本日ご紹介するのは、近隣市「鹿嶋市」「JR鹿島神宮駅」「駅周辺」「鹿島神宮」へ向かう「坂の両側」で12月4日(金)〜2016年1月3日(日)の期間開催されます「KASHIMA光のアートギャラリー2015」です。
「常陸国一宮」「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)は、「茨城県」「鹿嶋市」に鎮座する「神社」で、「全国」に約600社ある「鹿島神社」の「総本社」です。
「鹿島神宮」は、「千葉県」「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「茨城県」「神栖市」の「息栖神社(イキスジンジャ)」(2010年11月7日のブログ参照)と合わせて「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)と呼ばれ、江戸時代から「東国三社めぐり」として人気があったそうで、「初詣」には、「全国」から60万人以上が参拝し、「初詣」の「参拝者数」では「茨城県」2位を誇ります。
「鹿島神宮」は、「茨城県」南東部、「北浦」(2011年12月6日のブログ参照)と「鹿島灘(カシマナダ)」(2012年6月16日のブログ参照)に挟まれた「鹿島台地」上に鎮座、「鹿島神宮」は、「伊勢神宮」・「香取神宮」とともに、明治維新前に「神宮」の名称を使用していた三社のうちの一社です。
「鹿島神宮」の「御祭神」「武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)」(建御雷神)で、「鹿島神」という一般名称でも知られており、「古事記」では、「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」が「軻遇突智(カグツチ)」の「首」を切り落とした際、「剣」についた「血」が「岩」に飛び散って生まれた「三神」のうちの「一柱」とされています。
「武甕槌大神」は、「香取神宮」の「御祭神」「経津主大神(フツヌシノオオカミ)」とともに、「天孫降臨」に先立ち「国譲り」の「交渉」をしたといわれている「神様」で、「武甕槌大神」は、「武の神」として古くから「皇室」や「藤原氏」の「崇敬」を受け、さらに鎌倉時代以降は「武家政権」の「信仰」も得て、「社殿」・「楼門」・「宝物類」の「奉納」や「所領寄進」が繰り返されてきました。
「鹿島神宮」の「創建」ですが、2674年前の「初代・神武天皇御即位」の年にあたり、「神武天皇」は、東征の途上における「大神」の「布津御霊劔(フツノミタマノツルギ)」による守護に感謝され、「鹿島の地」に「大神」を勅祭されたそうです。
これに先立つ神代の昔、「武甕槌大神」は「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の「名」を受け、「葦原中国」といわれた我が国の「国譲り」から「国造り」まで、建国に大いにその「御神威」を発揮されました。
「鹿島神宮」は、その「御威徳」から「武の神」として崇められ、日出づる東方に坐します「鹿島立ち」の「御神徳」によって、「事始め」、「起業」、「開運」、「旅行交通安全の神」、「常陸帯」(2012年1月13日・2011年10月16日のブログ参照)の「故事」によって「安産」、「縁結び」の「神」を仰がれています。
「鹿島神宮」「文化財」ですが、「布津御霊劔)」(布都御魂剣)と称される「長大な直刀」が「国宝」に指定されているほか、「鹿島神宮」「境内」は「国の史跡」に指定され、「本殿」・「仮殿(カリドノ)」・「楼門」など「社殿」7棟が、「国の重要文化財」に指定されており、そのほか「鹿島神宮」は、「鹿」を「神使」とすることでも知られています。
「鹿島神宮」の「境内地」ですが、「東京ドーム」15個分(約70ha)に及ぶ「大きさ」で、「鹿島神宮」の鎮座する地は「三笠山(ミカサヤマ)」と称され、この「境内」は「日本」の歴史上、「重要な遺跡」であるとして、「国の史跡」に指定されています。
(摂社坂戸神社境内、摂社沼尾神社境内、鹿島郡家跡も包括)
「鹿島神宮」「境内」(70ha)のうち約40ha(ヘクタール)は鬱蒼(ウッソウ)とした「樹叢」で、「鹿島神宮樹叢」として「茨城県指定天然記念物」に指定されており、「樹叢」には約800種の「植物」が生育しており、「鹿島神宮」の長い歴史を象徴するように「巨木」が多く、「茨城県内」では随一の「常緑照葉樹林」になっています。
その他「鹿島神宮」「境内」には、透き通る「湧水」で「禊(ミソギ)」も行われる「御手洗池」や、「鹿園」など、多くの見どころがあります。
「鹿島神宮」では80以上もの「年中行事」の中では「祭頭祭」(2015年3月8日・2014年3月5日・2013年3月6日・2012年3月2日・2011年3月6日のブログ参照)、「神幸祭」(2013年3月6日・2012年8月26日のブログ参照)、また12年に一度「午年」ごとに行われる「式年大祭御船祭」(2014年8月31日のブログ参照)が特に有名で、2014年9月1日(月)には、3日間に渡って「御船祭」が催行されています。
(「式年大祭御船祭」前日8月31日(日)午後には、「御座船清祓式」(2014年8月29日のブログ参照)が執り行われました。)
「JR鹿島神宮駅(カシマジングウエキ)」ですが、「茨城県」「鹿嶋市」「宮下」4丁目にある「東日本旅客鉄道」(JR東日本)「鹿島線」の「駅」です。
「JR鹿島神宮駅」は、「鹿島線」の「途中駅」ですが、「JR鹿島神宮駅」から「鹿島サッカースタジアム駅」の「間」は、「鹿島臨海鉄道」「大洗鹿島線」からの「乗り入れ列車」が運行されるのみで、「鹿島線」の「旅客列車」は運行されていないそうです。
これは「両社」の「接続駅」である「鹿島サッカースタジアム駅」が「臨時駅」であり、「サッカー試合開催日」など「特定の日」を除き「列車」が通過するためなのだそうです。
そのため、「JR鹿島神宮駅」が「大洗鹿島線」(水戸)「方面」と、「JR線」「香取・佐原方面」の「運転系統上」の「区切り」の「駅」であり、正式な「大洗鹿島線」「接続駅」となっています。
しかし、「JR鹿島神宮駅」から「鹿島サッカースタジアム駅」「間」は「JR東日本」の「所轄区間」であるため、「同区間」の「運賃計算」は「JR」のものとなるそうです。
また、「鹿島線」から「成田線」・「総武本線」「経由」で「東京駅」へ直通する「特急列車」「あやめ」の「始発駅」となっていますが、「定期列車」の「あやめ」は「JR鹿島神宮駅」から「JR佐原駅」「間」(約20分)は「各駅」に停車する「普通列車」となり、「特急料金不要」で乗車できるそうです。
2015年(平成27年)3月14日の「ダイヤ改正」で「上り」1本「総武快速線」「直通列車」と、「JR佐倉駅」で併合する「東京行き」が再び設定されています。
「JR鹿島神宮駅」の「歴史」は、下記の通りです。
1970年(昭和45年)8月20日 日本国有鉄道の駅として開業。
1970年(昭和45年)11月12日 当駅〜北鹿島(現在の鹿島サッカースタジアム駅)間貨物線延伸開業。
1978年(昭和53年)7月25日 鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の旅客列車乗り入れ開始。
1983年(昭和58年)12月1日 鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の旅客列車乗り入れ廃止。
1985年(昭和60年)3月14日 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線開業。同線から当駅へ乗り入れ開始。
1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
2006年(平成18年)3月31日 みどりの窓口を閉鎖。
2006年(平成18年)4月1日 「もしもし券売機Kaeruくん」供用開始。同時に駅員の当直勤務がなくなる。
2009年(平成21年)3月14日 東京近郊区間に編入される。
2012年(平成24年)3月5日 「もしもし券売機Kaeruくん」撤去。指定席券売機を供用開始。
「JR鹿島神宮駅」の「駅構造」ですが、「島式ホーム」1面2線を有する「高架駅」であり、「ホーム」は嵩上げされていないそうです。
「JR鹿島神宮駅」は、「直営駅」(早朝夜間駅員不在)であり、「管理駅」として「潮来駅」・「延方駅(ノブカタエキ)」・「鹿島サッカースタジアム駅」を管理しているそうです。
「JR鹿島神宮駅」には、「自動券売機」・「指定席券売機」が設置されており、「JR鹿島神宮駅」「構内」に「KIOSK(キヨスク)」などはないそうです。
「JR鹿島神宮駅」の「のりば」ですが、「1番線」は「大洗鹿島線」「上り」「(臨)鹿島サッカースタジアム・新鉾田・大洗・水戸方面」、「2番線」は.「鹿島線」「上り」「潮来・佐原・成田・千葉・東京方面」となっており、「通過電車」は「1番線」を通過するそうです。
「JR鹿島神宮駅」は、「1番線」を「上下本線」とした「一線スルー構造」であり、「1・2番線」いずれも「両方面」からの「到着」及び「出発」が可能です。
「JR鹿島神宮駅」「ホーム」は、11両編成までに対応しており、「貨物列車」「行き違い」のため、「線路有効長」はかなり長いそうです。
「KASHIMA光のアートギャラリー」(2012年12月5日のブログ参照)は、「茨城県」「鹿嶋市」で毎年12月に行われている「恒例行事」で、「JR鹿島神宮駅」前で「イルミネーション」を実施し、約13万球の「光のアート」が楽しめる「イベント」です。
「KASHIMA光のアートギャラリー」では、「鹿島臨海鉄道」・「鹿島神宮駅」「駅前」の「ロータリー」や、「鹿島神宮」へと通じる「レンガ通り」を「中心」に「イルミネーション」でライトアップされ、実際の「街路樹」を利用した「高さ」15m、約8000球で、電飾する「ツリー」が「メイン」となっており、ほかに「サブツリー」、「ミニツリー」が点在しています。
「KASHIMA光のアートギャラリー」ですが、「鹿嶋市」の
「市の玄関口を賑やかにしよう」
と、「鹿嶋市」と「鹿嶋市民」、「企業」など、約15団体が協力し合い、「電飾」の「デザイン」から「取り付け」までを行っている「手作りアート」で、「関係各位」の「皆さん」で1日がかりで取り付けたあと、「KASHIMA光のアートギャラリー」「事務局」が、1週間ほどかけて、手直しし、完成させているそうです。
「KASHIMA光のアートギャラリー」では、「メインツリー」が毎年「色」を変えており、その「年々」で「色」が変わるそうです。
今年(2015年)も「鹿嶋の冬の風物詩」「KASHIMA光のアートギャラリー2015」が「JR鹿島神宮駅」「駅周辺」、「鹿島神宮」へ向かう「坂の両側」(せせらぎ通り)を「会場」に開催され、12月4日(金)から2016年1月3日(日)の期間、17時00分から23時00分まで「点灯」するそうです。
(大晦日から元旦は夜通しライトアップ)
「KASHIMA光のアートギャラリー2015」は、例年通り「JR鹿島神宮駅」「駅周辺」を「中心」にライトアップされ、「駅前ロータリー」の「サブツリー」を「中心」とした「イルミネーション」が施され、また「鹿島神宮」へ向かう「坂の両側」(せせらぎ通り)も「イルミネーション」で彩られます。
「KASHIMA光のアートギャラリー2015」では、「特別イベント」として「点灯式」&「オープニングコンサート」、「クリスマスコンサート」、「年越しライトアップ」が行われます。
「点灯式」&「オープニングコンサート」ですが、12月4日(金)17時00分から「JR鹿島神宮駅」「駅前広場」で行われる「イベント」で、17時00分からの「点灯式」と、その後に「オープニングコンサート」が行われます。
「点灯式」&「オープニングコンサート」では、「冬の夜空」に「ライトアップ」の「光」と、「子どもたち」の明るい「歌声」が「会場」に広がるそうです。
「クリスマスコンサート」ですが、12月19日(土)17時00分から「JR鹿島神宮駅」「駅前広場」で行われる「イベント」です。
「クリスマスコンサート」は、「地元」「鹿嶋」の「かしま少年少女合唱団」「虹kids(キッズ)」の「皆さん」による「合唱」などの「コンサート」が行われます。
また「クリスマスコンサート」では、「小学生」以下の「お子様」には、「クリスマスプレゼント」もあるそうです。
ちなみに「虹Kids」ですが、3歳から「高校生」までの約60人でつくる「地元」「鹿嶋」の「合唱団」で、8年前の「KASHIMA光のアートギャラリー」「イベント開始時」から毎年「クリスマスコンサート」に出演されているそうです。
「年越しライトアップ」ですが、12月31日(木)17時00分から2016年(平成28年)1月1日(金)朝6時00分まで行われる「イベント」です。
「年越しライトアップ」では、上記のように「大晦日」から「元旦」にかけて、開催される「イベント」で、「鹿島神宮」へ「初詣」に訪れる「人々」に喜ばれているそうです。
「JR鹿島神宮駅」「駅周辺」「鹿島神宮」へ向かう「坂の両側」で開催される「恒例」の「イルミネーションイベント」「KASHIMA光のアートギャラリー2015」。
この機会に「鹿嶋市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「KASHIMA光のアートギャラリー2015」詳細
開催期間 12月4日(金)〜2016年1月3日(日)
点灯時間 17時〜23時 (大晦日のみ夜通し点灯)
開催会場 JR鹿島神宮駅 駅周辺 鹿島神宮へ向かう坂の両側
問合わせ 鹿嶋市観光協会 0299-82-7730
備考
「KASHIMA光のアートギャラリー2015」「点灯式」&「オープニングコンサート」、「クリスマスコンサート」の「特別イベント」にて、あたたかい「飲み物」の「無料サービス」も行われるそうです。