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「前田嶋之助雲流書道展」〜没後17年・芸術的独自の書体を追求した書家〜(匝瑳市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「松山庭園美術館」で今月(2月)3日(金)〜3月11日(日)の期間開催されます「前田嶋之助 雲流書道展」〜没後17年・芸術的独自の書体を追求した書家〜です。

 「松山庭園美術館」(2011年2月25日のブログ参照)は「匝瑳市松山」にある「画家・彫刻家」の「此木三紅大(このきみくお)」氏が主宰する「私設美術館」で、「松山庭園美術館」は約2000坪ある敷地に、四季折々の「樹木」「草木」が咲き誇り、風情のある「庭園」もあることで知られています。

 「松山庭園美術館」の「展示品」では、数々の「名画コレクション」と「茶道具」を中心に展示されています。
 また「松山庭園美術館」では定期的に「展覧会」・「企画展」も開催しており、「観光客」や「観覧者(ファン)の皆さん」が訪れているそうです。

 今回の「企画展」「前田嶋之助雲流書道展」〜没後17年・芸術的独自の書体を追求した書家〜(以後「前田嶋之助雲流書道展」と表記)ですが、「松山庭園美術館」の開館以来初めての「書」の「展覧会」なのだそうです。

 「前田嶋之助」(1909年〜1994年)は、「奈良県吉野郡川上村高原」に生まれました。
 「京都同志社高等商業学校」卒業後、「貿易会社」に入社。
 1935年、「隆華公司」「上海支店長」として「中国」に渡りました。
 「終戦」を迎え、引き揚げ後は、「大阪」で「繊維業」を営んでいました。

 「前田嶋之助」は、1960年、健康を損ない、入退院を繰り返しながら「書道」に専念したそうです。
 そして、1963年、「神戸」にて初「個展」、以来1991年まで「関西」、「東京」、「北海道」において開催した「個展」は25回に及ぶそうです。
 「同郷」の「日本画家」・「伊藤獨」氏の言によりますと
 「亡くなるまでの歳月を「書」以外に余念なく只一筋に励んだ結果、他に類例のない芸術性を持った象形的独自の書風を創作するに至った。
 彼がここに到達したことは、過去、上海に滞在中の幾年間、中国の古書に研鑽を傾けた成果の賜物であることは紛れもないが、その作品にみる高雅な芸術美は病床に体得した彼自身の悟りの現れではないかと私は思う。」と語っています。

 「前田嶋之助」の「書」の「特徴」ですが、まさに自由に雲が流れるごとく描かれた「文字」です。
 そして、「心」がその赴くままに表出された「書の世界」。
 素直な「感性」を誘い出すかのように、難しげな「文字」が、「風」のように笑いかけて、「遊び心」をくすぐるようです。

 「前田嶋之助雲流書道展」では、「自由」かつ「無我の境地」に遊んだ、「邪心」のない素直な精神の持ち主「前田嶋之助」の「書」が観覧できます。
 「代表作」「般若心経」(200×180cm)など「額装」、「軸装」合わせて約50点を展示しているそうです。

 また「松山庭園美術館」では「前田嶋之助雲流書道展」と共催で「館所蔵・天才物故画家達のデッサン展」、「茶道具名碗65選展」を開催します。

 見事な「庭園」を配した「匝瑳市」「松山庭園美術館」企画展「前田嶋之助雲流書道展」〜没後17年・芸術的独自の書体を追求した書家〜を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

 「前田嶋之助 雲流書道展」〜没後17年・芸術的独自の書体を追求した書家〜詳細

 開催期間 2月3日(金)〜3月11日(日)

 開館時間 10時〜17時 (金・土・日・(祝)のみ開館)

 開催会場 松山庭園美術館 匝瑳市松山630

 入館料  一般 800円 小中生 400円

 問合わせ 松山庭園美術館 0479-79-0091

 備考
 「松山庭園美術館」の中には、「ミュージアムショップ」もあり、「蝶」や「猫」の「文鎮」や「蝋燭立て」、「ジュースカップ」など、「オリジナル商品」あふれるラインナップになっています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=929 |
| 地域情報::匝瑳 | 07:45 AM |

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