本日ご紹介するのは、地元「銚子市」の「銚子電鉄」「各駅見処紹介」その6「西海鹿島駅(にしあしかじまえき)」です。
「西海鹿島駅」は銚子市海鹿島町にある「銚子電気鉄道」の「駅」。
「駅」構造は、「単式ホーム」1面1線の「地上駅」で、「無人駅」です。
「西海鹿島駅」は、周辺住民の要望により開業した「銚子電気鉄道線」で一番新しい駅です。
1970年(昭和45年)3月1日に開業し、2009年(平成21年)12月「デハ2000形・クハ2500形」運行対応のため、「銚子方ホーム」を延長しました。
「西海鹿島駅」駅前には、「灯台キャベツ」(2月19日のブログ参照)の「キャベツ畑」が広がっています。
ちなみに「灯台キャベツ」は、春に収穫され、「キャベツ」が厳冬期を越すために、甘さが多く柔らかいのが特徴です。
春先に「銚子電鉄」の車窓からキャベツ畑を望む様子はまるで「緑の絨毯(じゅうたん)」の中を走っているようです。
(ちなみに銚子の「春キャベツ」の出荷量は全国一だそうです)
「西海鹿島駅」周辺の「見処」ですが、先(5月20日)のブログでアップしました「笠上黒生駅(かさがみくろはええき)」でも紹介した「ハーブガーデンポケット」と「銚子市市民センター」があげられます。
「ハーブガーデンポケット」(2010年9月17日・10月8日のブログ参照)ですが、隣駅「笠上黒生駅」からの方より「西海鹿島駅」の方が近いですが、「笠上黒生駅」の方から行く方が行きやすいです。
(徒歩10分くらい)
「銚子市市民センター」は、「西海鹿島駅」より徒歩5分の距離にある公共施設です。
入場無料の施設で「渡辺學」氏と「濱口陽三」氏の「美術作品」の「常設展示室」が併設されています。
「渡辺學」氏は、漁業の町「銚子」で生まれ育ち、そこで生きる漁師やきびしい自然の野性的なたくましいエネルギーと向き合い、それらを表現し続けられました。
(銚子出身の日本画家 1916〜2000年)
「濱口陽三」氏は、「銅板画」の技法「メゾチント」を20世紀に復活させ、さらに色彩を導入するという独自の世界を確立し、「メゾチント」の巨匠としてゆるぎない評価を得ています。
(「濱口悟洞」氏の三男 1909年〜2000年)
「キャベツ畑」が続く風景を車窓から見ながら「銚子電鉄」の旅もいよいよ終盤を迎え、潮の香りが電車内で漂いはじめ、海に近づいている様子が感じられます。
次回の「各駅見処紹介」は、「海鹿島駅(あしかじまえき)」をご紹介します。
備考
銚子市にゆかりのある「渡辺學」氏と「濱口陽三」氏に対し、両氏の功績を称え、「銚子市観光協会」は、協会が選定している「銚子百選」にお二人とも認定しています。
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地域情報::銚子 | 09:34 AM |