本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「佐原の町並み」で明後日(あさって)の12月28日(水)〜2012年1月15日(日)の期間開催されます「佐原・町並み・お正月」です。
「佐原・町並み・お正月」は、「江戸の商都」の面影を残す「佐原の町並み」を巡り、それぞれの「商家」自慢のお宝を見てもらう「佐原町ぐるみ博物館」(2月5日のブログ参照)の企画展として「佐原おかみさん会」(2月5日のブログ参照)が開催しています。
「佐原の町並み」は、「重要伝統的建造物保存地区」に指定されている「歴史的建造物」が並ぶ風情のある「町並み」です。
「佐原まちあるき」(12月18日のブログ参照)でご紹介させていただきました「いかだ焼本舗正上」など古くから商売をしている「店舗」が多く、「佐原」の地の利を活かした「商業」「醸造業」「水郷一帯の米の集散地」として栄えてきました。
そのため「江戸文化」を色濃く残す「文化的建造物」が、「小野川」沿いを中心に「佐原市内」に多く点在しています。
「江戸文化」の店構えを残す「店舗」のほか、「佐原の町並み」の各店に、「お宝」である「古くからの道具類」を大切に伝えてきた「家」がたくさんあるそうです。
そのような「歴史的建造物」、「歴史を感じさせる文化財・家財」を展示・公開し、まち全体を「博物館」として楽しんでもらうために、「佐原まちぐるみ博物館」が誕生しました。
ちなみに「佐原まちぐるみ博物館」をはじめとする活動が外部的に評価され、平成21年3月に、「全国信用金庫協会」の「商店街ルネッサンス・コンセプト」で「最優秀賞」を受賞。
190あまりの応募の中から「わかば部門」で全国第1位を受賞、地元の信金が応募をして、思いがけず受賞であったそうです。
「佐原まちぐるみ博物館」とは、「観光施設」ではなく、生活に密着した形で「佐原の伝統」の「技」や「文化」にふれることのできる新しい形の「博物館」で、「館長・学芸員」は各家の「おかみさん」や「オーナー」となっていて、自慢の「お宝」や家に伝わる「伝統の品々」など、特色のある展示を公開している「博物館」です。
なお、「佐原まちぐるみ博物館」と書いてある「木の看板」が目印となっています。
「佐原まちぐるみ博物館」を主催しているのが、「佐原おかみさん会」の皆さんです。
「佐原おかみさん会」とは、「佐原」を大切に思っている「女性の集まり」です。
他の地域から来た「お嫁さん」や「佐原生まれ」、「佐原育ち」の「女性」の皆さんが、このまち(佐原)の良さを見直し、もっとたくさんの人々に「佐原の良さ」を知ってもらおうと立ち上がった集まりです。
「女性」ならではの「感性」を活かし「佐原」のまちづくりの一助として活躍されています。
今回の催し「佐原・町並み・お正月」は、「佐原おかみさん会」主催・運営の「佐原まちぐるみ博物館」の企画展として開催し、期間中(12月28日〜2012年1月15日)、オリジナルの「正月飾り」で「来訪者」をもてなします。
今回参加する「佐原まちぐるみ博物館」は、現在45館(店舗等)が参加していますが、それ以外の「店舗」等にも声をかけて参加・協力を呼びかけ、まちを挙げて「しつらえ」をしています。
「佐原・町並み・お正月」期間中の1月7日(土)には、「寿獅子舞」と「佐原囃子」が披露されるほか、1月14日(土)・15日(日)には、「開運福引き」も予定しているそうです。
「開運福引き」ですが、「佐原おかみさん会」「加盟店」で「買い物」や「お食事」をして、「スタンプ」3つ集めて「空クジ」なしの「福引き」に挑戦するというもの。
「賞品」は、「地元のお米」や「お芋」、「商品券」、「お店の商品」などが当たります。
なお、「開運福引き」の「抽選会場」は「忠敬茶屋」で行われるそうです。
歴史ある「商家」が建ち並ぶ「まちなか全体」で「正月気分」を盛り上げ、回遊の楽しみ「まちあるき」を提供する「佐原・町並み・お正月」。
この機会に「歴史的建造物保存地区」のある「佐原の町並み」を見に「香取市佐原」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「佐原・町並み・お正月」詳細
開催期間 2011年12月28日(水)〜2012年1月15日(日)
開催時間 定休日は各個店で異なります
開催会場 佐原まちぐるみ博物館等
料金 無料
問合わせ 香取市商工観光課 0478-50-1212
備考
「佐原・町並み・お正月」の行われる「佐原まちぐるみ博物館」では、「竹」をモチーフにしてそれぞれが工夫を凝らした「お正月飾り」が飾られているそうです。
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地域情報::香取 | 10:59 AM |