本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「香取市」で行われる「佐原・町並み・お正月」の会場となります「佐原まちぐるみ博物館」です。
本日一つ目のブログ「佐原・町並み・お正月」でご紹介しました「佐原まちぐるみ博物館」。
平成10年、「佐原」の一軒の「商家」から始まった「道具類」や「お雛様」の展示から、「伊能忠敬記念館」の「伊能家のお雛様」の展示が行われるようになりました。
その後、「伊能忠敬記念館」の「学芸員」が呼びかけて、数軒の店で「お雛様の展示」を行うようになり、平成16年には28軒の「佐原まちぐるみ博物館」が誕生し、平成20年には、42館になっています。
「佐原まちぐるみ博物館」とは、各家に残る「古い道具類」や「暮らしぶり」、「伝統の味」や「技」、「コレクション」等、「自慢の宝」をそれぞれの「家」で公開し、訪れた方に楽しんでいただき、「佐原のまち」をまるごと「博物館」にしてしまおうという活動です。
年間を通した「常設展」のほかに、「お雛様」の季節には「雛めぐり」(2月5日のブログ参照)、5月の「節句」では「五月人形めぐり」(4月28日のブログ参照)、「お正月」には「お正月飾り」の「企画展」も行っています。
ちなみに「さわら雛めぐり」の期間は例年2月上旬〜3月下旬、「佐原五月人形めぐり」は、例年4月中旬〜5月中旬、「佐原・町並み・夕涼み」(2010年8月12日・2011年8月11日のブログ参照)は、例年8月中旬、「佐原・町並み・お正月」は、例年12月下旬〜1月中旬に開催されています。
また、「佐原まちぐるみ博物館」は、「商家」の「おかみさんたち」により結成された「佐原おかみさん会」(2月5日のブログ参照)によって運営されています。
「佐原まちぐるみ博物館」にエントリーされている「店舗」は42店舗。
それぞれ特徴がある「店構え」「しつらえ」「お宝」を持つ「歴史的建造物」は見応えがあるそうです。
No.1からNo.10ですが、1.「福新呉服店」は「タイムスリップ博物館」、2.「徳島屋金物店」は「味わい骨董館」、3.「香取生花店」は「花彩り」、4.「植田屋荒物店」は「昔の良さが香る店」、5.「さかした」は「耳かきの博物館」、6.「珈琲遅歩庵いのう」は「茂左衛門博物館」、7.「佐伯洋品店」は「ノスタルジック切り絵館」、8.「木下旅館」、9.「油茂製油所」は「幕末の香り漂う館」、10.「玉澤ふとん」は「丹精こめた養石・水石館」となっています。
No.11〜20は、11.「素顔屋」は「木の香るほのぼの館」、12.「佐藤金物店」は「ポストモダン・現代の蔵」、13.「正上」(12月18日のブログ参照)は「佐原シネマチック博物館」、14.「大高園」は「お茶とたばこの博物館」、15.「加納屋服地店」は「布地の館」、16.「小林ぼうし」は「手作りほのぼの館」、17.「小川薬局」、18.「白鳥石材」は「石の博物館」、19.「酔夢館」は「空想的佐原風景館」、20.「大友レコード」は「音楽と画像の店」となっています。
No.21〜30は、21.「忠敬茶屋」は「忠敬先生・佐原囃子ミュージアムショップ」、22.「紀伊国屋品店」は「古き良き時代の物産博物館」、23.「並木仲之助商店」、24.「シャローム・ナカトラ」は「趣味の館」、25.「ギャラリー卯兵衛」は「なつかし・くつろぎ館」、26.「虎屋」は「菓子つくり人(びと)の舎」、27.「上州屋酒店」は「じっくり佐原館」、28.「中村屋商店」は「土蔵の博物館」、29.「高橋酒店」は「人情たっぷりおもてなし館」、30.「金平浴場」は「あったか懐かしお風呂館」となっています。
No.31〜43は、31.「東薫酒造」(2月2日のブログ参照)は「伝統と歴史の酒蔵」、32.「鮒彦総本舗」は「水郷やすらぎの博物館」、33.「馬場本店酒造」は「馬場本店酒造」、34.「亀村本店」、35.「柏屋もなか店」は「水郷佐原・景趣館」、36.「山城屋茶舗」は「我が家のお宝館」、37.「シューブティック・ロレナ」は「健康は足元から博物館」、38.「与倉屋」は「千本格子と土間の博物館」、39.「下野人形(ひとがた)の館」、40.「岡澤商店」、41.「ほていや」は「お客様に福と徳の縁を」、42.「吉庭」となっています。
「江戸の粋」を今に伝える「水郷佐原」が誇る「佐原まちぐるみ博物館」。
冬の催し「佐原・町並み・お正月」の開催期間に「小江戸」・「佐原」に訪れてみてはいかがでしょうか?
備考
「小江戸」を標榜するまちは数多くありますが、「重要伝統的建造物保存地区」に指定されている「佐原地区」「小野川沿い」「土蔵造り」の「建物」が並ぶ風景は、随一と言える光景です。
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地域情報::香取 | 11:03 AM |