります)
ちなみに、当館は「犬吠埼観光ホテル」と言う名称通り「ホテル」の機能は有していますが、天然温泉や客室(和室)、宴会場と「旅館」の要素を多大に持つ施設なので、和の要素を持つ「畳」をふんだんに取り入れています。
「畳」のもととなる、日本の風土に最も適した床材「藺草(いぐさ)」。
「藺草」には「空気浄化」などの機能を持っています。
「藺草」の「二酸化炭素」の吸着率は、和室に使われる「障子紙」や「襖紙」、「木綿」に比べると約5〜9倍になることがわかっているそうです。
また「藺草」の特性として「断熱効果」もあるそうです。
更に「藺草」の吸収作用により、室内の湿度を快適に保つのにも役立っています。
また「畳」は適度の弾力があり、転んでも安心です。
弾力性に優れた「畳」は、発育期の子供のバランス感覚を養うのに効果的だと言われています。
たくさんの「好機能」がある「藺草」「畳」。
そんな「畳」のスペシャリスト「青柳畳店」は、創業大正十五年の畳店。
初代店主「青柳平八」氏より継承され、四代続く地元老舗企業です。
現在は三代目店主「青柳治雄」氏と、東京で修行された四代目「健太郎」氏が引き継ぎ経営されています。
現在の「青柳畳店」ですが、三代目「青柳治雄」氏は、健康で快適な畳替えを提案され、四代目「健太郎」氏は、畳の付加価値を高めるための研究などを行い、「畳店」として日々精進されています。
そして四代目「健太郎」氏は、近年「藺草ファブリック」を考案。
「藺草ファブリック」とは、畳屋さんが作る「エコクッション」。
畳の製造過程で出る「藺草」の廃材に目をつけ、「藺草ファブリック」に活用したそうです。
「藺草ファブリック」は何といっても「香り」が特徴なクッションです。
「畳」「藺草」の特徴のひとつは何といっても香り。
畳表の匂いは、「藺草」が本来持っている「干し草の香り」に「泥初め」の時に使う「染土」がブレンドされたもの。
この香り、「快(こころよ)い」と「自然な」の中間に当たり、「嗅覚的」にも優しいと言われていて、香りによる「鎮静効果」(アロマテラピー)があるようです。
四代続く老舗「青柳畳店」。
伝統と革新の「青柳畳店」の「藺草ファブリック」を買い求めてみてはいかがでしょうか?
「青柳畳店」詳細
所在地 銚子市長崎町10744-3
営業時間 8時〜20時
休業日 日・祭日
備考
四代目「健太郎」氏は、ツイッターやブログを展開しています。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=406 |
|
地域情報::銚子 | 09:50 AM |