本日ご紹介するのは、近隣市「鹿嶋市」「JR鹿島神宮駅」「駅周辺」「鹿島神宮」へ向かう「坂の両側」で12月2日(金)〜2017年(平成29年)1月9日(祝・月)の期間開催されます「KASHIMA光のアート・ギャラリー2016」です。
「常陸国一宮」「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)は、「茨城県」「鹿嶋市」に鎮座する「神社」で、「全国」に約600社ある「鹿島神社」の「総本社」です。
「鹿島神宮」は、「千葉県」「香取市」に鎮座する「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「茨城県」「神栖市」に鎮座する「息栖神社(イキスジンジャ)」(2010年11月7日のブログ参照)と合わせて「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)と呼ばれ、江戸時代から「東国三社めぐり」として「人気」があったそうで、「初詣」には、「全国」から60万人以上が参拝し、「初詣」の「参拝者数」では「茨城県」2位を誇ります。
「鹿島神宮」は、「茨城県」「南東部」、「北浦」(2011年12月6日のブログ参照)と「鹿島灘(カシマナダ)」(2012年6月16日のブログ参照)に挟まれた「鹿島台地」上に鎮座し、「鹿島神宮」は、「伊勢神宮」・「香取神宮」とともに、明治維新前に「神宮」の「名称」を使用していた「三社」のうちの「一社」です。
「鹿島神宮」の「御祭神」「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)」(建御雷神)で、「鹿島神」という「一般名称」でも知られ、「古事記」では、「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」が「軻遇突智(カグツチ)」の「首」を切り落とした際、「剣」についた「血」が「岩」に飛び散って生まれた「三神」のうちの「一柱」とされています。
「武甕槌大神」は、「香取神宮」の「御祭神」「経津主大神(フツヌシノオオカミ)」とともに、「天孫降臨」に先立ち「国譲り」の「交渉」をしたといわれている「神様」で、「武甕槌大神」は、「武の神」として古くから「皇室」や「藤原氏」の「崇敬」を受け、さらに鎌倉時代以降は「武家政権」の「信仰」も得て、「社殿」・「楼門」・「宝物類」の「奉納」や「所領寄進」が繰り返されてきました。
「鹿島神宮」「楼門」は、寛永11年(1634年)、「水戸徳川初代藩主」「徳川頼房」公が奉納した「楼門」で「日本三大楼門」のひとつとして知られています。
「鹿嶋社楼門再興次第記」によれば、「3代将軍」「徳川家光」公の「病気平癒」を「徳川頼房」公が「大宮司」(神宮の最高責任者)「則広」氏に依頼し、「徳川家光」公が快方に向かった為に奉納されたとあり、「浅草」の「水戸藩下屋敷」で130余人の「大工」が切組み、「船筏」で運んで組み立てたそうです。
「鹿島神宮」「楼門」ですが、昭和15年(1940年)の「大修理」の際、「丹塗り」とし、昭和40年代に「檜皮葺」の「屋根」を「銅板葺」としたそうです。
また「鹿島神宮」「楼門」は、「境内」「鹿島神宮の森」の「縁」の中にひときわ「朱色」が鮮やかな「楼門」で、「楼門」の「扁額」は「東郷平八郎」「元帥」の「直筆」によるものだそうです。
「鹿島神宮」「本殿」は、「三間社流造」、「向拝一間」で「檜皮葺」、「漆塗り」で「柱頭」・「組物」等に「極彩色」が施されています。
風格ある「鹿島神宮」「本殿」は、「江戸幕府」「2代将軍」「徳川秀忠」公より奉納されたもので、「国」の「重要文化財」に指定されています。
「鹿島神宮」「本殿」ですが、元和5年(1619年)の「造営」までは、現在の「奥宮」の「社殿」を使用されていました。
「鹿島神宮」「本殿」の背後には「杉の巨木」の「御神木」が立っており、「御神木」は、「樹高」43m・「根回り」12mで、「樹齢」約1000年といわれ、さらに後方、「玉垣」を介した位置には「鏡石(カガミイシ)」と呼ばれる「直径」80cmほどの「石」があり、「神宮創祀の地」とも伝えられています。
「JR鹿島神宮駅(カシマジングウエキ)」ですが、「茨城県」「鹿嶋市」「宮下」4丁目にある「東日本旅客鉄道」(JR東日本)「鹿島線」の「駅」です。
「JR鹿島神宮駅」は、「鹿島線」の「途中駅」ですが、「JR鹿島神宮駅」から「鹿島サッカースタジアム駅」の間は、「鹿島臨海鉄道」「大洗鹿島線」からの「乗り入れ列車」が運行されるのみで、「鹿島線」の「旅客列車」は運行されていないそうです。
これは「両社」の「接続駅」である「鹿島サッカースタジアム駅」が「臨時駅」であり、「サッカー試合開催日」等「特定の日」を除き「列車」が通過するためなのだそうです。
そのため、「JR鹿島神宮駅」が「大洗鹿島線」(水戸)「方面」と、「JR線」「香取・佐原方面」の「運転系統上」の「区切り」の「駅」であり、正式な「大洗鹿島線」「接続駅」となっています。
しかし、「JR鹿島神宮駅」から「鹿島サッカースタジアム駅」間は「JR東日本」の「所轄区間」であるため、「同区間」の「運賃計算」は「JR」のものとなるそうです。
また、「JR鹿島線」から「JR成田線」・「JR総武本線」「経由」で「JR東京駅」へ直通する「特急列車」「あやめ」(2015年(平成27年)3月13日に定期運行は終了しています。)の「始発駅」となっていましたが、「定期列車」の「あやめ」は「JR鹿島神宮駅」から「JR佐原駅」(約20分)間は「各駅」に停車する「普通列車」となり、「特急料金不要」で乗車できましたが、2015年(平成27年)3月14日の「ダイヤ改正」で「あやめ」は「定期列車」としては廃止され、「佐原」から「特急」となる「普通列車」も消滅しています。
「快速列車」にも「特急列車」と同じ「経路」で「東京」まで、さらにその先の「JR横須賀線」まで直通する「列車」が存在しましたが、2004年(平成16年)10月16日の「ダイヤ改正」で「下り」1本(エアポート成田から佐倉駅で分離する車両)を除いて消滅しましたが、2015年(平成27年)3月14日の「ダイヤ改正」で「上り」1本「総武快速線」「直通列車」と「JR佐倉駅」で併合する「東京行き」が再び設定されています。
「JR鹿島線」の「JR延方駅(ノブカタエキ)」から「JR鹿島神宮駅」間に「北浦橋梁」があり、「北浦橋梁」は「長大」な「橋梁」であり「強風」の「影響」を受けやすく、「JR鹿島線」は、しばしば「速度規制」や、「運転中止」になるそうです。
「JR鹿島神宮駅」の「歴史」ですが、下記の通りです。
1970年(昭和45年)8月20日 日本国有鉄道の駅として開業。
1970年(昭和45年)11月12日 鹿島神宮駅〜北鹿島(現在の鹿島サッカースタジアム駅)間貨物線延長開業。
1978年(昭和53年)7月25日 鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の旅客列車乗り入れ開始。
1983年(昭和58年)12日1日 鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の旅客列車乗り入れ廃止。
1985年(昭和60年)3月14日 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線開業。同線から鹿島神宮駅へ乗り入れ開始。
1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
2006年(平成18年)3月31日 みどりの窓口を閉鎖。
2006年(平成18年)4月1日 「もしもし券売機Kaeruくん」供用開始。同時に駅員の当直勤務がなくなる。
2009年(平成21年)3月14日 東京近郊区間に編入される。
2012年(平成24年)3月5日 「もしもし券売機Kaeruくん」撤去。指定席券売機を供用開始。
「JR鹿島神宮駅」の「駅構造」ですが、「島式ホーム」1面2線を有する「高架駅」であり、「ホーム」は嵩上げされていないそうです。
「JR鹿島神宮駅」は、「直営駅」(早朝夜間駅員不在)であり、「管理駅」として「JR潮来駅」・「JR延方駅」・「JR鹿島サッカースタジアム駅」を管理しているそうです。
「JR鹿島神宮駅」には、「自動券売機」・「指定席券売機」が設置されており、「JR鹿島神宮駅」「構内」に「KIOSK(キヨスク)」等はないそうです。
「JR鹿島神宮駅」の「のりば」ですが、「1番線」は「大洗鹿島線」「上り」「(臨)鹿島サッカースタジアム・新鉾田・大洗・水戸方面」、「2番線」は「JR鹿島線」「上り」「潮来・佐原・成田・千葉・東京方面」となっており、「通過電車」は「1番線」を通過するそうです。
「JR鹿島神宮駅」は、「1番線」を「上下本線」とした「一線スルー構造」であり、「1・2番線」いずれも「両方面」からの「到着」及び「出発」が可能です。
「JR鹿島神宮駅」「ホーム」は、11両編成までに対応しており、「貨物列車」「行き違い」のため、「線路有効長」はかなり長いそうです。
「KASHIMA光のアート・ギャラリー」(2012年12月5日のブログ参照)は、「茨城県」「鹿嶋市」で毎年12月に行われている「恒例行事」で、「JR鹿島神宮駅」前で「イルミネーション」を実施し、約13万球の「光のアート」が楽しめる「イルミネーションイベント」です。
「KASHIMA光のアート・ギャラリー」では、「鹿島臨海鉄道」・「鹿島神宮駅」「駅前」の「ロータリー」や、「鹿島神宮」へと通じる「レンガ通り」を中心に「イルミネーション」で「ライトアップ」され、実際の「街路樹」を利用した「高さ」15m、約8000球で、電飾する「ツリー」が「メイン」となっており、他に「サブツリー」、「ミニツリー」が点在しています。
「KASHIMA光のアート・ギャラリー」ですが、
「市の玄関口を賑やかにしよう」
と、「鹿嶋市」と、「鹿嶋市民」、「企業」等、約15団体が協力し合い、「電飾」の「デザイン」から「取り付け」までを行っている「手作りアート」で、「関係各位」の「皆さん」で1日ががりで取り付けたあと、「KASHIMA光のアート・ギャラリー事務局」が、1週間ほどかけて、手直しし、完成させているそうです。
「KASHIMA光のアート・ギャラリー」では、「メインツリー」が毎年「色」を変えており、その年々で「色」が変わるそうです。
今年(2016年)も「鹿嶋の冬の風物詩」「KASHIMA光のアート・ギャラリー2016」が「JR鹿島神宮駅」「駅周辺」、「鹿島神宮」へ向かう「坂の両側」(せせらぎ通り)を「会場」に開催され、12月2日(金)から2017年(平成29年)1月9日(祝・月)までの期間、17時00分から23時00分まで点灯するそうです。
(大晦日から元旦は夜通しライトアップ)
「KASHIMA光のアート・ギャラリー2016」は、例年通り「JR鹿島神宮駅」「駅周辺」を中心に「ライトアップ」され、「駅前ロータリー」の「サブツリー」を中心とした「イルミネーション」が施され、また「鹿島神宮」へ向かう「坂の両側」(せせらぎ通り)も「イルミネーション」で彩られます。
「KASHIMA光のアート・ギャラリー2016」では、「特別イベント」として、「点灯式」&「オープニングコンサート」、「クリスマスコンサート」、「年越しライトアップ」が行われます。
「点灯式」&「オープニングコンサート」ですが、12月2日(金)17時00分から「JR鹿島神宮駅」「駅前広場」で行われる「イベント」で、17時30分からの「点灯式」と、その後に「オープニングコンサート」が行われます。
「点灯式」&「オープニングコンサート」では、「冬の夜空」に「ライトアップ」の「光」と、「子どもたち」の明るい「歌声」が「会場」に広がるそうです。
「クリスマスコンサート」は、12月22日(木)12時00分から行われる「イベント」です。
「クリスマスコンサート」は、「地元」「鹿嶋」の「かしま少年少女合唱団」「虹kids(キッズ)」の「皆さん」による「合唱」等の「コンサート」が行われます。
ちなみに「虹kids」ですが、3歳から「高校生」までの約60人でつくる「地元」「鹿嶋」の「合唱団」で、8年前の「KASHIMA光のアート・ギャラリー」「イベント開始時」から毎年「クリスマスコンサート」に出演されているそうです。
「年越しライトアップ」ですが、12月31日(土)17時00分から2017年(平成29年)1月1日(祝・日)朝6時00分まで行われる「イベント」です。
「年越しライトアップ」は、上述のように「大晦日」から「元旦」にかけて開催される「イベント」で、「鹿島神宮」への「初詣」に訪れる「人々」に喜ばれているそうです。
「鹿嶋の玄関口」「JR鹿島神宮駅」「駅周辺」、「鹿島神宮」へ向かう「坂の両側」で開催される「恒例」の「イルミネーションイベント」「KASHIMA光のアート・ギャラリー2016」。
この機会に「鹿嶋市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「KASHIMA光のアート・ギャラリー2016」詳細
開催期間 12月2日(金)〜2017年(平成29年)1月9日(祝・月)
点灯時間 17時〜23時
開催会場 JR鹿島神宮駅 駅周辺 鹿島神宮へ向かう坂の両側
問合わせ 鹿嶋市観光協会 0299-82-7730
備考
「KASHIMA光のアート・ギャラリー2016」「期間中」に行われる「関連イベント」「点灯式」&「オープニングコンサート」、「クリスマスコンサート」等の「各イベント時」には「温かい飲物」等の「無料サービス」があり、「鹿嶋市公認マスコットキャラクター」の「ナスカちゃん」や、「塚原卜伝」(2011年11月29日のブログ参照)「全国キャンペーンキャラクター」で、「鹿嶋市観光協会」の「マスコットキャラクター」「ぼくでん」くんも登場するそうです。