本日ご紹介するのは、地元「銚子市」で昨日6月1日(金)〜7月1日(日)の期間開催されます「銚子入梅(にゅうばい)いわしまつり」です。
「入梅」とは「梅雨(つゆ)入り」を意味する言葉ですが、「歳時記」を記した「カレンダー」には毎年6月11日頃に「入梅」と記してあります。
この「入梅」は「雑節」(季節の移り変わりを把握したもので「節分(せつぶん)」「彼岸(ひがん)」「八十八夜(はちじゅうはちや)」など)のひとつで、あらかじめ「日付」が決まっています。
現在は「太陽」の「黄経」が80度に達した日が「入梅」ですが、以前は「立春」から数えて135日目、さらに「昔の暦」では「芒種」のあとの最初の「壬(みずのえ)の日」とされていました。
こうした日付は実際の「梅雨入り」とは異なりますが、「農作業」の「目安」として重要視されていました。
ちなみに「梅雨明け」のことは「出梅(しゅつばい)」というそうです。
「銚子漁港」(1月24日のブログ参照)は、全国屈指の「いわし水揚げ量」を誇る「港」で、中でも「梅雨時」の「マイワシ」は「入梅いわし」(5月17日のブログ参照)と呼ばれ、脂がのって「味」が美味しいことで知られています。
「銚子市」では「旬」の「魚」を使った「観光キャンペーン」ないし「観光イベント」ができないかと考え、昨年(2011年)から様々な取り組みを始めました。
その第一弾として、昨年に開催されました「銚子いわしまつり」(2011年7月29日のブログ参照)。
ちなみに「銚子いわしまつり」は、7月16日(土)〜8月31日(水)の期間開催されました。
「銚子いわしまつり」参加店は、「銚子駅エリア」6軒、「漁港エリア」5軒、「犬吠埼エリア」6軒、「356エリア」3軒の20軒が参加していました。
夏場の期間ということもあり、初の試みながら好評で1100食を売り切ったそうです。
前回の「銚子いわしまつり」に続く第二弾として「銚子入梅いわしまつり」が行われます。
「銚子市」で「梅雨時」に水揚げされる「いわし」を堪能できる「入梅いわしまつり」は、「銚子市内」14の「店舗」が、「統一メニュー」「入梅いわし丼膳」(1200円〜1600円)を販売します。
「統一メニュー」「入梅いわし丼膳」の「内容」ですが、「主食」は「入梅いわし」を使った「丼もの」1品、「副菜」は「いわし」を調理したもの1品、「汁物」は「いわし」を「具材」としたもの(「団子汁」等)1椀となっています。
また「銚子入梅いわしまつり」開催期間中、「統一メニュー」「入梅いわし丼膳」を食べていただいた方に、「オリジナルしおり」をプレゼントするそうです。
「梅雨時期」に「銚子港」に水揚げされ、最も脂がのって美味しい「入梅いわし」。
美味しい「いわし料理」を食べに、「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「銚子入梅いわしまつり」詳細
開催期間 6月1日(金)〜7月1日(日)
開催会場 入梅いわしまつり参加店 銚子市内各所
問合わせ 銚子いわしまつり・生まぐろまつり実行委員会 (銚子市産業観光部観光商工課観光班) 0479-24-8707
備考
「銚子入梅いわしまつり」の「パンフレット」に描かれている「縞柄(しまがら)」は、「千葉県指定無形文化財」「千葉県伝統的工芸品」である「銚子ちぢみ」(1月11日のブログ参照)の「いわし柄」だそうです。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1137 |
|
地域情報::銚子 | 11:13 AM |