本日ご案内するのは、となりまち「旭市」「水神社」で2月2日(日)に開催されます「水神社」「永代大御神楽」です。
「旭市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「県庁所在地」「千葉市」から50km圏、また「東京都心」から80km圏にあり、「南部」は美しい「弓状」の「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)に面し、「北部」には「干潟八万石」といわれる「房総半島」「屈指」の「穀倉地帯」となだらかな「丘陵地帯」である「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)が広がっています。
「旭市」の「市」の「中央部」を「東西」に、「JR総武本線」と「国道126号線」が通り、「周辺」は「市街地」として発展しています。
「旭市」は、「旭市」、「香取郡」「干潟町」、「海上郡」「海上町」、「海上郡」「飯岡町」が、平成17年(2005年)7月1日に「対等合併」し、新「旭市」が誕生しています。
「水神社」は、1301年に創建され、「旧・海上町」「後草地区」では古くから「村の鎮守」として深い「信仰」を集めてきた「神社」です。
「水神社」の「鳥居」ですが、天和3年(1683年)建立の「銘」がある「鳥居」で、「石鳥居」としては「千葉県」でも古い「鳥居」なのだそうです。
しかし「水神社」「石鳥居」は、1971年(昭和46年)に「台風25号」のために倒れ、「貫」が折れてしまい、取り替えたそうです。
また「水神社」の「鳥居の様式」ですが、「明神鳥居」となっており、「願主別当金蔵院住持長宝石工 六兵衛作之」の「銘」が読むことができます。
「水神社」「永代大御神楽」は、「旭市」「後草地区」の「村の鎮守」として深い「信仰」を集めてきた「水神社」で毎年2月の「第1日曜日」に奉納されている「神楽」です。
「水神社」「永代大御神楽」は、鎌倉時代から800年も続いており、「永代大御神楽」の「内容」ですが、「豊年万作」を記念して「春先」に奉納した「岩戸神楽」の「系列」といわれる「内容」となっています。
「水神社」「永代大御神楽」は、古式ゆかしい「衣装」に「身」を包んだ「優雅」な「舞」は、いにしえの「情景」を今に色濃く伝えています。
「水神社」「永代大御神楽」は「昔」、「旧暦」の2月8日の「村祈念」に行われていましたが、その後「新暦」の2月1日に「日程」が変わり、現在「水神社」「永代大御神楽」は2月の「第1日曜日」に実施されています。
「水神社」「永代大御神楽」では「オドウ」(当番制)と決まった「家」から「神社」に参進の上、「神楽殿」(神楽舞台)で演舞することになっています。
「水神社」「永代大御神楽」の「特長」ですが、「オドウ」と呼ばれる「当屋制」が残っていることで、「後草地区」は「字(あざ)後草区」(335戸)と「字(あざ)広原区」(約600戸)で構成され、1年交代で「オドウ」を務めており、2010年(平成22年)の「オドウ」は「後草区」の「担当」であったそうです。
「水神社」「永代大御神楽」の「内容」は「記紀神話」に基づく「岩戸神楽」で、「手力男」が「具体的」に「岩戸」を開ける「所作」がないそうで、これは「千葉県」「北東部」の「下総神楽」の「特長」なのだそうです。
「水神社」「永代大御神楽」の「内容」ですが、「素盞鳴尊(すさのおのみこと)」の「乱暴」な「行状」に怒り「天の岩戸」に隠れた「天照大神(あまてらすおおかみ)」の「神話」を演じるものとなっています。
「水神社」「永代大御神楽」は次の「十二座」から成り、以下の通りとなっています。
1 猿田彦命(さるたひこのみこと)(天狗)
2 天鈿女命(あまのうずめのみこと)
3 三(参)宝荒神
4 八幡大神
5 天手力夫命(あまのたぢからのみこと)
6 榊葉
7 稲荷保食命(稲荷キリ)
8 田神(田ノ神)・種播(稲荷と狐)
9 春日大神
10 恵比寿大黒
11 乙女の命(乙女)
12 素盞鳴尊(すさのおのみこと)(〆切)
となっています。
(現在9「春日大神」は40年以上演じていないそうです。)
「後草地区」の「鎮守」「水神社」で行われる「古式」ゆかしい「伝統神楽」「水神社」「永代大御神楽」。
この機会に「旭市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「水神社」「永代大御神楽」詳細
開催日時 2月2日(日) 12時頃〜
開催会場 水神社 旭市後草1923
問合わせ 旭市生涯学習課 0479-55-5728
備考
「水神社」「永代大御神楽」に使われる「神楽面」は16面だそうです。
また「水神社」「永代大御神楽」は「千葉県」の「県指定無形文化財」(昭和29年指定)に指定されています。
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地域情報::旭 | 01:46 PM |