本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」「香取護国神社」で明日、9月25日(火)に開催されます「香取護国神社秋季大祭」です。
「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、創建は「神武天皇」の「御代18年」と伝えられ、「香取神宮」の「御祭神」は「日本書紀」の「国譲り神話」に登場します「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」です。
「香取神宮」は「下総国一の宮」で、明治以前に「神宮」の「称号」を与えられていたのは、「伊勢」、「香取」、「鹿島」のみという「わが国」屈指の「名社」です。
「香取神宮」「本殿」・「中殿」・「拝殿」が連なる「権現造」の「社殿」は、「鹿皮」のような「色」をした「桧皮葺」の「屋根」に「黒塗り」の「姿」が実に美しい「建造物」になっています。
また「香取神宮」「宝物」の中には、「国宝」の「海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)」や「重要文化財」の「小瀬戸横桶釉狛犬(こせとおうゆうこまいぬ)」、「双竜鏡(そうりゅうきょう)」などがあり、「国」・「県指定」の「文化財」だけでも200点余を所蔵・所有しています。
「香取神宮」「境内」には、「摂社」、「末社」が多く祀られており、「摂社鹿島新宮」、「摂社奥宮」、「摂社匝瑳神社」、「末社六所神社」、「末社桜大刀自神社」、「末社裂々神社」、「末社市神社」、「天降神社」、「末社馬場殿神社」、「末社日神社」、「末社月神社」、「末社押手神社」、「末社璽神社」、「末社大山祇神社」、「末社諏訪神社」などを祀っており、「参道」の左手に「香取護国神社」が祀ってあります。
「護国神社」は、「国家」のために「殉難」した「人」の「霊」(英霊)を祀るための「神社」です。
「護国神社」は「各道府県」に建立され、その「道府県」出身ないし「縁故」の「戦死者」・「自衛隊」「殉職者」を「主祭神」としています。
「護国神社」は、明治時代に「日本各地」にされた「招魂社」が、1939年(昭和14年)の「内務省令」によって一斉に改称して成立した「神社」です。
「招魂社」の「名称」は、「招魂」が臨時・一時的な「祭祀」を指し、「社」が「恒久施設」を指すため、「名称」に矛盾があるとして、「護国神社」に改称されました。
「香取護国神社」は、「香取神宮」「参道」「左手」にあり、昭和21年9月創建されました。
明治以降の「国難」に殉じた「香取郡」出身の「御霊」を「御祭神」としています。
「香取護国神社」では、「春」・「秋」、二度の「例祭」(大祭)が行われています。
「香取護国神社秋季大祭」は、上記のように旧「香取郡市内」の「英霊」をお祀りする「香取護国神社」で行われる「秋」の「大祭」です。
「日清戦争」、「日露戦争」、「大東亜戦争」に出征され、「国」のために散華された「戦没者」を「御祭神」としてお祭りされており、「香取護国神社秋季大祭」当日は、「ご遺族」の「御参列」を頂き、「香取神宮」の「神職」が「祭典」をご奉仕するそうです。
また、「香取護国神社秋季大祭」では、「御霊」を「お慰め」する「浦安の舞」を「巫女」が奉奏するそうです。
「浦安の舞」は、「昭和天皇」の「御製」を「元」にした「神楽舞」で、「世界」の「恒久平和」を祈る「舞」だそうです。
なお「香取護国神社秋季大祭」は、どなたでも「御参列」することが出来るそうですので、希望の方は「香取神宮」「社務所」までお問い合わせ下さいとのことです。
「日本」を代表する「神宮」のひとつ「香取神宮」の「境内」に鎮座する「香取護国神社」で行われる「行事」「香取護国神社秋季大祭」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「香取護国神社秋季大祭」詳細
開催日時 9月25日(火) 11時〜12時
開催会場 香取神宮 香取市香取1697
問合わせ 香取神宮 0478-57-3211
備考
「香取神宮」「境内」にある「香取護国神社」近くには「要石(かなめいし)」があります。
「要石」は、「地中」の「大鯰(おおなまず)」をおさえ、「地震」を防ぐと伝えられる「霊石」です。
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地域情報::香取 | 08:43 AM |