本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「松山庭園美術館」で来週の週末3月16日(金)〜4月15日(日)の期間開催される「企画展」「此木三紅大」「アニマルの謝肉祭展」です。
「松山庭園美術館」(2011年2月25日のブログ参照)は、「匝瑳市」にある「画家・彫刻家」の「此木三紅大(このきみくお)」氏が主宰する「私設美術館」です。
「松山庭園美術館」には、約2000坪ある「敷地」に、四季折々の「樹木」「草木」が咲き誇り、風情がある「庭園」もあることでも知られています。
「此木三紅大」氏は、1937年東京に生まれ、「武蔵野美術大学」卒業後、「国画会展新人賞」を受賞後、「ローマアカデミア美術大学」に留学し、「モンタマリーニ」に師事、卒業。
ヨーロッパ、中近東、東南アジアを巡遊して帰国。
1976年「青枢会」創立「代表」、80年「日本扇面芸術協会」「代表」となり今日に至っています。
この間、1976年「芸術選奨新人賞」、1978年「芸術選文部大臣賞」にそれぞれノミネート。
1977年「中国視察旅行」、1981年「イコン展」、1985年「船橋西部美術館」において「個展」を開催。
1972年「大石寺」「正本堂壁画」「太陽の図」、1979年「ハクビ教育文化会館」に「壁画」、1981年「広宣寺」「障壁画」、「大久保邸」「障壁画」、1982年「天鼓」「障壁画」を完成します。
更に1986年「群馬町庁舎」「壁画」制作、1987年「韓国」で「石彫」を制作、1988年「東京都立東村山ナーシングホーム」に「陶板」による「壁画」、1990年「神奈川県大和市温水プール」内「外壁画」を「工芸ガラス」で制作、1994年「神奈川県座間市立市民体育館」に「ステンレス」による「彫刻」・「ステンドグラス」と「石」による「レリーフ」・「金属レリーフ」を制作、1995年「神奈川県大和市」「広域大和斎場」に「ガラス」と「金属」による「レリーフガラス絵」「レリーフ・サンドブラスト大窓」・「黒御影石」と「ステンレス」による「レリーフ」などの製作にあたっています。
また、「銅版画集」「青想」その他、「石版画集」・「銅版画集」や「画文集」「アトリエの茶廊」(1986年)などを出版、「雑誌」「ジュノン」連載「アニマルの謝肉祭」に24か月にわたって「銅版画」による「挿絵」を担当しています。
ほかにも「陶芸」にも手掛けるなど幅広い「作家活動」を展開しています。
常に「日本美術界」の「異端」として、「芸術生命」を掲げて若い「芸術家」集団の指導にあたっているそうです。
「松山庭園美術館」では、年間を通し、様々な「展覧会」を開催しており、現在(3月10日)「前田嶋之助雲流書道展〜没後17年・芸術的独自の書体を追求した書家〜」(2月8日のブログ参照) が明日(3月11日)まで開催しています。
今回ご紹介する「展覧会」(企画展)は、「此木三紅大」・「アニマルの謝肉祭展」です。
この「展覧会」は「此木三紅大」氏の「版画展」で、「小説家」・「赤江瀑」著の「アニマルの謝肉祭」に「挿絵」として精力的に製作された「油彩画」、「素描」など50点を展示。
ユニークで幻想的な世界になっている「作品」が多い「展覧会」(企画展)になっているようです。
「匝瑳市」の風情がある「庭園」のある「此木三紅大」氏の「作品」溢れる「松山庭園美術館」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「此木三紅大」・「アニマルの謝肉祭展」詳細
開催期間 3月16日(金)〜4月15日(日)
開催会場 松山庭園美術館 匝瑳市松山630
開館時間 10時〜17時 (金・土・日・(祝)のみ開館)
入館料 一般 800円 小中生 400円
問合わせ 松山庭園美術館 0479-79-0091
備考
「松山庭園美術館」は、「田んぼ」の中の小高い「丘の上」にあり、「日本庭園」の中、「松」と「芝生」のコントラストが美しく、その中に点在する「彫刻」たちと至るところで「芸術家」「此木三紅大」氏のセンスを楽しめます。
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地域情報::匝瑳 | 08:23 AM |