本日二つ目にご紹介するのは、近隣市「印西市」の「世界一大きなせんべい」です。
「印西市」は、「東京」の「都心」から約40km、「千葉市」から約20km、「成田国際空港」から約15kmに位置し、三方を「利根川」、「印旛沼」、「手賀沼」に囲まれた「水」と「緑」豊かな「市」です。
「印西市」は周辺の「佐倉市」、「四街道市」、「白井市」、「八街市」、「成田市」、「富里市」、「酒々井町」、「栄町」と合わせて「印旛地域」と称されています。
「印西市」の隣接する「自治体」は、「柏市」、「我孫子市」、「白井市」、「八千代市」、「佐倉市」、「成田市」、「印旛郡栄町」、「印旛郡酒々井町」、「茨城県北相馬郡利根町」となっています。
「茨城県北相馬郡利根町」とは、直接的な往来は出来なくなっていて、「我孫子市」または「印旛郡栄町」を経由する必要があります。
「千葉県」で「他県」と接していながら直接的な往来ができない「自治体」は、「印西市」のみです。
「印西市」は、江戸時代には「利根川」の「水運」が盛んで、「物資移送」や「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)、「息栖神社」(2010年11月7日のブログ参照)の「東国三社詣」(2010年10月23日のブログ参照)などで「木下(きおろし)街道」付近にあった「木下(きおろし)河岸」が栄えていたそうです。
現在の「印西市」「木下(きおろし)地区」では、かつて「利根川」の「水運」で栄えた江戸時代に、「旅人」に「せんべい」を売っていた記録があり、古くから親しまれている「木下せんべい」を更に多くの方に知ってもらい、地域の活性化、「印西市」の知名度アップにつながっていくようにするために、「印西観光協会」、「印西市商工会」、「印西市」、「ボランティア団体」などでつくられている「印西市民まつり実行委員会」は、昨年(2011年)10月22日(土)に「イオンモール千葉ニュータウン」「屋外駐車場」で開催されました「印西市民まつり」(2011年10月21日のブログ参照)の中で「手焼きせんべいギネス挑戦」(炭火で世界一大きなせんべいを焼く)を行いました。
「手焼きせんべいギネス挑戦」では、惜しくも目標としていた「大きさ」に3cm足りず「ギネス世界記録」(Guinness World Records)に認定されませんでした。
ちなみにこれまでの「世界一大きいせんべい」に認定されている「世界記録」を持っていたのは「山梨県大月市」の「直径1.3m」の「せんべい」でした。
「印西市民まつり実行委員会」では、昨年(2011年)11月15日・16日に「木下せんべいギネスに挑戦」に再度挑戦。
記録達成に際し、「印西市民まつり実行委員会」メンバーは、「生地作り」から「大きいせんべい」を焼く「金網」、「ドラム缶」を半分に切ったものを「炭火焼」に使いと、試行錯誤を積み重ねていったそうです。
記録挑戦日、11月15日に直径1.8m、約15kgの「うるち米」の「生地」を作り始め、16日に「生地」を「金網」にはさみ数分ごとに裏表と慎重にひっくり返しながら約1時間(50分)かけて7人がかりで焼き上げました。
「木下せんべいギネスに挑戦」「世界一大きいせんべい」の測定結果は、直径1.6m。
「せんべい」はサイズを測り、記録を証明する「写真」が撮影された後、「秘伝のたれ」を塗り、細かく割って「市民」の皆さんに振る舞われたそうです。
そして今年(2012年)1月20日(金)、「印西市民まつり実行委員会」で作った「木下せんべいギネスに挑戦」(炭火で世界一大きなせんべいを焼く)で、「世界一大きいせんべい」として、「イギリス」の「ギネスワールドレコード社」より「ギネス世界記録」(Guinness World Records)に登録(認定)されました。
なお「ギネス世界記録」認定を受け、「印西市民まつり実行委員会」「山口道博」実行委員長は、1月24日に、「印西市役所」を訪れて、「山崎山洋」市長に報告しています。
「印西市民まつり実行委員会」の皆さんの諦めず工夫を凝らした結果、「世界一大きいせんべい」は、世界に認められました。
「世界一大きい木下せんべい」を見に「印西市」に立ち寄ってみませんか?
備考
「ギネス世界記録」(Guinness World Records)「認定書」(写し)は、「印西市役所」「ロビー」・「印西市観光情報館」に、「せんべい」の「原寸大」の「パネル」は「印西市役所」「ロビー」、「記録挑戦時」の「写真」は「印西市観光情報館」にそれぞれ展示しています。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=951 |
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地域情報::成田 | 11:55 AM |