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「あやめ」の想い(銚子市)
 本日二つ目にお伝えするのは、当館ロビーの「あやめ」の開花です。

 現在「香取市」で絶賛開園中の「水郷佐原あやめまつり」。
 会場である「水郷佐原水生植物園」では先週末からの好天と高温気味の気温で「花菖蒲(はなしょうぶ)」はかなり開花してきたそうです。
 全体としては「花菖蒲」は三分〜四分咲き。
 早咲きは終わりに近づき、中手の品種が「開花最盛期」を迎えつつあるようです。
 (水郷佐原水生植物園HP「開花情報」6月7日の状況より抜粋)

 写メでアップしてあるのは「水郷佐原あやめまつり」の会場「水郷佐原水生植物園」にお立ち寄りになり当館にご宿泊されたお客様からいただいた「あやめ」です。
 いただいた当初は、「花」はつけてない状態でしたが、本日無事開花致しました!

 皆さん御存知の方もいらっしゃると思いますが、北総の観光地「香取市佐原」の「小野川沿い」の風情ある「まち並み」は素晴らしく、個人的にも大好きなまちです。
 しかし3月の「東日本大震災」で被災し、現在は「香取市」一体となって復興・復旧に当たっています。
 そして関係各所の努力により、営業再開を果たし、シーズンを迎えた「あやめ」、7月に開催されます「佐原の大祭」も控え、「香取市民」一丸となって頑張っています。

 当館の玄関ロビーに咲く「佐原」の「あやめ」を見ると震災に負けない「香取市」の皆さんの想いと重なって「花」を見て、久々に感動しました。
 心からうれしいと思う出来事でした。








| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=550 |
| 地域情報::銚子 | 06:19 PM |
「銚子セレクト市場」イベント情報(銚子市)
 本日二つ目にお知らせするのは、地元「銚子市」の「銚子」の「名店」の「おいしいもの」を集め人気の「銚子セレクト市場」イベント情報です。

 現在開催中なのは、「ヤマサ醤油」の新発売の「麺つゆ」を試食販売している「涼麺フェア」。
 「そば」「茶そば」「ひやむぎ」「わかめそば」「そうめん」「うどん」などと合わせて「地元老舗企業」「ヤマサ醤油」の「麺つゆ」のラインナップが並んで絶賛販売中。

 また本日(6月4日)から、「高木商店」の「缶詰試食販売会」も実施。
 わけあり品をお安く販売するそうです。
 (11時〜15時)

 また6月12日(日)には、「千葉科学大学」「茶道部」による「お茶会」を「銚子セレクト市場」内で開催。
 6月12日(日)11時〜15時頃まで開催し、一服300円(茶菓子つき)だそうです。
 先着100名のイベントで、「銚子セレクト市場」内で「お茶券」の予約販売を実施中。
 (「前売り」なので当日300円のところ270円で販売)

 また6月15日(水)の「千葉県民の日」に、「ロザリオのパン販売」を実施、通常よりたくさんの種類の「パン」を用意するそうです。

 旬の「涼麺」を含む盛り沢山の「銚子セレクト市場」にお立ち寄りしませんか?

 「銚子セレクト市場」詳細

 所在地  銚子市西芝町13-16

 問合わせ 0479-26-3123

 備考
 「銚子セレクト市場」店内には、ここでしか発売していない「限定商品」もあるそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=544 |
| 地域情報::銚子 | 10:03 AM |
「門前・軽トラ市」「定期開催」「出店申込」(銚子市)
 本日三つ目にお知らせするのは、二つ目のブログでご紹介した「門前・軽トラ市」の「定期開催」と「出店申込」です。

 前(本日二回目)のブログでお伝えしたように「銚子市」「銚子銀座通り」にて「門前・軽トラ市」が開催されます。
 当日は「銚子銀座通り」は「歩行者天国」となります。

 「門前・軽トラ市」は、年に一度の開催ではなく、本年度は、今回の催しを含め7回の開催を予定しています。
 (毎月一度の開催を予定しています。)

 今後の開催予定は次の通りです。

 開催日時

 第2回 7月24日(日)

 第3回 8月28日(日)

 第4回 9月25日(日)

 第5回 10月23日(日)

 第6回 11月27日(日)

 第7回 12月25日(日)

 また「第2回」以降について募集されていますので、下記の内容を詳しく読み参加してみてはいかがでしょうか?

 出店者募集要項

 出店料 

 物品販売 1000円 (飲料は2000円)

 登録料

 初回のみ 1000円

 募集台数

 軽トラック40台 (1区画6.8メートル=1軽車両+売場スペース+通路)

 参加申込方法

 「出店申込書」に必要事項を記入の上、郵送またはファックスで申し込み

 申込先

 「銚子銀座商店街振興組合」 出店申し込み係

 〒288-0056 銚子市新生町1丁目42番地2 みなとやビル2F

 0479-25-1666 ファックス番号 0479-25-1667
 携帯 

 「申込留意事項」

 出店者は主催者の指示に従ってください。

 出店場所は主催者が指示します。

 電気・水道は供給しかねます。 必要な場合は持ち込みとなります。

 販売品目を変更する場合は、あらかじめ事務局にお届けください。

 飲食関連の出店者におかれましては、あらかじめゴミ袋(箱)などを備える等、自店商品の使い捨て食器等の回収に配慮願います。

 営業終了時には周辺の清掃をお願い致します。

 出店に関する事故については主催者は一切責任を負いかねます。

 お客様からクレーム等があった場合は直接、出店関係者にその内容をお伝えし、改善をお願いする場合もありますので、よろしくお願い申し上げます。

 食品衛生法に基づく許可等、出店者ここの営業に必要な許可等は、出店者の方で対応願います。

 以上に基づき「出店申し込み」を受付中です。

 人の出やすい「銚子の目抜通り」「銚子銀座通り」の催しに参加してみませんか?

 備考
 「門前・軽トラ市」と同様の「軽トラ市」は全国各地で開かれており、「宮崎県」「川南町」の「トロントロン軽トラ市」は600メートルの「トロントロン商店街」に120台を超える「軽トラ」や「軽自動車」が並び、1万人近くのお客様が訪れるほどの人気だそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=542 |
| 地域情報::銚子 | 11:49 AM |
「第1回門前・軽トラ市」(銚子市)
 本日二つ目にご紹介するのは、地元「銚子市」で明後日(6月5日(日))に「銚子銀座通り」にて開催されます「第1回門前・軽トラ市」(以下「軽トラ市」と表記)です。

 「軽(けい)トラ市」で「銚子」を元気に!と開催されるイベントです。
 「軽トラ市」は、「銚子銀座通り」を「歩行者天国」にして、「軽トラック」の荷台で「野菜」・「海産物」・「工芸品」などの販売を行い「消費者」・「生産者」・「商工業者」の相互交流を深めると共に「中心市街地」の活性化を図る目的。
 「軽トラ市」では、現在までに「軽トラック」36店と「露店」10店の合わせて46店が出店するようです。

 今回の「軽トラ市」では、「コトブキバンド」の演奏や、スポーツクラブ「ビッグバン」の「キッズダンス」、「浜っ娘連」の「よさこい」など披露されるそうです。

 「軽トラ市」を主催している「門前市実行委員会」では、今後も毎月1回の「門前・軽トラ市」を開催していく計画で、2回目以降も出店も募集しているそうです。

 「銚子市」の新しい魅力・イベントになる可能性を持った催し「第1回 門前・軽トラ市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第1回 門前・軽トラ市」詳細

 開催日時 6月5日(日)10時〜15時 (車止め 9時半〜15時半)

 開催場所 銚子銀座通り (当日、歩行者天国)

 問合わせ 銚子銀座通り商店街振興組合 0479-25-1666

 「第1回 門前・軽トラ市」出店者 (5月31日現在)

 高橋    野菜

 しおさい  パン・小物

 松岸屋   弁当・惣菜

 青野ひろ子 寿司他

 みさき亭  有機野菜

 佐伯    萬歳米

 榊原豆腐  豆腐

 遠藤静子  衣料・雑貨

 高瀬    瀬戸物

 櫻井    金物

 信田園芸  苗・草花

 高橋智子  野菜・漬物

 信田缶詰  缶詰

 ゲンダイ商事 たこ焼き・唐揚げ

 魚メン   魚メン

 附木屋(つけぎや) チョコバナナ

 石井丸   干物・ゆで蛸

 山仙    薩摩揚

 鈴木    野菜

 阪東太郎  やきとり・唐揚げ

 小野田   もつ・揚物

 パンダ物産 中華食品

 飯島    アボガドオイル

 マルゴ   冷凍魚

 三崎園   花・雑貨

 高橋由美子 ソーイング布

 捻崎陽一  やきもの

 伊藤ゴム  風船・めだか

 明洞館   焼肉弁当

 フジヒロ  ピーナッツ

 リラックスサロン ハーブ茶

 おおいわ  雑貨

 五十嵐   骨董

 キャスター商会 雑貨

 旭直売所  野菜

 香松園   花・植木

 「門前・軽トラ市」「イベント」

 10時半〜11時
 「コトブキバンド」演奏

 12時半〜13時
 「キッズダンス」(スポーツクラブ「ビッグバン」越川さん)

 13時半〜14時
 「浜っ娘連」「よさこい」

 備考
 「第1回門前・軽トラ市」が開催される「銚子銀座通り」は、「銚子電鉄」「観音駅」か「仲ノ町駅」が最寄り駅となります。
 なお「銚子銀座通り」は、先(2010年11月24日・2011年2月13日)のブログでアップした観光名所「飯沼観音」の門前通りで、「銚子銀座通り」には「藤村ベーカリー(あんぱん)」(5月11日ブログ参照)「つる弁菓子舗(手造りカステラ)」(5月6日)があり、付近には「たか倉(犬吠の月)」(5月21日)「さのや(今川焼)」(2010年12月16日)など甘味の名店が多いです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=541 |
| 地域情報::銚子 | 09:04 AM |
「君ヶ浜(きみがはま)」(銚子市)
 本日ご紹介するのは、地元「銚子市」の「観光名所」「君ヶ浜(きみがはま)」です。

 皆さんご存知の方が多いと思いますが、「銚子市」「犬吠埼」といえば「君ヶ浜」を思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
 正に「犬吠埼灯台」と並んで「銚子・犬吠埼」のシンボルとして世間に広く知れ渡っています。

 「君ヶ浜」は「犬吠埼灯台」から北の斜面を下って北側一帯に広がっていています。
 「犬吠埼」に隣接した約1キロ程の「海岸線」で、「海鹿島」から「犬吠埼」まで「弧(こ)」を描いて連なる「砂浜海岸」です。
 白砂青松と豪快な「太平洋」が眺望できる「景勝地」であり、別名「関東舞子」の愛称で「文人墨客」に愛されていて、若者や家族連れなどの「憩いの場」となっています。

 「君ヶ浜」の由来ですが、昔は「梅雨(つゆ)」の頃になると「霧(きり)」が周辺にたちこめ、「霧」が深くなる事が多いことから「霧ヶ浜(きりがはま)」と呼ばれていたそうで、いつの頃からか「霧ヶ浜」が「君ヶ浜」と言われるようになったそうです。

 「君ヶ浜」の「堤防の上」は以前「個人所有」の土地だった為、「夏」になると地主によっては「駐車料金」を徴収したり、「海の家」が立ち並んでいましたが、現在は土地を「銚子市」が買収し「君ヶ浜しおさい公園」として整備しています。
 「君ヶ浜しおさい公園」内には、「温泉シャワールーム」(有料)を備えた「休憩所」をはじめ、「遊歩道」や「芝生広場」が整備されています。

 「君ヶ浜」海岸の「犬吠埼灯台」寄りの「崖下」に1917年(大正6年)8月2日、「早稲田大学」出身の「詩人」「三富朽葉(みとみくちは・きゅうよう)」と「今井白揚(いまいはくよう)」がここで遊泳中に大きな波にのまれて溺死したことを悼(いた)んで、2人の父が建てた「涙痕の碑(るいこんのひ)」があります。
 現在の「君ヶ浜」海岸ですが、「波」が高いうえに引きの「波」が強いので「夏」の「海水浴」シーズンでも「遊泳禁止」になっています。

 「君ヶ浜」の特徴のひとつに、南北約1.5ha(ヘクタール)、幅約100mの松林になっていて、低く長く広がる様は壮観の風景です。
 「君ヶ浜」周辺では海から風が強い為、「松林」も低くしっかりと根付いているそうです。
 「君ヶ浜」の「松林」は、「黒松(くろまつ)」が主木で、「大葉夜叉五倍子(おおばやしゃぶし)」、「山黄櫨(やまはぜ)」、「姫榊(ひさかき)」、「八手(やつで)」、「紫式部(むらさきしきぶ)」などの木が自生しています。
 また「海」と反対側の県道脇に広がる「松林」の中には、「散策路」が設けてありちょっとした「森林浴」を楽しむことが出来るようになっているようです。

 なお「君ヶ浜」海岸は、1996年(平成8年)7月10日に、「大日本水産会」などで組織された「選定委員会」により、「日本の渚・百選」のひとつに選ばれています。

 「銚子市」のシンボル「犬吠埼灯台」を望む「日本の渚・百選」の景勝地「君ヶ浜」に訪れてみませんか?

 備考
 写メでアップしている建立されている句碑「鳥白く 春あけぼのの 君ヶ浜」は1999年(平成11年)3月に建立されたもので、元「文部大臣」の「有馬朗人(ありまあきと)」氏が読んだ俳句だそうです。
 ちなみに「有馬」氏は小学校低学年の数年間「銚子」で過ごしていたそうです。


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| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=538 |
| 地域情報::銚子 | 08:07 AM |
「銚子電鉄」「各駅見処紹介」その8「君ヶ浜駅(きみがはまえき)」(銚子市)
 本日ご紹介するのは、地元「銚子市」の「銚子電鉄」「各駅見処紹介」その8「君ヶ浜駅(きみがはまえき)」です。

 「君ヶ浜駅」は銚子市君ヶ浜にある「銚子電気鉄道」の「駅」です。
 「君ヶ浜駅」は「単式ホーム」1面1線を有する地上駅。
 ホームの出入口には、白亜のアーチが3つ並ぶ「イタリア風」の「ゲート」が建っていましたが、プレハブ製の「待合室」共々、老朽化のため「柱」を残して撤去されました。
 ちなみに「君ヶ浜駅」は無人駅です。

 「君ヶ浜駅」は1931年(昭和6年)6月21日に開業されました。
 1990年(平成2年)12月に「駅」を改築し、「アーチ」を設置。
 2007年(平成19年)2月21日に「アーチ外壁」上部を撤去。
 2009年(平成21年)12月に「デハ2000形」・「クハ2500形」の運行対応のため、「銚子方ホーム」を延長し、現在に至っています。

 「君ヶ浜駅」界隈は「鉄道ファン」とって外せない「電車」フォトスポットで、「駅」周辺に何もないことから被写体である「銚子電鉄」がいろいろな角度や方向から撮れる「有名撮影地」のひとつです。

 そんな「君ヶ浜駅」の「見処」ですが、その名の通り「君ヶ浜」です。
 「君ヶ浜駅」から数百メートル東に歩くと「君ヶ浜」があり、名勝「犬吠埼」に隣接した海岸で豪快な太平洋を眺望できます。
 ちなみに「君ヶ浜」は、「銚子市観光協会」推薦の「銚子百選」にも選ばれています。

 「君ヶ浜駅」を抜けると次はいよいよ「犬吠駅」に到着します。

 次回の「各駅見処紹介」は、「犬吠駅」をご案内します。

 備考
 「君ヶ浜駅」に住みついている「駅猫」「きみちゃん」がいるそうです。
 (きまぐれですので、いないときもあります)
 「君ヶ浜駅」入口左側に小さな「花壇」があり、小さな「駅名表」も建っています。
 2008年4月〜6月「フジテレビ系列」で放映されていた人気女優「長澤まさみ」「上野樹里」が主演されていた「ラストフレンズ」のロケ地として撮影されていました。













| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=536 |
| 地域情報::銚子 | 10:35 AM |
5月のファン感謝デー(銚子市)
 本日二つ目にお伝えするのは、月一(つきいち)で当館で開催している「ファン感謝デー」です。

 月の終わりの週頃に開催しています「ファン感謝デー」は明日 5月31日(火)に実施します。

 何度かブログでアップしていますが、10時〜14時(14時に終了)の間、当館自慢の「天然温泉」を無料では入れます。

 また「温泉パスポート」の当日限定割安販売も実施し、「天然温泉」をリーズナブルに利用できる「スタンプカード」が購入できます。
 (当日夜20時まで販売)

 月一のお得イベントですので、多くの皆様お越しをお待ちしております。






| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=535 |
| 地域情報::銚子 | 11:41 AM |
「竹久夢二」「宵待草」(銚子市)
 本日二つ目にご紹介するのは、地元銚子市にゆかりのある「竹久夢二」「宵待草」です。

 「竹久夢二」は、日本の画家・詩人。
 本名は「竹久茂次郎」。
 数多くの「美人画」を残しており、その作品は「夢二式美人」と呼ばれ、「大正浪漫」を代表する画家です。
 また、児童雑誌や詩文の挿絵も多く手がけられました。
 文筆の分野でも、詩、歌謡、童話など創作していて、なかでも、詩の「宵待草」には曲がつけられて大衆歌としてうけ、全国的な愛唱曲となったそうです。
 また多くの書籍の「装幀」、「広告宣伝物」、「日用雑貨」のほか、「浴衣」などのデザインも手がけており、日本の近代グラフィック・デザインの草分けのひとりとも言えます。

 「竹久夢二」は明治43年(1910年) 、27歳の夏に銚子の「海鹿島(あしかじま)」に滞在し、「宵待草」のモデルとなる女性「長谷川カタ」に出会ったそうです。
 「宵待草」とは、銚子の海岸に群生して夕方になると黄色い花を咲かせる「マツヨイグサ」のことです。
 「待てど くらせど 来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」とは、「竹久夢二」の作詞による「宵待草」の一節です。

 「宵待草」の物語を詳しく紹介すると、「竹久夢二」27歳の夏に、離婚した「岸たまき」と2歳の息子を伴い、房総方面に避暑旅行で訪れます。
 銚子から犬吠埼に向かい、「海鹿島」に滞在したそうです。
 (太平洋に向かう見晴らしの良さで、明治から多くの文人が訪れたそうです。)
 そこで、たまたま当地に来ていた女性、秋田出身の「長谷川カタ」(当時19歳)に出会います。
 彼女は、「成田」の高等女学校の教師である姉のところに身を寄せていたが、「長谷川一家」も秋田から海鹿島の隣家に転居していて、夏休みに家族を訪ねに来て、そこで「竹久夢二」と出会ってしまいます。
 親しく話すうち彼女に心を惹かれ、「竹久夢二」は呼び出してつかの間の逢瀬を持ってしまいます。
 しかし結ばれることのないまま、「竹久夢二」は家族を連れて帰京します。
 「長谷川カタ」も夏休みが終わると「成田」へ戻りますが、父親は娘の身を案じ結婚を急がせたそうです。
 翌年、再びこの地を訪れた「竹久夢二」は彼女が嫁いだことを知り、自らの失恋を悟ります。
 この海辺でいくら待っても現れることのない女性を想い、悲しみにふけったと言われています。
 宵を待って小さな花を咲かせる「マツヨイグサ」にこと寄せ、実らぬ恋を憂(うれ)う気持ちがこの詩を着想させたようです。

 現在、ゆかりの地である銚子市の「海鹿島」の海を見下ろす場所には、「竹久夢二」の「肖像」と「宵待草」の一節が刻まれた「文学碑」(1971年建立)が建っています。

 海鹿島海岸にひっそりと咲く「宵待草」に、わが身の悲恋をうたった「竹久夢二」。
 夢二ゆかりの「海鹿島」にお出かけしてみませんか?

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=532 |
| 地域情報::銚子 | 10:09 AM |
「銚子電鉄」「各駅見処紹介」その7「海鹿島駅(あしかじまえき)」(銚子市)
 本日ご紹介するのは、地元「銚子市」の「銚子電鉄」「各駅見処紹介」その7「海鹿島駅(あしかじまえき)」です。

 「海鹿島駅」は銚子市小畑新町にある「銚子電気鉄道」の「駅」です。
 「海鹿島駅」は、1923年(大正12年)7月5日に開業されました。
 「海鹿島駅」の構造は「単式ホーム」1面1線の「地上駅」で、2007年(平成19年)1月、ボランティアにより掲げられた「文学碑めぐり案内図」の看板によって、「関東最東端の駅」と表記されるようになったそうです。
 2007年12月まで小学生の通学時間帯のみ駅員を配置していたが、合理化により2008年以降「本銚子駅」共々完全無人化されています。

 「海鹿島駅」周辺は「灯台キャベツ」として知られる「キャベツ」(夏場は「トウモロコシ」)を産する畑地が目立っています。
 また「海鹿島駅」の「見処」ですが、なんといっても「文人の文学碑」です。
 「海鹿島駅」のある「海鹿島」は、多くの文人たちが、「保養地」や「別荘地」として滞在し、今でも風光明媚なその景観は、多くの市民や観光客の人たちに愛されています。
 主な「文人の文学碑」ですが、「銚子」出身の「国木田独歩(くにきだどっぽ)」の碑を始め、「竹久夢二」(代表作「宵待草(よいまちぐさ)」)、「小川芋銭」、「尾崎萼堂(行雄)」の文学碑が周辺に建っています。

 また「海鹿島」には、「海鹿島海水浴場」があります。
 プライベートビーチのように、こじんまりとした雰囲気が魅力の「公共海水浴場」。
 波が穏やかで、夏場は家族連れで賑わいます。
 また「東映」の「映画」の「オープニング映像」「荒磯に波」の撮影場所はこの付近だと言われています。

 「海鹿島駅」は前述した通り「関東地方」「最東端」に位置する「駅」ですが、「本州」「最東端」の「駅」は、「岩手県」にある「JR東日本」「山田線」の「岩手船越駅」で、「日本」「最東端」の「駅」は、「北海道」「根室市」にある「JR北海道」「根室本線」(「花咲線」)の「東根室駅」だそうです。

 「銚子電鉄」の「旅」もいよいよ残すところ3駅となります。
 「海鹿島駅」のとなり駅「君ヶ浜駅」までの間に「松林」が車窓から望めます。
 次回の「各駅見処紹介」は「君ヶ浜駅」をご案内します。

 備考
 「海鹿島駅」は、「声優」「歌手」等として活躍されている「林原めぐみ」さんが「アルバム」「ふわり」のプロモーション撮影に訪れた「駅」であり、「林原めぐみ」さんのファンの皆さんが多く訪れています。
 ちなみに「林原めぐみ」さんは、アニメ雑誌「アニメージュ」アニメグランプリで、「声優部門1位」を通算12回獲得している「大人気声優」で「新世紀エヴァンゲリオン」の「綾波レイ」などで知られています。











| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=531 |
| 地域情報::銚子 | 10:08 AM |
「銚子電鉄」「各駅見所紹介」その6「西海鹿島駅(にしあしかじまえき)」(銚子市)
 本日ご紹介するのは、地元「銚子市」の「銚子電鉄」「各駅見処紹介」その6「西海鹿島駅(にしあしかじまえき)」です。

 「西海鹿島駅」は銚子市海鹿島町にある「銚子電気鉄道」の「駅」。
 「駅」構造は、「単式ホーム」1面1線の「地上駅」で、「無人駅」です。
 「西海鹿島駅」は、周辺住民の要望により開業した「銚子電気鉄道線」で一番新しい駅です。
 1970年(昭和45年)3月1日に開業し、2009年(平成21年)12月「デハ2000形・クハ2500形」運行対応のため、「銚子方ホーム」を延長しました。

 「西海鹿島駅」駅前には、「灯台キャベツ」(2月19日のブログ参照)の「キャベツ畑」が広がっています。
 ちなみに「灯台キャベツ」は、春に収穫され、「キャベツ」が厳冬期を越すために、甘さが多く柔らかいのが特徴です。
 春先に「銚子電鉄」の車窓からキャベツ畑を望む様子はまるで「緑の絨毯(じゅうたん)」の中を走っているようです。
 (ちなみに銚子の「春キャベツ」の出荷量は全国一だそうです)

 「西海鹿島駅」周辺の「見処」ですが、先(5月20日)のブログでアップしました「笠上黒生駅(かさがみくろはええき)」でも紹介した「ハーブガーデンポケット」と「銚子市市民センター」があげられます。

 「ハーブガーデンポケット」(2010年9月17日・10月8日のブログ参照)ですが、隣駅「笠上黒生駅」からの方より「西海鹿島駅」の方が近いですが、「笠上黒生駅」の方から行く方が行きやすいです。
 (徒歩10分くらい)

 「銚子市市民センター」は、「西海鹿島駅」より徒歩5分の距離にある公共施設です。
 入場無料の施設で「渡辺學」氏と「濱口陽三」氏の「美術作品」の「常設展示室」が併設されています。

 「渡辺學」氏は、漁業の町「銚子」で生まれ育ち、そこで生きる漁師やきびしい自然の野性的なたくましいエネルギーと向き合い、それらを表現し続けられました。
 (銚子出身の日本画家 1916〜2000年)

 「濱口陽三」氏は、「銅板画」の技法「メゾチント」を20世紀に復活させ、さらに色彩を導入するという独自の世界を確立し、「メゾチント」の巨匠としてゆるぎない評価を得ています。
 (「濱口悟洞」氏の三男 1909年〜2000年)

 「キャベツ畑」が続く風景を車窓から見ながら「銚子電鉄」の旅もいよいよ終盤を迎え、潮の香りが電車内で漂いはじめ、海に近づいている様子が感じられます。

 次回の「各駅見処紹介」は、「海鹿島駅(あしかじまえき)」をご紹介します。

 備考
 銚子市にゆかりのある「渡辺學」氏と「濱口陽三」氏に対し、両氏の功績を称え、「銚子市観光協会」は、協会が選定している「銚子百選」にお二人とも認定しています。













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| 地域情報::銚子 | 09:34 AM |

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