本日ご紹介するのは、となりまち「神栖市」「豊ヶ浜運動公園とよがはまうんどうこうえん」「豊ヶ浜フットサル場」オープンです。
「神栖市」は「太平洋」「鹿島灘(かしまなだ)」(2012年6月16日のブログ参照)に面し、「南」は「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)(常陸利根川)が流れています。
「神栖市」にはかつては「広大」な「面積」の「池」「神之池(ごうのいけ)」(2012年3月27日のブログ参照)がありましたが、現在は「鹿島開発」のため一部を残して「大部分」が埋め立てられています。
「神栖市」は、2005年(平成17年)8月1日に「神栖町」と「波崎町」が合併し、「人口」9万人余り(当時)の「市」として誕生しました。
(2014年1月末日現在「神栖市」の「総人口」は94433人(うち「外国人住民」2103人))
「神栖市」は、「茨城県」の「最東南端」に位置する「市」で、隣接している「鹿嶋市」とともに「鹿島臨海工業地帯」を形成しています。
また「神栖市」は、「鹿嶋市」、「潮来市」、「鉾田市」、「行方市」とともに「Jリーグ」「鹿島アントラーズ」の「ホームタウン」となっています。
「神栖市」は以前「農業」と「漁業」が中心の「地域」でしたが、1960年(昭和35年)に始まった「鹿島開発」によって「世界的」にも珍しい「堀込式人工港」「鹿島港」を「核」に、「鉄鋼」・「石油」を中心とした「重化学コンビナート」の「街」として発展、「工場立地企業」からの「税収」により「財政」は豊かで、「福祉」が充実しており「県外」からの「転入者」も多く、このため「鹿嶋市」との「広域市域合併構想」は、「自主財源」の「確保」の「観点」から「反対」されており、「鹿嶋市」との「合併」は合意されていません。
「神栖市」の「旧・波崎町地区」は「太平洋」に面し、「夏」涼しく「冬」温暖な「気候」であることから「アウトドアスポーツ」を「観光」の中心に据えており、「海水浴」、「マリンスポーツ」から「サッカー」、「テニス」、「トライアスロン」にいたるまで幅広い「スポーツ」が楽しめるそうです。
(「波崎海水浴場」(2012年7月13日・2011年7月19日のブログ参照)は、「環境省」の「快水浴場百選」に選定されています。)
「神栖市」では特に「民間」の「サッカーグラウンド」は「70面」以上有しており、「サッカー合宿」の「メッカ」として「全国的」に有名です。
「フットサル」(Futsal)は、「基本的」には「室内」で行われる「サッカー」(Soccer)に似て非なる「競技」です。
「フットサル」は、長らく「非公式」に行われ「統一ルール」というものが存在しませんでしたが、1989年に「国際サッカー連盟」(FIFA)が「フットサル」も管轄することとなり、1994年には「世界共通」の「統一ルール」をまとめています。
「フットサル」の「名称」の「由来」ですが、「futbol」(スペイン語)・「futebol」(ポルトガル語)と、「室内」を表す「salon」(スペイン語)・「salao」(ポルトガル語)の「合成語」、「スペイン語」の「futbol de salon(フットボール・デ・サロン)」(意味は「室内で行うサッカー」)の「名称」が、いつの間にか短く略され、「フットサロ」→「フットサル」と変化して、定着していったようです。
「フットサル」の「歴史」ですが、「フットサル」が始まった「説」は二つあるそうです。
まず、一つは「南米」を中心に発展してきた「サロンフットボール」とは「弾まないボール」のことで、「サロンフットボール」は、1930年(昭和5年)に「ウルグアイ」で考案されたそうで、また「ブラジル」でも同様のものが考案されたそうです。
「フットサル」の「最初」の「統一ルール」は、「サンパウロ」で出版されたものとされており、「サロンフットボール」は、その後「南米全域」へと広まっていったそうです。
「フットサル」は、1965年(昭和40年)からは「南米選手権」が開催され、1979年(昭和54年)まで続けられ、1961年(昭和36年)には、「国際サロンフットボール連盟」(FIFUSA・Federacion International de Salon・Futsal Federation)が設立され、1982年(昭和57年)に「世界サロンフットボール選手権」が「サンパウロ」で開催され、後に「世界フットサル協会」(AMF・Asociacion Mundial de Futbol de Salon・World Futsal Association)となりました。
もう一つは、「サッカー」の「母国」「イギリス」より発祥して「ヨーロッパ」や「アメリカ」、「オーストラリア」などに広まった「インドアサッカー」です。
「インドアサッカー」は「普通」の「サッカー」と同じ「ボール」を使って、「壁」も使って行われる「競技」です。
「インドアサッカー」は「ルール」や「名称」も「国々」によってまちまちで、「スペイン」では「フットボール・サラ」、「ドイツ」では「ハレン・フースバル」、「イタリア」では「カルチェット」、「オランダ」で「ザール」と呼ばれるものがそれに当たります。
「ヨーロッパ」では、「ザール」の「ルール」を元にして「UEFA」が「インドアサッカー」の「ルール統一」を図ったそうです。
「FIFA」は、こうした「ミニサッカー」が「世界中」に広まるのをみて「ルール」の「統一」を始め、1989年(昭和64年(1月1日〜7日)・平成元年(1月8日〜12月31日))には「初」の「世界大会」を「オランダ」で開催しました。
「第2回」の「大会」は「香港」で開催され、「FIFA」と「FIFUSA」による「ルール」の「統一化」が図られました。
このときの「ルール」の「問題点」を改正し、1994年(平成6年)より「競技名」を「フットサル(FUTSAL)」と改められました。
「豊ヶ浜運動公園(とよがはまうんどうこうえん)」は、「神栖市」「波崎」にある「公園」で、「波崎体育館」に程近くにある「公園施設」です。
「豊ヶ浜運動公園」の「面積」は0.31ha(ヘクタール)(間口200m×奥行139mぐらい)で、「開設日」は1976年(昭和51年)となっています。
「豊ヶ浜運動公園」「周辺」には、上記のように「波崎体育館」、「豊ヶ浜野球場」(軟式野球専用グラウンド・センター118m、両翼88m)、「波崎プール」(現在は休止中)などがあります。
ちなみに「波崎体育館」の「内容」ですが、「競技場」(面積1490.75平方m(44.5m×33.5m)「バスケットボール」2面・「バレーボール」3面・「バトミントン」8面)、「柔道場」(面積158.76平方m(12.6m×12.6m)「柔道」1面(たたみ98畳))、「卓球室」(面積147平方m(14.0m×10.5m)「卓球台」4台)、「トレーニング室」(面積86.04平方m(13.68m×6.29m))、「研修室」(面積148.84平方m(12.2m×12.2m)「剣道」1面)、「控室」(面積22.6平方m「小会議室」)、「和室」(面積88.2平方m(12.6m×7.0m)「たたみ」56畳)となっています。
「豊ヶ浜運動公園」では、「波崎地域」の「地域力」を高めるため、「砂丘荘」「跡地」「周辺」を「一体的」に整備することにより「イメージアップ」を図り、「地域住民」の「交流」と「賑わい」を創出するために「砂丘荘跡地周辺土地利用基本計画」に基づく「砂丘荘跡地周辺整備事業」を行っていました。
「砂丘荘跡地周辺土地利用基本計画」の「趣旨」、「目的」ですが、「国民宿舎」「砂丘荘」「跡地」「周辺」約7haについて、「集積」する「スポーツ関連施設」などの「既存施設」の「有効活用」を図りながら、「民間活力」の「導入」を「視野」に入れた「核施設」と「地域」の「活性化」や新たな「魅力」の「創出」に向けて、「計画地全体」の「整備」を目指した「土地利用」を「具現化」するための「基本計画」となっていました。
「砂丘荘跡地周辺土地利用基本計画」の「対象地区」ですが、「神栖市」「波崎地域」、「対象地区内」には、「国民宿舎」「砂丘荘」「跡地」及び「波崎体育館」、「豊ヶ浜運動公園」(野球場)、「波崎プール」などの「スポーツ施設」が集積しており、周辺には「はさき生涯学習センター」、「はさきおさかなセンター」、「童子女の松原公園」(2012年5月29日のブログ参照)などが立地しているとともに「日本の海水浴場88選」に選ばれた「波崎海水浴場」と「波崎漁港」も隣接している約7haの「用地」で、「用地」はほとんどが「市有地」ですが、一部「民有地」(約4000平方m)も含んでいるそうです。
「砂丘荘跡地周辺整備事業」により「豊ヶ浜運動公園」「周辺」は2012年12月に整備され、新しく「豊ヶ浜運動公園」(砂丘荘跡地エリア)が開園し、広い「公園内」には「芝生広場」や「ゴムチップ」で舗装された「園路」、「休憩所」として「あずまや」などがあり、「多目的」に楽しめる「公園」に整備されたそうです。
(芝生内は現在養生期間のため立ち入り制限中)
そして、この度(たび)「豊ヶ浜運動公園」では、「波崎体育館」「脇」に「豊ヶ浜フットサル場」が新しくオープンしました。
「豊ヶ浜フットサル場」の「施設概要」ですが、「フットサルコート」1面(40m×20m)の「人工芝」の「フットサル場」となっており、「夜間照明設備」が完備されているそうです。
「豊ヶ浜フットサル場」の「利用開始日」は2月1日(土)からとなっており、「利用時間」は9時から21時となっています。
「豊ヶ浜フットサル場」の「予約」ですが、「2月分」の「予約受付」は「波崎体育館」で1月24日(金)より「窓口」「受付」「開始」し、1月25日以降は「電話予約」もできるようになっています。
ちなみに「豊ヶ浜フットサル場」の「予約」は、「毎月」「最初」の「営業日」から「次月」の「予約」ができるそうです。
(利用料金は下記「詳細」参照)
「砂丘荘跡地周辺地区整備事業」により新しく開園した「豊ヶ浜運動公園」内にオープンした「豊ヶ浜フットサル場」。
この機会に「神栖市」「豊ヶ浜運動公園」「豊ヶ浜フットサル場」で「汗」を流してみてはいかがでしょうか?
「豊ヶ浜運動公園」「豊ヶ浜フットサル場」詳細
所在地 茨城県神栖市波崎9579
利用時間 9時〜21時
利用開始日は2月1日〜 予約開始は1月24日(金)から「波崎体育館」で予約、25日(土)以降は「電話」による「仮予約」可
利用料金 神栖市内520円 神栖市外1570円
問合わせ 波崎体育館 0479-44-5581
備考
「豊ヶ浜運動公園」「フットサル場」の「利用」の際、「営利目的」で利用される場合は「別料金」が派生するそうです。
また「豊ヶ浜運動公園」「フットサル場」の「照明設備」を利用される場合は「別途」210円かかるそうです。