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「坂田城跡梅まつり」(横芝光町)
 本日ご紹介するのは、近隣市「横芝光町」「坂田城跡梅林」で2月23日(日)〜3月16日(日)の期間開催されます「坂田城跡梅まつり」です。

 「横芝光町」は、「千葉県」「北東部」に位置し、「東京都心」から約70km、「県庁所在地」「千葉市」から約40km、「日本の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)からは約20kmの「距離」にあります。
 「横芝光町」の「形状」ですが、「東西」約5km、「南北」約14kmと「南北」に細長く、「面積」は66.91kmで、「北」は「香取郡」「多古町」と「山武郡」「芝山町」、「東」は「匝瑳市」、「西」は「山武市」に接し、「南」は「白砂青松」の続く「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)が広がり、「太平洋」に面しています。

 「横芝光町」ですが、明治22年(1889年)の「町村制」の「施行」によって、「横芝町」、「大総村」、「上堺村」が誕生し、これら「3町村」が昭和30年(1955年)2月に合併した旧「横芝町」と、同じく明治22年に「香取郡」「日吉村」、「匝瑳郡」「南条村」、「東陽村」、「白浜村」が誕生し、これら「4村」が昭和29年(1954年)5月に合併した旧「光町」が、平成18年(2006年)3月27日に合併し、「横芝光町」が新たに発足しました。
 「合併前」の「横芝町」と「光町」は「別」の「郡」(「歴史的」にはそもそも「上総国」と「下総国」という「別」の「令制国」)に所属していましたが、合併した現在の「横芝光町」は「山武郡」に属しています。

 「横芝光町」の「地勢」は、「中央部」から「南部」にかけては「平坦地」が続き、「北部」は緩やかな「丘陵地帯」を形成しています。
 また「横芝光町」は、かつて「上総」、「下総」の「国境」でもあった「九十九里平野」(2012年7月6日のブログ参照)における「最大」の「河川」「栗山川」(2012年2月18日のブログ参照)が、「中央部」を「北」から「南」に向けて流れています。
 「横芝光町」の「気候」ですが、「太平洋」の「沖合い」に流れる「黒潮」の「影響」を受け、「年平均気温」は15度、「年間降水量」1300mm程度で、「夏」涼しく「冬」暖かい「海洋性気候」となっています。

 「坂田城跡梅林」は、「JR総武本線」「横芝駅」から「北西」に1.8km、「徒歩」で約25分の「ふれあい坂田池公園」に隣接する「坂田城跡」にある「梅林」です。
 「坂田城跡梅林」は、「坂田城跡梅林組合」が「梅酒」や「加工用」に出荷している「耕作地」で、「観光梅林」ではなく知る人ぞ知る隠れた「梅林」であったそうです。
 「坂田城跡梅林」の「梅林」の「樹齢」は約40年で、一本一本が10mに及ぶ「梅」の「巨木」が1500本もあることから、「テレビ放映」や「各種観光雑誌」への「掲載」等「メディア」に露出されたことで、一躍有名になると共に「県下最大級」の「梅林」として「関東近県」にまで知れわたるようになっていったそうです。

 「坂田城跡梅林」は、上記のように「坂田城跡」であった「梅林」で、「坂田城」ですが、15世紀の中頃、「千葉氏」によって築城されたものといわれ、「本丸」、「一の丸」、「二の丸」、「三の丸」、「四の丸」で構成され、「城」の「範囲」は、「台地全体」にわたっており、400年以上破壊されることなく「当時」の「遺構」が現存する「千葉県内」でも「貴重」な「城跡」なのだそうです。

 「坂田城」は、「南東側」に「九十九里平野」から「太平洋」を望み、「北東側」は「栗山川」を挟んで「下総国」と「境」を接し、「九十九里浜」「中央」から「酒々井」を経て「下総国府」へ至る「道」と、「牛久」を経て「常陸国府」へ至る「道」の「分岐点」にあり、「築城」「当時」付近は「要衝の地」であったと推定されます。
 「総州山室譜伝記」によりますと、「坂田城」は「この地方」の「領主」だった「三谷氏」の「居城」でありましたが、「一族」で争っていたため、「山室氏」の「客将」であった「井田氏」に付け入れられることとなり、弘治元年(1555年)年閠10月18日、「井田友胤」に急襲されて「三谷氏」は滅亡、「井田氏」に乗っ取られたといわれています。
 弘治2年(1556年)に「井田友胤」の「子」「井田胤徳」が修復し「里見氏」が属した「安房正木氏」の永録年間における「東下総侵攻」を防戦しました。
 しかし、天正18年(1590年)の「小田原征伐」の際は、「城主」「井田胤徳」は「小田原城」にあって、「坂田城」にはわずかの「留守部隊」しかおらず「無血開城」、「廃墟」となったそうです。
 「坂田城」は「支城」に、「永倉城」、「小堤城」、「浜手城」を持ち、「小堤城」では康正元年(1455年)9月7日に「原胤房」に追われた「千葉胤賢」が「自刃」して果て、「千葉氏宗家」が滅亡したとされています。
 「坂田城」の「栗山川」を挟んだ「北東方向」の「下総側」に、「連郭式城郭」の初めとされる「篠本城」があり、「南西方向」の「市町境」を越えた「山武市」には、「版籍奉還」後の「稜堡式城郭」である「松尾城」があります。
 「坂田城」は、上記のように隣接する「坂田池」の「ふれあい坂田池公園」とともに、「城跡」の「一部」が「坂田城跡梅林」として整備されています。
 「坂田城跡」の「杉木立」の「本丸跡」を過ぎると「見事」に手入れされた「老木の梅林」が少しずつ見えてきて、「坂田城跡梅林」の「中心地」は「本丸」から約1km先の「四の丸」付近にあります。

 「坂田城跡梅まつり」(2013年2月17日・2012年2月7日・2011年2月11日のブログ参照)は、「坂田城跡梅林組合」の「皆さん」と「横芝光町観光協会」の「皆さん」が「坂田城跡梅林」の「魅力」を知っていただくために開催している「イベント」です。
 「坂田城跡の梅まつり」では、「期間中」「梅農家」(坂田城跡梅林組合)による「手作り」の「梅加工品」や「漬物」の「直売」のほか、「横芝光町」の「地元特産物」の「販売」も予定されています。
 ちなみに「坂田城跡」で販売される「梅加工品」ですが、「坂田城跡梅林組合」でしか買うことができず、「梅農家」(坂田城跡梅林組合)の「皆さん」が「愛情」・「真心」を込めて作った「梅加工品」は、「合成着色料」や「保存料」は一切使っておらず、「昔」ながらの「味」を楽しめるそうです。

 また「坂田城跡の梅まつり」では、「期間中」の「土曜日」・「日曜日」には「菜雑煮」が振る舞われるほか、「昔の遊び体験」など「お子様」と一緒にお楽しみいただける「イベント」も行われるそうです。
 (「天候」等により中止する場合がありますので、ご注意下さい。)

 「坂田城跡の梅まつり」の「観梅」を楽しんだ後、「車」で10分程行くと「横芝光町」の「特産品」を取り揃えた「ひかり直売所」(2012年6月25日のブログ参照)があります。
 「ひかり直売所」は、「地元」「横芝光町商工会」が実施した「むらおこし事業」が「きっかけ」で設立された「直売所」です。
 「ひかり直売所」の取り扱っている「新鮮野菜」、「特産品」ですが、「長ねぎ」、「トマト」、「小松菜」、「米」、「切り餅」、「卵」、「地酒」、「サンドイッチ」、「植木」、「花壇用草花」、「ポット苗」、「切り花」、「生花」、「ねぎのど飴」、「ねぎ入りソーセージ」、「純米酒」「米鬼来」となっています。

 「風情」あふれる「風景」が楽しめる「梅林」「坂田城跡梅林」で開催される「恒例イベント」「坂田城跡梅まつり」。
 この機会に「横芝光町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「坂田城跡梅まつり」詳細

 開催期間 2月23日(日)〜3月16日(日)

 開催時間 9時〜15時

 開催会場 坂田城跡梅林 山武郡横芝光町坂田登城

 問合わせ 横芝光町観光協会 0479-84-1215

 備考
 「坂田城」は、「いつ」、「誰が」、「何の目的」で、造ったのかは必ずしもはっきりしませんが、1000を超える「千葉県」の「中世城郭」のなかでも「最大級」の「規模」のものであり、「遺構」も良く残ることから「城郭ファン」に根強い「人気」があるそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2007 |
| 地域情報::匝瑳 | 01:47 PM |
「わいわいワクワク交流会」(匝瑳市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「ふれあいパーク八日市場」で2月16日(日)に開催されます「わいわいワクワク交流会」です。

 「匝瑳市」は、平成18年(2006年)1月23日、「八日市場市」と「野栄町」が合併し誕生しました。
 「匝瑳市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「首都」「東京」からは70km圏、「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)からは「車」で30分の「距離」にあります。
 「匝瑳市」の「市」の「中心部」を「JR総武本線」と「国道126号線」が「東西」に走り、「成田方面」とは「国道296号線」で結ばれています。

 「匝瑳市」の「市」の「面積」は、101.78平方kmで、「みどり」豊かな恵まれた「大自然」と「歴史」のある「まち」です。
 「匝瑳市」の「市」の「北部」は、「谷津田」が入り組んだ「複雑」な「地形」の「台地部」となっており、「里山」の「自然」が多く残されています。
 「匝瑳市」の「市」の「南部」は、「平坦地」で「市街地」を除いてほとんどが「田園地帯」となっており、「白砂青松」の続く「九十九里浜」(九十九里海岸)(2012年5月11日のブログ参照)に面しています。

 「匝瑳市」の「市名」の「由来」ですが、旧「八日市場市」と旧「野栄町」が「匝瑳郡」に属していたことから、「匝瑳市」は、「竹内正浩」氏の「日本の珍地名」(文春新書)で「難読」・「誤読地名番付」の「東の横綱」と紹介されています。
 「匝瑳市」の「市役所本庁」は、旧「八日市場市役所」を使用し、「匝瑳市」の「市区域」のうち、旧「八日市場市」は「植木」(苗木)の「産地」として「有名」であり、「匝瑳市」は「植木の栽培面積」が「日本一」を誇り、「日本有数の植木のまち」(2011年9月30日のブログ参照)として知られています。

 「ふれあいパーク八日市場」(2011年6月18日のブログ参照)は、「匝瑳市」の「農産物」、「名産品」、「花・植木」など「特産品」を取り扱う「直売所」です。
 「ふれあいパーク八日市場」の「目的」は「都市と農村総合交流ターミナル」で、「地場産業の振興」と「地域活性化」をするために、「匝瑳市」(産業振興課主管)が「設置」・「管理」しています。
 また「ふれあいパーク八日市場」「施設内」における「農特産物コーナー」、「花・植木見本園」、「郷土料理レストラン 里の香」の「運営」などについては、「ふれあいパーク八日市場有限会社」が行っています。
 「ふれあいパーク八日市場」は、「なにかがあるふれあいパーク」を「キャッチフレーズ」に、「毎週末」や「祝祭日」にいろいろな「イベント」を行っています。

 この度(たび)「ふれあいパーク八日市場」では「わいわいワクワク交流会」と題し、普段なかなか見ることのできない、「農産物」の「生産現場」などを見学できる「催し」を行うそうです。
 「わいわいワクワク交流会」は、2月16日(日)10時から行われ、「参加費」「無料」、「募集人員」「先着」30人で催行し、「地元農産物」を使用した「昼食会」や「意見交換会」も行うそうです。
 「わいわいワクワク交流会」「当日」は「八日市場ふるさと交流協会」(ふれあいパーク商品納入団体)「会員」の「圃場」を見学し、上記のように見学後は「地元農産物」を使った美味しい「昼食」を囲んで、「意見交換」を行うそうです。

 「魅力」あふれる「都市と農村総合交流ターミナル」「ふれあいパーク八日市場」で開催される「農業生産者」と「消費者」の「ふれあいイベント」「わいわいワクワク交流会」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「わいわいワクワク交流会」詳細

 開催日時 2月16日(日) 10時〜

 開催会場 ふれあいパーク八日市場 匝瑳市飯塚299-2

 問合わせ ふれあいパーク八日市場 0479-70-5080

 備考
 「わいわいワクワク交流会」ですが、昨年(2013年)12月7日(土)に開催する予定でしたが、2月(2月16日)に順延となっていました。





















| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1999 |
| 地域情報::匝瑳 | 12:15 PM |
「亀崎の如意輪参り」(匝瑳市)
 本日ご案内するのは、近隣市「匝瑳市」「稲生神社」「子安神社」、「亀崎コミュニティーセンター」、「養淨(寿)寺」で2月16日(日)に開催されます「亀崎の如意輪参り」です。

 「稲生神社」は、「匝瑳市」「亀崎」にある「神社」で、毎年2月中旬の「日曜日」に「稲生神社」「境内」に祀られている「子安神社」で「女性だけ」の「仏教行事」「如意輪参り」(2013年2月15日・2012年2月16日・2011年2月12日のブログ参照)が行われることで知られています。
 「稲生神社」は、「国道296号線」が「県道109号線」が交差する「交差点」から「国道296号線」を「南東」へ1.4km進み「右折」し、「道なり」に300m進んだ「右側」に鎮座しています。

 「如意輪参り」は、「稲生神社」「隣」の「亀崎コミュニティーセンター」「横」の「養淨(寿)寺」から「稲生神社」までを「万燈」を「先頭」に踊りながら練り歩き、更に「稲生神社」「境内」の中で踊ります。
 「如意輪参り」は、「如意輪観音」の「子安信仰」に基づく「安産祈願」の「行事」で、「地元」の「人々」によりますと400年の「歴史」があるそうです。
 「亀崎の如意輪参り」は、上記のように江戸時代から続く「安産祈願」の「行事」で、「女人講」の「子安信仰」から始まったと伝えられ、「稲生神社」「境内」に祀られている「子安さま」を踊りながら詣でるそうです。

 「亀崎の如意輪参り」「当日」の「流れ」ですが、「如意輪参り」「出発」前「養淨(寿)寺」(亀崎コミュニティーセンター)に、昼過ぎに、艶(あで)やかに着飾った「着物」にお揃いの「襷(たすき)」をかけた「踊り手」の「女衆」と「囃子方」をつとめる「男衆」が集まります。
 そして「養淨(寿)寺」を出た「女人講」は、400mほど離れた「稲生神社」まで、短い「道中」を「大杉囃子」などを踊りながら歩き、その際「大榊」を「先頭」に、「花万燈」、「踊り」の「行列」が続くそうです。
 「女人講」ですが、現在「亀崎の如意輪参り保存会」の「皆さん」が継承しており、「匝瑳市」の「市指定無形民俗文化財」に指定されています。

 「稲生神社」「境内」の小さな「子安社」(子安神社)には、「三種」の「軸物」「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」、「子安観音」、「如意輪観音」を吊るして飾り、「御神酒(おみき)」と「おにぎり」が供えられて、「稲生神社」に到着後「女人講」は、「習わし」により「稲生神社」「境内」の「子安社」(子安神社)を「時計回り」に3周しながら、「大杉囃子」に合わせて踊るそうです。

 「大杉囃子」が踊り終わると、次に「奉納踊り」として「いそべ」、「松かざり」、「大漁節」の「3曲」を「稲生神社」「社殿」前で「男衆」が演奏し、「女人講」「全員」が「お囃子」に合わせて「子安社」(子安神社)の前に並んで「踊り」を奉納します。
 「踊り」「奉納」後、「女性たち」が「安産祈願」の「御神酒」をいただき、「供え物」の「おにぎり」を「参詣者」に配って終了となります。

 「豊栄地区」「亀崎」の「稲生神社」「子安社」(子安神社)で行われる江戸時代より伝わる「伝統行事」「亀崎の如意輪参り」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「亀崎の如意輪参り」詳細

 開催日時 2月16日(日) 12時〜

 開催会場 稲生神社 匝瑳市亀崎130

 問合わせ 匝瑳市産業振興課 0479-73-0089

 備考
 「如意輪観音」の「姿」は、「観音菩薩」が「如意宝珠」の「三昧」(「精神」を集中して「心」を乱さない状態)に入った「姿」ともいわれ、その「柔和(にゅうわ)」な「姿」から「女性」の「徳」を表現し、「如意輪観音」を祀る「女人信仰」の「十九夜講」(「女性」は「お産」や「月経」で穢(けが)れた「身」であるので「死後」は「血の池地獄」に落ちるとされ、救済されるには「女人講」に集まって「如意輪観音菩薩」に祈るようにと「各宗派」が説いていたとされる。)が江戸時代後期に「安産」や「子育て」の「子安信仰」に変化していったようです。
 「千葉県」「北部」には「子安搭」が多く見られ、「女人講」も盛んであったといわれています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1997 |
| 地域情報::匝瑳 | 11:01 AM |
「時曽根の大蛇まつり」(匝瑳市)
 本日ご案内するのは、近隣市「匝瑳市」「時曽根コミュニティセンター」で2月8日(土)に開催されます「時曽根の大蛇まつり」です。

 「時曽根の大蛇まつり」が行われる「匝瑳市」「豊栄地区」(旧「豊栄村」)は、1889年(明治22年)4月の「九か村合併」により、「新村」の「豊富」・「繁栄」を祈願する「住民」により「村名」がつけられた「地区」です。
 当時、「市域」では「最多」の「九か村」による「合併協議」は難航し、「村名決定」はぎりぎりまで伸び、「候補」の七つの「村名」の中から「豊栄村」が選ばれたそうです。
 「時曽根(ときそね)」を除いた「八か村」は、中世以降の「集落」が、近世になり「村」を形成、「時曽根村」は「新田集落」で、「村」の「成立」は400年ほど前までさかのぼるそうです。
 「時曽根村」では「毎年」2月に「大蛇(だいじゃ)」3匹を「藁(わら)」で作り、「集落」の「入り口」につるすという「行事」を行っており、「ムラ」を「疫病」などから守ろうとする「村びと」の「願い」の「かたち」が今に伝わるものなのだそうです。

 上記のように「時曽根の大蛇まつり」は、「毎年」2月8日に行われており、「時曽根」に古くから伝わる「神事」なのだそうで、「時曽根の大蛇まつり」「当日」は「疫病退散」などを祈願して、「習わし」にならい、「集落」の「入り口」に「藁の大蛇」を吊るします。

 「時曽根の大蛇まつり」「当日」の「朝」、「集落」の「各家」から「藁」を持ち寄った「若者」によって「長さ」3m、「太さ」30cmほどの「大蛇」が3匹作られます。
 この「大蛇」は、特に「上あご」・「下あご」を「念入り」に編み上げ、大きく開いた「口」から「舌」が出ているように「形」を整えられます。
 「大蛇」が出来上がると「千手院」から受けた「お守り札」を「頭」や「胴」に付け、「藁の大蛇」の「口」を開いて「御神酒(おみき)」を注ぎ、「入魂」した後、「集落」(地区)3カ所の「木」に「藁の大蛇」がかけられ、「家内安全」、「無病息災」、「悪魔退散」などを祈願するそうです。

 「時曽根の大蛇まつり」の行われる2月8日は昔から「事八日(ことようか)」と呼ばれ、「疫病神」などが来訪する「日」とされ、これから「身」を守るために「各地」で「魔除けの行事」が行われてきたそうです。
 また「時曽根の大蛇まつり」で「藁の大蛇」を「集落」(地区)の「三方」の「入り口」の「木」に吊るす「意味」ですが、「悪病」や「災い」の「侵入」を防ぐためと云われています。

 「時曽根コミュニティセンター」、「豊栄地区」「時曽根」で催行される「伝統行事」「時曽根の大蛇まつり」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「時曽根の大蛇まつり」詳細

 開催日時 2月8日(土) 8時頃〜

 開催会場 時曽根コミュニティセンター 匝瑳市時曽根588

 問合わせ 匝瑳市産業振興課 0479-73-0089

 備考
 「時曽根の大蛇まつり」のような「藁」で作った「大蛇」を吊るす「行事」は、「辻切り(つじきり)」と呼ばれています。
 「辻切り」とは「藁」で作った「大蛇」を「集落」の「東西南北」の「辻」に結び付け、「悪霊」や「疫病」が入ってこないようにする「民俗行事」で、「辻切り」によって1年間「集落」の「安全」を守り続けるといわれています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2002 |
| 地域情報::匝瑳 | 12:16 PM |
「出井保勝とコノキ・ミクオ二人展」「ガンダ・アートと幾何学的抽象絵画の対話」(匝瑳市)
 本日二つ目にご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「松山庭園美術館」で2月1日(土)〜4月13日(日)の期間開催されます「出井保勝とコノキ・ミクオ二人展」「ガンダ・アートと幾何学的抽象絵画の対話」です。

 「松山庭園美術館」(2011年2月25日のブログ参照)は、「此木三紅大(コノキミクオ)」氏の「アトリエ」を公開した「私設美術館」です。
 「松山庭園美術館」の「展示品」ですが、「数々」の「名画コレクション」と「茶道具」を中心に展示されています。
 「松山庭園美術館」「庭園」内には、「地域」の「文化交流」の「拠点」として「企画展示室」、「長屋門」、「見晴らし亭」、「茶室」などが点在し、「四季折々」の「自然」を愛でながら「野外彫刻」も楽しめます。

 「松山庭園美術館」「収蔵作品」ですが、「ヨーロッバ絵画」、「国内著名作家作品」、「茶道具」、「琴コレクション」とうとなっています。
 「松山庭園美術館」「庭園」の「裏」には、「大桑」(「高さ」11m、「根回り」3.1m)が聳(そび)え、「樹木」(「黒松」、「枝垂れ萩」、「紅葉」の「林」)や「草木」(「さつき」、「椿(つばき)」、「桜(さくら)」、「百日紅(さるすべり)」、「桔梗(ききょう)」)などがあり、「四季」を通して楽しめる「庭園」を有しています。

 「出井保勝とコノキ・ミクオ二人展」「ガンダ・アートと幾何学的抽象絵画の対話」は、「松山庭園美術館」で行われる「企画展」で上記のように2月1日(土)から4月13日(日)の期間開催されています。
 「出井保勝」氏は、1932年(昭和7年)「静岡県」「浜松市」の生まれで、「千葉県」「印旛村」に「アトリエ」を構えて20年になるそうです。
 「出井保勝」氏は、「金沢美術工芸大学」で「油絵」を学び、「フリーデザイナー」、「アートディレクター」を経て、「美術雑誌」、「建築雑誌」等の「出版社」を経営。
 60歳を前に、「全て」の「職」を退き、現在まで「画業」に専念。
 一時期は「トライアングル・シリーズ」という「三角形」の「幾何学模様」に「色彩」を織りなす「作品」に取り組み、「無限」の「創造世界」に没頭したそうです。
 「難解」と思われがちの「抽象絵画」ながらも、「出井保勝」氏の「作品」は、「明快」で楽しく、「心地」よい「世界」を創り出しています。
 一方、「コノキ・ミクオ」氏は、1937年(昭和12年)「東京都」の生まれで、「少年時代」から「画家」を志し、「苦学」して「武蔵野美術大学」を卒業後、「ローマ・アカデミア美術大学」に留学。
 「洋画家」でありながら、「ガンダ彫刻」に目覚め、「仕事」の「半分」は「立体作品」に取り組んでいるそうです。
 最近は、「海外」でも注目される「ガンダ彫刻」。
 「ガンダ」とは、「千葉県」「銚子近辺」で使われる「言葉」で、古くなったり、「用」をなさなくなった物、「道具」などの「鉄屑」のこと。
 「コノキミクオ」氏によって「ガンダ」はよみがえり、生きた「鉄」の「アート」が「心」に語りかけてくる、そのような「思い」がするそうです。
 この「二人」の「コラボレーション」は、まさに「互い」の「作品」を引き立て合い、融合して面白くなっているそうです。
 「出井保勝とコノキ・ミクオ二人展」「ガンダ・アートと幾何学的抽象絵画の対話」では、「油彩画」、「アクリル画」など「200号」の「大作」や、生き生きとした「ガンダ達」など合わせて約100点を展示。
 「出井保勝とコノキ・ミクオ二人展」「ガンダ・アートと幾何学的抽象絵画の対話」では、「生命讃歌」の「ワクワク感」を多くの「方々」が味わえる「企画展」になっているそうです。

 「庭園」が素晴らしい「松山庭園美術館」で開催される「企画展」「出井保勝とコノキ・ミクオ二人展」「ガンダ・アートと幾何学的抽象絵画の対話」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「出井保勝とコノキ・ミクオ二人展」「ガンダ・アートと幾何学的抽象絵画の対話」詳細

 開催期間 2月1日(土)〜4月13日(日)

 開催会場 松山庭園美術館 匝瑳市松山630

 開館日  金・土・日・祝祭日のみ開館

 入館料  一般 800円 小中生 400円

 開館時間 10時〜17時 

 問合わせ 松山庭園美術館 0479-79-0091

 備考
 「松山庭園美術館」では「出井保勝とコノキ・ミクオ二人展」「ガンダ・アートと幾何学的抽象絵画の対話」の「開催期間中」、「同時開催」で「茶道具名品展」も開催しています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2015 |
| 地域情報::匝瑳 | 05:18 PM |
「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」(匝瑳市)
 本日二つ目にご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「ふれあいパーク八日市場」で2月2日(日)に開催されます「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」です。

 「ふれあいパーク八日市場」(2012年12月21日のブログ参照)は、「都市と農村総合交流ターミナル」として、「地場産業」の「振興」と「地域」の「活性化」、「都市」と「農村」の「交流」を「目的」に、「匝瑳市」(「産業振興課」主管)が「設置」・「管理」をしています。
 「ふれあいパーク八日市場」「施設内」における「農特産物コーナー」、「花・植木見本園」、「郷土料理レストラン 里の香」の「運営」については、「ふれあいパーク八日市場有限会社」が行っており、「ふれあいパーク八日市場」隣には「飯塚沼農村公園」があります。
 (「飯塚沼農村公園」は「ふれあいパーク八日市場」「本館」を抜けるとあります。)

 「ふれあいパーク八日市場」「農特産物コーナー」では、「取り扱うもの」は「可能」な限り「地元」で生産された「旬」の「野菜」や「果物」、「加工品」、「切り花」をはじめ、「手作り味噌」、「落花生煎餅」などの「特産品」や「手工芸品」が所狭しと並んでいます。
 また「農特産物コーナー」では、「地元産コシヒカリ」など、「お米」の「量り売り(はかりうり)」もしています。
 「ふれあいパーク八日市場」「農特産物コーナー」には、「地元農家」が「まごころ」を込めて作った「新鮮」な「野菜」が「毎朝」入荷し、「都会」から来られた方に限らず、「近隣」の「方々」にも「大好評」で、すべての「商品」には、「生産者名」が記入され、「生産者」の「顔」が見える「安心」な「野菜」を提供しています。

 また「ふれあいパーク八日市場」「花・植木見本園」は、「匝瑳市」の「主要産業」のひとつである「造園業」の「フラッグシップ的」な「園芸販売施設」となっており、大小さまざまな「花」・「苗」・「植木」をはじめとして、「温室」には「季節の鉢物」等が所狭しと並んでいます。
 「ふれあいパーク八日市場」「花・植木見本園」は、「匝瑳市」の「日本有数の植木のまち」(2011年9月30日のブログ参照)と「自他」ともにいわれる「由縁」が垣間見れる「施設」となっています。

 この度(たび)「ふれあいパーク八日市場」では「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」を開催されます。
 「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」ですが、「簡単」な「ベーコン作り」と「原木しいたけ」の「植菌体験」を行い、「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」では、「ベーコン作り」の「待ち時間」に「植菌体験」を行うそうです。
 ちなみに「植菌」とは、「原木」に「穴」をあけて、「椎茸菌」を打ち込む「作業」なのだそうです。

 「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」の「参加費」ですが2000円で、2000円の「内訳」は「ベーコン」約500gと「植菌」後の「原木」1本となっており、「募集人数」は20名程度となっています。
 なお「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」では、「原木」は700円で、「ベーコン」は1200円で「追加可能」となっているそうです。

 「週末」には何かがある「ふれあいパーク八日市場」で開催される「人気イベント」「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」詳細

 開催日時 2月2日(日) 10時〜

 開催会場 ふれあいパーク八日市場 匝瑳市飯塚299-2

 問合わせ ふれあいパーク八日市場 0479-70-5080

 備考
 「ベーコン燻製&しいたけ植菌体験」に参加される際は、「軍手」、「エプロン」、「三角巾」、「ベーコン持ち帰り用」の「容器」、「昼食」(ふれあいパーク八日市場でも購入可)をお持ち下さいとのことです。





















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| 地域情報::匝瑳 | 06:13 PM |
「新春たこあげ大会」(匝瑳市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「ふれあいパーク八日市場」で1月19日(日)に開催されます「新春たこあげ大会」です。

 「ふれあいパーク八日市場」(2012年6月16日・5月1日・2010年9月11日のブログ参照)は、「安心・安全・新鮮な農産物、こだわりの匝瑳市産」を「皆様」にお届けするために、2002年(平成14年)3月17日に「産声」を上げた「都市」と「農村」の「総合交流ターミナル」です。
 「ふれあいパーク八日市場」では、「匝瑳」の「大地」をこよなく愛する「生産者」が、「手塩」をかけた「恵み」の「農産物」等の数々を、「見て・触って・食して」楽しめる「施設」となっています。

 「ふれあいパーク八日市場」の「施設概要」ですが、「店舗」「入口」から「店内」に入りますと、向かって「右側」に「農特産物コーナー」があり、「左側」に「文化コーナー」があります。
 そして「ふれあいパーク八日市場」「店舗」「左奥」に「レストラン」「里の香」があります。
 「ふれあいパーク八日市場」「店舗」(本館)の外「西側」に「花・植木見本園」が設置されており、また「ふれあいパーク八日市場」「店舗」(本館)を抜けると「飯塚沼農村公園」が整備されています。
 「ふれあいパーク八日市場」では、上記のように「匝瑳産」の「新鮮な農産物」や、懐かしい「ふるさとの味」に出会える「憩いの場」として、「匝瑳市民」はもとより「近隣市町村」からも「大勢」の「来客」がある「人気スポット」となっています。

 「たこあげ」(凧(たこ)あげ)ですが、「骨組み」に「紙」・「布」を張った「凧(たこ)」と呼ばれる「玩具」を「風」の「力」で、「空」に浮かばせる「遊び」です。
 「たこあげ」では、「糸」でうまく「凧」を操り、どれだけ長く「糸」を出したかで「飛距離」を競います。
 「たこあげ」は、「日本」だけでなく「世界的」に行われている「遊び」です。

 「凧」とは、「風」の「力」を利用して「空中」にあげる「玩具」で、「日本」では「正月の遊び」として知られています。
 「凧」は、上記のように「木」や「竹」などの「骨組み」に「紙」、「布」、「ビニール」などを張って「紐(ひま)」ど「反り」や「形」を整えて作られています。

 「凧」の「歴史」ですが、「中国」が「発祥地」であると考えられています。
 「中国」の「凧」は「昆虫」、「鳥」、その他の「獣」、そして「竜」や「鳳凰」などの「伝説上」の「生き物」などさまざまな「形状」を模しています。
 現代「中国」の「凧」で「最上のもの」は「竹の骨組み」に「絹」を張り、その上に「手描き」の「絵」や「文字」などがあしらわれています。

 「日本」の「伝統的」な「和凧」は、「竹の骨組み」に「和紙」を張った「凧」です。
 「長方形」の「角凧」の他、「六角形」の「六角凧」、「奴(やっこ)」が「手」を広げたような「形」をしている「奴凧」など、「各地方」「独特」のさまざまな「和凧」があり、「凧」に「弓状」の「うなり」をつけ、「ブンブン」と「音」を鳴らせながらあげることもあります。

 「凧」は「安定度」を増すために、「尻尾(しっぽ)」と呼ばれる細長い「紙」(ビニールの場合もあり)を付けることがあります。
 「尻尾」は、「真ん中」に1本付ける場合と両端に2本付ける場合があり、「尻尾」を付けると「くるくる」と回ったり「ふらふら」するのを防ぐことができ、「真上」にあがるように制御しやすくなります。

 「スポーツカイト」は1960年代に登場した「凧」で、2本、4本など「複数」の「ライン」を用いて「自在」に操ることができます。
 「第二次世界大戦中」、「アメリカ海軍」では「対空射撃」の「訓練用」として「2本ライン」の「凧」が使用されたことがこれが「スポーツカイト」の「原型」となったそうです。
 「スポーツカイト」は、「定期的」に「競技会」が開かれ、決められた「図形」を「凧」でなぞっていく「規定競技」や「音楽」に合わせてさまざまな「技」を披露する「バレエ」などで「操縦技術」を競い合います。

 「新春たこあげ大会」ですが、「ふれあいパーク八日市場」で1月19日(日)に行われる「催し」です。
 「新春たこあげ大会」は、「参加費」「無料」、「先着」30人で行われるそうです。
 「新春たこあげ大会」の「内容」ですが、10時00分から「受付開始」し、「和だこ」に「絵」を描いて組み立て後、「たこあげ」を行い、「新春たこあげ大会」「終了後」は、「たこ」をプレゼントすることになっています。
 なお「たこ」は「ふれあいパーク八日市場」で用意するそうです。

 「匝瑳市」の「人気スポット」「ふれあいパーク八日市場」で行われる「新春」ならではの「催し」「新春たこあげ大会」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「新春たこあげ大会」詳細

 開催日時 1月19日(日) 10時(受付開始)〜

 開催会場 ふれあいパーク八日市場 匝瑳市飯塚299-2

 問合わせ ふれあいパーク八日市場 0479-70-5080

 備考
 「ふれあいパーク八日市場」「花・植木見本園」では、「ポインセチア」・「シクラメン」・「洋ラン」などの「季節の花」が用意されているそうです。





















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| 地域情報::匝瑳 | 10:57 AM |
「松山神社の筒粥神事」(匝瑳市)
 本日二つ目にご案内するのは、近隣市「匝瑳市」「松山神社」で1月15日(水)に開催されます「松山神社の筒粥神事」です。

 「松山神社」は、「匝瑳市」の「中心」である「旧・八日市場市」「市街地」の「北西」の「丘陵地帯」に鎮座している「古社」です。
 「松山神社」の「所在地」ですが、「JR総武本線」「八日市場駅」から「県道16号線」を約18km北上後、「左折」し「県道106号線」を1kmほど行った「場所」にあり、「松山神社」の「隣」には「匝瑳小学校」があります。
 なお「松山神社」や「匝瑳小学校」の「敷地」は、その昔「匝瑳の名門」「千葉一族」の「椎名氏」の「居城」であったとされる「松山城」の「跡」なのだそうです。

 「松山神社」の「旧社格」は「村社」で、「松山神社」「御祭神」は「伊弉册命(いざなみのみこと)」、「譽田別命(ほんだわけのみこと)」、「天兒屋根命(あまのこやねのみこと)」を祀っています。
 「松山神社」の「創建」ですが、「松山神社」「社伝」によりますと大同元年(806年)と非常に古く、中世には「源頼朝」が「神領三十貫」を寄せているとされています。

 「松山神社」には、「匝瑳市」の「市指定天然記念物」の「松山神社大杉」があります。
 「松山神社大杉」ですが、「幹周り」7.95m、「樹高」29m、「樹齢」300年以上の「存在感抜群」の「古木」となっています。
 「松山神社」周辺には、その他「数本」の「杉の巨木」が林立し、「神々しさ(こうごうしさ)」が漂っています。
 「松山神社」「本殿」は、「風格」のあるしっかりとした「造り」で、「拝殿」には「彫刻」が施されており、「威厳」がある「造り」をしています。

 「正月」を迎え「匝瑳市」「各地」の「神社」では、「新年」ならではの「特殊神事」が行われ、「匝瑳市」「匝瑳地区」にある「松山神社」の「粥占神事(かゆうらないしんじ)」「松山神社の筒粥神事」もそのひとつです。
 「松山神社の筒粥神事」は、古くより伝わる「神事」で、1984年(昭和59年)に「千葉県神社庁特殊神事編纂委員会」が刊行した「房総の祭事」には、「松山神社」の「粥占(夕膳祭(ゆうぜんさい))」が記載されているそうです。
 それによると、「前日」の14日の「夕方」から「当番」の「家」で「米」と「小豆」を混ぜ「釜」でたき、その中に「宮司(ぐうじ)」が準備した「一握り」ほどの「長さ」の「竹筒」52本を入れます。
 「松山神社の筒粥神事」「当日」15日の「早朝」、「神社」の「神前」に「釜」ごと「持参」し、「当番」が「竹筒」の中の「粥」と「小豆」の「入り具合」によって「吉凶」を判断し、「神事目録」に記載するそうです。
 「松山神社の筒粥神事」で占うものは、「五穀」をはじめとする「農産物」、「民生」のこと、「3月」から「9月」までの「日照り」、「雨水」、「風量」の「多少」などとされています。
 ちなみに、こうした「神占」は、「菅粥(すげがゆ)」、「筒粥神事(つつかゆしんじ)」などとも呼ばれ、「県内17か所」の「神社」で行われていたことが「房総の祭事」に記載されているそうです。

 「松山神社の筒粥神事」は、260年以上続いている「松山神社」の「神事」で、上記のように「青竹(あおたけ)」の「筒(つつ)」を入れ、「一晩」煮た「粥(かゆ)」の中からその「竹筒」を取り出して一本づつ割り、中に詰まった「粥の分量」によって「その年」の「吉凶」を占う「粥占神事」です。
 「松山神社の筒粥神事」は、昔、「粥の白米」、「小豆」各1升の「割合」でしたが、現在では「小豆」を3合に減らして煮ているそうです。

 「松山神社の筒粥神事」「筒粥占い」の「青竹」は、「松山神社」の「正月飾り」を使用。
 古来「占いの青竹」は、7本を1束として7束49本だったものが、現在では53本に改められています。
 「占いの青竹」1本1本に「1年12ヶ月」の「日」、「水」、「風」と、「米」や「大豆」、「麦」、「芋」などの「作物名」を墨書、また「民」、「百姓」から「地方庁」、「諸官省」、「大臣」とまで記したものもあり、「天下国家」の「吉凶」も占ってきたそうです。
 「松山神社の筒粥神事」は、「年」を重ねるごとに「筒粥神事」の「内容」も少しずつ「変化」をみせています。

 「松山神社」の「氏子」ですが約百二十戸で、「筒粥神事」はこれを「8地区」ほどに分けた「当番集落」が受け持っています。
 「筒粥神事」「当日」には、「各地区」の「総代」ら三十人ほど集まり、「鍋」から上げた「青竹」が「短刀」で二つに割られると、中に詰まった「粥の量」を「真剣」な「表情」で「吟味」し、「量」を「裁定」し占うそうです。

 「杉」の「巨木」が林立し「神々しさ」漂う「古社」「松山神社」で260年以上続く「粥占神事」「松山神社の筒粥神事」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「松山神社の筒粥神事」詳細

 開催日  1月15日(水)

 開催会場 松山神社 匝瑳市松山1127

 問合わせ 匝瑳市生涯学習課生涯学習室 0479-67-1266

 備考
 「松山神社の筒粥神事」が行われる「松山神社」「神社年中祭事社用帳」が伝わり、「元日」から「大晦日(おおみそか)」までの「行事」と「役割」を担う「村人」の「名前」や「七つ」の「寺院名」が詳しく書かれており、この「記録」で確かなように「松山神社の筒粥神事」は、260年以上続いていることが確認されています。

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| 地域情報::匝瑳 | 08:49 PM |
「稲生神社のひげなで三杯」(匝瑳市)
 本日ご案内するのは、近隣市「匝瑳市」「今泉・稲生神社」で1月15日(水)に開催されます「稲生神社のひげなで三杯」です。

 「匝瑳市」は、「千葉県」「北東部」の「市」で、2006年(平成18年)1月23日に「八日市場市」と「匝瑳郡」「野栄町」が合併して誕生し、「発足時」の「人口」は約4万2000人だったそうです。
 (現在の「匝瑳市」の「人口」は39235人です。(平成25年12月31日現在))

 「匝瑳市」「野田地区」ですが、「匝瑳市」「南部」、「旧・野栄町」の「東部」に位置する「旧・野田村」にあります。
 「野田村」ですが、「野手」、「今泉」、「新堀」の「3村」を合併して設置され、「関係諸村」の「総代」および「所轄戸長」から、「合併案」に「異議」のない「旨」の「答申」が、1888年(明治21年)10月17日になされました。
 この「3村」は、「戸長役場」の「所轄」および「学区」を「同一」としているばかりでなく、いずれも「農業」を営んで大体、「生活状態」を同じくし、さらに「用水施設」等も「関係地域」限りで「共同関係」をもつなど、「合併」に「適当」な「状態」にあったそうです。

 「今泉・稲生神社」は、「匝瑳市」「野田地区」にある「神社」で、「御祭神」は「宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)」を祀っています。
 「匝瑳市」には、「市域」に「稲生神社」が数多く創建されており、今回ご案内する「ひげなで三杯」が行われるのは、「今泉・稲生神社」となっています。
 「匝瑳市」「野田地区」「今泉」にある「稲生神社」では、1月15日に今年一年の「家内安全」・「五穀豊穣」などを祈願して「ひげなで三杯」が行われています。

 「稲生神社のひげなで三杯」は、「野田地区」「今泉」の「16集落」の「当番区」が、昔からの「しきたり」により、「裃(かみしも)」、「袴姿(はかますがた)」の「座奉行」(「小学校」入学「前後」の「子ども」)二人が「東西」に分かれて、「他」の「集落」の「氏子」を「小椀」、「中椀」、「大椀」の「順」で「杯」を接待したあと、「酒豪」二つづつが「東西」に分かれて「酒」を競って飲む「行事」だそうです。

 「稲生神社のひげなで三杯」の競い合う「杯」ですが、「大椀」(約1.5合)と「小椀」(約0.7合)の二つがあり、「対戦相手」の「了解」のもとで「どちら」で競い合うかが決められ、「髭(ひげ)を撫(な)でる」と「三杯飲み干す」という「ユニーク」な「ならわし」となっています。
 なお「稲生神社のひげなで三杯」の「勝敗」ですが、「杯」を「一気」に飲み干すたびに、その「豪快さ」から見ている「方々」から「オーッ」という「歓声」や大きな「拍手」、「ため息」に包まれるそうです。

 「今泉・稲生神社」で行われる「ユニーク」な「行事」「稲生神社のひげなで三杯」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「稲生神社のひげなで三杯」詳細

 開催日  1月15日(水)

 開催会場 今泉・稲生神社 匝瑳市今泉

 問合わせ 匝瑳市生涯学習課生涯学習室 0479-67-1266

 備考
 「稲生神社のひげなで三杯」では、「行事」の「最後」に「当番」の「引き継ぎ」があるそうです。
 なお「稲生神社のひげなで三杯」の「来年」の「当番」の「人」は、「稲生神社」の「鳥居」をくぐるまで振り向いてはいけないそうです。

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| 地域情報::匝瑳 | 11:49 AM |
「金原の大篝(かなばらのおおかがり)」(匝瑳市)
 本日ご案内するのは、近隣市「匝瑳市」「三社神社」で1月13日(祝・月)に開催されます「金原の大篝(かなばらのおおかがり)」です。

 「匝瑳市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「首都」「東京」からは70km圏、「世界の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)からは「車」で30分の「距離」にあります。
 「匝瑳市」の「市」の「中心部」を「JR総武本線」と「国道126号線」が「東西」に走り、「成田方面」とは「国道296号線」で結ばれています。
 (「国道296号線」は、「匝瑳市」の「中央」の「西方」を「南北」に走っています。)
 「匝瑳市」は、2006年(平成18年)1月23日、「八日市場市」と「野栄町」が合併して誕生しました。

 「匝瑳市」の「面積」は101.78平方kmで、「匝瑳市」の「市」の「北部」は「谷津田」が入り組んだ「複雑」な「地形」の「台地部」となっており、一方「南部」は「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)に面しています。
 「匝瑳市」と「隣接」する「自治体」ですが、「旭市」(旭地区、干潟地区)、「香取市」(山田地区)、「香取郡」「多古町」、「山武郡」「横芝光町」(光地区)となっています。

 「三社神社」は、「匝瑳市」「飯倉」に鎮座する「神社」で、「御祭神」は「伊弉諾尊(いざなみのみこと)」、「事解男命(ことさかのおのみこと)」、「速玉男命(はやたまおのみこと)」を祀っています。
 「三社神社」は、「JR総武本線」「飯倉駅」「下車」、「飯倉台」の「住宅地」を通り抜けて約10分ほど歩くと、「山の端」に「神社」の「鳥居」が見られるそうです。
 「三社神社」は、「石段」を上り詰めると、深い「木々」に囲まれ、「社殿」が建っており、「拝殿」、「本殿」となっており、「本殿」には細かい「彫り物」がなされているそうです。
 「三社神社」の「由緒」ですが、以下の通りとなっています。

 この地、匝瑳庄は熊野神宮領であった。
 詳らかではないが、南紀熊野より飯倉西ノ内の地に勧請し、飯倉郷の鎮守にして、当時十八ヶ村の鎮守として崇敬され、元禄五年壬申の年に再営されたものとされています。
 (御祭神、由緒ともに「匝瑳郡誌」参照)

 「金原の大篝」は、「金原の御奉謝(かなばらのおびしゃ)」ともいわれる「三社神社」で毎年「成人の日」の「未明」行われている「大篝」と「御的神事」です。
 「金原の大篝」は、「成人の日」の「前日」の「午後」から「当番」の「人々」の「手」で準備され、「松薪」や「青竹」などが「円錐形(えんすいけい)」に「大人」の「背丈」よりも高く山のように積み上げられます。
 「金原の大篝」では、「三社神社」「社殿」で「儀式」を行った後、「大篝」(「高さ」約6m、「周囲」15m)に「火」が入り、「火」が入ると「参拝」の「人」も集まり、「篝火(かがりび)」を囲み「御神酒(おみき)」が振る舞われるそうです。
 「金原の大篝」の「大篝火」は、赤々と燃え上がり、時折「青竹」が勢いよくはじけ、まさに「悪疫」を払う「炎の神事」となっています。
 「三社神社」「拝殿」回りには、「弓」と「矢」・「的」があり、「大篝」に「火」を入れた後、「七五三」の「男子」、15歳を迎えた「男子」が「的」を射ることから「金原の御奉謝」とも呼ばれています。
 なお「金原の大篝」の「炎」にあたると「風邪」を引かないといわれています。

 「飯倉郷十八ヶ村」の「鎮守」「三社神社」で開催される「成人」を祝い「悪疫」を払う「炎の神事」「金原の大篝」。
 この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「金原の大篝」詳細

 開催日時 1月13日(祝・月) 朝6時頃〜

 開催会場 三社神社 匝瑳市金原275

 問合わせ 匝瑳市産業振興課 0479-73-0089

 備考
 「匝瑳市」では、「平成26年度成人式」を1月12日(日)に「市民ふれあいセンター」「3F大ホール」にて開催するそうです。
 (「受付」10時〜・「開式」10時30分〜)
 「平成26年度成人式」の「対象」ですが、平成5年(1993年)4月2日から平成6年(1994年)4月1日生まれの「匝瑳市内」「在住者」および「出身者」だそうです。

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| 地域情報::匝瑳 | 10:53 AM |

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