本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「東庄町」にある「つつじ」の「名所」「雲井岬つつじ公園」です。
「雲井岬つつじ公園」は、「東大社」(2011年4月24日のブログ参照)の「裏山」にあり、「春」になると全山が「つつじ」の花に埋まってしまうほどなのだそうです。
「東大社」は、「香取郡東庄町」(「下総国香取郡」)にある「神社」で、旧「社格」は「県社」です。
「東大社」は「玉依姫尊」を「主祭神」とし、「鵜葺草葺不合尊」を配祀しています。
「東大社」は「景行天皇」が「東国巡幸」の折に、「春臣命」に命じて「一社」を造営、「玉依姫尊」を祀って「東海の鎮護」としたことが始まりであるといわれています。
以来「歴代天皇」の「崇敬」が篤く、康和4年(1102m)に「堀河天皇」より「総社玉子大明神」の「称号」を受け、享徳3年(1454年)には「後花園天皇」から「勅額」が贈られています。
「歴代天皇」の他、寿永3年(1184年)「源頼朝」が「御厨一処」を寄進し、「徳川家康」も天正10年(1591年)に「神領」10石を寄進しています。
また「下海上」の「総社」として「東荘」の「総氏神」として遠近の「信仰」が篤く、特に「東氏」は「社殿」を造営、現在の「社殿」を造営しあるいは「神領」を奉納するなど代々崇奉したそうです。
応永2年(1395年)に「東左馬助胤家」が「社殿」を造営、現在の「社殿」ですが、「本殿」は文政9年(1826年)に、「拝殿」は文政10年(1827年)に再建されたものなのだそうです。
明治6年(1873年)「郷社」に列し、大正8年(1919年)には「県社」に列しました。
「雲井岬つつじ公園」は「自然公園」で、「東大社」の「神苑」として開かれたところで、見処は「雲井岬つつじ公園」の突端からは素晴らしい景色が望めます。
「雲井岬」という「地名」のとおり、「公園」の一番奥の切り立った「崖」が、そこが昔「岬」だった「地形」を残し、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)を望むことができます。
「東大社」の「神苑」だった広大な敷地は、現在「つつじ公園」として、「おおむらさき」「やまつつじ」「琉球」など約3000本の「つつじ」が植えられております。
「つつじ」の見頃は、5月上旬から中旬で、品種によって「開花の時期」が多少違いますので、長い期間楽しめるそうです。
大きな「株」を形成する「つつじ群」は、まるで「迷路」のようです。
「雲井岬つつじ公園」の「つつじ」のシーズン(咲く時期)になると、「つつじ祭り」(2011年4月29日のブログ参照)が催され、600個の「ボンボリ」に「灯」が入り「夜」も美しい「花」を楽しめ、「幻想的」な「夜の花見」ができるそうです。
また「つつじ祭り」の期間中の「日曜日」には「イベントデー」として、「安心」・「安全農産物」や「産直品」の「販売」や、「模擬店」などの「テント村」を設営し、「ミニステージ」では、「ものまねショー」や、「郷土芸能」の「発表」などもあり、おまつり気分を演出しているようです。
「歴史」ある「東大社」の「神苑」(「神領」)であった「雲井岬つつじ公園」。
鮮やかな咲いた「つつじ」が見頃を迎える「東庄町」の「自然公園」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「雲井岬つつじ公園」詳細
所在地 東庄町宮本434
問合わせ 東庄町まちづくり課産業振興係 0478-86-1111
備考
「雲井岬つつじ公園」では、「桜」も楽しむことができ、「見頃」の4月上旬には「花見」を楽しむ方で賑わうそうです。
「東大社」の「歴史」や「東氏」の「歴史」について「観光ボランティアガイド」の方を依頼することができます。
「観光ボランティアガイド」は一週間までに予約が必要だそうです。
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地域情報::香取 | 04:13 PM |