本日二つ目にご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「松山庭園美術館」で11月2日(金)〜12月23日(祝・日)の期間開催されます「稲葉祥子」「茶の袋物展」「和の美名物裂茶道具の仕覆」です。
「松山庭園美術館」(2011年2月25日のブログ参照)は、1998年3月に、「芸術家」「此木三紅大(コノキミクオ)」氏の「アトリエ」と「住居」の「一部」を開放し、「東総地域」の「文化」の「発信地」として設立されました。
「松山庭園美術館」の約2千坪の「敷地」内には、「本館」のほか「長屋門」、「茶室」、「企画展示室」、「四季折々」の「自然」を満喫できる「見晴し亭」などが点在し、「苔」と「紅葉」の「純和風」の「庭園」と、「芝生」に「松」を配した「洋風」の「庭園」には、「鉄」や「石」の「彫刻」が配置され、「来館者」の「憩い」の「空間」ともなっているそうです。
「松山庭園美術館」「展示内容」ですが、「企画展示」、「館所蔵作品展示」、「映像の鑑賞」、「ミュージアムコンサート等の開催」となっています。
「企画展示」ですが、「著名作家」、「若手作家」等の「個展」、埋もれている「作家」の「発掘」、「コレクターズコレクション展」などを開催しています。
「館所蔵作品展示」ですが、「此木三紅大」氏が「参考」とした「国内外」「名画作品」を順次公開しています。
「コンスタブル」、「ドラクロア」、「浅井忠」、「藤島武二」、「長谷川利行」、「村山槐多」など
「茶道具コレクション」ですが、「大井戸」、「光悦」、「道入」、「仁清」、「熊川」、「古唐津」などの「茶碗」、「唐物青貝香合」、「天命釜」、「寒薙釜」など約120点となっています。
「蒔絵琴コレクション」ですが、江戸時代から明治時代の「蒔絵琴」10面。
「中林傳兵衛」作、「内国博覧会」「受賞作品」の「芝山蒔絵」の見事な「唐子模様」の「琴」は、一見の価値ありだそうです。
「映像の鑑賞」ですが、「企画展示」に関係する「ビデオ」の「放映」を行っています。
「ミュージアムコンサート等の開催」ですが、年数回の「庭園コンサート」、「語り」、「茶会」も開催され「好評」を博しているそうです。
「稲葉祥子」さんは現在、「香取郡多古町」にお住まいだそうです。
「稲葉祥子」さんは、数年前までは「東京」で「ファッション関係」の「会社」を経営されていた「キャリア・ウーマン」でもあるそうです。
「稲葉祥子」さんが、「茶道具」の「仕覆」を作り始めた「きっかけ」は、「骨董(こっとう)」を「趣味」としている(鑑定士の免許を持っている)「叔父」からの「貰い物」の「茶道具」が沢山たまったことなのだそうです。
その中には、「箱」も「仕覆」もない「裸の道具」も多くあったそうで、せっかくの「時代」を生きてきた「趣」ある「道具たち」に「仕覆」を着せて、「箱」に納めてやりたいという「思い」からであったといいます。
「稲葉祥子」さんは、「袋物師」・「永井百合子」氏の「門」をたたいてから、既に20年の「歳月」が経ったそうです。
「稲葉祥子」「茶の袋物展」「和の美・名物裂・茶道具の仕覆」では、「茶器」・「茶碗」の他、「水屋道具」などの「仕覆」などなど約100点を展示しているそうです。
扱われている「布地」は、「日本」の古く貴重な「烈地」の他、「仕事」や「プライベート」の「海外旅行」の際に「アンティックショップ」を覗いては買い貯めたという珍しい「布地」などもあるそうです。
「稲葉祥子」さんは、今回の「展示」に当たっては、
「普段は茶事における脇の主役であって、道具を保護し引き立てる役割の仕覆です。
ご存知のように仕覆づくりは地味な仕事ですが、その道具に合わせて布地を選択する時のワクワク感や布地に鋏を入れる時の緊張感、制作過程のドキドキ感、そして完成した時の達成感。
一針一針心をこめて縫い上げた作品の愛おしさは、格別なものがあります。」
と、熱い「思い」を語っているそうです。
「晩秋」の「紅葉」も鮮やかな「色づき」を見せる「庭園」の中、「色とりどり」の「茶道具」の「仕覆」等を愛でる「企画展」「稲葉祥子」・「茶の袋物展」「和の美・名物裂・茶道具の仕覆」。
この機会に「匝瑳市」「松山庭園美術館」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「稲葉祥子」「茶の袋物展」「和の美・名物裂・茶道具の仕覆」詳細
開催期間 11月2日(金)〜12月23日(祝・日)
開催会場 松山庭園美術館 匝瑳市松山630
営業日 金・土・日
営業時間 10時〜17時
入館料 大人800円 小中学生400円
問合わせ 松山庭園美術館 0479-79-0091
備考
「企画展」「稲葉祥子」「茶の袋物展」「和の美・名物裂・茶道具の仕覆」が開催されている「松山庭園美術館」では、11月23日(祝・金)11時〜16時に「錦秋のお茶会」を行うそうです。
「錦秋のお茶会」ですが、「本席」「濃茶」「紅葉狩り」「稲葉棟祥」、「立礼」「薄茶」「秋のコンサート」「松田宗和」が行われ、「お凌ぎ弁当」「入館料」込みで5000円(要予約)となっています。
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