本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「飯高寺」(飯高檀林跡)「講堂」で10月9日(日)に開催されます「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」です。
「飯高寺」(2011年10月7日・4月22日・2010年10月9日のブログ参照)は、「匝瑳市」「飯高」にある、「日蓮宗」の「寺院」で、「山号」は「妙雲山」です。
「飯高寺」の「御本尊」ですが、「三宝尊」を祀っており、「飯高寺」の「創建」ですが、1580年(天正8年)に創建された「寺院」です。
「飯高寺」ですが、「関東」における「日蓮宗」の「主要」な「檀林」(「僧侶」の「学問所」)のひとつで、「飯高檀林(イイタカダンリン)」と称されています。
「飯高寺」では、「関東」で初めて「日蓮宗」の「檀林」(飯高檀林)が開かれました。
その後、「飯高檀林」は、「徳川家康」、「養珠院」、「徳川頼房」、「徳川頼宣」などの「外護」を受け、「格式」の高い「檀林」へ発展し、「他」の「檀林」から編入した「学徒」は、「下」の「学部」へ落とされたそうです。
その後、「飯高檀林」は、「学制発布」により「廃檀」となり、294年間の「歴史」を閉じました。
「飯高檀林」は、その後、その「名跡」を継いだ「立正大学」へと至っており、そのため「飯高寺」「境内」に、「立正大学発祥之地」の「碑」が建てられています。
「飯高寺」の「講堂」・「鐘楼」・「鼓楼」・「総門」ですが、「国指定」の「重要文化財」に指定されており、「檀林跡」として「飯高寺」「境内全体」が、「千葉県」の「県指定史跡」に指定されています。
「飯高寺」「講堂」ですが、慶安4年(1651年)建立されたもので、「寄棟造」、「とち葺き」で、「平面」は「方丈形式」となっています。
「飯高寺」「鐘楼」ですが、「講堂」と同じ頃建立されたもので、「鼓楼」は、享保5年(1720年)建立、「総門」は、延宝8年(1680年)建立の「建造物」となっています。
「飯高寺」には、ほかにも上記のように「千葉県」の「県指定史跡」の「飯高檀林跡」(附・経蔵、題目堂、庫埋)、「匝瑳市」の「市指定有形文化財」に指定されている「飯高寺」の「天蓋」、「匝瑳市」の「市指定天然記念物」に指定されている「黄門桜」(2012年4月1日のブログ参照)などがあります。
「匝瑳市」「HP」では、「飯高寺」について下記のように紹介しています。
飯高寺(国指定重要文化財)
約6万7千平方mの境内には、総門、鐘楼(ショウロウ)、鼓楼(コロウ)、講堂の4棟が国指定、そして一切経蔵(イッサイキョウゾウ)、題目堂(ダイモクドウ)、庫裡(クリ)が県指定の文化財として保存され、これらの建造物を巨大な森が包みこみ、見事なほどに調和しています。
四季折々のかもし出す景観は、訪れる人々にきっと驚嘆をあたえることでしょう。
ここを起点として成田市三里塚(成田国際空港のある所)の地名が起こっています。
この周辺は起伏に富み、飯高寺だけではなく飯高神社、妙福寺、黄門桜、天神の森、八坂神社など、見逃せないポイントが多く所在しています。
「飯高檀林コンサート」(2015年10月7日・2014年10月2日・2013年10月9日・2012年10月6日・2011年10月7日・2010年10月9日のブログ参照)は、「国指定重要文化財」に指定されている「飯高寺」「講堂」を「会場」(ステージ)にして毎年行われている「荘厳(ソウゴン)」な「コンサート」です。
「飯高檀林コンサート」では、上記のように「国指定重要文化財」の「建造物」「飯高寺」「講堂」の「広縁」を「ステージ」に、「飯高寺」「境内」に「仮説」の「観客席」を設置し、開催されています。
「飯高檀林コンサート」ですが、今年(2016年)で「21回目」を数える「コンサートイベント」で、「匝瑳市」の「秋」の「恒例行事」として「人気」を博しています。
「第21回飯高檀林コンサート」ですが、「杉」の「巨木」につつまれた「飯高檀林跡」「飯高寺」を「会場」に行われている「恒例」の「コンサートイベント」で、10月9日(日)に開催されます。
これまで、「飯高檀林コンサート」は21回にわたって開催され、「会場」である「飯高寺」の「荘厳(ソウゴン)」な「講堂」(国指定重要文化財)を「舞台」に開催されます。
今年(2016年)の「第21回飯高檀林コンサート」は、「檀林の森でふる里の心を見つけよう。」を「テーマ」に開催され、「檀林の森」に「ウ゛ァイオリン」、「ウ゛ィオラ」、「チェロ」、「ピアノ」の「音色」を静かな「和の空間」から紡ぎ出されます。
「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」には、「ウ゛ァイオリン」「真野謡子」(YOKO MANO)さん、「ウ゛ィオラ」「川田留生」(RUI KAWATA)さん、「チェロ」「松本恒瑛」(TSUNEAKI MATSUMOTO)さん、「ピアノ」「後藤加奈」(KANA GOTO)さんが出演されます。
「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」の「出演者」「プロフィール」は、下記の通りです。
「ウ゛ァイオリン」・「真野謡子」さん
オランダ・デンハーグ王立音楽院卒業。
Netherlands String Quartet Academy,ロッテルダム音楽院にて、さらに研鑽を積む。
ウ゛ェルビエ音楽祭、ルツェルン音楽祭アカデミー、小澤征爾音楽塾などに参加。
2010年春には、パレスチナにて、バレンボイム=サイード財団の教育プログラムに携わる。
現在、欧州、アジア、日本において、ソロ・室内楽・オーケストラで幅広く活動中。
「ウ゛ィオラ」・「川田留生」さん
東京音楽大学、東京音楽大学院研究科卒業。
ウ゛ァイオリンを、山森陽子、岩崎龍彦、山本恵子の各氏に師事。
ウ゛ィオラを、小野耕之補、植村理一、兎束俊之、大野かおるの各氏に師事。
2004年レガシイウ゛ァイオリンコンクールアンサンブル部門第3位。
新日本フィルハーモニー交響楽団元契約団員。
現在ソロ、室内楽の他、各オーケストラのエキストラとしても活動中。
「チェロ」・「松本恒瑛」さん
東京音楽大学卒業、及び同大学院修士課程終了。
97年ドイツ・ベルギーの音楽祭にソロ出演。
レインボウ21、08・10に出演。
ルイス・クラレット等の公開レッスンを受講。
日本クラシック音楽コンクール3位。(最高位)
横浜国際音楽コンクール室内楽部門入賞。
現在、新日本フィルハーモニー交響楽団契約団員。
チェロを佐藤満、倉田澄子、松波恵子、堀了介、植木昭雄の各氏に師事。
室内楽を浦河宜也、齋藤真知亜の各氏に師事。
「ピアノ」・「後藤加奈」さん
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大器楽科ピアノ専攻を経て、オーストリア・グラーツ国立芸術大学修士課程を終了。
全日本学生音楽コンクール東京本選中学生の部第2位、セッティモトリネーゼピアノコンクールD部門第1位など、国内外の様々なピアノコンクールに入賞する。
現在、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校非常勤講師、聖徳大学兼任講師。
「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」の「曲目」は、下記の通りです。
「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」「曲目」
愛のあいさつ (エルガー)
タイスの瞑想曲 (マスネ)
カルメン幻想曲 (サラサーテ)
ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調KV493 (モーツァルト)
ほか
「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」開催に際し、「匝瑳市」では、下記の「注意事項」を示しています。
・会場付近の混雑が予想されますので、時間に十分余裕をもってご来場下さい。
・鑑賞中、天候によっては肌寒く感じることもありますので、上着をご準備下さい。
なお「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」ですが、「雨天」の場合は、「飯高寺」「講堂」内で開催するそうです。
「学僧」が集った「日蓮宗」の「主要檀林」であった「飯高檀林跡」「飯高寺」で開催される「静寂」な「空間」で繰り広げられる「檀林コンサート」「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」。
この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」詳細
開催日時 10月9日(日) 13時〜
開催会場 飯高寺(飯高檀林跡) 匝瑳市飯高1789
問合わせ 匝瑳市教育委員会生涯学習課生涯学習室生涯学習班 0479-67-1266
備考
「第21回飯高檀林コンサート〜檀林の森でふる里の心を見つけよう。〜」ですが、「雨天」決行で開催され、「終了時刻」ですが、15時30分の「予定」となっています。