本日ご紹介するのは、地元「銚子市」の名産品「濡れ煎餅(ぬれせんべい)」です。
皆さん御存知の「銚子」の名物「濡れ煎餅」。
「煎餅」の「生地(きじ)」を焼いた直後、まだ熱いうちに「醤油(しょうゆ)」に漬けることで、しっとりとした歯触(はざわ)りと濃厚(のうこう)な「醤油味」となる「煎餅」です。
「濡れ煎餅」は、「煎餅」の「生地」の元である「東総・北総」の「米」、「醤油づくり」な盛んな「銚子市」の「醤油」が相俟(あいま)った絶妙な「郷土」の「逸品」となっています。
「濡れ煎餅」の歴史ですが、「銚子市」の米菓店「柏屋」2代目店主「横山雄次」氏が考案し、1960年ごろから規格外品の「おまけ」として頒布し始めたことがはじまりだそうです。
1963年には「商品化」され、現在「ぬれせん」は「柏屋」の「登録商標」となっています。
「濡れ煎餅」は発売当初は「湿っている」また「湿気(しけ)ている」と言う苦情が多かったそうですが、「口(くち)コミ」で人気が高まり、現在では複数の業者が「濡れ煎餅」製造・販売に参入しています。
また「濡れ煎餅」を製造・販売をしている各店舗ごとに特徴の「風味」があり、様々な「濡れ煎餅」があります。
「銚子市」以外でも「濡れ煎餅」を販売するところも増えており、現在では「千葉県北部」から「茨城県」、「埼玉県東部」など広範囲で同様の製法による「濡れ煎餅」が製造されているそうです。
「銚子市」で発祥し「独特な風味」で人気の「濡れ煎餅」。
「銚子市」にお出かけの際に店舗ごとに違いのある「濡れ煎餅」を食べ比べてみてはいかがでしょうか?
備考
最近は健康思考で薄味の「濡れ煎餅」も増えてきたようです。
先(9月3日)のブログでアップした「濡れ煎餅」を使った新商品「ぬれ煎餅アイス」は「銚子電鉄」の「犬吠駅」や「銚子セレクト市場」などで販売されています。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=675 |
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地域情報::銚子 | 10:39 AM |