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「第9回お蔵フェスタ」(神崎町)
 本日ご紹介するのは、近隣市「神崎町」「寺田本家」で3月15日(日)に開催されます「第9回お蔵フェスタ」です。

 「寺田本家株式会社」(2011年4月10日のブログ参照)(以下「(株)寺田本家」と表記)は、「神崎町」にある「老舗酒蔵」で、「自然」との「調和」を目指して、「自然酒」「五人娘」、「香取」を醸造している「蔵元」です。

 「一本のお酒を通して皆様に自然の恵みと心の豊かさを発見していただくお手伝いができたら」

 という「願い」を持ち「(株)寺田本家」は「酒造り」を行っています。

 「(株)寺田本家」は、江戸時代の延宝年間(1673年〜1681年)に「近江国」(現在の「滋賀県」)から移住して、現在の「地」「神崎」で、「酒造業」を営むようになりました。
 「神崎町」を選んだ「理由」ですが、「仕込み水」の「良さ」や、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)の「水運」、「米どころ」であったという「立地」に着目したそうです。

 「(株)寺田本家」は、以来300年以上の「歴史」のある「老舗蔵元」ですが、その「歴史」は決して「追い風」ばかりではなかったそうで、長い「歴史」の中には、「酒造制度」や「流通」の「変革」、「恐慌」、「震災」、「戦争」、そして「火落菌」による「腐造」にみまわれたそうです。
 「戦後」は、「高度成長期」を経て、「食生活」も「変化」し、「日本酒離れ」が進み、「市場」が停滞している中、「(株)寺田本家」では、「独創的」な「経営哲学」により「本来」の「酒造り」を実践。
 「蔵元の願い」でもある「自然の原点に戻って酒造りをしたい」という「想い」をもとに、「(株)寺田本家」では、現在も「無農薬」、「無添加」、そして「昔」ながらの「生もと造り」で、「独自」の「お酒」を醸し出しています。

 「発酵の里こうざき酒蔵まつり」(2013年3月12日・2012年3月12日のブログ参照)は、300年以上の「伝統」を持つ2軒の「酒蔵」「鍋店(株)」と「寺田本家」(2011年4月10日のブログ参照)を「中心」に、「両蔵」の「沿道」を「歩行者天国」にし、「酒蔵」周辺「全体」を「会場」にして行われる「イベント」です。
 「発酵の里こうざき酒蔵まつり」は、「鍋店(株)」が主催している「仁勇蔵祭り」(2014年3月15日・2013年3月14日・2012年3月14日のブログ参照)と、「(株)寺田本家」が主催している「お蔵フェスタ」(2014年3月14日・2013年3月13日・2012年3月15日のブログ参照)を「中心」に、「味噌」や「ひしほ」といった「発酵食品」や「地元農産物」をはじめとした「発酵」、「醸造」を「中心」と「まち」をあげての「一大イベント」となっており、本年(2015年)は、「発酵の里こうざき酒蔵まつり2015」として3月15日(日)に開催されます。

 「お蔵フェスタ」は、「(株)寺田本家」が主催している「イベント」で、今年(2015年)で「9回目」を迎えます。
 「お蔵フェスタ」は、「入場無料」(お申し込み不要・飲食等は別料金)で開催され、「イベント」は「環境」にやさしい「お祭り」を目指し、「(株)寺田本家」では、「ご来場」の際、「Myバック」・「My食器」・「My箸」や「買い物袋」をお持ち下さいと呼びかけています。

 「第9回お蔵フェスタ」の「内容」ですが、「蔵見学ツアー」、「どぶろく一杯100円」、「放浪食堂 ちゃんぷるーの素 復活!!」、「発酵クッキング」、「うふふで発酵コスメワークショップ」、「青空トークライブ」となっています。

 「蔵見学ツアー」ですが、「(株)寺田本家」「仕込み蔵」で、9時00分から15時30分まで行われる「イベント」で、「予約不要」で開催されます。
 「蔵見学ツアー」は、15分ごとに「ツアー」へ出発(随時)、「各回」30名程で行われ、「蔵人」の「皆さん」がご案内します。

 「どぶろく一杯100円」ですが、この日だけの「お楽しみ」、「お蔵フェスタ特別仕込み」の「どぶろく」を一杯100円で提供、「マイカップ」「持参の方」は、「特別大盛り」だそうです。

 「放浪食堂 ちゃんぷるーの素 復活!!」ですが、「(株)寺田本家」「中庭」(寺田本家入って右・青空トークステージ右横)を「会場」に開店する「食堂」で、「まさるくん」・「さっちゃん」・「トットちゃん」で「おなじみ」だったあの「放浪食堂 ちゃんぷるーの素」がかえってきます。
 「放浪食堂 ちゃんぷるーの素」では、「人気」の「玄米酒粕ドーナツ」が復活!「さっちゃん」こと「寺田聡美」さんの「新作」「酒粕クラムチャウダー」も登場、「酒粕粉チーズ」、「甘酒バーベキューソース」、「発酵塩こうじラー油」、「酒粕バーニャカウダ」もあるそうです。

 「発酵クッキング」ですが、「(株)寺田本家」内「旧蔵」で行われ、「酒粕」や「麹」を使った「料理教室」で、今年も「アッラ・クッチーナ・デル・ソーレ」「伊崎裕之」さん、「発酵&雑穀料理家」・「岸田美紀」さん、「寺田本家」の「寺田聡美」さんが、「講師」を勤め、下記の「タイムスケジュール」で、「チケット制・試食付き」で開催されます。
 「発酵クッキング」は、「各回」「先着順」50名限定、「参加費用」500円、「料理教室入場チケット」は、「当日」9時00分より「旧蔵」前にて販売します。

 タイムスケジュール

 寺田聡美さん 酒粕の使い方いろいろ&酒粕シチュー
 1回目 9時30分〜10時00分 2回目 12時30分〜13時00分

 岸田美紀さん 甘酒の作り方 甘酒ライスプディング&ミニミニ甘酒おはぎ
 1回目 10時30分〜11時00分 2回目 13時30分〜14時00分

 伊崎裕之さん 発酵イタリアン 酒粕ソースのパスタ
 1回目 11時30分〜12時00分 2回目 14時30分〜15時00分

 「うふふで発酵コスメワークショップ」ですが、「(株)寺田本家」「美化蔵」(寺田本家中程、井戸の前)で行われ、今年は、「発芽玄米麹かむたち」で作る「こうじのチンキ」(オイル漬け)と「白こうじのパウダー」で、「作り方」と、「身体」の「お手当て」(美容・美肌)を伝えます。
 「うふふで発酵コスメワークショップ」「入場チケット」は、「当日」9時00分より「会場」「美化蔵」前にて販売し、「参加」は「先着順」、「予約」は承らないそうです。
 「うふふで発酵コスメワークショップ」は、「各回」「先着順」40名限定となっており、「参加費用」は、ひとり500円、「タイムスケジュール」は下記の通りです。

 1回目 9時30分〜10時10分 2回目 12時30分〜13時10分

 「青空トークライブ」ですが、「(株)寺田本家」「中庭」(寺田本家入って右側)で行われ、今年は「縄文エネルギー研究所」・「中山康直」さんをお迎えして、「ヘンプ」(麻)の「お話」を、「発酵デザイナー」・「小倉ヒラク」さん、「五味醤油」・「五味仁」さんとは、「発酵男子」の「COZY(麹)TALK」を予定しています。

 タイムスケジュール

 12時00分〜12時45分 中山康直×寺田優 「ヘンプが世界を救う!」

 13時00分〜13時45分 小倉ヒラク×五味仁×寺田優 「コージートーク」

 また「第9回お蔵フェスタ」では、「裏お蔵フェスタ2015」と題し、「(株)寺田本家」「右手」「隣」の「江戸屋」の間を抜けた「場所」に「会場」を設け、「イベント」を開催します。
 「裏お蔵フェスタ2015」の「内容」ですが、下記の通りです。

 「世界のくさうま発酵食品」は、「世界一臭い」といわれる「シュールストレミング」の「缶詰」を「メインステージ」の「オープニング」(下記「ソーラーライブ」参照)で「開栓」し、どんな臭いか・味か・開けるのが楽しみなような、怖いようなといった「イベント」で、そのほかにも下記の「世界のくさうま発酵食品」も披露されます。

 シュールストレミング(スウェーデン)
 ホンオフェ(韓国)
 くさや(日本)
 鮒鮨(日本)
 玉の澁(日本)

 「発酵クイズラリー」は、「裏お蔵フェスタ会場」からスタート、「神社」への「裏道」から「神崎神社」(2011年10月20日のブログ参照)へ向かい、「神社」のあちこちに「発酵クイズ」(10問)があり、「キーワード」を集め、「全問正解」で「なんじゃもんグッズ」がGETできます。

 「青空ソーラーライブ」の「スケジュール」は、下記の通りです。

 開演時間      ライブ内容

  9時30分〜9時10分  寺田本家24代・寺田優 挨拶 オープニング

  9時10分〜9時40分  The 空 (バンド)

  9時45分〜10時00分 ふみちゃん (語り部)

 10時05分〜10時35分 ジョー (ウクレレ)

 10時40分〜11時10分 TAWOO (和太鼓)

 11時20分〜11時50分 地球オペラ (紙芝居ミュージカル)

 11時55分〜12時25分 小澤陽祐 (発酵ラップ)

 12時30分〜13時00分 Monchant.a.k.a 熊谷門 (唄)

 13時05分〜13時35分 中野七頭舞大好きっこ (神楽舞)

 13時45分〜14時15分 バディーニャ (アフリカン太鼓)

 14時20分〜14時50分 里花&むすひ (バンド)

 14時55分〜15時25分 コージーズ (テマエミソノウタ)

 15時30分〜16時00分 寺田本家伝統芸能部 (和太鼓)

 16時00分〜16時30分 盆踊り

 「発酵BAR」(有料)では、「(株)寺田本家」の「お酒」と「手づくり」の「発酵おつまみ」がそろいます。

 「名物!発酵足湯」は、「自然」の「発酵熱」を利用した「発酵風呂」で、「原料」は「米ぬか」と「おがくず」、「水」と「甘み」(砂糖)を入れ、出来る「足湯風呂」で、「血行」を促進し、「老廃物」も「汗」となり出て、「新陳代謝」を活発にします。

 「ワークショップ」

 楽器づくりワークショップ ポンぴーシャカ

 染物ワークショップ ne.cou.Works

 フェイスペインティング 井上ヤスミチ

 子どものあそび場 中山一夫

 「第9回お蔵フェスタ」「出展店舗リスト」

 あいよ農場
 麻の子
 浅野与五右衛門
 特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター
 アースマーケット
 農事組合法人東町自然有機農法
 アッラ クチーナ デル ソーレ
 アトリエ宇宙(ソラ)
 Another Belly Cakes
 anonimo coffee roaster
 ALUMONDE あるもんで
 awanova(アワノバ)
 一花屋
 イチゴ硝子
 古工房(イニシエコウボウ)
 井上ヤスミチ
 陰陽ライフ株式会社
 N・HARVEST
 おいしい村
 お芋屋たけちゃん
 (有)おかげさま農場
 オーガニック ファーマーズ マーケット
 おひさまくらぶ
 おむすび茶屋 さつき
 ガーデンベーカリー
 GAIA代々木上原
 鹿嶋パラダイス
 KAJIYA(カジヤ)
 カトラリーボックス
 オリジナルTシャツ 亀吉
 CamellianicoTea&八ヶ岳珈琲工房テーブルランド
 農事組合法人鴨川自然王国
 くらふと宮野
 Green Turtles
 こうざきめぐみ農場
 こうぼ食堂
 こがし焼そば三ツ星
 越ちゃんの干物(越田商店)
 oganic cafe ごぱん
 NPO法人さんさん味工房
 (株)サンズ
 サンライズ ソルト
 三里塚 ワンパック野菜
 自然村たなごころ 〜掌〜
 一反百姓「じねん道」
 柴海農園
 正次郎鋏刃物工芸
 Slow Coffee
 スワラジ
 セーブ・ザ・オリーブ
 たけおごはん
 たに農園
 ブーランジェリー・タネ
 たまゆら草苑/Just feel あか
 チーズ工房「千」SEN
 (株)千葉産直サービス
 チャハット
 ちょっとしたcafe
 つきのわ
 天然酵母ぱん紡+cafe旅ヲスル木
 陶芸泉埜(トウゲイイズミノ)
 NPO法人トージバ竹林再生プロジェクト
 土耕菌ナルナル
 トシュカ
 豊国屋
 Natural Harmony
 なのはな生活協同組合
 (JFSA)特定非営利活動法人日本ファーバーリサイクル連帯協議会
 ne・cou works
 焙煎香房 抱(HUG)
 発酵コリアンカフェ もあ
 花嶋商店
 ハーブプラネット
 PARADISE ALLEY BREAD&CO
 HALENOVA
 Big-O(オー)/エルボステリア鎌倉/コズミックナンバー
 ヒマラヤン マテリアル
 竹・木・籐製品 藤倉商店
 古民家空間“風楽”
 Brown's Field
 (有)フレンドベーカリー
 コミュニティーマーケット ベアーズ
 無農薬野菜べじたぶるん
 ベジタリアンフレンドリーきまた
 へるしーどい
 ほしのさと工房
 Botanic Green
 honobono号
 ポンぴーシャカ
 mam&福笑屋&MinowaRiceField
 まいぺんらい
 源〜minamoto〜
 みやもと山
 麦香
 つくり菓子 麦の薫り
 無派工房(ムハコウボウ)
 もみじの手
 やさい村
 YOUR BIG FAMILY
 よしこのパン
 雷豆(ライマメ)
 リトルフォレスト ゆうゆう
 路上詩人 朝光(アサコ)
 路上詩人 龍光
 Rock'N'Raw(ロックンロー)
 NPO法人ワーカーズコープ

 「こだわり」の「神崎」の「老舗蔵元」「(株)寺田本家」で開催される「大人気イベント」「第9回お蔵フェスタ」。
 この機会に「神崎町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第9回お蔵フェスタ」詳細

 開催日時 3月15日(日) 9時〜15時半

 開催会場 寺田本家 香取郡神崎町

 問合わせ 寺田本家 0478-72-2221

 備考
 「第9回お蔵フェスタ」ですが、「当日」は、かなりの「混雑」が予想されますので、「余裕」をもって、おでかけ下さいとのことです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2492 |
| 地域情報::香取 | 10:24 AM |
「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」(山武市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「山武市」「蓮沼海浜公園」「第1駐車場」で3月14日(土)に開催されます「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」です。

 「山武市」は、「千葉県」の「東部」に位置し、「千葉県」の「県庁所在地」「千葉市」や「世界の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)まで約10km〜30km、「東京都心」へも約50km〜70kmに位置しています。
 「山武市」は、「日本有数」の「砂浜海岸」である「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)の「ほぼ中央」に位置し、約8kmにわたって「太平洋」に面し、「山武市」の「総面積」ですが、146.38平方kmとなっています。
 「山武市」は、2006年(平成18年)3月27日に、「山武郡」「成東町」、「山武郡」「山武町」、「山武郡」「蓮沼村」、「山武郡」「松尾町」の「4町村」が合併し、誕生しました。
 合併以前は、「山武郡」・「山武町」とも「読み」は、「サンブ」でありましたが、現在の「山武市」の「読み」は「サンム」です。
 現在の「山武市」の「人口」ですが、54774人(男27377人、女27397人)、「世帯数」21967世帯となっています。
 (2015年3月1日現在)

 「山武市」の「地勢」ですが、大別して「九十九里海岸地帯」と、その「後背地」としての「沖積平野」及び「標高」40m〜50mの「低位台地」からなる「丘陵地帯」で構成されており、これらは「海岸線」に、ほぼ「並行」に「帯状」に展開しています。
 「山武市」の「海岸地帯」ですが、「砂浜」と「松林」が連なり、「成東海岸」と「蓮沼海岸」の「遠浅」の「海」が広がり、多くの「海水浴客」が訪れています。
 「山武市」の「平野部」ですが、「山武地域」「中央部」に広がる「肥沃(ひよく)」な「土壌」を持つ「九十九里平野」(2012年7月6日のブログ参照)となっており、「田園地帯」が形成されています。
 「山武市」の「丘陵地帯」ですが、「大部分」が「成田層」と呼ばれる「地質」で、「表層」が「関東ローム層」、「下層」が「砂」及び「粘土互層」で構成されており、「上総層群」の「堆積盆地」に位置しています。

 「山武市」は、「稲作」はもちろん「野菜」や「果物」の「生産」も盛んで、「山武杉」(2011年11月25日のブログ参照)などの「林産物」、「九十九里浜」の「海の幸」と、「自然の恵み」が、豊かな「地域」であるとともに、「観光リゾート地」として「海水浴」や「サーフィン」、「テニス」などの「スポーツ」も楽しめ、「若者」にも「魅力」ある「地域資源」を有しています。
 「山武市」では、「特産品」の「山武杉」などを加工して作られる「組子細工」が「有名」で、「山武杉」の「組子細工」ですが、「主」に「障子(ショウジ)」や「欄間(ランマ)」などの「建具」に施される「技法」で、それを施された「上総建具」と呼ばれています。
 これらは、宝暦年間に普及し始めた「山武杉」の「台頭」によって、より盛んになり、現在「伝統工芸品」として「房総の魅力500選」に選ばれるなど、評価されています。
 近年では、「山武市」の「立地条件」の「良さ」から、「工業施設」の「集積」が高まりつつ、また「自然環境」の「良さ」からも、この「地域」を訪れ、移り住む「人々」も数多くいるそうです。
 さらに「山武市」は、「交通アクセス」の「利便性」も向上しており、今後更なる「交流」と「物流」と「観光」の「拠点」として発展することが期待されています。

 「山武市」の「成東地区」ですが、「関東」でも「屈指」の「一大いちご狩りエリア」として知られており、中でも「JR成東駅」周辺の「国道126号線」、「県道76号線」、「県道121号線」沿い「一帯」に「数多く」の「いちご園」が「軒(のき)」を連ねており、その「いちご狩りスポット」が「多数」点在した「通り」の「名称」を「ストロベリーロード」(2012年1月8日のブログ参照)と呼んでいるそうです。
 「ストロベリーロード」には、20軒の「いちご園」「山武市成東観光苺組合」(0475-82-2071)は、「食の安全性」にも、いち早く取り組み、「エコファーマー」「認定」を早くから取得されています。
 また「ストロベリーロード」の「いちご園」では、「複数」の「いちご」の「品種」を「食べ比べ」が出来たり、「ポピー狩り」が出来る「いちご園」があったり、「多様」な「農園」が「個性」を活かし、「いちご狩り人気スポット」として努力されています。
 「山武市」の「いちご園」の「主」な「栽培品種」は、下記の通りです。

 ふさの香
 とちおとめ
 さちのか
 紅ほっぺ
 章姫
 やよいひめ
 桜香(おうか)

 他にも「希少品種」も含め、「色々」あります。

 「蓮沼海浜公園」(2011年7月23日のブログ参照)は、「山武市」(旧「山武郡」「蓮沼村」)にある「レジャーテーマパーク」です。
 「蓮沼海浜公園」の「公園種別」ですが、「レクリエーション都市公園」となっており、昭和46年(1971年)12月28日に「都市計画」が決定し、昭和51年(1976年)12月21日に開設されました。
 「蓮沼海浜公園」の「施設概要」ですが、「蓮沼ウォーターガーデン」(2012年8月8日のブログ参照)、「テニスコート」、「水の広場」、「蓮沼ガーデンハウスマリーノ」(宿泊施設)、「小体育館」、「野球場」、「いこいの広場」、「こどものひろば」(マウンテンコースター、ゴーカート、変わり種自転車広場など)、「展望塔」、「少年スポーツ広場」(サッカー場、ローラースケート場)、「レンタサイクル」、「駐車場」などがあります。
 「蓮沼海浜公園」は、「南北」に4kmの「大公園」で、「見どころ」、「遊びどころ」いっぱいの「九十九里」の「一大レジャーパーク」となっています。

 「いちごの里さんむS1グランプリ」(2014年3月3日・2013年3月3日・2012年2月5日・1月25日のブログ参照)ですが、2012年(平成24年)に始まった「イベント」で、「山武市」の「特産品」のひとつである「いちご」を使った「いちごスイーツコンテスト」です。
 ちなみに「S1グランプリ」の「S」ですが、「さんむ()山武」、「ストロベリー(英・Strawberry)」、「スイーツ」の「頭文字(かしらもじ)」からとったもので、「ストロベリー(Strawberry)の里」「さんむ(Sanmu)」にて「いちごスイーツ(Sweets)」を競う「S」の「頂点」を目指す「イベント」となっています。

 「いちごの里さんむS1グランプリ」「初回」の「いちごの里さんむS1グランプリ苺一会」には、「2千人」もの「観光客」、「地元客」、「いちごスイーツファン」の「皆さん」が訪れ、「会場」に「出品」された「山武市内」を「中心」に「千葉県内」17の「和洋菓子店」「ブース」に並んだ「各店」「オリジナルケーキ」や「いちご大福」など「春」らしい「スイーツ」を思い思いに食し、「審査」をしたそうです。
 「いちごの里さんむS1グランプリ苺一会」の「現場」(会場)では、「発売開始」から約20分で売りきれる「ブース」もあり、「初」の「イベント」は「大盛況」のうちにおわったそうです。

 この度(たび)「山武市」では、「蓮沼海浜公園」「第1駐車場」を「会場」に「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」が開催されます。
 2012年(平成24年)の「初開催」に引き続き、「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」では、「地域資源」を「活用」により「地域の活性化」を図るため、「山武市」の「特産品」である「いちご」を使用した「新商品」の「市内外」から募集し、「いちご」本来の「味」を活かした「美味しさ」を競う「コンテスト」を行うとともに、「完熟いちご」や、既に「商品化」されている「いちご」を使用した「商品」等を販売し、「関係者」の「情報交換」を「積極的」に行うとともに、「地域経済」の「活性化」、「自立化」に「寄与」することを「目的」に、開催されます。
 「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」でも「和洋」問わず「いちご」を使った「スイーツ」が大集合し、「来場者」の「投票」で「S1グランプリ」が決定するそうです。

 「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」では、「グランプリ出店」として、21店舗(予定)が出店され、「特産品販売ブース・PRブース」として「名物フェアー」が行われ、16店舗(予定)が出店されるそうです。
 「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」の「出店店舗」、「出店作品」、「料金」は、下記の通りです。
 1 八木清商店
   さんむの苺アフォガード 300円
 2 MANGALA
   とろける!いちご練乳大福 300円
 3 NPO法人 さんさん味工房
   苺お米ロール 250円
 4 コスモ株式会社 わっふる日和
   純生苺わっふる 300円
 5 菓子工房おかだ
   春苺のムース 300円
 6 株式会社 魁
   さんむ苺がたっぷりの杏仁ミルクジェラート 300円
 7 お菓子のたいよう成東店
   いちご大福 2ケ入り 260円
 8 fu〜fu〜cafe
   ジュワーっと☆とろける苺のギモーウ゛と苺のレアチーズタルト 300円
 9 fu〜fu〜cafeのおやつの工房
   フレッシュ苺とホワイトチョコのとろけるフォンダンショコラ 300円

 10 湾岸ケータリングサービス
   けずりいちご 300円

 11 パティシエールイワシタ
   苺クッキーチョコソース添え 230円

 12 パティスリー グランソレイユ
   苺のブリオッシュ 300円

 13 お母さんのシフォンケーキ
   苺ティラミスシフォン 250円

 14 ケーキギャラリー99
   完熟イチゴのチョコレート・シュークリーム 300円

 15 ぶるーあーす
   さくさくもなかのプレミアム苺サンデー 300円

 16 有限会社 橋本菓子舗
   いちご大福 300円

 17 御菓子司 三矢
   さんむのいちご姫 250円

 18 菓子工房ミルモナ
   Wベリーのエクレア 300円

 19 ケーキ工房kumi
   苺のティラミス 300円

 20 aNt
   サブレとパイのミルフィーユ 250円

 21 守屋酒造(株)(2011年4月16日のブログ参照)
   黒いちごの雪舞う酒蔵プリン 300円

 「名物フェアー」「出店団体」は、下記の通りです。
 1 わがまち活性課・山武農林業振興普及協議会  2 東京オリンピック・パラリンピック戦略推進本部  3 エステサロンジャスミン  4 スウエン(台湾料理)  5 かぞく亭  6 NPO法人さんさん味工房  7 株式会社西川園  8 お菓子のたいよう成東店  9 山武市商工会女性部

 10 山夢来本舗企業組合

 11 佐久間産業

 12 山武市夕市組合

 13 成東朝市組合

 14 バニラ・エア株式会社

 15 セーナーニ

 16 道の駅オライはすぬま(2012年2月28日のブログ参照)

 「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」では、「スイーツ」は「有料」での「販売」となり、「投票」は、「受付」で「投票券」を受け取り、「お店」の「名前」を「BOX」に入れる「投票方法」になっています。
 「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」「当日」は「アンケート」を行い、「アンケート」な答えいただいた「方」へ「先着」で「プレゼント」があります。
 「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」には、「ご当地キャラ」(下記参照)も大集合し、「千葉県マスコットキャラクター」「チーバくん」も来場します。

 東金市マスコットキャラクター「とっちー」

 横芝光町マスコットキャラクター「よこぴー」(2013年9月1日のブログ参照)

 しばっこくん

 大網白里市キャラクター「マリン」(2013年1月3日のブログ参照)

 九十九里町イメージキャラクター「くくりん」(2014年2月15日のブログ参照)

 やっさくん

 「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」「スケジュール」は、下記の通りとなっています。

 11時00分〜 開会式

 11時15分〜 販売開始

 11時30分〜 投票開始

 14時30分〜 投票終了

 14時45分〜 結果発表及び閉会式

 「蓮沼海浜公園」「第1駐車場」で開催される「特産品」「いちご」の「スイーツコンテスト」「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」。
 この機会に「山武市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」詳細

 開催日時 3月14日(土) 11時〜15時

 開催会場 蓮沼海浜公園第1駐車場 山武市蓮沼ホ368-1

 問合わせ いちごの里さんむS1グランプリ実行委員会事務局(山武市農商工・観光課) 0475-80-1202

 備考
 「第4回いちごの里さんむS1グランプリ苺一会 GRAND PRIX」の「終了時間」ですが、「いちごスイーツ」の「出品」の「数」に限りがあるため、早まる「可能性」があるので、ご注意下さい。



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| 地域情報::九十九里 | 10:53 AM |
「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト入賞作品展」(銚子市)
 本日二つ目にご紹介するのは、地元「銚子市」「地球の丸く見える丘展望館」で3月14日(土)〜3月31日(火)の期間開催されます「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト入賞作品展」です。

 「地球の丸く見える丘展望館」(2010年8月30日のブログ参照)は、「下総台地」(北総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「高所」(73.6m)である「愛宕山」の「頂上」に位置する「展望観光スポット」です。
 「地球の丸く見える丘展望館」からの「眺望」ですが、「北」は「鹿島灘(かしまなだ)」(2012年6月16日のブログ参照)から「筑波山」を望み、「東」と「南」は「一望千里」に「太平洋」の「大海原」を、「西」は「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」(2012年5月20日のブログ参照)から「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)まで見渡せます。
 「地球の丸く見える丘展望館」では、「標高」約90mの「展望スペース」から360度の「大パノラマ」が広がり、緩やかに「弧」を描いた「水平線」によって、「その名」の通り、「地球の丸さ」を実感できる「展望施設」となっています。

 「地球の丸く見える丘展望館」には、上記のように「地球の丸さ」を実感できる「展望スペース」(屋上)を筆頭に、「銚子」の「特産品」「地酒」・「醤油」をはじめ、「豊富」な「お土産」・「名産品」が揃った「お土産コーナー」(売店)(1F)、「季節ごと」に行われる「各種企画展」が「定期的」に催される「イベントホール」(企画展示室)(2F)、「常設展示」として2012年に認定されました「銚子ジオパーク」(2012年12月9日・9月25日のブログ参照)「関連資料」の「展示」をしている「銚子ジオパーク展示場」(2F)、「銚子海洋研究所」の「イルカウォッチング」(2010年12月19日のブログ参照)で撮影された「写真」の「展示」(2F)、「イルカウォッチング」もしくは「銚子のPR」「映像」を映す「映像鑑賞コーナー」(2F)、「銚子沖」(名洗沖)で「実験稼働中」の「洋上風力発電」の「解説」(2Fエントランス)、「展望
スペース」に向かう途中にある「眺望」のよい「休憩スポット」「喫茶コーナー」・「展望ラウンジ」(3F)があります。
 「地球の丸く見える丘展望館」の「イベントホール」ですが、上記のように「季節ごと」に、「写真展」や「絵画展」など「各種企画展」が行われており、多くの「観光客」、「地元客」の「皆さん」が訪れています。

 「銚子市」では、例年「銚子市観光フォトコンテスト」を実施し、「銚子市」の「人気観光スポット」や「人気イベント」を撮影された「素敵」な「写真」を「募集」し、「募集」した「作品」を、「主催」している「(一社)銚子市観光協会」及び「関係者」による「厳正」な「審査」・「選定」を行い、「表彰」、「発表」、「公開」しています。
 昨年(2014年)も「銚子市」では、「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト」(2014年9月22日のブログ参照)と題し、「各賞」を「増設」し「規模」を「拡大」して実施されました。
 「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト」では、「規模」を「拡大」して「募集」していたこともあり、「応募総数」352点の「作品」の「応募」があり、上記のように「主催」している「(一社)銚子市観光協会」、「関係者」の「皆さん」が「厳正」に「審査」し、その中から「39作品」を選定し、「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト」「最優秀賞」2点、「優秀賞」8点、「特別賞」6点、「入選」20点が決定したことから、今年(2015年)2月21日(土)に「入選者表彰式」が開催され、「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト」「受賞作品」の「結果発表」(2015年2月23日のブログ参照)が行われました。
 「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト」の「入賞作品」ですが、下記の通りとなっています。

 「最優秀賞」

 一般写真の部
 「海鳥の港町」

 犬吠埼灯台140周年記念の部
 「夜明けの灯台」

 「優秀賞」

 銚子市観光協会長賞
 「雨上がりの屏風ヶ浦」

 銚子市産業観光部長賞
 「犬岩と富士」

 「大好きな電車を待つ」

 「大漁船を導く!」

 「星標」

 「ウインドサーフィン」

 「お父ちゃんボクも灯台昇りたい」

 「皆既日食中」

 「特別賞」

 銚子海上保安部賞
 「パワー全開」

 犬吠埼ブラントン会
 「怒涛」

 銚子商工会議所賞
 「灯台と絵画」

 銚子市漁業協同組合賞
 「大漁旗舞う正月」

 千葉県写真業組合賞
 「アブラハムの樹」

 銚子ジオパーク賞
 「波の花舞う」

 銚子元気娘。賞
 「元気娘。」

 銚子市旅館組合賞
 「魚ギョッ!」

 銚子電鉄賞
 「外川駅鏡像」

 「入選」

 「一之島灯台」

 「大漁」

 「台風一過」

 「朝陽」

 「ファンタジー」

 「黄昏の風車群」

 「夏の日」

 「マリーナから愛宕山まで」

 「出発進行」

 「犬若海岸の夕焼け」

 「にげろー!!」

 「陽が沈むとき」

 「早朝のサバ、ゼリ」

 「旭日」

 「ふっと覗くと」

 「遺したいもの」

 「プラネタリウム」

 「羽の音」

 「順番待ち」

 「緑風夏陽」

 「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト入賞作品展」ですが、「地球の丸く見える丘展望館」を「会場」に行われる「写真展」で、3月14日(土)から3月31日(火)の「期間」展示されるそうです。
 「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト入賞作品展」では、352点の「応募作品」の中から選ばれた「入賞作品」39点が「地球の丸く見える丘展望館」「2Fイベントホール」に展示され、「最優秀賞」に選ばれた「作品」である「外川漁港」(2013年1月4日のブログ参照)で撮影された「海鳥の港町」、「犬吠埼灯台」(2011年1月1日のブログ参照)で撮影された「夜明けの灯台」といった「これぞ銚子!!」と言わんばかりの「風景」や「イベント」での「一コマ(ヒトコマ)」を撮影した「入賞作品」が「ズラリ」と並ぶそうです。

 「人気観光スポット」「地球の丸く見える丘展望館」で開催される「優秀作品展」「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト入賞作品展」。
 この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト入賞作品展」詳細

 開催期間 3月14日(土)〜3月31日(火)

 開催会場 地球の丸く見える丘展望館 銚子市天王台1421-1

 開館時間 9時〜17時

 入館料  大人350円 小・中学生200円 65歳以上300円

 問合わせ 地球の丸く見える丘展望館 0479-25-0930

 備考
 「犬吠埼灯台点灯140周年記念」「平成26年度銚子市観光フォトコンテスト入賞作品展」の行われる「地球の丸く見える丘展望館」ですが、「夕日」がみられる「サンセットタイム実施中」で、晴れているときは、「開館時間」を「日没」まで「延長」しており、「地球の丸く見える丘展望館」からは、素晴らしい「夕日」を楽しめるそうです。

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| 地域情報::銚子 | 06:06 PM |
「宮川の神楽」(熊野神社神楽)(横芝光町)
 本日ご案内するのは、近隣市「横芝光町」「熊野神社」で3月15日(日)に開催されます「宮川の神楽」(熊野神社神楽)です。

 「横芝光町」は、明治22年(1889年)4月1日の「町村制」の「施行」により、「横芝町」、「古川村」、「栗山村」、「鳥喰上村」、「鳥喰新田」、「両国新田」が合併し、「武射郡」「旭村」が成立、1892年(明治25年)12月28日に「旭村」が「改称」して「横芝村」となり、1897年(明治30年)5月10日「横芝村」が「町制施行」して「横芝町」となり、同年6月1日「JR横芝駅」が開業しています。
 1953年(昭和28年)5月18日「国道126号線」が制定され、昭和30年(1955年)2月1日に「横芝町」が「大総村」、「上堺村」と合併した「旧・横芝町」が成立、同じく明治22年(1889年)に「香取郡」「日吉村」、「匝瑳郡」「南条村」、「東陽村」、「白浜村」が誕生し、これら「4村」が昭和29年(1954年)5月に合併し「旧・光町」が誕生、その後「横芝町」と「光町」が平成18年(2006年)3月27日に合併し、「横芝光町」が誕生しました。

 「横芝光町」は、「千葉県」「北東部」に位置し、「首都」「東京」から約70km、「県庁所在地」「千葉市」から約40km、「世界の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)(2012年12月10日のブログ参照)からは約20kmの「位置」にあります。
 「横芝光町」の「形状」ですが、「東西」約5km、「南北」約14kmと「南北」に細長く、「面積」は66.91平方km、「北」は「香取郡」「多古町」と「山武郡」「芝山町」、「東」は「匝瑳市」、「西」は「山武市」に接し、「南」は「白砂青松」の続く「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)が広がり、「太平洋」に面しています。
 「横芝光町」の「地勢」ですが、「中央部」から「南部」にかけては「平坦地」が続き、「北部」は緩やかな「丘陵地帯」を形成しており、かつて「上総」、「下総」の「国境」でもあった「九十九里平野」(2012年7月6日のブログ参照)における「最大」の「河川」「栗山川」(2012年2月18日のブログ参照)が、「横芝光町」「中央部」を「北」から「南」に向けて流れています。
 「横芝光町」の「気候」ですが、「黒潮」の「影響」を受け、「年平均気温」は15度、「年間降水量」は1300mm程度で、「夏」涼しく、「冬」暖かい「海洋性気候」となっています。

 「温暖」な「気候」と「肥沃(ひよく)」な「大地」に恵まれ、「横芝光町」では、「良質」な「農産物」を生産しています。
 「横芝光町」では、「畜産」も盛んで「養豚農家」が数多く、「町営東陽食肉センター」は「千葉県内第2位」の「処理実績」をあげています。
 「横芝光町」では、今後「付加価値」の高い「農産物」、「農業体験」・「交流」の「拠点施設」など、新たな「展開」を図っていくそうです。
 また「横芝光町」の「工業」ですが、「成田空港圏」の「地の利」を生かして「企業誘致」を進め、さらに「海老川沼」周辺の「土地利用」も検討されているそうです。
 また「横芝光町」は、「産業」・「文化」・「スポーツ」の「魅力」を複合した「特色」ある「観光地づくり」を行っており、「活気」ある「商業地づくり」も目指しているそうです。
 上記のように「横芝光町」の「産業」は、「農業」・「工業」・「商業」、そして「観光業」と「バランス」がとれた「発展」をしており、「活気」を生んでいます。

 「横芝光町」の「主産業」である「農業」ですが、上記のように「南北」に細長く「平坦地」が多い「横芝光町」の「地形」と「夏」涼しく「冬」暖かい「海洋性気候」といった「農業」に適した「自然環境」を活かし、発展しています。
 「横芝光町」の「農業」は、「水田農業」を「中心」に「露地野菜」や「施設園芸」を組み合わせた「複合経営」が盛んで、「農産物」では、「水稲」が「中心」であり、「露地野菜」は「スイートコーン」、「ネギ」がよく知られ、「トマト」、「カボチャ」、「ブロッコリー」などの「栽培」も盛んに営まれています。
 また「横芝光町」には「いちご栽培農家」も存在し、12月から5月にはおいしい「いちご」がたくさん収穫されています。

 「横芝光町」の「農業」に従事する「若者たち」は「高収益作物」に取り組んでおり、「ハウス内」で「ミニトマト」、「メロン」や「水耕ミツバ栽培」、近年では「シクラメン」など「花き栽培」もするなど、「経営」の「効率化」を考え、「パソコン導入」し「効率化」を実現しているそうです。

 「横芝光町」を「代表」する「農産物」といえば「長ネギ」で、昭和43年(1968年)頃から「麦」の「裏作」として「秋冬ネギ」の「栽培」が盛んになり、昭和47年(1972年)には「国」の「産地指定」を受けています。
 「横芝光町」では、昭和40年〜50年代にかけて「宝米地区」や「小田部地区」の「台地畑」が整備されたことも、「ネギ栽培」を後押ししました。
 その後も「栽培方法」の「改良」が重ねられ、現在は「春ネギ」、「秋冬ネギ」とともに「国」の「産地指定」を受け、「ひかりねぎ」の「ブランド名」で「市場」で高く評価されています。
 また、「横芝光町」では「夏ネギ」の「栽培」にも「力」を入れ、「周年出荷」を実現しています。
 また「横芝光町」では、「特産品」「ひかりねぎ」の「エキス」を「贅沢(ぜいたく)」に抽出して造られている「ねぎのど飴」も「特産品」として売り出しています。
 「ねぎのど飴」には、「ひかりねぎ」の「エキス」のほか、「キンカンエキス」や「ショウガエキス」も加えられ、「マイルド」で、「のど」にやさしい「飴」に仕上げられています。

 「熊野神社」ですが、「山武郡」「横芝光町」「宮川地区」(「下総国」「匝瑳郡」)(旧・光町)に鎮座する「神社」で、「熊野神社」の「旧社格」は「郷社」です。
 「熊野神社」の「御祭神」ですが、「伊弉册命(イザナミノミコト)」・「速玉之男命(ハヤタマノオノミコト)」・「事解男命(コトサカオノミコト)」を祀っています。

 「熊野神社」の「由緒」ですが、貞観18年(876年)に「紀伊熊野本宮大社」より「勧請」したものと伝えられ、「旧号」を「宮川入之領境の宮」と称したそうです。
 その後、天慶3年(940年)には「平貞盛」の「承平天慶の乱」を鎮定せる「功」により「社殿」「建築」「神領」「十八貫目」を寄進され、この時「熊野新宮大権現」と改めたそうです。
 以来、「武門」の「崇敬」も篤く、「熊野山領」の「匝瑳」「南条荘」に鎮座し、「近郷」「十八ヶ村」の「惣鎮守」として江戸時代に及ぶそうです。

 明治4年(1871年)に「熊野神社」と改号、明治6年(1873年)「郷社」に列しました。
 なお「熊野神社」は、昭和61年(1986年)には「千葉県神社庁」より「海上郡」「匝瑳郡」「初」の「規範神社」の「指定」を受けたそうです。
 「規範神社」ですが、「総代」、「氏子」、「地域住民」が「協恭一心敬神」の「誠」を捧げて「神威」の「発揚」に努め「社殿」が「清明」で且つ「端正」であり「鎮守」の「杜」の「護持育成」に努め「祭祀」を「厳修」し「神社」の「真資顕現」に努めていくことが「条件」であり、「他」の「神社」の「規範」となる「神社」が「対象」となっており、「三年ごと」に指定されるそうです。

 「熊野神社」の現在の「本殿」は正徳年間の、「拝殿」は弘化年間の「改築」であり、「熊野神社」「拝殿」「右奥」には、「熊野権現」の「ご神木」である「梛(ナギ)」の「大木」があります。
 中世の「京方面」からの「熊野詣」は、「熊野三山」「巡拝」ののち、再び「本宮」を訪れ、「本宮」より下向するのですが、その折、「道者」は、「本宮」にて「先達(先達)」(熊野詣の案内人・山伏が務めた)より「熊野牛王法印」と「梛の葉」をいただいてから、「帰途」の「旅」に出立しました。
 「梛の葉」は「金剛童子」(「道者」の「守護神」とされた)の「変化身」と考えられ、「道者」は「帰途」の「安全」を願い、「梛の葉」を「護符」として「袖」や「笠」などに付けたそうです。

 「宮川の神楽」(熊野神社神楽)ですが、「宮川」に鎮座する「熊野神社」で、3月の「春季例祭」に奉納されている「神楽」で、「神慮(シンリョ)」を慰めるために「御神前」に奉舞する「神道芸能」のひとつであり、「太々(ダイダイ)神楽」と呼ばれ、江戸後期から続いているといわれています。
 (「熊野神社」では、天保年間作成のお面が保存されています)
 「宮川の神楽」(熊野神社神楽)ですが、現在、3月「第2日曜日」に「春季大祭」が行われていますが、「旧行」では3月15日に「春季大祭」が催行されていました。

 「宮川の神楽」(熊野神社神楽)ですが、「13座」(13面)、「12舞」、「6曲」の「謡い」があり、「国家安穏」、「皇室弥栄」、「農作業の安全」と「五穀豊穣」、「産業発展」を祈願して「熊野神社」「春季大祭」に「宮内神楽保存会」によって、毎年、奉納されています。
 「宮川の神楽」(熊野神社神楽)の「12の舞」ですが、下記の通りとなっています。

 1 天狗(てんぐ)

 2 細女命(うずめ)(うすめ)

 3 三宝荒神(さんぽうこうじん)

 4 榊葉(さかきば)

 5 春日社人(かすがのしゃじん)

 6 お多(おた)

 7 保食(うけもちの)神

 8 田うなひ

 9 種子蒔(たねまき)

 10 八幡大武神(はちまんのおおかみ)

 11 恵比寿(えびす)

 12 七五三縄切(しめなわぎり)

 「宮川地区」(旧・光町)に鎮座する「熊野神社」で開催される「神道芸能」「宮川の神楽」(熊野神社神楽)。
 この機会に「横芝光町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「宮川の神楽」(熊野神社神楽)詳細

 開催日時 3月15日(日) 13時〜16時頃 (祭典は11時〜)

 開催会場 熊野神社 山武郡横芝光町宮川

 問合わせ 横芝光町社会文化課 0479-84-1358

 備考
 「宮川の神楽」(熊野神社神楽)ですが、昭和54年()12月25日に、「横芝光町」の「町指定無形文化財」に指定されています。
 「九十九里沿岸」の「神楽」の「特徴」ですが、「鯛」を釣り上げた「恵比寿様」と「お供」の「ひょっとこ」が「大漁節」を踊り、「囃子方」は、「太鼓」1、「鼓」1、「笛」4の「6人」となっており、上記のように江戸後期から伝わり、現在は「神楽保存会」(宮内神楽保存会)を作って「伝統」を守っています。

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| 地域情報::匝瑳 | 10:20 AM |
「本柏稲荷神社の例祭」(山武市)
 本日二つ目にご案内するのは、近隣市「山武市」「稲荷神社」で3月14日(土)に開催されます「本柏稲荷神社の例祭」です。

 「稲荷神社」は、「松尾町」「本柏」に鎮座する「神社」です。
 「稲荷神社」の「御祭神」ですが、「穀物の神」「倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)」を「崇敬」しています。
 「口碑」による「稲荷神社」の「創建」ですが、「平城天皇」の大同2年(807年)と伝えられています。
 「稲荷神社」では、「旧号」を「稲荷大明神」改め「稲荷大神」と唱えたといわれています。

 「社殿」はもとより、「しし宮」も立派だった「稲荷神社」は、明治30年(1897年)、「暴徒」によって消失し、このとき「神楽」の「奉納」も途絶えましたが、やがて「再建」とともに「復活」したそうです。
 (現在の「稲荷神社」「社殿」は、その後、再建されたものです)

 「本柏稲荷神社の例祭」ですが、「稲荷神社」で開催される「初午祭(はつうまさい)」の「神事」に併せ、催行される「行事」で、「本柏稲荷神社の例祭」では、「十二座神楽」が奉納されます。
 上記のように「稲荷神社」では、明治30年に「立派」だった「社殿」が「暴徒」によって「消失」した際、この「神楽」も途絶えていましたが、やがて「再建」とともに「復活」しました。
 昭和38年(1963年)から昭和51年(1976年)にかけて「再度」「中断」されましたが、昭和52年(1977年)から現在と「同様」の「神楽」(12座)が奉納されるようになったそうです。
 「本柏稲荷神社の例祭」ですが、当初は「初午祭」と呼ばれ、「初午の日」に「五穀豊穣」を祈願して「神楽」が行われていましたが、現在では、3月の「第2土曜日」に「神楽」を奉納しています。

 「本柏稲荷神社の例祭」に奉納される「奉納神楽」ですが、下記の通りとなっています。

 第一座  「翁の舞」

 神主が大幣を捧げ持ち四方を浄める舞。

 第二座  「猿田彦の舞」

 猿田彦が刀を振るいながら四隅を浄めていく舞。

 第三座  「三方荒神」

 荒神様が棒を持ち、この棒で舞台をたたきながら祈願する舞。

 第四座  「田うないの舞」

 農夫と女に化けた狐の争いを神様が助ける舞。

 第五座  「みこ舞」

 頭に冠をつけ、緋の袴に白装束の姿で舞う二人のみこの舞。

 第六座  「種まき」

 仕事着姿で田うないしてから種をまく舞。

 第七座  「八幡の舞」

 東に向かって謡をしながら矢を射り、適を払いのける勇壮な舞。

 第八座  「恵比寿の舞」

 ひょっとこと恵比寿様が酒盛りをして釣りを楽しむ舞。

 第九座  「庭掃き」

 神様の使いの庭掃きを、鬼がじゃまをし、これを神様が助ける舞。

 第十座  「三韓の舞」

 神功皇后と竹内宿、及びひょっとこによるお産の舞。

 第十一座 「岩戸の舞」

 天岩戸に関わる神話の舞。

 第十二座 「〆切り」

 素戔鳴尊が八岐大蛇を退治する舞。

 「松尾町」「本柏」に鎮座する「稲荷神社」で開催される「神楽保存会」による「十二座神楽」が奉納される「初午祭」「本柏稲荷神社の例祭」。
 この機会に「山武市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「本柏稲荷神社の例祭」詳細

 開催日時 3月14日(土) 13時〜

 開催会場 山武市松尾町本柏2786

 問合わせ 山武市教育委員会生涯学習課 0475-80-1451

 備考
 「本柏稲荷神社の例祭」にお越しの際は、「公共交通機関」での「お越し」を「推奨」しています。
 「稲荷神社」では、明治の初めごろまでは、「勇壮」な「神輿」の「浜下り祭礼」(浜下り例祭)が7年ごとに行われ、「近郷近在」の多くの「参詣人」で賑わっていたそうです。

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| 地域情報::九十九里 | 06:19 PM |
「さわら雛舟」「小江戸さわら春祭り」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「佐原の町並み」、「小野川」、「町並み観光駐車場」(伊能忠敬記念館裏)で3月14日(土)・15日(日)に開催されます「さわら雛舟」「小江戸さわら春祭り」です。

 「佐原の町並み」は、「香取市」「佐原」の「市街地」にある「歴史的」な「建造物」が残る「風情」のある「町並み」です。
 「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると、「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)には、「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多くが作られました。
 明治以降もしばらくは「繁栄」は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年(1955年)頃までにかけて、「成田」から「鹿島」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっていました。
 上記のように「利根川水運」で栄えた「商家町」の「歴史的景観」を「今」に残す「佐原の町並み」が、「佐原」の「市街地」を「南北」に流れる「小野川」沿い、「佐原の市街地」を「東西」に走る「香取街道」、及び「下新町通り」などに見ることができます。
 「佐原の町並み」ですが、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵造り」の「店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の人々」は、「江戸の文化」を取り入れ、更にそれを「独自の文化」に昇華していて、「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていたそうで、「当時」の「面影」・「歴史景観」を「今」に残し、またそれを活かした「まちづくり」に取り組んでいることが認められ、「佐原の町並み」は、平成8年(1996年)12月、「関東」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されています。
 「佐原の重伝建」は「昔」からの「家業」を引き継いで「今」も「営業」を続けている「商家」が多いことから、「生きている町並み」としても評価されています。

 「重要伝統的建造物群保存地区」には、「佐原の偉人」「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)が過ごし、寛政5年(1793年)建築された「伊能忠敬旧宅」(国指定史跡)(2012年2月24日のブログ参照)のほか、「千葉県」の「県指定有形文化財」も「8軒」(13棟)が「小野川」沿いや「香取街道」沿いに「軒」を連ねています。
 「重要伝統的建造物群保存地区」「千葉県指定有形文化財」ですが、大正3年(1914年)建築の「三菱館」(2012年1月27日のブログ参照)、「土蔵」が明治元年(1868年)「店舗」が明治28年(1895年)建築の「福新呉服店」(2012年4月29日のブログ参照)、「店舗」が安政2年(1855年)「土蔵」が明治25年(1892年)以降に建築の「中村屋商店」(2012年5月21日のブログ参照)、明治13年(1880年)建築の「正文堂書店」(2013年6月22日のブログ参照)、「店舗」が天保3年(1832年)「土蔵」が明治元年(1868年)建築の「いかだ焼き本舗正上」(2011年12月28日のブログ参照)、「店舗」が明治25年(1892年)「土蔵」が明治23年(1890年)建築の「小堀屋本店」(2012年8月31日の
ブログ参照)、、明治25年(1892年)建築の「中村屋乾物店」、「店舗」が明治33年(1900年)「土蔵」が寛政10年(1798年)に建築の「旧油惣商店」が指定されています。

 「樋橋(とよはし)」(2012年2月13日のブログ参照)は、「香取市」「佐原」に架かる「橋」で、「通称」「ジャージャー橋」とも呼ばれています。
 「樋橋」ですが、もともと江戸時代に「小野川」「上流」でせき止めた「農業用水」を「佐原」の「関戸方面」(現「佐原駅方面」)の「田」に送るために「小野川」に架けられた、大きな「樋(とよ)」だったそうで、その「樋」を「人」が渡るようになり、昭和時代に「コンクリート橋」に、1992年(平成4年)に現在の「橋」になったそうで、「橋」を造る際に、かつての「ジャージャー橋」の「イメージ」を再現するため、「水」が落ちるように造られたそうです。
 なお「樋橋」ですが、1996年(平成8年)に、「環境省」の「日本の音風景100選」に選定されています。

 「小野川」は、「香取市」を流れる「一級河川」で「利根川水系」「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)の「支流」です。
 「利根川」の「支流」である「小野川」は、江戸期より「水運の集散地」として「佐原のまち」を発展させました。
 「小野川」は「農業用水」としても古くから利用され、「香取市」「牧野地先」に「堰」を造り、「樋橋」をかいして「市内」「関戸方面」や「本宿耕地方面」に「水」を引いていましたが、1951年(昭和26年)に「国鉄」(当時)「佐原駅」「北側」に「小野川」から「掘り込み式」の「佐原港」が完成しましたが、「船」の「需要」がなくなっていたため、1970年(昭和45年)に埋め立てられています。
 2004年(平成16年)には、「佐原」の「市街地」の「洪水」を解消するため「香取市」「牧野地先」から「本宿耕地地先」「利根川」まで流す「小野川放水路」が完成しています。

 「さわら雛めぐり」(2014年1月26日・2013年2月16日・2012年2月2日・2011年2月10日のブログ参照)ですが、今年(2015年)で「10回目」の開催となる「催し」で、「佐原の町並み」、「佐原の商家」などを「会場」にして行われている「佐原まちぐるみ博物館」(2011年12月26日のブログ参照)の「季節」毎に開催している「イベント」のひとつで、「佐原まちぐるみ博物館」は、「佐原」の「商家」の「おかみさんたち」により結成された「佐原おかみさん会」(2011年2月5日のブログ参照)によって運営されています。
 「第10回さわら雛めぐり〜お雛さまの舟遊び〜」(2015年2月6日のブログ参照)ですが、2月7日(土)から3月29日(日)までの「期間」開催され、「佐原」の古い「商家」に伝わる、どこか「憂い」を帯びた「お雛様」を「店先」・「店内」に飾り、「情緒」ある「佐原の町並み」をめぐりながら、それぞれ違った「お雛様」に会いに、「まちあるき」(まちめぐり)する「北総の小江戸」「佐原のまち」ならではの「新春恒例」の「催し」です。

 「さわら雛舟」は、一昨年(2013年)から行われている「催し」で「佐原まちぐるみ博物館」を運営している「佐原おかみさん会」と「観光推進協議会」が共催し、開催されている「イベント」です。
 「さわら雛舟」は、「佐原」の「早春イベント」「さわら雛めぐり」の「メインイベント」として開催され、「舟」を「雛壇(ひなだん)」に見立てて「行列」をつくり、「荘厳」な「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)の「雅楽」が奏でられる中、「仮装」した「お雛様」が「舟」に乗り、「小野川」を下る「水上飾り雛流し」(水上雛まつりパレード)という「内容」で行われています。

 今年(2015年)で3回目を迎える「さわら雛舟」ですが、3月14日(土)・15日(日)の「2日間」開催され、「雛舟」は1日3回運航されます。
 「第3回さわら雛舟」の「会場」(コース)ですが、「小野川」で、「伊能忠敬旧宅」前より運航され、「平安装束」を着た「お雛さま」、「お内裏さま」、「五人囃子」、「官女」、「稚児」が「舟」に乗り、「香取神宮」の「が雅楽」が奏される中、「小野川」を「舟」で進みます。
 なお「第3回さわら雛舟」の「運航時間」ですが、11時00分〜、13時30分〜、15時00分〜となっています。

 「小江戸さわら春祭り」も、一昨年(2013年)から行われている「イベント」で、「さわら雛めぐり」「期間中」の「土・日」「さわら雛舟」と同日開催されています。
 今年(2015年)で3回目を迎える「小江戸さわら春祭り」ですが、「町並み観光駐車場」(伊能忠敬記念館裏)を「会場」にして行われている「イベント」で、3月14日(土)・15日(日)の「2日間」開催されます。
 「第3回小江戸さわら春祭り」の「内容」ですが、「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)の「演奏」や「手踊り」の「披露」、「ブラスバンド」の「演奏」が行われるほか、約8mの「迫力」ある「山車(だし)」の「展示」、「北総地域」の「物産市」の開催、「佐原」、「香取」の「北総の幸」が振る舞われます。
 ちなみに「佐原囃子」は、「香取市」「佐原」の「一大行事」で「夏」(八坂神社祇園祭)(2014年7月8日・2013年7月10日・2012年7月9日・2011年7月11日のブログ参照)と「秋」(諏訪神社秋祭り)(2014年10月8日・2013年10月10日・2012年10月10日・2011年10月3日のブログ参照)に年2回開催されている「佐原の大祭」(2011年7月13日のブログ参照)などで演奏されている「祭囃子」で、「神田囃子」、「京都祇園囃子」と並ぶ「日本三大囃子」のひとつに数えられている「お囃子」で、もともとは「佐原」周辺の「神楽」の「囃子方」が「山車」に乗り込み、「神楽囃子」を演奏したものに、「江戸」の「様々」な「文化」を取り入れようとした「佐原」の「町衆達」が、文化文政期に活躍した「義太夫奏者(ぎだゆうそうしゃ)」・「豊竹式太夫」を「客人」として
迎え入れ、「構想」12年から13年かけて作り上げられたのが、今日(こんにち)の「佐原囃子」なのだそうです。
 「第3回小江戸さわら春祭り」では、「特設ステージ」が設けられ、「佐原囃子」の「披露」、「篠笛奏者」の「片野聡」さんの「演奏」ほか、「多彩」な「イベント」が行われ、上記のように「小江戸さわら春祭り」「会場内」には、「佐原の大祭」で実際に曳き廻される約8mの「迫力」ある「山車」を「特別展示」するほか、「水郷地域」・「北総地域」の「物産物」「販売」など、「食」の「魅力」を広くPRするそうです。

 「第3回さわら雛舟」、「第3回小江戸さわら春祭り」の「開催日」3月14日(土)に「JR佐原駅」「観光交流センター」にて「JR佐原駅中コンサート」が行われます。
 「JR佐原駅中コンサート」ですが、「篠笛奏者」「片野聡」さんによる「駅中コンサート」も実施されます。

 さらに「JR東日本」では、「駅からハイキング」として「水郷さわら雛めぐりハイキング〜お雛さまの舟あそび〜」が、3月14日(土)に開催されます。
 「水郷さわら雛めぐりハイキング〜お雛さまの舟あそび〜」では、「佐原」の「代表名所」や、「まちなか」での「雛めぐり」を楽しみながら、約9kmの「コース」を歩く「ハイキングイベント」となっており、「お得」な「特典」がたっぷりで行われるそうです。
 「水郷さわら雛めぐりハイキング〜お雛さまの舟あそび〜」の「詳細」ですが、下記の通りとなっています。

 開催日  3月14日(土)

 集合場所 JR香取駅

 申し込み 駅からハイキング事務局まで (2月2日(月)受付開始)

 問合わせ 駅からハイキング事務局  
 (受付時間・月〜金曜日の10時00分〜17時00分(祝日を除く))

 「風情」ある「北総の小江戸」「佐原の町並み」、「小野川」、「町並み観光駐車場」(伊能忠敬記念館裏)で開催される「豪華絢爛(ごうかけんらん)」な「平安雛装束」が「川面」に映える「水郷佐原」ならではの「催し」「第3回さわら雛舟」、「伝統芸能」の「披露」される「イベント」「第3回小江戸さわら春祭り」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第3回さわら雛舟」詳細

 開催日時 3月14日(土)・15日(日) 11時〜

 開催会場 佐原の町並み 香取市佐原イ
      小野川

 「第3回小江戸さわら春祭り」詳細

 開催日時 3月14日(土)・15日(日) 10時〜16時半

 開催会場 町並み観光駐車場(伊能忠敬記念館裏) 香取市佐原イ

 問合わせ 水郷佐原観光協会 0478-52-6675

 備考
 「第3回さわら雛舟」、「第3回小江戸さわら春祭り」の開催される「会場」周辺では、「交通規制」が行われるそうです。
 「交通規制区間」ですが、「本宿側」は、「佐原小学校」「田宿町」「側」「角地」から「共栄橋」、「新宿側」は、「白鳥石材(株)」「角地」から「共栄橋」の「区間」となっています。
 (自転車を押しての「通行」は「可」)



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| 地域情報::香取 | 10:44 AM |
「内黒田はだか参り」(四街道市)
 本日ご案内するのは、近隣市「四街道市」「内黒田熊野神社」で3月15日(日)に開催されます「内黒田はだか参り」です。

 「千葉県」「北部」に位置し、「県庁所在地」「千葉市」に隣接する「四街道市」は、「東京都心」へも40km圏内にあり、「首都圏」の「ベットタウン」として発達してきました。
 「東西南北」、四つの「街道」が交わっていることから「四街道」の「市」の「名前」のとおり、「人」と「情報」と「産物」の「交流地」でもある「四街道市」ですが、江戸時代には「佐倉藩」の「領内」で、「幕末」の「藩主」は「老中」・「堀田正睦」だったそうです。
 「堀田正睦」は、「蘭学」、「学問」を推奨したため、「四街道市」の「旧跡」にも「名残」があるそうです。
 「四街道市」は、上記のように「都心」から40km圏内、「県庁所在地」「千葉市」「中心部」からも8kmと「利便性」の高い「立地条件」である事から、「JR四街道駅」周辺や「マンション」や「住宅地」が立ち並び、「首都圏」の「ベットタウン」として発展しており、また、「再開発」の進む「四街道駅」「南口」からは、228基もの「ガス灯」が立ち並び、「長さ」も約2300mと「日本一」の「長さ」を誇るそうです。
 一方、「四街道市」では、「梨」、「落花生」などの「生産」が盛んな「近郊農業地帯」でもあります。

 「四街道市」ですが、上記のように「千葉県」「中北部」の「内陸」に位置し、「下総台地」(北総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「南」に位置する「自治体」で、「南」と「西」に「千葉県」の「県庁所在地」「千葉市」(花見川区、稲毛区、若葉区)、「北」と「東」に「佐倉市」が隣接しており、「四街道市」の「市」の「東縁」を「利根川水系」の「鹿島川」が「印旛沼」(2011年2月3日のブログ参照)へと「北流」しています。
 「四街道市」の「市」の「中央部南方」を「JR総武本線」が「南東」から「北西」に、「四街道市」の「中央部北方」を「東関東自動車道」が「東西」に走っており、「四街道市」の「中央部南方」に「四街道駅」が、「四街道市」の「北東部」に「物井駅」と「東関東自動車道」の「四街道IC(よつかいどうインターチェンジ)」があり、「四街道市」の「南部」を「国道51号線」が「南東」から「北西」に走っており、「吉岡交差点」は、「交通情報」の「渋滞情報」でよく登場するそうです。

 「四街道市」の「市域」「大半」は「印旛沼」「南側流域」の低い「台地」となっており、「樹枝状」の「谷津田」が「多数」切れ込んでいるそうです。
 「四街道市」の「主要」な「谷津田」は、「東部」から「南部」の「鹿島川」とその「支川」、「中央部」の「手繰川」「源流」、「西北部」の「勝田川」「支川」となっており、「西部」のごく一部が、「津川水系」「葭川(よしかわ)」の「流域」となっています。
 「四街道市」「全体」として「印旛沼」へ流れ込む「河川」に沿った、「南」が高く「北」が低い「微傾斜」となっており、「四街道市」の「最低標高点」は、「最北端」の「鹿島川」へ「小河川」が流れ込む「合流点」で、約5m、「四街道市」の「最高標高点」は、「最南部」の「吉岡新開」の「御成街道」付近で、40m強となっています。

 「四街道市」の「市名」の「由来」ですが、「四街道駅」から「西」に500mほどの「場所」(現在の「四街道十字路」)に、「北 成田山道」、「南 千葉町道」、「東 東宇がね(東金)道、馬渡道」、「西 東京、船橋道」という「名」がついたそうです。
 (「和良比地区」に「字・四海道」も存在します。)
 ちなみに近くには「御成街道」や「千葉街道」、「成田街道」や「佐倉街道」(年貢道)がありますが、「成田街道」と「佐倉街道」が交わるのは「佐倉城下」であり、これらの「街道」は「四街道」の「地名」とは「直接」関係がないそうです。

 「内黒田熊野神社」は、「四街道市」「内黒田」に鎮座する「神社」で、「旧社格」は「村社」です。
 「内黒田熊野神社」の「御祭神」ですが、「伊弉諾命(イザナギノミコト)」、「伊弉冉命(イザナミノミコト)」、「事解男命(コトサカオノミコト)」、「大己貴命(オオナムチノミコト)」、「大山祇命(オオヤマツミノミコト)」、「素盞鳴命(スサノオノミコト)」を祀っています。

 「内黒田熊野神社」の「由緒」ですが、「社伝」によりますと、南北朝時代の1376年(永和2年/天授2年)と伝えられ、「旧・臼井荘」「領主」・「桓武平氏流」「千葉一族」「臼井氏」「所縁」となっています。

 南北朝時代、永和2年(1376年)「創建」と伝わる「内黒田熊野神社」(旧・熊野三社大権現)で行われる「内黒田はだか参り」は、「五穀豊穣」と「無病息災」を祈願する「伝統行事」です。
 「内黒田はだか参り」ですが、「日本古来」の「山岳信仰」と「神道」、「大陸」からの「密教」・「陰陽道」が融合して生まれた「修験道」(修行・呪術)の「流れ」を組むと考えられ、「古文書」等の「文献史料」はないそうですが、「口伝」では少なくとも江戸時代から行われていることがわかっています。

 「内黒田はだか参り」では、「氏子男性」の「裸坊」が、「焚き火」の「側」で「水」をかけ合い「身」を清め、「内黒田熊野神社」「鳥居」と「拝殿」の「間」を「七往復」するそうです。
 そして、「水」に浸した「長さ」約30cmの「稲わら」の「束」を「拝殿」に3本投げ込み、散らばった形の「様子」で、その「豊凶」を占い祈願します。
 また、「鳥居」「脇」に焚かれる「かまやき」(焚き火)にあたると、その年は「無病息災」になると伝えられています。

 その後、「中入り」という「休憩」・「暖」をとり、「地区」の「女性たち」が「太巻き」、「おはぎ」などの「地元料理」を「裸坊」に振る舞います。
 続いて、さらに「五往復」し、「最後」に「本堂」を「三周」したあと、「神社総代」の「胴上げ」と「北辰妙見信仰」の「名残り」と考えられる「伝統」の「妙見締め」で終了するそうです。
 (近隣に「星神社」があったことが確認されています。)
 なお「内黒田はだか参り」ですが、「一般参加」「可」となっており、「希望者」は「当日」早めに「神社」へ「直接」お越し下さいとのことです。

 「四街道」の「古社」「内黒田熊野神社」で開催される「伝統行事」「内黒田はだか参り」。
 この機会に「四街道市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「内黒田はだか参り」詳細

 開催日時 3月15日(日) 16時〜

 開催会場 内黒田熊野神社 四街道市内黒田629

 問合わせ 四街道市産業振興課 043-421-6134

 備考
 「内黒田はだか参り」ですが、「雨天決行」で行われる「伝統行事」です。
 「内黒田はだか参り」ですが、平成16年(2004年)2月2日に「四街道市」の「無形民俗文化財」に指定されています。

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| 地域情報::成田 | 10:19 AM |
お夕食が春のお献立になりました♪
お夕食が春のお献立になりました♪

平日一泊二食基本プランのお夕食が春のお献立になりましたのでご案内いたします。


【先付】   蕗西京漬 & 菜花おひたし

【造り】   新鮮魚貝の5点盛合せ

【蒸物】  春キャベツと魚真丈のミルフィーユ

【台物】  水郷地鶏&シャキシャキレタス生姜鍋

【焼物】  目鯛の味噌クリーム焼き

【煮物】  金目鯛の黄飯蒸し

【揚物】  天婦羅いろいろ

【食事】  千葉県産こしひかりご飯
             香の物・つみれ味噌汁




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| お知らせ | 03:33 PM |
「旭市道の駅名称決定」「道の駅季楽里(きらり)あさひ」(旭市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「旭市」で決定しました、この「秋」オープンを予定している「旭市道の駅」「名称」「道の駅季楽里(きらり)あさひ」です。

 「旭市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「県庁所在地」「千葉市」から50km圏、また「東京都心」から80km圏に位置している「市」で、「人口」は約7万人の「自治体」です。
 現在の「旭市」の「人口」ですが、67920人(男・33368人、女・34552人、世帯数・25190世帯)となっています。
 「旭市」の「南部」は美しい「弓状」の「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)に面し、「旭市」の「北部」には「干潟八万石」といわれる「房総半島」「屈指」の「穀倉地帯」と、なだらかな「丘陵地帯」である「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)が広がっています。
 「旭市」ですが、「旭市」、「香取郡」「干潟町」、「海上郡」「海上町」、「海上郡」「飯岡町」が、2005年(平成17年)7月1日に「対等合併」し、新「旭市」として「スタート」しています。
 「旭市」の「中央部」を「東西」に、「JR総武本線」と「国道126号線」が通り、「周辺」は「市街地」として発展しています。

 「旭市」の「大きさ」ですが、「東西」に約17.7km、「南北」に約13.5km、「面積」は129.91平方km、「標高」は、「海抜」68.4m(飯岡「刑部岬(ぎょうぶみさき)」(2012年5月26日のブログ参照)付近)以下、「旭市内」の「全域」に及ぶ「平野部」は「海抜」3〜10mと「平坦」です。
 「旭市」「南部」「太平洋」に面する「海岸」「九十九里浜」は、「遠浅」の「砂浜」で、「夏」の「海水浴場」だけではなく、1年を通し、「海釣り」や「サーフイン」(サーフスポット)として賑わっています。
 なお「旭市」の「九十九里浜」ですが、「日本の白砂青松100選」、「日本の渚百選」に選定されています。

 「旭市」は「通年」として「温暖」な「気候」(平均気温は15℃)で、「冬」暖かく、「夏」涼しい「環境」を活かし、「農業」が盛んに営まれており、「干潟八万石」の「肥沃(ひよく)」な「水田」で採れる「水稲」はもとより、「施設園芸」による「キュウリ」・「トマト」などの「野菜づくり」、「カーネーション」、「ガーベラ」などの「花卉栽培」などが行われています。
 「旭市」の「基幹産業」のひとつ「農業」ですが、「旧・海上町」では、「大豆」や「マッシュルーム」、「花卉栽培」など盛んに営まれており、「生産者」の「新規事業」への「取り組み意欲」も「旺盛」で、「まち」として「都市と農村の交流」を「目的」にした「食料と農業に関する基本協定調印式」なども行われ、「旧・干潟町」は、「椿海」()を干拓した「干潟八万石」を「中心」に「県内有数」の「穀倉地帯」となっており、「米」や「蔬菜(そさい)」、「ミニトマト」、「ヤマトイモ」、「落花生」などを産し、「養鶏」、「養豚」などの「畜産加工品」も盛んに営まれています。
 特に「旧・干潟町」の「萬歳地区」は、「干潟八万石」が育んだ、「安心」・「安全」な「ブランド米」「萬歳米」の「産地」として知られており、「萬歳」の「由来」ですが、「千歳」、「萬歳」いつまでも栄えるように、との「願い」を込めて名付けられています。
 「旧・飯岡町」では、「メロン」の「飯岡貴味(いいおかたかみ)メロン」、「いちご」の「女峰」、「さちのか」、「とちおとめ」、「トマト」の「桃太郎」等が盛んに営まれており、「旧・旭市」では、「いちご」(2011年12月14日・2010年12月10日のブログ参照)、「キュウリ」、「トマト」、「梨」、「花卉栽培」が盛んに営まれており、「関東有数」の「畜産加工品」の「中心地」として知られています。
 「旧・飯岡町」、「旧・旭市」の「いちご」ですが、「ハチミツをかけたような甘さ」と表現され、「夜冷育苗」や「山上げ育苗」などの「促成栽培」によって11月から「市場」に出回り、「収穫」の「ピーク」をずらしながら、「初夏」まで「常」に高い「品質」を保っており、現在でも「旭市内」で「いちご狩り」が楽しめ、「直売所」もあります。
 「旧・旭市」「農産物」の中でも特に「キュウリ」は、「国」の「指定産地」であり、「県内1位」の「出荷量」を誇り、「代表」する「野菜」のひとつで、「越冬キュウリ」や「春キュウリ」は特に「有名」で、「路地物」が出回らない11月〜6月の「時期」にみずみずしい「キュウリ」を供給しており、「トマト」も「国」の「指定産地」となっており、「生産額」でも「国内トップクラス」を誇り、「旭市独自」の「ブランド」である「味彩トマト(あじさいとまと)」は、ほどよい「甘味」と爽やかな「酸味」が評判で、7月頃から9月下旬まで収穫されています。

 「旭市」「飯岡漁港」での「水産業漁獲量」も「県内2位」となっており、「旭市」「飯岡」の「伝統加工品」の「丸干しいわし」は「日本一」の「生産量」を誇り、近年「健康食品」としても「注目」を集めています。
 「飯岡漁港」は「沖合・沿岸漁業」の「根拠地港」として成り立ち、「水揚げ」の90%を占める「昔」からの「代表的漁獲物」である「イワシ」を獲る「まき網漁業」(揚操網)を「中心」に、「シラウオ」・「シラス」を獲る「船びき網漁業」、「ヒラメ」や「イセエビ」などの「高級魚」を獲る「固定式さし網漁業」、「ハマグリ」や「赤貝」(サトウガイ)を獲る「貝巻き網」などの「漁業」が営まれており、平成20年(2008年)には約3万9千t(トン)が水揚げされ、「県下」では「水産漁獲量」において「銚子漁港」(2012年1月24日のブログ参照)に次ぐ「県下第2位」の「地位」を「不動」のものとしています。
 「飯岡地区」の「伝統加工品」である「丸干しいわし」ですが、「日本一」の「生産量」を誇り、近年「健康食品」としても「注目」を集めており、また「旭市」の「九十九里地域」の「広大」な「砂丘域」である「九十九里浜」では、「蛤(ハマグリ)」や「サトウガイ」(赤貝)などの「採貝漁業」が営まれており、「千葉県」が創設している「千葉のさかな」「認定制度」「千葉ブランド水産物」(2011年2月14日のブログ参照)に2012年(平成24年)11月14日に認定された「九十九里地はまぐり」(2012年12月17日のブログ参照)が新しい「特産品」となっています。
 ちなみに「旧・飯岡町」の「漁業」の近年の「沿革」ですが、昭和33年(1958年)「飯岡町漁業協同組合」設立、昭和45年(1970年)に、「飯岡町漁協」、「海上郡漁協」、「豊富漁協」、「匝瑳郡漁協」(飯岡町、旭市、野栄町、八日市場市、光町(当時))にまたがる「広域合併」を行い「海匝漁協」が設立され、合併に並行して「漁港」の「整備」も進み、昭和57年(1982年)2月に「飯岡漁港」が「正式」に開港し、「盛大」に「開港式」が執り行われたそうです。

 上記のように「旭市」は、「特産」の「貴味メロン」、「梨」、「いちご」の「観光農園」、「畜産業」もあり、「農産物」から「畜産物」・「水産物」までなんでもそろう「食料のまち」で、「旭市」は「千葉県内屈指」の「食料供給基地」となっています。

 また「旭市」は、「多彩」な「レジャー」が楽しめる「まち」として知られており、「旭市」では、「海水浴」、「サーフィン」、「パークゴルフ」、「キャンプ」、「釣り」などが楽しめます。
 「旭市」の「主」な「レジャースポット」ですが、下記の通りとなっています。

 「海水浴」「サーフィン」「スポット」

 矢指ヶ浦海水浴場(やさしがうらかいすいよくじょう)(2014年7月14日・2013年7月12日・2012年7月17日のブログ参照)

 飯岡海水浴場(2014年7月14日・2013年7月12日・2012年7月17日のブログ参照)

 「パークゴルフ」

 あさひパークゴルフ
 旭市中谷里8340番地53
 0479-62-8989

 「キャンプ」

 海上キャンプ場
 旭市岩井1000
 0479-55-5250

 「釣り」「スポット」

 長熊釣堀センター(2012年5月4日のブログ参照)
 旭市萬力3566-1
 0479-68-4602

 袋の溜池(袋東公園)
 旭市鎌数4013
 0479-62-7537(旭市観光協会)

 「海釣り」「スポット」

 飯岡漁港(2012年6月6日のブログ参照)の釣り船

 飯岡地先海岸部全域(投げ釣り)

 「旭市」の「平均気温」ですが、15℃と「温暖」な「気候」で、「旭市」では、「気候風土」を活かし、「産業」では、「施設園芸」、「畜産」、「稲作」、「露地野菜」など盛んに営まれている「農業」をはじめ、「水産業」、「商業」、「工業」など、「バランス」良く「成長」しています。
 現在、「旭市」は、「東総地域」の「中核都市」として、「今後」の「発展」が期待されており、「新・旭市」では「将来都市像」として

 「ひとが輝き みどりがつくる 健康都市「旭」」

 とし、その「イメージ」から「旭市」の「市章」が「デザイン」されており、「健康」で「元気はつらつ」と躍動する「旭市民」と、「未来」へと飛躍する「活力」ある「旭市」の「姿」を表しているそうです。

 「旭市」では、「市」の「基幹産業」である「農水産業」及び「商工業」の「発展」と「地産地消」の「推進」、「観光立地」としての「魅力」をアップさせることを「目的」に、平成27年度の「開業」を目指し「道の駅施設整備事業」を推進しており、「道の駅建設準備委員会」において、「施設」の「持続的」な「発展」、「様々」な「検討」を行っており、「旭市「道の駅」の名称大募集」(2014年12月3日のブログ参照)を行っていました。
 「旭市「道の駅」の名称大募集」ですが、2014年11月9日(日)から12月19日(金)まで「応募」しており、「応募条件」は、「旭市内」「在住」の「人」(旭市内に住所を有する方)となっていました。
 なお「旭市「道の駅」の名称大募集」では、「旭」の「特徴」を表し、「全国」にアピールでき、また、多くの「方々」に親しんでいただける「名称」を「募集」しており、「旭市」では、「〜地産地消で旭をもっと元気に〜」を「モットー」に「道の駅施設整備」を進めています。

 この度(たび)「旭市」では、「募集」していた「旭市」「道の駅」の「名称」が決定しました。
 「旭市「道の駅」の名称大募集」ですが、たくさんの「応募」があり、「応募総数」ですが、636点であったそうです。
 「旭市」では、「旭市内」から「応募総数」636作品から「名称選定委員会」において「大賞」、「優秀賞」4名を決定。
 「旭市」の「道の駅」「名称」「募集」では、「表彰式」が2月12日に行われ、「入賞」した4人に「賞状」と「副賞」が贈られました。
 4人の「受賞者」ですが、下記の通りとなっています。

 「大賞」

 高木嘉瑞さん (旭市溝原)

 「優秀賞」

 松戸茜さん (旭市イ)

 石毛実さん (旭市高生)

 吉野晶夫さん (旭市足川)

 「大賞」を受賞され、「高木嘉瑞(かずい)」さん(溝原)が「命名」、「考案」した「旭市」の「道の駅」「名称」ですが、

 「道の駅季楽里(きらり)あさひ」

 だそうです。
 「大賞」に選ばれた「高木嘉瑞」さんの「旭市」「道の駅」「名称」「道の駅季楽里(きらり)あさひ」の「命名」の「理由」ですが、下記の通りとなっています。

 野菜、肉、魚、果物、花などさまざまな特産品が旭市にはあり、訪れる人が季節を問わず楽しむことができる。
 子どもからお年寄りまで皆が

 「いつまでも、楽しめる、拠(よ)り所(どころ)」

 となっていくことを期待する。
 (応募用紙からの抜粋)

 なお「旭市」の「道の駅」「名称募集」で「大賞」には、「商品券」100000円相当が贈呈され、「優秀賞」として3名に「商品券」10000円相当が授与されています。

 「旭市」では、今後「国土交通省」に「道の駅」としての「登録手続き」をしていくそうです。

 この「秋」のオープンが楽しみな「道の駅」「旭市道の駅」「名称」「道の駅季楽里(きらり)あさひ」。
 「道の駅」「開業」(秋開業予定)により、ますます盛り上がりを見せる「旭市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 備考
 「道の駅季楽里(きらり)あさひ」の「道の駅整備」の「現在状況」ですが、「建設工事」の「早期完了」に向け、進められており、「運営面」では、「旭市内生産者」の「皆さん」が組織する「出荷者協議会」が立ち上がったそうです。
 また4月の「運営会社」「設立」に向け、「発起人会」や「建設準備委員会」にて、「様々」な「検討」が行われているそうです。
 「道の駅季楽里(きらり)あさひ」についての「問合わせ先」ですが、下記の通りとなっています。

 旭市企画政策課政策推進班 0479-62-5382



| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2488 |
| 地域情報::旭 | 10:07 AM |
「鹿島神宮」「祭頭祭」(鹿嶋市)
 本日ご案内するのは、近隣市「鹿嶋市」「鹿島神宮」、「仲町通り」、「大町通り」で3月9日(月)に開催されます「祭頭祭(サイトウサイ)」です。

 「鹿嶋市」は、「茨城県」「南東部」に位置する「市」で、「首都・東京」から110km「東」に位置し、「東側」は「太平洋」「鹿島灘(カシマナダ)」(2012年6月16日のブログ参照)に面していることから「海岸」「海水浴場」があり、「西側」は「北浦」(2011年12月6日のブログ参照)、「鰐川」に面し、「筑波山」を望むことができます。
 「鹿嶋市」は「JR総武本線」の「分岐線系統」である「JR鹿島線」や「東関東自動車道」(厳密には「潮来IC(イタコインターチェンジ)(潮来市内))の「沿線」であり、「交通網」が「茨城県」の「県庁所在地」「水戸市」でも「土浦」からでもなく、「千葉県」の「県庁所在地」「千葉市」から「順」に整備されたことから、「茨城県」の「他」の「地域」よりも、「国道51号線」を通じた「千葉県」「東部」(「香取市」、「成田市」、「千葉市」、「銚子市」など)との「関係」が深い「市」です。

 「鹿嶋市」は、「常陸国一宮」である「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)の「門前町」として栄えてきました。
 現在「鹿嶋市」は「となりまち」「神栖市」とともに「重要港湾」である「鹿島港」を「中心」とした「鹿島臨海工業地帯」を形成し、「新日鐵住金」の「企業城下町」として「鉄鋼企業」を「中心」とした「工業都市」として知られています。
 現在の「鹿嶋市」の「人口」ですが、66788人(男34350人、女32438人)で、「世帯数」26984世帯となっています。
 (平成27年(2015年)2月1日現在)
 また「鹿嶋市」は、「Jリーグ」「鹿島アントラーズ」の「ホームタウン」(他に「潮来市」、「神栖市」、「鉾田市」、「行方市」)の「中心」であり、「関東」でも「有数」の「サッカーの街」としても「有名」です。
 「鹿嶋市」は、1995年(平成7年)9月1日に「鹿島町」が「大野村」を編入し、「市制施行」し、「鹿嶋市」となっています。
 「鹿嶋市」の「名称」ですが、「市制施行」の際、「佐賀県」の「鹿島市」と重複しないように、「島」の「異体字」の「嶋」に変えて「鹿嶋」としたそうです。

 「常陸国一宮」「鹿島神宮」は、「茨城県」「鹿嶋市」にある「神社」で、「全国」に約600社ある「鹿島神社」の「総本社」です。
 「鹿島神宮」は、「千葉県」「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「茨城県」「神栖市」の「息栖神社(イキスジンジャ)」(2010年11月7日のブログ参照)と合わせて「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)と呼ばれ、江戸時代から「東国三社めぐり」として「人気」があったそうで、「初詣」には、「全国」から60万人以上が参拝し、「初詣」の「参拝者数」では「茨城県」2位を誇ります。

 「鹿島神宮」は、「茨城県」「南東部」、「北浦」と「鹿島灘」に挟まれた「鹿島台地」上に鎮座し、「鹿島神宮」は、「伊勢神宮」・「香取神宮」とともに、明治維新前に「神宮」の「名称」を使用していた「三社」のうちの「一社」です。
 「鹿島神宮」の「御祭神」「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)」(建御雷神)で、「鹿島神」という「一般名称」でも知られており、「古事記」では、「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」が「軻遇突智(カグツチ)」の「首」を切り落とした際、「剣」についた「血」が「岩」に飛び散って生まれた「三神」のうちの「一柱」とされています。
 「武甕槌大神」は、「香取神宮」の「御祭神」「経津主大神(フツヌシノオオカミ)」とともに、「天孫降臨」に先立ち「国譲り」の「交渉」をしたといわれている「神様」で、「武甕槌大神」は、「武の神」として古くから「皇室」や「藤原氏」の「崇敬」を受け、さらに鎌倉時代以降は「武家政権」の「信仰」も得て、「社殿」・「楼門」・「宝物類」の「奉納」や「所領寄進」が繰り返されてきました。

 「鹿島神宮」「楼門」は、寛永11年(1634年)、「徳川頼房」公が奉納した「楼門」で「日本三大楼門」のひとつとして知られています。
 「鹿島神宮」「楼門」は、「鹿島神宮」「境内」「鹿島神宮の森」の「縁」の中にひときわ「朱色」が鮮やかな「楼門」で、「鹿島神宮」「楼門」の「扁額」は「東郷平八郎」「元帥」の「直筆」によるものだそうです。

 「鹿島神宮」の「創建」ですが、2674年前の「初代」・「神武天皇」「御即位」の「年」にあたり、「神武天皇」は、「東征」の「途上」における「大神」の「布津御霊劔(フツノミタマノツルギ)」による「守護」に感謝され、「鹿島の地」に「大神」を勅祭されたそうです。
 これに先立つ神代の昔、「武甕槌大神」は「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の「名」を受け、「葦原中国」といわれた「我が国」の「国譲り」から「国造り」まで、その「建国」に大いにその「御神威」を発揮されました。
 「鹿島神宮」は、その「御威徳」から「武の神」として崇められ、日出づる「東方」に坐します「鹿島立ち」の「御神徳」によって、「事始め」、「起業」、「開運」、「旅行交通安全の神」、「常陸帯」(2012年1月13日・2011年10月16日のブログ参照)の「故事」によって「安産」、「縁結び」の「神」を仰がれています。

 「鹿島神宮」「文化財」ですが、「布津御霊劔(フツノミタマノツルギ)」と称される「長大」な「直刀」が「国宝」に指定されているほか、「鹿島神宮」「境内」は「国」の「史跡」に指定され、「本殿」・「本殿」・「楼門」など「社殿」7棟が、「国」の「重要文化財」に指定されており、そのほか「鹿島神宮」は、「鹿」を「神使」とすることでも知られています。
 「鹿島神宮」は、古くから「朝廷」から「蝦夷(エゾ)」に対する「平定神」として、また「藤原氏」から「氏神」として崇敬され、その「神威」は中世の「武家の世」に移って以後も続き、「歴代」の「武家政権」からは「武神」として崇敬され、現代も「鹿島神宮」は「武道」で篤く信仰されています。

 「鹿島神宮」では80以上もの「年中行事」の中では「祭頭祭」(2013年3月6日・2012年3月2日・2011年3月6日のブログ参照)、「神幸祭」(2012年8月26日のブログ参照)、また12年に一度「午年」ごとに行われる「式年大祭御船祭」(2014年8月31日のブログ参照)が特に「有名」で、2014年9月1日(月)には、「3日間」に渡って「御船祭」が催行されています。
 (「式年大祭御船祭」「前日」8月31日(日)午後には、「御座船清祓式」(2014年8月29日のブログ参照)が執り行われました。)

 「鹿島神宮」の「祭典」「祭頭祭」の「歴史」は古く、その「起源」は「武運長久」を祈って旅立っていった「防人(サキモリ)たち」の「鹿島立ち」の「故事」を表し、奈良時代の「天武朝」という「説」や平安時代ともいわれ、「文献」によると、建仁4年(1204年)とされ、その際には「片野」の「長保寺」と「平井」の「宝持寺」が「祭」の「世話役」を勤めたといわれています。
 「祭頭祭」の「祖形」は、その「囃言葉」からも窺えるように「五穀豊穣」、「天下泰平」を「主」な「願意」とする「祈年祭」に近く、しかも「地域」に密着した「祭」で、「秋」に行われる「新嘗祭(ニイナメサイ)」(新穀感謝祭、秋祭)と「対(ツイ)」を成す「春祭」といえる「祭事」だそうです。
 明治時代までの「神仏混淆(コンゴウ)時代」には、2月15日の「釈迦入滅」の「常楽会(ジョウラクエ)」(涅槃会)と「習合」されていたそうで、その「名残」から今でも「祭頭祭」の「大総督」を「新発意(シボチ)」と表現します。
 (「新発意」とは「一軍の将」として「卜定後」に選ばれる「男児」、「大総督」、「小僧さま」と呼ばれます)
 また「祭頭祭」の「勇壮」な「棒祭り」から「いくさの神」として「鹿島神宮」の「御神徳」と重ね「悪路王退治の余風(昔からの「風習」)」という「解釈」がされていた時代もあったそうです。
 ちなみに「悪路王」とは、鎌倉時代の「歴史書」「吾妻鏡(アズマカガミ)」などに登場する「悪人」で、「坂上田村麻呂」や「鎮守府将軍・征白羅将軍」であった「利仁将軍」に討伐されています。
 「祭頭祭」は、明治6年(1873年)の「太陽暦」への「移行」によって、それまでの「2月」の「上(カミ)の申(サル)の日」から現在の「3月9日」に改められています。
 昭和初期には、出兵する「兵士」を鼓舞する「防人の祭り」とされていたそうですが、「祭頭祭」は本来、「地元」に密着した「五穀豊穣」、「天下泰平」を祈る「祈年祭」の「一種」であり、「祭」が終わると「鹿行地区(ロッコウチク)」では「農作業」が「本格化」するそうです。

 「祭頭祭」は、毎年3月9日「イヤートホヨトホヤァー」の「歌」に合わせて「色」に合わせて「色」鮮やかな「衣装」を「身」につけた「囃し人」が「六尺」(180cm)の「樫棒」を組んでは解き、囃しながら「街中」を練り歩く「勇壮」な「祭り」です。
 「祭頭祭」ですが、朝10時から前年の「春季祭」で卜定された「左方」・「右方」両「当番字」の「大総督」が「狩衣装」で「家族」や「役員」に護られながら「鹿島神宮」「社殿」にあがり、「神事」が執行されます。
 「祭頭祭」のあと、「大総督」や「両字」の「人々」は、「本陣」に定めた「ホテル」などで「休憩」のあと、正午前から「巡行」を始めます。
 「祭頭祭」の「行列」の「先頭」ですが、「囃し人」の一人が、「天下泰平 春季祭」などと書いた「軍配団扇(グンバイウチワ)」を振り回しながら進み、「大総督」が続きます。
 「大総督」は、「甲冑(カッチュウ)」に「身」を固め、「大黒頭巾(ダイコクズキン)」を被った「人」に「肩車」されて巡行します。
 「大総督」に続いて「役員」や「家族」、「神職」が進み、「囃し人」がそれに続き、「総勢」1000人以上(両方)にもなるという「大行列」になるそうです。

 「祭頭祭」「囃し人」は、「赤」・「青」・「黄色」などの「色とりどり」の「衣装」を着て、「色」鮮やかな「襷(タスキ)」を数本かけ、「キャラクター人形」・「般若(ハンニャ)」・「オカメ・ヒョットコ」の「面」、「鈴」などで飾り付けられています。
 「囃し人」は、10〜20人の「班」に分かれ、「太鼓」を「腰」につけて叩く「人」の「周り」を囲んで「祭頭祭」を歌いながら「長さ」が「六尺」(1.8m)の「樫(カシ)の棒」を組んだりほぐしたりします。
 また「各班」には、「企業」などが奉納した「馬簾(バレン)」が煽ります。

 「囃し」が終わると「本陣」で休憩後、「狩衣」の「大総督」や「役員」、「家族」は、18時から「春季祭」に参列し、「春季祭」では来年の「当番字」が卜定されます。
 卜定された「2字(アザ)」は、1年間「祭事」を担当する「神職」である「物申神職」により、

 「来(キタ)る ◯◯年春季祭当番、神慮を以て卜定候字、左方の大頭、大字、・・・。
 右方の大頭、大字・・・。」

 と読み上げられるそうです。

 卜定された「字(アザ)」は、「鹿島神宮」の「大神」により「神」を来臨せしめ、「降神祭」により「鹿島神宮」の「御分霊」を1年間「字」に合祀され、「見そなわし」(神が見守り)、「安寧」(おだやかで平和)と「弥栄」(いよいよの繁栄)をもたらされると伝えられています。
 なお、「祭頭囃子」の「奉納」ですが、この1年の「報祭」(祈願成就のお礼の祭)であるといわれています。

 今年(2015年)の「祭頭祭」の「祭頭祭」「奉仕字」、「タイムスケジュール」は、下記の通りです。
 (奉仕字ですが、春季祭・神占により決定しています)

 奉仕字

 左方大頭 大字 知手(シッテ)郷(神栖市)

 右方大頭 大字 爪木(ツマギ)郷(鹿嶋市)

 10時00分  祭頭祭

 13時00分頃 出陣式

 15時30分  一斉囃し

 18時00分  春季祭

 「日本屈指」の「名社」「鹿島神宮」、「仲町通り」、「大町通り」で開催される「鹿島地方」に「春」を呼び、「人々」の「健康」や「豊作」を願って行われる「神事」・「祭事」「鹿島神宮」「祭頭祭」。
 この機会に「鹿嶋市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「鹿島神宮」「祭頭祭」詳細

 開催日時 3月9日(月) 10時〜

 開催会場 鹿島神宮 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
      仲町通り、大町通り

 問合わせ 鹿島神宮 0299-82-1209
      鹿嶋市観光協会 0299-82-7730

 備考
 「祭頭祭」の「開催」に伴い、「鹿島神宮」周辺では「交通規制」が行われますので、ご注意下さい。
 「祭頭祭」ですが、昭和51年(1976年)12月に「文化庁」から「国選定無形民俗文化財」の「指定」を受けています。





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