本日ご紹介するのは、地元「銚子市」で新しく発売されて人気上昇中の「ぬれ煎餅(せんべい)アイス」です。
「ぬれ煎餅アイス」は、「千葉県立銚子商業」(以下「銚子商業」と表記)の商業科3年生「宮負夏美」さんたち4人が開発しました。
開発のきっかけは授業の課題になった「地域活性化につながる新商品」の開発だったそうです。
彼女たちは、80人の仲間にアンケートをとったところ、ダントツに多くあげられたのが、「ぬれせんべい」だったそうです。
しかし、「ぬれせんべい」は「銚子電鉄」ほか市内の菓子店で既(すで)に開発(販売)されているので、「新商品」とはいえません。
そんなおり、「銚子電鉄」で「ぬれ煎餅」を焼いて作っている途中でこわれてしまい、売り物にならなくなったものを安い値段で売っている情報を知ったそうです。
また、今年(2011年)の猛暑(もうしょ)で「アイス」や「氷」関係の「冷菓」の売れ行きがよいという評判を耳にしました。
そこで、自分たちで試しに作ってみて味見したところ、「醤油」の味と「煎餅」の感触と「アイス」の冷たい甘味が口の中で格別な味わいになったそうです。
早速(さっそく)、このアイデアを「銚子電鉄」と「横芝光町」の「アイス工房」へ持ち込み、何度も試作品を作った結果、「売り物」として認められました。
この「ぬれ煎餅アイス」は1パック180円と手頃な値段で、「銚子電鉄」の「駅」で売り出したところ、「観光客」や「銚子市民」の「口(くち)コミ」で購入者も増えてきたそうです。
地元女子高生たちのアイデアは「まちおこし」の起爆剤になっています。
若い皆さんの郷土愛溢れる「想い」から完成した「地元色」の濃い「新商品」「ぬれ煎餅アイス」を食してみてはいかがでしょうか?
備考
「銚子商業」は地元のみならず、全国的に知られた「高校」です。
「銚子商業」出身のプロ野球選手を数多く世に送り出し、「野球の名門」としてその名を轟(とどろ)かせています。
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地域情報::銚子 | 04:37 PM |