本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「東庄町」「県立東庄県民の森」で明後日(あさって)の12月9日(日)に開催されます「そば打ち体験教室」です。
「県民の森」は、「県土」の「自然」を守り、多くの「県民」が「森林」と親しみ、「森林」を知り、その「恵み」を受けながら、「自然」と共に生きる「心の創造」を目指して造られたものです。
このため「県民の森」は、「森林」での「学習」、「レクリエーション」、「スポーツ」、「文化活動」、「林業体験」など、「森林」の「総合利用」を図る「施設」として整備されています。
「県立東庄県民の森」は、「区域面積」は100ha(ヘクタール)で、「千葉県」の「北部」を流れる「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)に近く、みどり豊かな「下総台地」(北総台地)(7月10日のブログ参照)にあって、「眼下」には「干潟八万石」の「大水田地帯」や遠く「九十九里浜」(5月11日のブログ参照)を望み、また数千羽もの「カモ」、「オシドリ」等「水鳥」が飛来する「夏目の堰」(別名「鉄牛池」)は、古くから知られる素晴らしい「景勝」の「地」です。
また「県立東庄県民の森」には、隣接して江戸時代に「椿海」(2011年4月17日のブログ参照)と呼ばれた「入江」を干拓し、現在の「美田づくり」に貢献した「鉄牛禅師」の「遺跡」「福聚寺」もあり、昔の「面影」がしのばれます。
このような優れた「自然環境」と豊かな「歴史的環境」の中で、「シイ」や「タブ」などが繁る「森」の中に「ふるさと館」、「運動公園」(テニスコート、弓道場)、「芝生広場」、「遊歩道」、「湿地植物園」、「フィールドアスレチック」、「展望台」、「水鳥観察舎」等の「施設」があります。
「そば」(蕎麦)は、「穀物」の「ソバの実」を「原料」として加工した、「日本」の「麺類」の「一種」および、それを用いた「料理」です。
今日(こんにち)単に「蕎麦」と呼ぶ場合、通常は「蕎麦切り(そばきり)」を指し、「中華そば」などと区別して「日本蕎麦(にほんそば)」とも呼ばれています。
「そば」の「歴史」は古く、「うどん」や「寿司」、「天麩羅(てんぷら)」と並ぶ「代表的」な「日本料理」です。
この「蕎麦」の「調味」として作られる「つゆ」(蕎麦汁)は、「関東」と「関西」とでは「色」・「濃さ」・「味」などに明らかな「違い」があり、その「成分」も「各地」によって「好み」が分かれます。
「蕎麦」を供する場合には「皿」(竹簾が敷かれている専用の蕎麦皿など)や「ざる」(ざるそば用)、「蕎麦蒸籠」などが用いられます。
「蕎麦つゆ」を供する場合には「徳利(とっくり)」(蕎麦徳利)と「猪口(ちょこ)」(蕎麦猪口)が用いられることが多く、また「汁」を張った「丼」に「蕎麦」をいれて供するものもあります。
「蕎麦」は「専門店」のみならず、「外食チェーン」などの「メニュー」にも載っており、また「うどん」と同様に「麺」は「乾麺」または「茹で麺」の「状態」で販売され、あるいは「カップ麺」としても販売されています。
「そば」の「材料」・「製法」ですが、「蕎麦粉」、「つなぎ」、「水」を用いて作られます。
また「つなぎ」を用いないこともあり、「風味」付けの「材料」を加えることもあります。
「つなぎ」(結着剤)は一般的には「小麦粉」が用いられます。
「小麦粉」に対する「蕎麦粉」の「配合割合」によって「名称」が変わります。
「乾めん類」の「日本農林規格」(JAS)の「干しそばの規格」において、「蕎麦粉」の「配合割合」が40%以上の「麺」を「標準品」、50%以上の「麺」を「上級品」としています。
「生めん」については、「不当景品類および不当表示防止法」に基づく「生めん類の表示に関する公正競争規約」が定められており、その中で「そば粉」30%以上の「製品」については「そば」との「表示」が認められます。
また、「良質のそば粉50%以上」含まれているものについては「高級、純良、特選、スペシャル等、その他これらに類似するものとして公正取引協議会で指定する文言」の「表示」が認められています。
「市販」の「安価」な「麺」では「五割以下」の場合も多いそうです。
「加工食品品質表示基準」では、「食品」の「原材料」を「量」の多い「順」に記載するよう定められているため、このような「麺」は「小麦粉、そば」の「順」に「原材料表示」されます。
他に「つなぎ」として使用されるものは「鶏卵」(卵切り蕎麦と称する)、「長芋」・「山芋」・「布海苔」(へきそばと称する)、「こんにゃく」や「オヤマボクチ」などがあり、それらを加えることで独特の「食感」や「コシ」が発生するそうです。
また「風味」付けに加えられる「素材」によって、「胡麻切り蕎麦」(黒 ゴマを使用)、「海苔切り蕎麦」(海苔を使用)、「茶蕎麦」(抹茶を使用)などの「種類」があります。
「店」によっては「モロヘイヤ」、「山椒」、「タケノコ」、「ふきのとう」、「アシタバ」、「大葉」、「柚子」、「若布」、「梅」などの「季節」の「植物」を練り込んで出すところもあります。
「蕎麦」は、「人力」による「手打ち」、「製麺機」による「製造」にかかわらず、通常次の「工程」により作られます。
「水回し」ないし「ミキシング」、「木鉢(こね)」ないし「プレス」、「延し」ないし「ロール」、「切り」ないし「カット」
以上により切り出された「蕎麦麺」を茹で上げると「蕎麦」の「完成」となります。
「水回し」ないし「ミキシング」ですが、「蕎麦粉」と「つなぎ」を混ぜ、加水しながら撹拌(かくはん)し丸い「蕎麦玉」にします。
「手打ち」の場合は「こね鉢」と呼ばれる「木製」の「鉢」を用いるそうです。
「木鉢」ないし「プレス」ですが、「蕎麦玉」を繰り返し押しつぶすことで練り、「粘着性」を高めます。
「延し」ないし「ロール」ですが、「生地」が張りつかないよう「打ち粉」した上で、薄くあつえんし、平たい「長方形型」にします。
「手打ち」の場合は「木製」の「麺台」に載せ、「麺棒」と呼ばれる「木の棒」を用いて圧延をします。
「切り」ないし「カット」ですが、圧延した「生地」を「幅」1-2mm程度の「線状」に切断して「麺」の「形」とします。
「手打ち」の場合は「まな板」に載せ、何層かに折り畳んだ後、「小間板」(駒板)と呼ばれる「定規」を当てながら「蕎麦切り包丁」で切断します。
「蕎麦切り」の「太いもの」を「どじょう蕎麦」といいます。
「県立東庄県民の森」では、「定期的」に「野鳥観察会」や「森のクラフトづくり」、「森の学校」など「毎月イベント」が開かれています。
今回ご紹介する「そば打ち体験教室」も「県立東庄県民の森」の「イベント」のひとつです。
「そば打ち体験教室」は、12月9日(日)に開催する「イベント」で、「受付」は「県立東庄県民の森」「管理事務所」で9時00分〜行われ、「体験」&「試食」9時30分〜12時30分となっています。
「そば打ち体験」の「実施内容」は、「そばを自分で打ってみよう」(3〜4名分)、「打ちたてそばを食べてみよう」(残りのそばはお土産に)となっています。
「そば打ち体験」の「参加費」ですが、1回1000円(家族参加等の場合、2回打つと、2000円)です。
「そば打ち体験」の「募集」ですが、「16回分」を用意し、「小学生」以上ならどなたでもとなっています。
(小学生児童は親子同伴)
「県立東庄県民の森」で行われる楽しい「イベント」「そば打ち体験教室」。
この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「そば打ち体験教室」詳細
開催日時 12月9日(日) 9時半〜 (受付は9時〜)
開催会場 県立東庄県民の森 香取郡東庄町小南630
問合わせ 県立東庄県民の森 0478-87-0393
備考
「そば打ち体験」は、「参加者」の「皆さん」に、「作業し易い服装」・「エプロン」などの「用意」をお願いしています。