ご予約・お問合せ 0479-23-5111(代) 受付時間)9:30〜20:00 チェックイン)15:30 チェックアウト)10:00
犬吠埼観光ホテルホームページ
波打ちぎわの天然温泉露天風呂
トップページ
■CALENDAR■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2024年11月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■POWERED BY■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■


携帯からもご覧いただけます

「大和芋」(多古町)
 本日二つ目にご紹介するのは、近隣市「多古町」の「特産品」「大和芋」です。

 「多古町」は、「北総台地」(下総台地)(7月10日のブログ参照)の「東側」に位置し、「東西」約14.5km「南北」11.5kmで「面積」は「県内町村」の中で「2番目」の「広さ」で「面積」は72.68平方kmです。
 「多古町」「中央部」を「南北」に流れる「栗山川」(2月18日のブログ参照)の「流域」は、「低地」で「水田地帯」が広がり「多古米」(9月16日のブログ参照)の「産地」となっています。
 「多古町」「北部」及び「東部」は「台地」が広がり「畑地帯」を囲むように「山林」が「緩傾斜面」となっています。

 「多古町」の「町の花」は「紫陽花(あじさい)」で、「町の木」は「山茶花(さざんか)」です。
 「町の花」「紫陽花」は、「町民」の「公募」により、「町村合併40周年」を記念して制定し、「多古町」の「名所」のひとつ「あじさい遊歩道」(6月4日のブログ参照)、「多古町」の「催し」のひとつ「あじさい祭り」(6月20日のブログ参照)など広く親しまれています。
 (平成6年11月23日制定)
 「町の木」「山茶花」ですが、「多古町」の「大地」を形成する「関東ローム層」、その「土壌」にもっともあった「樹木」が「山茶花」です。
 「山茶花」は、「民家」の「生け垣」などにも広く利用され、「町民」にとても親しまれていることから、「アンケート調査」の「結果」、「町」を象徴する「木」として選ばれたものです。
 (昭和50年制定)

 「大和芋」は、「中国」が「原産」といわれ、「日本」では「正倉院」の「文書」にもその名が登場するほど「歴史」のある「野菜」で、「漢方」では「滋養強壮剤」として活用され、「消化」にも優れた「スタミナ食」として食されています。
 「消化」が良く、「他」の「食物の消化」も助ける「大和芋」は昔から「滋養強壮」・「病後」の「回復食」に使われ、「衰弱体質」、「食欲不振」、「肺」による「せき」、「皮膚」の「乾燥」などには、「火」を通して「常食」すると「効果的」といわれ、「薬膳」では「糖尿病」によい「食材」とされています。

 一般に「ヤマノイモ」として「量販店」に売られている「長芋」や「大和芋」は元々は「外国」から導入された「栽培種」で、「原産地」は「中国」の「華南西部」といわれています。
 「イモ」の「形」から、「円筒棒状形」の「ナガイモ群」、「扁平」で「扇形」と「短系」の「棒状」の「ヤマトイモ群」、「球形」の「マルイモ群」に分けられます。
 「自然薯」は、「山野」に自生し、「さといも」や「稲」が渡来する以前は「主食」のひとつだったという「説」もあり、現在は「パイプ」で「栽培」もされています。
 「大薯(だいじょ)」は「為薯(ためいも)」ともいい、「沖縄」など「暖地」にみられます。

 「大和芋」(いちょういも)は「関東」では、「ヤマトイモ」と呼ばれ「粘り」があり、最近は「バチ形」より「ムキやすく」、「おろしやすく」、「歩留まりが良く」、「ネバリ・コク・味」が同様の「棒形」が「好評」で好まれており、主に「関東地方」を中心に栽培されています。
 「大和芋栽培」は「肥沃」な「土壌」と「気候」と「風土」を選び、「乾燥」に弱く、「栽培」がむずかしく、「産地」が限定されています。
 また「天候」により同じ「品種」でも「平いも」(イチョウ)や「棒状」になりますが、「栽培」の「技術」により、「棒状」でも「ネバリ」、「コク」、「味」が良く、そして「調理」や「加工」のため、「歩留まり」の良い「大和芋栽培」に取り組み努力しているそうです。
 また、「大和芋」は「収穫量」が少ない分、「栄養価」や「ネバリ」も高く、「貯蔵技術」の「確立」により「年間」を通して「旬」の「新鮮さ」と「周年出荷」を安定して確立しているそうです。
 「大和芋」は、「とろろ汁」、「山かけ」、「酢のもの」、「煮物」などの「和風」から、「和菓子」や「練りもの」類、「そば」の「つなぎ」、さらには「洋風」・「中華風料理」や「お酒」の「おつまみ」や「お好み焼き」などいろいろに利用されています。

 「多古町」で「多古米」と共に「力」を入れている「農産物」が「大和芋」です。
 上記のように「大和芋」は、「奈良」「正倉院」の「書物」に登場するほどの「歴史」をもった「野菜」です。
 「多古町」では昭和38年頃から「生産」を始め、「種芋」の「工夫」や「土」の「改良」を続け、現在では「作付け面積」200ha(ヘクタール)、「生産量」も「年間」約3500t(トン)を生産しています。
 「多古町」は、「千葉県内」「第1位」はもちろんの事、「全国」でも有数の「生産量」を誇っています。

 「関東」では、「イチョウ型」や「ばち型」、「棒型」の「形状」の「大和芋」が出回っています。
 いろいろな「形状」がありますが、どれも同じ「品種」で「ネバリ」や「風味」も同じ物です。
 この「形状」の「違い」は、「大和芋」の「育成時期」の「天候」によって「左右」されるそうです。
 「大和芋」は、最近では「棒型」の「大和芋」が「消費者」に好まれる「傾向」があるようです。

 「ネバリ」と「独特」の「風味」が絶妙な「多古町」の「名産物」「大和芋」。
 「多古町」にお立ち寄りの際には、「大和芋」をお買い求めてはいかがでしょうか?

 備考
 「多古町」では、「たこるんぱ」(2011年12月24日のブログ参照)といって「多古町」の「散歩コース」を奨(すす)めています。
 「道の駅多古あじさい館」(2011年12月24日のブログ参照)をスタートし、「田んぼ」の中の「道」を通り、「歴史」の「面影」を残す「中地区」へ。
 さらに、「食」と「情緒」を味わえる「まちなか」へ至る「散歩コース」を「紹介」しています。








| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1306 |
| 地域情報::成田 | 11:35 AM |

PAGE TOP ↑

(C) Copyright Inubozaki Kanko Hotel. All rights reserved.