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「高松湯立て」(富里市)
 本日ご案内するのは、近隣市「富里市」「高松香取神社」で明後日(あさって)の4月5日(木)に開催されます「高松湯立て」です。

 「高松香取神社」のある「富里市高松」は、江戸時代に「継立場(つぎたてば)」と「宿(しゅく)」があり、「佐倉藩」の「役人」が「佐倉」と「木戸小屋」までの「往路」で、くつろげる場所であったと思われています。
 「みどりや」、「ふじや」、「まつや」の3軒の「宿」があり、昼食を取ったり宿泊をしたりと、「富里」では「根木名」とともに重要な役割を果たしていたところであったそうです。
 また、「継立場」と「宿」があったところは「北盛松(きたさかりまつ)」と「南盛松」という「地名」で、昔は高い「松」が茂って、旅人の目印になっていたそうで、「高松」という「地名の由来」になっているそうです。

 「高松」には「門戸(かど)」という「小字名」があり、「門戸」には「普門寺」があり、明治6年には「高松小学校」が開校、その後明治31年から昭和20年ころまで「私立高松学館」があったそうです。
 また「門戸」には「香取神社」があり、4月5日に「湯立て神事」が行われることで知られており、「五穀豊穣」と「無病息災」を願うものとして行われています。
 「湯立て神事」では、「香取神社」に「祝詞(のりと)」と「玉串(たまぐし)」を上げ、「大釜」で「湯」を立たせて「豊作」を占い、「笹」で「湯」をかけたり、その「お湯」を飲むと「病気」にならないといわれています。
 また「湯立て」に使った「笹」は来た人に配られ、「家」に持ち帰り「荒神様(こうじんさま)」に供え、「炭」は「家」の「門」(ジョウボ口)の「角」に置いて「火事避け」にするそうです。

 「湯立て」は、日本古来からの「神事」で、別名「湯の花の神事」ともいわれています。
 「高松の湯立て」は、「高松香取神社」の境内「拝殿」前の庭にて、「荒菰」を敷き、「神主」が「大釜」に「湯」を沸かし、「笹」をもって「我が身」(氏子)や「参列者」にふりかける「式」で、「無病息災」、「五穀豊穣」を祈願して行います。

 「春の訪れ」を告げる「富里市高松」の「伝統行事」「高松の湯立て」。
 「高松の湯立て」の行われる「高松香取神社」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「高松湯立て」詳細

 開催日時 4月5日(木) 13時頃

 開催会場 高松香取神社 富里市高松101

 問合わせ 富里市生涯学習課 0476-93-7641

 備考
 「高松香取神社」行きの「バス」は、「京成線京成成田駅」より出ており、「バス」で約30分「住野四ツ角」下車「徒歩」約20分となります。

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