本日ご紹介するのは、近隣市「潮来市」「あやめ」の「名所」「前川あやめ園」です。
「前川あやめ園」は、「茨城県潮来市」にある「公園」で、毎年6月に行われる「水郷潮来あやめまつり大会」の「メイン会場」となっており、1976年(昭和51年)4月に開園しました。
「潮来市」の「潮来市営あやめ園」は、全部で35843平方メートルあり、その中に「前川あやめ園」があります。
「潮来市営あやめ園」内には「前川あやめ園」のほか、「浅間下あやめ園」、「常陸利根川あやめ園」の計3箇所があり、その中で中心的なのが「前川」沿いにある「前川あやめ園」です。
「前川あやめ園」内には、何種類もの「アヤメ」(花菖蒲)(2011年5月27日のブログ参照)が植えられており、約500種100万株の「白」、「紫」、「黄」の色とりどりの「あやめ」が咲き誇ります。
なお「潮来」の場合、「品種的」に「花菖蒲」が一番多いそうです。
「潮来」の「あやめ」ですが、例年5月下旬から咲き始め、一番の見頃は6月中旬(例年6月10日頃)だそうです。
毎年5月から開催されます「水郷潮来あやめまつり大会」(2011年5月24日のブログ参照)期間中には「前川あやめ園」は「メイン会場」となり、「嫁入り舟」や「あやめ踊り」、「ろ漕ぎ舟遊覧」など様々なイベントが開催されます。
また「前川あやめ園」には、「潮来笠記念碑」や「潮来花嫁さん記念碑」が設置されています。
そこでは「歌手」の「橋幸夫」さんの「潮来笠(いたこがさ)」や「花村菊江」さんの「潮来花嫁さん」の「曲」を聴くことができます。
また「前川あやめ園」「前川水門橋」の脇には、「潮来あやめの碑」があり、「碑」には「潮来出島の まこもの中に あやめ咲くとは しほらしや 光圀」と書かれています。
「碑」は、「徳川光圀」公が元禄12年に、当時の「板久村(いたくむら)」(現在の「潮来市」)に訪れた際に、歌った「句」なのだそうです。
またその際に、この地を訪れた「徳川光圀」公が、「板久」から「潮来」へ地名を改名し、全国に「水郷潮来」をアピールしたと伝えられています。
当時の「潮来」は「水運交通」の「要所」であり、「銚子口」から「船」(「物資」)で入ってきてここから様々な物が「江戸」や「各地」に「川」を上り運ばれて行き、「潮来市」周辺は「川」を行き交う「舟」で全盛期を迎えていたそうです。
「水郷潮来」の「あやめの名所」「前川あやめ園」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「前川あやめ園」詳細
所在地 茨城県潮来市あやめ1-5
問合わせ 潮来市観光商工課 0299-63-1111
備考
「潮来市」の「潮来」の「由来」ですが、昔から「板久」(現「潮来市」)まで「海水」が流れ込んで、その様子を、「潮」が「来る」ところで「潮来」と書き、「いたこ」としたそうです。
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