本日ご案内するのは、近隣市「成田市」にある「宗吾霊堂」で明日6月12日(日)からはじまる「第6回宗吾霊堂 紫陽花(あじさい)まつり」です。
先(2010年12月23日・2011年1月28日)のブログで紹介しました「宗吾霊堂」は、江戸時代、悪政に苦しむ民衆をその身と引き替えに救った「義民」「佐倉宗吾」をお祀りすることで知られる「真言宗豊山派」の寺院です。
今回の催しの正式名称は「東日本大災害」「物故者追悼」「復興祈願」「第6回宗吾霊堂 紫陽花まつり」です。
「宗吾霊堂」の境内には、約7000株の「紫陽花」が植えられています。
大本堂裏手に広がる「あじさい園」には、「在来あじさい」をはじめ「ガクあじさい」「柏葉あじさい」など各種「紫陽花」が咲き誇っています。
あじさいの学名は「水の容器」という意味のHydrangea(ハイドランジア)。
まさに雨の季節に水を湛(たた)えて咲く名にぴったりです。
6月〜7月の梅雨時に青紫から赤紫や白など美しい花を咲かせます。
移り行く色のグラデーションは大変美しく、色とりどりの花々は人々の目を楽しませてくれます。
「宗吾霊堂」「あじさい園」の中でも「柏葉あじさい」は、1000株以上植えられており、これだけ多くの「柏葉あじさい」を見られる場所は少なく観光客の目を楽しませてくれます。
「柏の葉」に似た葉を持ち、白い花弁が集まり、鈴なりに花をつけます。
「柏葉あじさい」の花は、「神楽」を舞う時に用いる「神楽鈴」にも似ていて、雨粒にうたれると「鈴」を鳴らすかのように、たおやかにゆれ動きます。
「第6回宗吾霊堂 紫陽花まつり」期間中の日曜日に、「お茶会」、「筝」、「尺八」、「二胡」の演奏、農産物の販売、「さつき」の展示・販売、浴衣姿(ゆかたすがた)の親子モデル撮影会といった各種イベントを開催。
また19日は被災地復興を祈願し、僧侶によるお経と太鼓の楽曲が奉納されるそうです。
「北総」の「あじさい寺」「宗吾霊堂」の約7000株の季節の彩り「宗吾霊堂紫陽花祭り」。
木々の間から指す木漏れ日を感じ、花と緑に包まれながらの園内散策はいかがでしょうか?
「第6回宗吾霊堂 紫陽花まつり」詳細
開催日時 6月12日(日)〜7月3日(日)
(開催期間中の日曜日に各種イベント開催)
所在地 成田市宗吾1-558
「紫陽花まつり」「行事一覧」
1 お茶会 宗吾霊堂旧客殿
10時〜15時
2 筝 尺八 二胡の演奏 宗吾霊堂大本堂
各日 11時〜 14時〜
3 農産物の販売及び「さつき」の展示・販売 (宗吾さつき愛好会)
4 浴衣姿のモデル撮影会 7月3日(日) 10時半〜12時半
5 「真言宗豊山派」僧侶を中心とした豊山太鼓「千響(せんきょう)」によるお経と太鼓の楽曲「六大響(ろくだいきょう)」の奉納 宗吾霊堂大本堂
6月19日(日) 10時〜 13時〜
問合わせ 「紫陽花植樹による観光地づくり」実行委員会事務局 0476-22-2102 (社団法人 成田市観光協会)
備考
「成田市」では「市政施行40周年」を記念して、平成6年4月に誰もが親しみやすく栽培しやすいシンボルとなる花として「市の花」を「紫陽花」に選定しました。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=553 |
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地域情報::成田 | 10:57 AM |