本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「航空科学博物館」で2月9日(日)に開催されます「ヴァレンタイン企画」です。
「航空科学博物館」(2011年6月7日のブログ参照)は、「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)に隣接する「施設」で、「山武郡」「芝山町」にある「人気」の「日本最初」の「航空専門」「科学博物館」です。
「航空科学博物館」には、「YS-11試作1号機」、「アンリ・ファルマン複葉機」の「実物大レプリカ」、「DC-8」の「フライトシュミレーター」、「ボーイング747」の「客室」の「実物大モックアップ」、「成田国際空港」の「模型」などが展示され、「航空科学博物館」「4F」には「成田国際空港」を一望する「展望レストラン」等があります。
「航空科学博物館」の「沿革」ですが、1977年(昭和52年)「地元自治体」の「山武郡」「芝山町」より「成田空港」の「開港」に関連した「博物館」「建設」の「要望」が「運輸大臣」(当時)に提出されました。
1984年(昭和59年)「博物館」の「建設」・「運営」の「事業主体」となる「財団法人航空科学振興財団」が設立、1988年(昭和63年)に「博物館」「工事」に「着工」、1989年(平成元年)8月1日「航空科学博物館」が開館しました。
「航空科学博物館」は、1994年(平成6年)に「入館者」100万人を達成、1999年(平成11年)「成田空港」「第1ターミナルビル」内に「ミュージアムショップ」「バイプレーン」を開店、2004年(平成16年)1月18日に「入館者」300万人を達成しました。
2011年(平成23年)6月23日に「成田国際空港株式会社」が「航空科学博物館」「敷地」(駐車場)内に「成田空港闘争」の「史実」や「反対派」の「ヘルメット」などを展示した「資料館」「成田空港 空と大地の歴史館」を建設し開館、2012年(平成24年)4月1日「公益財団法人航空科学博物館」に移行しています。
「航空科学博物館」では、「航空」や「科学知識」に関する「講習会」、「講演会」、「見学会」、「航空教室」、「セミナー」等を開催しており、「四季折々」さまざまな「催し」を行っています。
また「航空科学博物館」では、「展示即売会」、「航空スケッチ大会」、「紙飛行機工作教室」、「航空機の部品」「航空グッズ」の「販売」(航空ジャンク市)等の「各種イベント」も開催されています。
「ヴァレンタインデー」あるいは「セントヴァレンタインズデー」(英・St.Valentine's day)は、「2月14日」に祝われ、「世界各地」で「男女」の「愛」の「誓いの日」とされています。
もともと、269年に「ローマ皇帝」の「迫害下」で殉職した「聖ウァレンティヌス」(テルニのヴァレンタイン)に由来する「記念日」だと、主に「西方教会」の広がる「地域」において伝えられてました。
「ヴァレンタインデー」の「起源」は「諸説」あり、「ローマ帝国時代」にまでさかのぼるとされる「説」があります。
当時、「ローマ」では、「2月14日」は「女神」・「ユノの祝日」であったそうで、「ユノ」は「すべての神」の「女王」であり、「家庭」と「結婚」の「神」でもありました。
翌「2月15日」は、「豊年」を祈願する(清めの祭りでもあります)「ルペルカリア祭」の「始まる日」であったそうで、当時若い「男たち」と「娘たち」は「生活」が別であったそうです。
「祭り」の「前日」、「娘たち」は「紙」に「名前」を書いた「札」を「桶の中」に入れることになっており、「翌日」、「男たち」は「桶」から「札」を1枚ひきました。
ひいた「男」と「札」の「名」の「娘」は、「祭り」の間「パートナー」として「一緒」にいることを定められていたそうで、そして多くの「パートナーたち」はそのまま「恋」に落ち、そして「結婚」したようです。
「ローマ帝国」「皇帝」・「クラウディウス2世」は、愛する「人」を「故郷」に残した「兵士」がいると「士気」が下がるという「理由」で、「ローマ」での「兵士」の「婚姻」を禁止したといわれています。
「キリスト教」の「司祭」であった「ウァレンティヌス」(ヴァレンタイン)は「秘密」に「兵士」を結婚させていましたが、捕らえられ、処刑されたとされ、「処刑の日」は、「ユノの祭日」であり、「ルペルカリア祭」の「前日」である「2月14日」があえて選ばれました。
「ウァレンティヌス」(ヴァレンタイン)は「ルペルカリア祭」に捧げる「生贄(いけにえ)」とされたといわれており、このため「キリスト教徒」にとっても、この日は「祭日」となり、「恋人たちの日」となったというのが「一般論」とされています。
「日本」では、「ヴァレンタインデー」は1958年(昭和33年)ころから流行したそうですが、ただし、その「内容」は「日本独自」の「発展」を遂げたものとなっています。
「ヴァレンタインデー」は、「戦前」に来日した「外国人」によって「一部」行われ、「戦後」まもなく「流通業界」や「製菓業界」によって「販売促進」のために「普及」が試みられましたが、「日本社会」に定着したのは、1970年代後半であったそうです。
「ヴァレンタインデー」は、「主として女性が男性に親愛の情を込めてチョコレートを贈与する」という「日本型ヴァレンタインデー」の「様式」が成立したのもこのころであったそうです。
なお、「ヴァレンタインデー」に「チョコレートを渡すのがいいのでは?」と「最初」に考案して実践したのは、「大田区」の「製菓会社」だそうです。
「現代日本社会」における「ヴァレンタインデー文化」の、「起源」、「普及過程」、「社会的機能」、「歴史的意義」などについては、「民俗学」、「社会学」、「宗教学」、「歴史学」(文化史、商業史)の「各分野」から研究されるべき「事項」でありますが、「ヴァレンタインデー」に関するまとまった「研究」は存在しないそうです。
「日本」では「ヴァレンタインデー」に、「女性」が「男性」に「愛情」の「告白」として「チョコレート」を贈る「習慣」があります。
「欧米」でも「恋人」や「お世話」になった「人」に「チョコレート」を贈ることはありますが、決して「チョコレート」に限定されているわけではなく、また「ヴァレンタインデー」に限ったことでもないそうです。
「女性」から「男性」へ贈るのがほとんどという点と、「贈る物」の多くが「チョコレート」に限定されているという点は、「日本」の「ヴァレンタインデー」の大きな「特徴」でありますが、「最近」では、「チョコレート」にこだわらず、「クッキー」や「ケーキ」、「マフラー」などを贈る「人」もいるそうです。
また、「恋人までは行かないが、友人として」贈る「義理チョコ」、「同性間」(主に女性)で贈り合ったりする「友チョコ」、「男性」が「女性」に渡す「逆チョコ」というものもみられます。
「日本型ヴァレンタインデー」の「特徴」を整理すると、以下の3点となるそうです。
贈答品にチョコレートが重視される点
女性から男性へ一方的贈答である点
(女性の)愛情表明の機会だと認識されている点
このほか、「職場」における「贈答習慣」が強い点や、「キリスト教」との「直接的関連」はほとんど意識されていない点も「日本型ヴァレンタインデー」の「特徴」です。
「ヴァレンタイン企画」ですが、「航空科学博物館」の「企画」で、2月9日(日)に行われます。
「ヴァレンタイン企画」の「内容」ですが、「ヴァレンタインデー」(正式には2月14日)にちなみ行われる「企画」となっており、「航空科学博物館」に入館された「皆様」に「プチチョコレート」を「プレゼント」するという「内容」になっています。
「航空科学博物館」「ヴァレンタイン企画」。
この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「ヴァレンタイン企画」詳細
開催日 2月9日(日)
開催会場 航空科学博物館 山武郡芝山町岩山111-3
開館時間 9時〜17時
休館日 月曜日(「祝日」の場合は翌日)
入館料 大人500円 中高生300円 4歳以上200円
問合わせ 航空科学博物館 0479-78-0557
備考
「航空科学博物館」では、「クープ・ド・クール2014年ヴァレンタインイベント」と題し、「フランス」の「ヴァレンタイン村」から届く「メッセージサービス」を行っています。
「日本」から「フランス」の「ヴァレンタイン村」に「想い」を記した「メッセージカード」を送ると「村長」がその「想い」を認め、「メッセージ」を承認した上で返信する「日本郵便」の「サービス」だそうです。
「メッセージカード」には「村長」の「署名」と「オリジナルスタンプ」が押印され、また「フランス」から「日中」に届く「封筒」には、「フランス」の「デザイナーズ切手」に「ハート」の「消印」を押してお届けするそうです。
イベント開催日時は以下の通りとなっています。
2014年2月8日(土)・9日(日)・11日(祝・火)・14日(金) 11時00分〜16時00分
「クープ・ド・クール」キット(切手代のみ)一部410円となっています。