本日ご紹介するのは、近隣市「成田市」「成田山書道美術館」で明後日9月3日(土)〜10月23日(日)に開催される「西川春洞(にしかわしゅんどう)とその時代」です。
「西川春洞」は、弘化4年5月25日(1847年7月7日)「江戸」生まれの「書家」です。
名は「元譲」、字は「子謙」、「春洞」は号、別号に「如瓶人」、「大夢道人」、「茄古山民」、「謙慎書主人」などがあります。
「西川春洞」は「明治」、「大正」にかけて活躍した「大家」で、「漢魏六朝」をはじめ「各体」に抜きんで、その門に学ぶ者、2000名と言われていたそうです。
「明治」の「漢字書道界」で最も多くの門下を擁したのは「日下部鳴鶴」でありますが、これに拮抗する唯一の大きな系列を形成したのが「西川春洞」と言われています。
今日の「漢字書道界」の基礎はほとんどこの2人の系列を中心につくられていました。
今回「成田山書道美術館」(6月5日のブログ参照)の「展覧会」では「成田山書道美術館」所蔵の作品から、「西川春洞」の「楷」・「行」・「草」・「篆」・「隷」・「仮名」にわたる「書」とともに、「西川春洞」と同じ時代に「東京」で活躍した「作家」の「作品」合計51件を展観するそうです。
近代日本を代表する「書家」のひとり「西川春洞」の「書」を展観しに、「成田山」にお出かけしませんか?
「成田山書道美術館」詳細
所在地 成田市成田640 成田山書道美術館
開催期間 9月3日(土)〜10月23日(日)
開館時間 9時〜16時(最終入館は15時半)
休館日 月曜日 (祝日の場合は翌日)
料金 大人 500円 大高生 300円
問合わせ 0476-24-0774
備考
「成田山書道美術館」「売店」では「各種書具」をはじめ「図録」その他を用意しており、「人気墨」は「未仕上げ墨」のため、お手ごろ価格でお求めになれるそうです。
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地域情報::成田 | 11:43 AM |