本日ご案内するのは、近隣市「潮来市」「牛堀地区」で週末の10月6日(土)〜8日(祝・月)に開催されます「三熊野神社祭礼」です。
「潮来市」は、「茨城県」「南東部」に位置する「市」で、「霞ヶ浦(かすみがうら)」や「北浦」(2011年12月6日のブログ参照)、「常陸利根川」などに面した「水郷」で有名な「都市」です。
江戸時代に「利根川水運」の「港町」として栄え、現在は「水郷筑波国定公園」(8月3日のブログ参照)の一角となっています。
「潮来市」は、「前川あやめ園」(5月13日のブログ参照)を中心とした「アヤメ」(2011年5月27日のブログ参照)の「名所」や「川」を巡る「十二橋めぐり」(5月26日のブログ参照)といった「水郷」特有の「観光名所」を有するほか、「米栽培」を中心とした「農業」が盛んです。
また「鹿嶋市」、「神栖市」、「鉾田市」、「行方市」とともに「Jリーグ」・「鹿島アントラーズ」の「ホームタウン」となっています。
「潮来市」は、2001年4月1日に「行方郡」「牛堀町(うしぼりまち)」を編入し、「市制施行」しました。
「潮来市」に編入された、旧「牛堀町」は、「茨城県」「行方郡」に置かれていた「町」で、「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」の「常州牛堀」はこの辺りを描いたものだと言われています。
旧「牛堀町」は、「茨城県」の「南東部」、「霞ヶ浦」の「東端」に位置していました。
「三熊野神社」は、「潮来市牛堀」にある「神社」で、「御祭神」は「事解之男命(ことさかおのみこと)」、「奇御木野之命(くしみけぬのみこと)」、「速玉之男命(はやたまのおのみこと)」を祀っています。
「三熊野神社」「境内」ですが、「一の鳥居」から「参道」が「山手」に延び、先にある「二の鳥居」の「奥」の一番高いところに「社殿」が鎮座しています。
「社殿」の側には、「潮来市」「指定天然記念物」たる「大銀杏」が立ち、「境内社」として「稲荷神社」、「清龍神社」、「第六神社」が鎮座しています。
「三熊野神社」の「由緒」ですが、養老2年「下総国印旛富岡」の「熊野神社」の「御分霊」を「東山」に迎祀し、「三社大権現」と尊称。
「永山」の「東山日吉山王神社」から「三熊野神社」を「当地」に移祀とあります。
「三熊野神社祭礼」は、「水運」で賑わった「牛堀」の「繁栄」を物語る「華麗」な「秋祭り」です。
「提灯(ちょうちん)」に彩られた2台の「山車(だし)」が「通り」を練り歩く、「祭り囃子」が「川面」に響き渡ります。
「風雅」で「粋」な「祭り」の「光景」は、「牛堀」が古くから「佐原」や「江戸」と「文化」の「交流」があったことがうかがえます。
「三熊野神社祭礼」では、「仮宮」を設け「神輿」は「仮宮」で二泊し、「一区」と「二区」から「山車」がでます。
「三熊野神社」「神輿」は、「山車曳き」前に渡御が行われます。
「牛堀壹区」の「山車人形」は「桓武天皇」、「牛堀貳区」の「山車人形」は「嶋崎左右衛門丞長國」だそうです。
「山車」には「囃子連」が乗り込み「祭り囃子」を奏で「お祭り」を盛り上げます。
「山車」は勇壮に曳き廻され、「最終日」「総躍り」でクライマックスを迎えるそうです。
「潮来市牛堀」で行われる「華麗」な「秋祭り」「三熊野神社祭礼」を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか?
「三熊野神社祭礼」詳細
開催期間 10月6日(土)〜8日(祝・月)
開催会場 潮来市牛堀地区
問合わせ 潮来市観光商工課 0299-63-1111
備考
「三熊野神社祭礼」の「牛堀貳区」の「山車人形」の「嶋崎左右衛門丞長國」は、「牛堀」在の「豪族」で「嶋崎城」13代「城主」であったそうです。
天正12年には「麻生氏」を滅ぼすなど「天正年間」には様々な「合戦」を起こしたものの、天正19年に「常陸佐竹氏」の「謀略」により「滅亡」しているそうです。
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