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「与田浦」と「佐原加藤洲(かとうず)十二橋めぐり」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「与田浦」と「佐原加藤洲十二橋(さわらかとうずじゅうにきょう)めぐり」です。

 「関東平野東部」に位置する「北総地域」から「茨城県南部一帯」は、昭和35年に「水郷筑波国定公園」の指定を受けています。
 実は、当館のある「犬吠埼」も「水郷筑波国定公園」に属しており、西は「筑波山」から東は「犬吠埼」まで非常に大きく広範囲にわたり「国定公園」の指定を受けていることがわかります。
 具体的に言うと、1959年3月3日に「霞ヶ浦(かすみがうら)」、「潮来(いたこ)」、「佐原」などの「水郷地帯」、「鹿島神宮」、「香取神宮」、「犬吠埼」〜「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」に至る「海岸線」を含めた地域を「水郷国定公園」に指定し、後の1969年2月1日に「筑波山」、「加波山」地域を加え、現在の「水郷筑波国定公園」となりました。

 今回ご紹介している「与田浦」ですが、「水郷16島」の中央にある「湖」です。
 「利根川」の流れの変化で「海」が閉ざされ「湿地帯」として残ったもので、近くに「水郷佐原水性植物園」・「加藤洲十二橋めぐり」の発着所があります。 湖岸には10kmに及ぶ「周遊道」が整備され、「花菖蒲(はなしょうぶ)」や「蓮(はす)」が咲く「晩春」から「初夏」にかけて多数の観光客で賑わいます。

 また「与田浦」近くにある「千葉県立中央博物館大利根分館」では、この地域及び「利根川」の自然と歴史、生活について知ることができます。

 「水郷筑波国定公園」の南の玄関口にあたる「香取市」にあって、古くから「水郷」随一の「名勝」、「定番」の「観光スポット」として「加藤洲十二橋」があげられます。

 「利根川」と「常陸利根川」に はさまれた広大な「水田地帯」の一角にあり、この辺りはかつて、「家」と「家」あるいは「田んぼ」の間を、縦横に張り巡らされた「水路」(江間・えんま)をつたって舟で行き来していました。
 中でも「加藤洲」の水路には「家」と「家」を結ぶ一枚板の簡単な橋が12架かっていたので「十二橋」と言ったそうです。

 今も残る橋の下を「女船頭さん」が操る「サッパ舟」に揺られながらゆく「佐原加藤洲十二橋めぐり」は、舟が発着する「与田浦」の「水郷佐原水生植物園」に「あやめ」・「はなしょうぶ」が咲く今時分から夏にかけ賑わうそうです。
 「加藤洲」の細い「水路」と「与田浦」を「サッパ舟」で巡る「佐原加藤洲十二橋めぐり」。
 特に「加藤洲」では、両側に民家の軒や生垣がせり出す狭い「水路」を、「女船頭さん」が「竿(さお)」使い滑るように漕いでいくそうです。
 「加藤洲」往復で約50分「サッパ舟」で「十二橋めぐり」しながら、季節の花(アヤメ、花菖蒲)を愛でることが出来ます。
 またこの時期は「水辺」に「紫陽花(あじさい)」も咲き、「舟客」相手の「土産物店」も店を開きます。

 「晩春」から「初夏」の「観光シーズン」に入る「水郷」「香取市」に訪れてみませんか?

 「与田浦」詳細

 所在地  香取市扇島1837-2

 問合わせ 香取市商工観光課 0478-50-1212

 「加藤洲十二橋めぐり」詳細

 所在地  香取市扇島地先

 休日   不定休

 営業時間 8時半〜17時 (閉店、予約制、時期により変動あり)

 料金   一隻5人まで6500円 5人を越える場合は1300円×人数

 問合わせ 0478-52-6675

 備考
 「加藤洲」から「常陸利根川」や「潮来」に出るコースなどは要相談で。
 「加藤洲十二橋めぐり」ではカードの利用ができないので現金精算となります。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=503 |
| 地域情報::香取 | 09:37 AM |

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