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「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」(銚子市)
 本日ご紹介するのは、地元「銚子市」の「景勝地」のひとつ「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」です。

 「屏風ヶ浦」とは、「銚子市名洗町」から「旭市上永井」の「刑部岬(ぎょうぶみさき)」までの「海岸線」に連なる「断崖絶壁(だんがいぜっぺき)」、延々と10kmにわたる「海食崖」(「海岸の絶壁」)のことです。
 「屏風ヶ浦」は、「イギリス」と「フランス」の間にある「ドーバー海峡」(「英仏海峡」)にある「白い壁」(「崖」)に似ていることから、「東洋のドーバー」とも呼ばれ、「水郷つくば国定公園」に属しています。
 「屏風ヶ浦」の「迫力」ある「風景」は「ドラマ」・「CM」・「映画」・「プロモーションビデオ」などの「ロケ地」としても好まれています。

 「屏風ヶ浦」の「高さ」35m〜60mに及ぶ「岸壁」は、かつては「海底」であった「層」(「砂岩質」の「岩」の部分)の上に「関東ローム層」の「赤土」(「火山灰」が積もった「鉄分」が赤く酸化したもの)が堆積したものである。
 崩落した「岩」を見ると、「貝殻」などの「化石」や、かつてそこで生活していた「生物」の「痕跡」が残っています。
 崩落した「石」は「潮流」に乗って「九十九里浜」(5月11日のブログ参照)へと流れて行き、「海岸」に打ち上げられる、「九十九里」では「飯岡石」と呼ばれています。
 「砂岩質」の「土壌」が弱いのと、打ち寄せる「波」の「強さ」もあって、「有史」以来数キロに渡って「岸壁」は削られているそうです。

 「銚子市」との「境界」付近にはかつて「通蓮洞」(「風蓮洞」)と呼ばれる「海岸侵食」によるものと思われる「洞窟(どうくつ)」も存在していたが、現在ではほとんど埋没しています。
 「消波ブロック」の「設置」後、「陸地後退」は緩やかになりましたが、代わりに「九十九里浜」の「侵食」が「問題」となっているようです。

 「屏風ヶ浦」は、「海辺」から「広範囲」にわたって「地層」の様子を観察できる場所は少ないため、非常に貴重な存在であるそうです。
 なお、「波」による「遭難」の「危険」を伴うため、実際に観察できる「場所」(「銚子マリーナ」など)は限られています。

 「屏風ヶ浦」は、過去700年間で6kmの「陸地」が浸食されており、かつて平安時代末期には、「源義経(みなもとのよしつぬ)」「家臣」の「武将」「片岡常春」の居する「佐貫城」がありましたが、その「城址」は「海中」に没してしまったそうです。

 「屏風ヶ浦」は「夕陽」の美しい「ビュースポット」としても知られており、特に「秋」から「冬」にかけ、「屏風ヶ浦」の「先端」に沈む「夕陽」は一見の価値があります。
 また「屏風ヶ浦」では、年に何度か「西風」の強い日に遠く「海上」に「富士山」の「姿」が見えて感動的な「風景」が現れるそうです。

 粗削りで雄大なスケールを持つ「屏風ヶ浦」。
 「銚子市」また「犬吠埼」にお出かけの際には「足」をのばして「海岸の絶景」を見に訪れてみてはいかがでしょうか?

 備考
 「屏風ヶ浦」をご覧いただける場所としては、「銚子マリーナ海水浴場」がおすすめです。
 また「東洋のドーバー」と呼ばれる「屏風ヶ浦」の上を走るのが、「県道286号線愛宕山公園線」は、以前「千葉県道路公社」が管理する「銚子有料道路」でしたが、2003年に「無料」になり、2008年に「銚子ドーバーライン」という「愛称」がつきました。
 「銚子ドーバーライン」は「屏風ヶ浦」の上を走るので、「屏風ヶ浦」の「崖自体」は見えません。













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| 地域情報::銚子 | 11:24 AM |

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