本日ご案内するのは、近隣市「多古町」「本山 日本寺(にちほんじ)」で明明後日(しあさって)の11月30日(水)に行われます「七難除け晦日(みそか)大祭祈祷会」です。
「本山 日本寺」のある「多古町」は、江戸時代頃から「江戸」と「銚子」を結ぶ「交通の要衝」であり、「宿場町」・「城下町」として賑わっていたそうです。
今もその名残(なごり)の「枡型(ますがた)」(宿場内を見通せないよう、出入口で道を屏風折や曲(かぎ)の手に曲げたもの)を「本町」・「仲町」に見ることができます。
江戸時代の慶長初期になると「日蓮宗」の「関東三大檀林」のひとつ、「中村檀林」(現「日本寺」)が「多古町」に創設され、全国から優秀な学僧が集ったそうです。
(「関東三大檀林」とは、「中村檀林」「小西檀林」「飯高檀林」の事を指します)
「多古町」の古刹「本山 日本寺」(6月12日のブログ参照)では、11月30日(水)に行われます「七難除け晦日大祭祈祷会」当日は、「七難除け」の「お札」を授与するそうです。
(御札は、1000円)
「七難」とは、「七種類の災難」のことで、「特定の経典」や「仏・菩薩」などによって避けることができるとされています。
「法華教」では、「火難」・「水難」・「羅刹(らせつ)難」・「刀杖難」・「鬼難」・「枷鎖(かさ)難」・「怨賊(おんぞく)難」をいいます。
「多古町」を代表する古刹「本山 日本寺」で行われる「七難除け晦日大祭祈祷会」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「七難除け晦日大祭祈祷会」詳細
開催日時 11月30日(水) 8時
開催場所 本山 日本寺 香取郡多古町南中1820
問合わせ 0479-76-3745
備考
「本山 日本寺」は昔、「中村檀林」盛時には36もの「学坊」が軒を連(つら)ね、全国から数百の学僧が集ったといいます。
学僧たちは東西にわかれて「勉強」に励み、「春」と「秋」の2回「新説(しんだんぎ)」という「団体戦の討論」を繰り広げていたそうです。
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地域情報::成田 | 09:13 AM |