本日ご紹介するのは、近隣市「横芝光町」「坂田城跡梅林」で2月25日(土)〜3月12日(日)の期間開催されます「坂田城跡梅まつり」です。
「横芝光町」は、「千葉県」「北東部」に位置し、「首都」「東京」から約70km、「県庁所在地」「千葉市」から約40km、「世界の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)(2015年4月7日・2012年12月10日のブログ参照)からは約20kmの「位置」にあります。
「横芝光町」ですが、上記のように2006年(平成18年)3月27日に「山武郡」「横芝町」と、「匝瑳郡」「光町」が合併し、新たに発足しました。
「横芝光町」は、「合併前」の「横芝町」と、「光町」は、「別」の「郡」(歴史的にはそもそも「上総国」と、「下総国」という別の「令制国」)に所属していましたが、現在の「横芝光町」ですが、「山武郡」に属しています。
「横芝光町」の現在の「人口」ですが、「総人口」24452人、「男性」12022人、「女性」12430人、「世帯数」9622世帯となっています。
(2017年2月1日現在)
「横芝光町」の「形状」ですが、「東西」約5km、「南北」約14kmと「南北」に細長く、「面積」は66.91平方km、「北」は「香取郡」「多古町」と、「山武郡」「芝山町」、「東」は「匝瑳市」、「西」は「山武市」に接し、「南」は「白砂青松」の続く「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)が広がり、「太平洋」に面しています。
「横芝光町」の「地勢」ですが、「中央部」から「南部」にかけては「平坦地」が続き、「北部」は緩やかな「丘陵地帯」を形成しており、かつて「上総」、「下総」の「国境」でもあった「九十九里平野」(2012年7月6日のブログ参照)における「最大」の「河川」「栗山川」(2012年2月18日のブログ参照)が、「横芝光町」「中央部」を「北」から「南」に向けて流れています。
「横芝光町」の「気候」ですが、「黒潮」の「影響」を受け、「年平均気温」は15度、「年間降水量」は1300mm程度で、「夏」涼しく、「冬」暖かい「海洋性気候」となっています。
温暖な「気候」と、肥沃(ヒヨク)な「大地」に恵まれ、「横芝光町」では、良質な「農産物」が生産されています。
「横芝光町」では、「畜産」も盛んに営まれ、「養豚農家」が数多く、「町営東陽食肉センター」は「千葉県内第2位」の「処理実績」をあげています。
「横芝光町」では、今後「付加価値」の高い「農産物」、「農業体験」・「交流」の「拠点施設」など、新たな「展開」を図っていくそうです。
また「横芝光町」の「工業」ですが、「成田空港圏」の「地の利」を生かして「企業誘致」を進め、さらに「海老川沼」周辺の「土地利用」も検討されているそうです。
また「横芝光町」は、「産業」・「文化」・「スポーツ」の「魅力」を複合した特色ある「観光地づくり」を行っており、活気ある「商業地づくり」も目指しているそうです。
上記のように「横芝光町」の「産業」は、「農業」・「工業」・「商業」、そして「観光業」とバランスがとれた発展をしており、活気を生んでいます。
「横芝光町」の「主産業」である「農業」ですが、上記のように「南北」に細長く「平坦地」が多い「横芝光町」の「地形」と、「夏」涼しく「冬」暖かい「海洋性気候」といった「農業」に適した「自然環境」を活かし、発展しています。
「横芝光町」の「農業」は、「水田農業」を中心に「露地野菜」や、「施設園芸」は「スイートコーン」、「ネギ」がよく知られ、「トマト」、「カボチャ」、「ブロッコリー」などの「栽培」も盛んに営まれています。
また「横芝光町」には「いちご栽培農家」も存在し、12月から5月にかけて、おいしい「いちご」がたくさん収穫されています。
「横芝光町」の「農業」に従事する「若者たち」は「高収益作物」に取り組んでおり、「ハウス内」で、「ミニトマト」、「メロン」や、「水耕ミツバ栽培」、近年では「シクラメン」など「花き栽培」も行うなど、「経営の効率化」を考え、「パソコン」を導入し「効率化」を実現しているそうです。
「横芝光町」を代表する「農産物」といえば「長ネギ」で、昭和43年(1968年)頃から「麦」の「裏作」として「秋冬ネギ」の「栽培」が盛んになり、昭和47年(1972年)には「国」の「産地指定」を受けています。
「横芝光町」では、昭和40年から50年代にかけて「宝米地区」や、「小田部地区」の「台地畑」が整備されたことも、「ネギ栽培」を後押ししました。
その後も「栽培方法」の「改良」が重ねられ、現在は「春ネギ」、「秋冬ネギ」とともに上述の「国」の「産地指定」を受け、「ひかりねぎ」の「ブランド名」で、「市場」で高く評価されています。
また「横芝光町」では、「夏ネギ」の「栽培」にも力を入れ、「周年出荷」を実現しています。
また「横芝光町」では、「特産品」「ひかりねぎ」の「エキス」を贅沢(ゼイタク)に抽出して造られている「ねぎのど飴」も、「特産品」として売り出しています。
「ねぎのど飴」には、「ひかりねぎ」の「エキス」のほか、「キンカンエキス」や、「ショウガエキス」も加えられ、「マイルド」で、「のど」にやさしい「飴(アメ)」に仕上げられています。
「坂田城跡梅林」は、「JR総武本線」「JR横芝駅」から「北西」に1.8km、「徒歩」で約25分の「ふれあい坂田池公園」に隣接する「坂田城跡」にあります。
「ふれあい坂田池公園」ですが、「坂田城跡」に隣接する「公園」で、「ふれあい坂田池公園」には4万本を超える「桜」や、「ツツジ」等の「樹木」が植えられ、「野鳥」も多く訪れています。
「ふれあい坂田池公園」では、「運動広場」、「子供の広場」、「花見の広場」、「野球場」、「テニスコート」等があり、「気軽」に「スポーツ」が楽しめ、憩える「レクリエーションゾーン」となっています。
「坂田城」ですが、15世紀の中頃、「千葉氏」によって築城された「城」といわれ、「坂田城」は、「本丸」、「一の丸」、「二の丸」、「三の丸」、「四の丸」で構成され、「坂田城」は、「台地」「全体」にわたっており、400年以上破壊されることなく、当時の「遺構」が現存する「千葉県内」でも「貴重」な「城跡」なのだそうです。
「坂田城」は、戦国時代に周辺を支配していた「井田氏」が築城したと伝えられる、「千葉県内」でも「屈指」の「大規模」な「中世城郭」でした。
中世の「城郭」は、「石垣」や、「水堀」を多用して主に「平地」に築かれた近世の「城郭」とは異なり、「土」を切り盛りして造られた「土塁」・「空堀」・「腰曲輪」、そして「空堀」等を組み合わせ、「大地」や、「丘陵」を巧みに利用して築城されています。
現在も「坂田城跡」「台地上」に「土塁」・「空堀」等が残っており、「遊歩道」を歩きながら、「巨大」な「土塁」や、幅広い「空堀」を見ることができるそうです。
「坂田城跡」では、「杉木立」の「本丸跡」を過ぎると、見事に手入れされた「老木」の「梅林」が少しずつ見えてきて、「坂田城跡梅林」の「中心地」ですが、「坂田城」「本丸」から約1km先の「四の丸」付近に位置しているそうです。
「坂田城跡」の「梅林」、「坂田城跡梅林」ですが、「坂田城跡梅林組合」の「皆さん」が、「梅酒」や、「加工用」に出荷している「梅」の「耕作地」で、「観光梅林」ではないため、知る人ぞ知る隠れた「梅林」であり、「農家」の方が「出荷用」に作っている「県下最大級」といわれる「梅林」です。
「坂田城跡梅林」には、「樹齢」約50年の「巨木」約1000本の「梅の木」が林立し、2月下旬から3月中旬にかけて凛とした「純白」の「花」が一斉に咲く「景観」が圧巻だそうです。
「坂田城跡梅林」の「梅」の「種類」ですが、「梅酒用」の「白加賀」という「白梅」が90%以上で、その他に「紅梅」や、「小梅」等が観賞できるそうです。
「坂田城跡梅林」は、「テレビ放映」や、「各種」「観光雑誌」への「掲載」により、一躍「有名」になると共に、「県下最大級」の「梅林」として「関東近県」にまで知れわたるようになったそうです。
「坂田城跡梅林」を管理している「坂田城跡梅林組合」と、「横芝光町観光協会」は、「坂田城跡梅林」の「魅力」を広く知っていただくために、毎年2月に「坂田城跡梅まつり」を開催しています。
「坂田城跡梅まつり」では、「期間中」「梅農家」(坂田城跡梅林組合)による「梅農家売店」「梅のおみせ」が2月25日(土)から3月12日(日)までの「期間」に、「手作り」の「梅加工品」や、「漬物」の「直売」の他、「横芝光町」の「地元農産物」の「販売」も予定しています。
また「坂田城跡梅まつり」では、「期間中」(2月25日〜3月12日)の「毎週末」(毎週・土・日曜日)に、11時00分頃から「数量限定」で、「芋雑煮」の「無料サービス」(数に限りがあります)も予定しているそうです。
さらに「坂田城跡梅まつり」では、「横芝光町観光協会」、「横芝光町商工会」による「梅まつり会場」も設置され、「毎週」「土・日曜日」に限定で「イベント」を開催するそうです。
「梅まつり会場」では、「横芝光町」の「公式マスコットキャラクター」(ゆるキャラ)「よこぴー」(2013年9月1日のブログ参照)の「よこぴーグッズ販売」、「甘酒無料サービス」(9時00分〜)、「物産販売」(横芝光町商工会)、「懐かしの遊びコーナー」、「梅干しの種とばし大会」(参加費無料)等が行われるそうです。
「梅干しの種とばし大会」ですが、その名の通り「梅干し」の「種」をとばす「イベント」で、「梅干しの種とばし大会」「暫定1位」は、「横芝光町」の「公式」「twitter(ツイッター)」で確認でき、「梅干しの種とばし大会」「シーズンチャンピオン」には後程(ノチホド)「梅干し1年分」をプレゼントするそうです。
「梅農家売店」「梅のおみせ」と、「梅まつり会場」の「位置関係」ですが、「横芝中学校」付近「坂田城跡梅林」「梅林入口」から「梅農家売店」「梅のおみせ」までは「徒歩」で約20分となっており、「梅農家売店」「梅のおみせ」から「梅まつり会場」までは「徒歩」で約15分となっています。
ちなみに「坂田城跡」の「梅加工品」は、「坂田城跡梅林組合」でしか買うことができず、「梅農家」の「皆さん」が「愛情」・「真心」を込めて作った「梅加工品」は、「合成着色料」や、「保存料」は一切使っておらず、昔ながらの「味」を楽しめるそうです。
「坂田城跡梅まつり」の「梅の花」を楽しんだ後、「車」で10分程行くと、「横芝光町」の「特産品」が揃う「ひかり直売所」(2012年6月25日のブログ参照)があります。
「ひかり直売所」は、「地元」「横芝光町商工会」が実施した「むらおこし事業」が「きっかけ」で設立された「直売所」です。
「ひかり直売所」の取り扱っている「新鮮野菜」、「特産品」ですが、「長ネギ」、「トマト」、「小松菜」、「米」、「切り餅」、「卵」、「生花」、「ねぎのど飴」、「ねぎ入りソーセージ」、「純米酒」「光鬼米」となっています。
往時を偲ばせる「坂田城跡」に開かれている約1000本もの「梅林」が見事な「坂田城跡梅林」で開催される「恒例イベント」「坂田城跡梅まつり」。
この機会に「横芝光町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「坂田城跡梅まつり」詳細
開催期間 2月25日(土)〜3月12日(日)
開催時間 9時〜15時
開催会場 坂田城跡梅林 山武郡横芝光町坂田登城
問合わせ 横芝光町観光協会 0479-84-1215
備考
「坂田城跡梅まつり」の「会場」「坂田城跡梅林」の「梅」の「開花状況」ですが、「横芝光町」の「公式」「twitter(ツイッター)」で確認できるそうです。
「坂田城跡梅まつり」は、「荒天」の場合は中止となるそうです。
「坂田城跡梅まつり」の「会場」「坂田城跡梅林」には、「菜の花畑」もあり、現在「菜の花畑」も満開だそうで、「無料」で「摘み取り」もできるようですので、「会場内」の「受付」までお越し下さいとのことです。