ご予約・お問合せ 0479-23-5111(代) 受付時間)9:30〜20:00 チェックイン)15:30 チェックアウト)10:00
犬吠埼観光ホテルホームページ
波打ちぎわの天然温泉露天風呂
トップページ
■CALENDAR■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2024年11月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■POWERED BY■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■


携帯からもご覧いただけます

「大饗祭(たいきょうさい)」「香取神宮」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で明後日(あさって)の11月30日(水)に開催されます「大饗祭(たいきょうさい)」です。

 「大饗祭」の行われます「香取神宮」は、言わずと知れた「日本屈指の国家鎮護の神様」を祀ってある「神宮」で、日本全国に約400社ある「香取神宮」の「総本社」です。
 「香取神宮」の「主神」は「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」で、その起源は「神話」に始まり、「国土」を平定した「神」として「皇室」の崇敬が厚いことで知られています。
 明治時代以前は、日本全国に「神宮」の御称号を以ていたのは「伊勢神宮」、「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)、「香取神宮」のみの三社(宮)であったことからも、「香取神宮」が広く尊崇をあつめていたかがわかります。
 また江戸時代から人気であった「東国三社巡り」(10月23日のブログ参照)は、「お伊勢参りのみそぎの三社参り」として篤い信仰を集めています。
 (「東国三社」とは、「香取神宮」、「鹿島神宮」、「息栖(いきす)神社」(2010年11月7日のブログ参照)の事を指します)

 「大饗祭」は、「御神前」にて「新穀」を献じて、「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」を感謝する「大祭」です。
 また「お茶」や「お花」の「奉納行事」や、「巫女(みこ)」による「悠久の舞」が奉納されるそうです。

 晩秋に行われる「大饗祭」は、「東国三十三国の神々」を招いての「饗応の祭り」で、「香取神宮」ならではの「特殊神饌」が用意されます。
 「水郷」特産の「マコモ」で組んだ「巻行器(まきほかい)」と呼ぶ、工夫を凝らした独特の容器に飯を盛ります。
 また「水郷」に群れる「鴨」を捕らえ、「雌雄一対」の「鴨」をさばき、内蔵を取り出し、再び羽根を広げたように三方に飾りあげた「羽盛」、「鴨の内蔵」や「鮭」、「フカの切り身」を組み合わせ、三方の上に高く盛りつけた「鮭」の「鳥羽盛」などが「神饌殿」で準備されます。

 「利根川」の水運で栄えた詩情豊かな「佐原の街」が夕暮れに沈む頃、「徳川綱吉将軍」が1700年に再建した壮麗な「香取神宮」「本殿」前「参道」に「篝火(かがりび)」が燃え上がります。
 「笛」、「太鼓」の「楽」が始まり、「神官」たちが「参道」に用意された所定の位置につきます。
 そして「神饌」が「神官」たちの手から手へと受け渡され、「神饌殿」から「拝殿」の「祭壇」に飾られます。
 「祭衣」を着た「子どもたち」が「楽の音」に誘われるように優雅に「大和舞」を踊ります。
 厳粛にして素朴な「神事」が終わると、「巻行器」の「飯」は「無病息災(むびょうそくさい)」を祈る「参拝者」に下げられるそうです。

 上記のように「大饗祭」とは、「出雲大社」で「神様」の「総会」があり帰ってきた「神様」の「長旅」をごちそうでおもてなしをするような「神事」のようです。
 ちなみにこの「神事」の起源は分からないそうですが、「古文書」によると至徳4年(1387年)2月、応永10年(1403年)正月に執行した記録はあるそうです。

 「香取神宮」で行われる幻想的な「神事」「大饗祭」を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

 「大饗祭」詳細

 開催日時 11月30日(水) 18時〜19時頃

 開催会場 香取神宮 香取市香取1697

 問合わせ 香取神宮 0478-57-3211

 備考
 「大饗祭」の行われます「香取神宮」では境内の「紅葉」も色づき「秋の装い」から「冬の訪れ」を感じさせる風景に彩られているそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=791 |
| 地域情報::香取 | 07:59 AM |

PAGE TOP ↑

(C) Copyright Inubozaki Kanko Hotel. All rights reserved.