本日ご案内するのは、地元「銚子市」の「妙福寺(みょうふくじ)」の「臥龍(がりゅう)の藤」です。
「妙福寺」は、妙見町にある「日蓮宗」の寺院。
山号は「海上山」。
境内に「妙見菩薩」を祀る「妙見宮」があることから町名の由来となり、また「藤寺」としても知られています。
「臥龍の藤」は、妙見町(みょうけんちょう)の「妙福寺」境内にある「藤」を指します。
「臥龍の藤」は、平安時代に京都から移植され、樹齢750年以上と伝えられています。
この「藤」は「野田藤」と呼ばれる種類のもので、「妙福寺」がこの地(銚子)に「法城」を築いた頃、平山家(南朝方の忠臣)等の力添えにより、「京都御所内」に植えられていたこの「藤」を「京都」から「川下り」で「大阪湾」に運び、船便で「銚子」へ廻航して移植されたものなのだそうです。
「臥龍の藤」の名の由来ですが、花の根元が龍の寝ている姿に似ているところから、「臥龍の藤」と呼ばれるそうです。
見頃の5月になると、見事な「紫」の「花簾(はなすだれ)」を見せてくれます。
1本の幹から12本に分かれており、高さ2.5m、10m四方の「藤棚」から下がる、長さ1m以上の「紫の花簾」は訪れる人々を魅了し、親しまれています。
平成21年2月より「栃木県」「足利フラワーパーク」園長・樹木医「塚本こなみ」氏による「抜本的治療」が開始されたそうです。
「妙福寺」では、毎年5月第1土・日曜日には「藤祭り」が開かれ、銚子の初夏を彩っています。
(雨天の場合 中止)
皐月(さつき)の銚子の見処「妙福寺」の「臥龍の藤」。
見頃を迎える「藤」を愛(め)でにお出かけしてみてはいかがでしょうか?
「妙福寺」「臥龍の藤」詳細
所在地 銚子市妙見町1465
問合わせ 0479-22-0650
備考
「臥龍の藤」は、「千葉県」の「天然記念物」にも指定されています。
「妙福寺」には、「臥龍の藤」の他に、樹齢300年を越す「白い藤棚」もあります。
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地域情報::銚子 | 09:47 AM |