本日お知らせするのは、地元「銚子市」の「銚子漁協第1卸売市場」「簡易荷捌所」完工です。
この度、「東日本大震災」で被災した「銚子市第1卸売市場」(旧「東魚市場」)の機能を補うために、「簡易荷捌所(かんいにさばきしょ)」が8月30日(火)に完成し、「漁協関係者」の皆さんが出席し、「山崎聡子宮司」(川口神社)による「大漁・安全祈願式」と「竣工式」が行われました。
今まで「銚子市第1卸売市場」は、「マグロ市場」として「鮪」の水揚げが行われてきました。
しかし3月11日の震災で「新生(あらおい)側」の「荷捌所」の柱一ヵ所がぽっきり折れ、使用不能となったことから、「鮪」の水揚げを「第2卸売市場」(港町)、「第3卸売市場」(川口外港)に移して行っていました。
そこで、秋口に入り、旬の「さんま」や「さば」などの水揚げ増が予想されることから「銚子市第1卸売市場」東側に仮設の「簡易荷捌所」を建設したそうです。
完工した「簡易荷捌所」は、被災した「荷捌所」のほぼ半分の大きさの「広さ」90m×20mとなっています。
なお「簡易荷捌所」の建設費は9000万円で、「大勝建設(株)」などの施工、経費は「千葉県」(震災対応)と「漁協」が半分ずつ負担したそうです。
完工した「簡易荷捌所」は、今後は主に「マグロ」の水揚げなどに利用されるため、「第2市場」・「第3市場」で「さんま」「さば」「いわし」など「銚子」の主力の「漁種」の「水揚げ」がスムーズにできるようになるそうです。
「簡易荷捌所」は、「簡易」「仮設」と言っても立派な建物で「耐震性」や「衛生面」にも配慮がなされています。
秋から冬にかけ「旬の魚」が大量に水揚げされる「銚子漁港」。
「銚子市」では、「震災」後の「復興」にむけ、少しずつ歩みを進めています。
「簡易荷捌所」詳細
所在地 銚子市新地町1468-20
主な施設
荷捌所 (鉄筋造平屋建) 1809.20平米
事務室 (プレハブ造平屋建) 35.97平米
控室1 (プレハブ造平屋建) 11.71平米
控室2 (プレハブ造平屋建) 23.84平米
車庫 (プレハブ造平屋建) 30.80平米
備考
完工した「簡易荷捌所」は、「飯沼観音」の「五重塔」や巨大タワーから伸びるピアノ線が美しいシルエットを描く「新銚子大橋」を眺めることができるビュースポットとなっています。
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地域情報::銚子 | 08:57 AM |