本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「藤まつり特設会場」で明日、5月1日(火)〜13日(日)の期間開催されます「第12回おせん様の藤まつり」です。
「匝瑳市」「匝瑳」の「由来」は、「匝瑳」という「地名」は、現存のものでは、「奈良」「東大寺」「正倉院」に伝わる「庸調(ようちょう)」(「朝廷」に納めた「特産物」)に見られる天平13年(731年)の記録が最も古いとされています。
「匝瑳」という「地名」の「由来」は、平安時代前期の「歴史書」「続日本後紀」によれば、5世紀の終わり頃から6世紀のはじめにかけて、「畿内」(現在の「近畿地方」)の「豪族」であった「物部小事(もののべのおごと)」という「人物」が、「坂東(ばんどう)」(現在の「近畿地方」)を征した「勲功」によって、「朝廷」から「下総国」の一部を与えられ「匝瑳郡(さふさごおり)」とし、「小事」の「子孫」が「物部匝瑳」氏を名乗ったと伝えられています。
「匝瑳市木積地区」は、「ふじの里」として知られ、「木積地区」の随所で数百本を数える「ふじ」の「花々」が見られます。
(約250株の「藤の木」があります。)
特に「龍頭寺」(2011年5月2日のブログ参照)では、樹齢100年の立派な「大藤」が見られるそうです。
「ふじの里」「木積地区」では、「福箕(ふくみ)」を創造された「加納おせん様」への「感謝」と「ふじの木」への「御礼」をこめた「おせん様のふじ祭」が開催されます。
「木積地区」は、今から約700年前、1339年10月13日「木の芽峠」(福井県)の雪の中の戦いに敗れた「新田義貞」の「家臣」16人が1339年より移り住んだ「集落」なのだそうです。
その「木積地区」で約300年前の江戸時代元禄期、「加納おせん」が、「福箕」を創造し、以後「木積地区」の「伝統工芸品」となって伝っています。
以降「木積地区」の「藤箕づくり」は、「国」の「重要無形文化財」に指定されているそうです。
「木積地区」には、「龍頭寺」の「大藤」、「円実寺」の「大つつじ」、300本の「藤棚」など「おせん様のふじ祭」期間中に見処になる「名所」が多くあります。
「第12回おせん様のふじ祭」は、元禄時代「おせん様」により考案された「木積箕」の「素晴らしさ」と「おせん様」と「木材」となる「藤の木」への感謝する「お祭」です。
「第12回おせん様のふじ祭」の「ふじ祭」期間は5月1日(火)から13日(日)で、5月5日(祝・土)・6日(日)にイベントを開催。
5月5日(祝・土)は「国の重要無形民族文化財」「木積箕伝承教室」と「実演・体験」、「米運び競争」、「おせん様のふじ祭歌謡ショー」を、5月6日(日)は「国の重要無形民族文化財」「木積箕伝承教室」と「実演・体験」、「米運び競争」、「おせん様のふじ祭歌謡ショー」が行われます。
「ふじの里」に伝わる「伝統工芸」「木積の福箕」と鮮やかに「紫の花」が色付く「大藤」。
「おせん様のふじ祭」の行われるこの機会に「匝瑳市木積地区」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第12回おせん様の藤まつり」詳細
開催期間 5月1日(火)〜13日(日)
開催時間 10時〜
開催会場 藤まつり特設会場 匝瑳市木積57
問合わせ 実行委員会 0479-73-1514 ゆうきさん
備考
「藤」は「子宝」や「延命」の「生命力」を持ち、「不二」(無事)とも言われとても「縁起」の「良い木」です。
「木積地区」の「藤」の「名所」「龍頭寺」には、貞治2年(1363年)の「板碑」、「観音堂」の「11面観音」、境内にある「白山神社」に「樹齢」700年の「長寿」・「円満」の「ご神木」「夫婦大杉」があり、「龍頭寺」の「境内」には、「加納おせん」の「お墓」もあります。
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地域情報::匝瑳 | 10:56 AM |