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「清酒」「総乃寒菊」「酒造工場見学」(山武市)
 晴れ間の見え始めた犬吠埼。
 今朝方は、曇り空が広がっていましたが、昼に近づき晴れてきました。

 そんな中、本日ご紹介するのは、近隣市 山武市の代表する清酒「総乃寒菊」蔵元「寒菊銘醸」「酒造工場見学」です。

 清酒「総乃寒菊」の蔵元「寒菊銘醸」は、明治16年(1883年)創業の歴史と伝統を誇る酒蔵メーカーで、緑豊かな九十九里平野の穀倉地帯の中心の「山武市松尾」に創業しました。
 「寒菊銘醸」の立地ですが、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた「山武市」にあり、県庁所在地「千葉市」より30km、成田国際空港より13kmの地点に位置しています。

 なお、旧松尾町(現 山武市)内にある2軒の「地酒造り」の酒蔵の1軒です。

 「寒菊銘醸」の地酒造りは、構内の地下から湧きだす清水を使用し、良い酒米を選んで使用しているようです。

 九十九里の地は、酒造りをするのに適した環境であり、創業の年に淡麗な銘酒を造り上げたそうです。
 銘柄は、小さいながらも、香り高く長い間花を咲かせる冬菊にちなみ、小粒ながらも一徹さをもち、末永く良い酒造りを続けるよう「寒菊」と命名したそうです。

 「寒菊銘醸」は、数多くの地酒「総乃寒菊」が造りあげていますが、辛口の酒が多いそうです。
 代表的な地酒3種(寒菊銘醸HP参照)を紹介します。
 「幻の花 純米原酒」はアルコール度17〜17.9%、日本酒度+3、製法による区分は「純米」、原材料 精白「越光60%」、区分は「特選」の日本酒。
 「純米 九十九里」はアルコール度15〜15.9%、日本酒度+3、製法による区分は「純米」、原材料 精白「越光65%」、区分は「上選」の日本酒。
 「大吟醸 夢の又夢」はアルコール度16〜16.9%、日本酒度+5、製法による区分は「吟醸」、原材料 精白「山田錦40%」、区分は「超特選」の日本酒。

 「寒菊銘醸」の「大吟醸 夢の又夢」ですが、2010世界食品コンテストにて「モンドセレクション2010」「最高金賞」(スピリッツ&リキュール部門)受賞されました。
 2001年に国内の酒類鑑評会において「金賞」を受賞しており、千葉県内清酒酒造元では初めての試みで「最高金賞」を受賞していて、2年連続(2009年、2010年)「最高金賞」を受賞となったそうです。
 また、「純米酒」も出品していて「モンドセレクション」「金賞」を受賞したそうです。

 淡麗な純米吟醸酒「総乃寒菊」を製造している「寒菊銘醸」では、近代的な新鋭機器を導入し、製造過程で「こうじ」「仕込み」「しぼり」など設備の整えられた酒造りの行程を見学することが出来るそうです。

 「酒造工場見学」は、酒造りの時期(11月下旬〜3月初旬)には、実際に酒造蔵の中に入り、米洗、蒸米(釜湯)や仕込みの様子を説明・案内してくれるそうです。
 (その他の時期では、蔵前広場で説明のみするそうです)

 山武の地の利を活かした昔ながらの拘(こだわ)りと最新鋭の設備で製造された銘酒「総乃寒菊」。
 酒造り期間中の九十九里の蔵元「寒菊銘醸」に、訪れてみてはいかかでしょうか?

 「寒菊銘醸」「酒造工場見学」詳細

 所在地  山武市松尾町武野里11

 開催期間 通年 (定休日 年末年始)

 見学時間 約20分

 料金   無料

 受入人数 1名〜150名(20名以上の団体の場合、見学前日まで電話かファックスにて申込)

 問合わせ 寒菊銘醸 0479-86-3050

 備考
 「寒菊銘醸」の敷地内には、樹齢数百年(300年とも言われる)の「柿の大木」があり、この木の根本より湧き出る清水を酒造りに利用しているそうです。
 「寒菊銘醸」では、「カントリービアハウス」があり、土曜日、日曜日、祝日(13時〜16時)に、生バンドの演奏(ジャズやポップス等)が楽しめる「寒菊ライブ」(入場無料・ご飲食料のみ実費)を開催しているそうです。(要 問い合わせ)
 「寒菊銘醸」のある松尾町は、明治元年「太田道灌(おおたどうかん)」公の子孫「太田」氏が移封された地だそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=390 |
| 地域情報::九十九里 | 10:55 AM |

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