本日二つ目にご案内するのは、となりまち「旭市」「玉崎神社」で明後日(あさって)の2月3日(金)に開催されます「節分豆まき」「とんど焼祭」です。
「玉崎神社」(1月1日のブログ参照)は「旭市飯岡」に鎮座している「下総国二宮」の「論社」です。
「玉崎神社」の「御祭神」は「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」で、「日本武尊」で、「社伝」によると、「景行天皇」の四十年(111年)、「日本武尊」が「東征」の際、「玉の浦」の「東端」、「玉が崎」に創祀されました。
中世には「下総国二宮」とも称され、「龍王崎」の地にありましたが、天文年間に兵火に遇い、積年の「海蝕」を避け、現在地に移したと伝えられています。
「上総国一宮」「玉前神社」とともに「九十九里浜」を鎮護する「神社」として広く崇められ、「佐倉藩」「藩主」「堀田氏」、「久留里藩」「藩主」「黒田氏」や「国学者」の「平田篤胤」、「大國隆正」が参拝しており、近年には、「画家」「竹久夢二」のほか、「漁業関係者」など多くの「信仰」を集めています。
「節分祭」では、日の暮れた夕刻に、「神庭」では「お焚き上げ」と称し、「古神札」・「〆縄」・「門松」が焼かれ、この「火」にあたると「無病息災」になるといわれているそうです。
この「火祭り行事」を「トンド焼き」(「どんど焼」)と呼ばれているそうです。
「どんど焼」とは、「一般的」に「田んぼ」や「空き地」に、「長い竹」(おんべ)や「木」、「藁(わら)」「杉の葉」などで作った「やぐら」や「小屋」(どんどや)を組み、「正月飾り」、「書き初め」で飾りつけをしたのち、それを燃やし、「残り火」で「柳の木」や「細い竹」にさした「団子」、あるいは「餅」を焼いて食べるという内容で行われている「行事」だそうです。
他の地方では最北端は「秋田県」、最南端が「鹿児島県」で実施されているそうですが、旧暦の「正月」にあたる1月14日・15日前後に行われることが多いようです。
また「玉崎神社」「節分祭」では、「神前」に「斎弓」を供え、「鳴弦」をもって四方を祓い、「年男」が「福豆」とともに
「氏子商家」から奉納された品々をまくそうです。
「節分祭」では「老若男女」がこれを拾い、夜半まで賑わうようです。
「旭市飯岡」の「古社」「玉崎神社」「節分祭」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「節分豆まき」「トンド焼祭」詳細
開催日時 2月3日(金) 18時〜
開催会場 玉崎神社 旭市飯岡2126
問合わせ 玉崎神社 0479-57-2278
備考
「玉崎神社」には、「昭和天皇」「御製碑」があり、「あめつちの 神にぞいのる 朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を」とあります。
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