本日ご案内するのは、となりまち「神栖市波崎」で7月16日(土)・17日(日)に開催されます「手子后神社(てごさきじんじゃ)大潮祭り」です。
「手子后神社」は、「銚子市」より「銚子大橋」を渡った「神栖市波崎」に入ってすぐの信号の右手前方にあります。
「手子后神社」の創建は「神護景雲年間」(767年〜770年)で、「手子比賣命」を「東方守護」の「祭神」として祀っています。
「手子后神社」は、「息栖神社(いきすじんじゃ)」(2010年11月7日のブログ参照)と「大洗神社」の両社を併せ「鹿島神宮」(2010年11月8日〜10日のブログ参照)の「三摂社」といわれています。
「手子后神社」は「水神様」として「漁師の信仰」が徳に厚く、「大潮祭」で有名です。
「手子后神社」境内には「境内社」が多く、「厳島神社」(市杵島姫命)、「浅間神社」(木花咲耶姫命)、「金刀平神社」(大物主命)、「稲荷神社」(宇賀御魂命)、「猿田神社」(猿田彦命)などがあります。
なお、「手子后神社」境内には「神仏習合」の名残をとどめる「太子堂」も残っています。
「大潮祭」は、古文書「総州勤向(つとめむき)」の中で、「毎年、磯廻しと申し、今日近辺のもの飯沼高神の磯辺見学の者相廻り候者もこれ有る由。尤(もっと)も今日当所の塩干に御座候。」などと記録されているそうです。
「手子后神社」では、毎年7月下旬(旧暦の6月15日付近の土・日)「航海の安全」や「豊漁」を祈る、「海」の「男逹」の「お祭り」「大潮祭」が開催されます。
「神栖市波崎」は、「北」に「太平洋」、「南」に「利根川」と「水」に挟まれた「地域」で、昔から「漁業」をはじめ、「水産業」が非常に盛んです。
そのため、「手子后神社」の「大潮祭」は毎年、盛大に行われてきました。
「大潮祭」とは「鎮守社」「手子后神社」の「祭祀」の「夏祭り」です。
「宵祭り」「本祭り」と2日間にわたり行われる「」
当日は、心おどる「笛」の音色と「太鼓」の響きと共に、勇敢な「担ぎ手」が「神輿」を担ぎ町中を練り歩き、一日中勇ましい掛け声と歓声がわき上がり、「担ぎ手」と「観客」が一体となって「祭り」を楽しみます。
「大潮祭」は最終的に「手子后神社」に納められます。
「大潮祭」の開催日、「波崎」では「漁船」の出漁をやめて、「大漁旗」をかざり、「乗組員」は「手子后神社」に参拝するそうです。
「海の男達」の勇壮な祭「大潮祭」を見に「神栖市波崎」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「大潮祭」「手子后神社」詳細
所在地 茨城県神栖市波崎8755 (手子后神社)
開催日 7月16日(土)、17日(日) (旧暦6月15日に近い土日)
問合わせ 0479-26-3021 神栖市観光協会
備考
「銚子市」の「大潮祭」は今年は開催しないそうです。
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地域情報::神栖 | 11:36 AM |