本日ご紹介するのは、地元「銚子市」を代表する老舗企業のひとつ「ヒゲタ醤油」の取り組みです。
「ヒゲタ醤油」(2010年12月20日のブログ参照)は、「ヤマサ醤油」(2010年12月6日のブログ参照)、「タカラ醤油」とならぶ「老舗の地元醸造メーカー」です。
「銚子市」は、1年を通し温暖な気候で、湿度が高い特徴があり、「醤油醸造」に適した「土地」として、古くから「醤油づくり」が盛んに行われていました。
現在でも「銚子市内」には、中小を含め、「醤油」をつくっている「醤油醸造メーカー」が多数あります。
「ヒゲタ醤油」の「醤油醸造技術開発」に力を入れており、「しょうゆ」の「色・味・香り」を追求し、「品質の極み」を目指しています。
「ヒゲタ醤油」では「品質の極み」を目指す科学として、古来より「紫」とも称されてきた「醤油」にふさわしい赤味の冴えた「色」、延びのある調和した「五味」(旨味・塩味・酸味・苦味・甘味)、奥行のあるすっきりとした「香」、と言った、本来「醤油」が内に秘めた姿を目覚めさせることを行っているそうです。
(ヒゲタ醤油HPより抜粋)
また近年「ヒゲタ醤油」は、科学分野での業務が延びており、「醤油づくり」から派生した「麹菌(醤油関連微生物)のゲノム解析」、「ブレバビチルス菌による多彩なタンパク質の大量生産」、「バイオロジカル・ウール・ハーベティング事業」、「動物用医薬品GMP(製造および品質管理基準)に準拠した蛋白質(たんぱくしつ)生産施設」といった事業展開を見せています。
また品質への取り組みとして、「ヒゲタ醤油」は、平成19年4月6日に全社を対象範囲として「ISO9001」の認証を取得。
「ISO9001」とは、「顧客満足の向上」のための「品質マネジメントシステム企画」で、「しょうゆ関連製品」および「バイオ関連製品」が適用されているそうです。
「ヒゲタ醤油」では、「製品品質」だけでなく、全部門それぞれの「業務」を「品質」として捉え、各部署でやるべき事を確実に実行し、お客様の満足度の向上を図るという意志を表しています。
また「ヒゲタ醤油」は、環境への取り組みとして「チャレンジ25」と名付け、2010年1月14日より、新たに展開。
以下の「6つのチャレンジ」という活動の基本行動を展開しているそうです。
1 エコな生活スタイルを選択しよう クールビズ、ウォームビズ、マイバック等
2 省エネ商品を選択しよう 電球型蛍光灯やLED電球、エコカー等
3 自然を利用したエネルギーを選択しよう 太陽光や太陽熱、風力発電、バイオマス等
4 ビル・住宅のエコ化を選択しよう 自然の光や風を活かす、外壁の断熱、窓の機密化等
5 CO2削減につながる取組や商品を応援しよう 間伐材を使用した商品、地産地消等
6 地域で取組む温暖化防止活動に参加しよう ゴミゼロ運動、ゴミの分別化等
老舗企業「ヒゲタ醤油」は、様々な取り組みに挑戦し続け、今日も良質な「製品」を世に送り出しています。
「ヒゲタ醤油」詳細
銚子事務所 銚子市中央町2-8 (0479-22-0080)
醤油工場 銚子市八幡町516 (0479-22-5151)
備考
「ヒゲタ醤油」では、「工場見学」を行っています。
「見学内容」は、「映画上映」、「工場工程」、「天地人」「フレスコ画」見学、「ヒゲタ史料館」をご覧いただけます。
(所要時間45分〜1時間程度)
(見学料金は無料です。)
なお、土、日、祝日、お盆休みは、「映画上映」と「史料館案内」のみとなるようです。
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地域情報::銚子 | 11:04 AM |